Re: 坤の2007年ベストほんやく本 ( No.1 ) |
- 日時: 2008/01/08 14:45
- 名前: おはな
- お〜小説じゃないブーヴィエランクイン!嬉しいです〜。ナボ短篇全集も入っているじゃないですかっ。
私的にはYA括りの「ベルリン…」がトップに来てやられました。普段からこのジャンルは避けがちなのに珍しく読んだんですよ、別のを。くすん、ベルリンにすればよかったです‥。 変○おすすめの『選ばれた女』、そんなお誘いに引っかかりたくはないけど、本屋のマイリストにずっと入れっぱなしです。できることなら借り物で済ませたいけど、分厚いしなぁ、考えちゃうなぁ。えっ読むつもりになっている‥?(笑)。
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Re: 坤の2007年ベストほんやく本 ( No.2 ) |
- 日時: 2008/01/09 21:33
- 名前: すみ&にえ
- 参照: http://park8.wakwak.com/~w22/
- 坤さん、ご参加ありがとうございます♪
おおっ、ベルリン三部作の「1945」が1位ですか。私たちはまだ一冊。もちろん、他の2冊も読みますとも。こういう本ってホントに読む価値ありって気がしますよね。「ガラスの宮殿」もまたそういう点では共通するかも。たしかにご指摘のところはちょっとでしたが、それをはるかに上まわるものがありましたよね。 「選ばれた女」は擦れ違いの連続で、読み損ねてしまったんですよね。そうか〜、あの変態本好きの方に勧めたくなるほどの出来栄えですか。これはやっぱり読まねばですねえ。最後にフェルナンド・ペソアが入っているところがいいなあ。私たちもそういうまとめ方がしたかった(笑)
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Re: 坤の2007年ベストほんやく本 ( No.3 ) |
- 日時: 2008/01/10 03:07
- 名前: ブー介
- ベルリン〜はちょっとまだ踏ん切りつかないんですけれども、ツヴァイクとプラトーノフのはぜひとも読んでみたいです。ヨーロッパの良心……気になる。
選ばれた〜、砂時計、不安〜は他人にはおススメしづらいけど、それぞれ味のある作品でしたよね。みんな好きです。
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Re: 坤の2007年ベストほんやく本 ( No.4 ) |
- 日時: 2008/01/10 21:37
- 名前: 坤
- 参照: http://yonosk.at.infoseek.co.jp/
- >おはなさん、こんばんは〜。
ブーヴィエの行動には何か潔さを感じますね。その点チャトウィンは行動を通じて考えようとしているつーか、ある意味俗気を残しているというか、西洋的。ブーちゃんは芭蕉に通じるような気がします。 「ベルリン…」はねえ、ここまで自分の生きている「国」と正対するということがなかなかできないだろうと思います。 「鰓腫れ女」は選ばれたら災難の典型みたいなものですけど、万一選ばれちまったときの心構えとしてはいいかも知れませんぜ〜。
>すみさんにえさん、今回もおじゃま様です〜の永久幹事ご苦労様です〜のまた6月もよろしく〜というのは気が早すぎるか。 「ガラスの宮殿」は三部作くらいにして、それぞれの世代のイベントを区切ったらもっと締まったのではないかという感じもしましたけど、象使いからアウンサン将軍(スーチーさんの父)などの動向も描かれて、各時代ともよく網羅して書いたものだと感心しましたね。実はゴーシュの前作はそれほど評価してなかったのだけど、力のある作家だったわけですなー。もっともペソアみたいにまとまりも何もはじめからなくとも、妙に訴える作品もあったりするわけで、まったく本の世界は不思議です
>ブー介さん、こんばんは〜。 『昨日の世界』は亡命者ツヴァイクの白鳥の歌というところでしょう。彼は没落するヨーロッパと心中するつもりだったのかも。ロートとはまた違った立場で観察している、というより、ロートについてはまったく言及していないところがもしかするとプライドなのかなーと思えたりもして。 プラトーノフは岩波文庫の「作品集」が入手しやすいと思います。百均ででも、中公版の古い全集本が見つけられればいいのですけど。
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