なおこの2007年ベストほんやく本 |
- 日時: 2008/01/07 20:10
- 名前: なおこ
- あけましておめでとうございます。
上半期ベストに続いて参加させていただきます。
1.「百年の孤独」ガブリエル・ガルシア・マルケス 上半期の1位がそのまま今年を代表する1冊になりました。 名作といわれる作品には、それだけの理由があるものなのかしらね…となんだか納得されられました。
2.「カラマーゾフの兄弟」フョードル・ドストエフスキー 話題の新訳で、意外と夢中で読みました。 名作といわれる作品には(以下略)
3.「アフリカの印象」レーモン・ルーセル 世の中にはこんな愛すべき奇人がいるのですねえ。 こちらで教えていただかなかったらおそらく読むことはなかった1冊。感謝です。
4.「雪」オルハン・パムク もっと上位でもいい気もするのですが、なんとなくルーセルを3位までに入れてあげたかったので…パムク様すみません。
5.「さくらんぼの性は」ジャネット・ウィンターソン 皆さんが灯台守を読む中、私はこちらで初ウィンターソンでした。 有名な作品なのに、「私だけの宝物」としてしまっておきたいような、なんだかキラキラとしたパーソナルな感動がありました。うまく言えませんが。
後は順不同で、「夜愁」サラ・ウォーターズ、「その名にちなんで」ジュンパ・ラヒリ、「四十一炮」莫言、「ロリータ」ウラジミール・ナボコフ(若島訳で)「冬の夜ひとりの旅人が」イタロ・カルヴィーノなど。
年末年始をまたいで読了の「アレクサンドリア四重奏」、翻訳を待てずに2006年に原書で読んでしまったマキューアンの「土曜日」も気持ち的には入れてしまいたいんですが、やっぱりここは「2007年に読んだ本」限定で。
今年もまた沢山の本に出合えますように♪
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