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ききみみずきんの2007年ベストほんやく本
日時: 2007/12/31 22:41
名前: ききみみずきん

第1位
ジェイン・エア 上&下
C・ブロンテ
2006 光文社

第1位
嵐が丘
エミリー・ブロンテ
鴻巣 友季子訳

第3位
プークが丘の妖精パック
キプリング
2007 光文社
光文社古典新訳文庫

4位
アイアムレジェンド
リチャード・マシスン
尾之上浩司訳
ハヤカワ書房

5位
大魚の一撃
カール・ハイアセン
1990 扶桑社

6位
大鴉の啼く冬
アン・クリーヴス
創元推理文庫


7位
チャーリーとの旅
ジョン・スタインベック
2007 ポプラ社

8位
すべては死にゆく
ローレンス・ブロック

9位
終決者たち 上&下 
マイクル・コナリー
講談社文庫

10位
クリスマスに少女は還る
キャロル オコンネル
創元推理文庫
メンテ

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Re: ききみみずきんの2007年ベストほんやく本 ( No.1 )
日時: 2008/01/07 20:38
名前: すみ&にえ
参照: http://park8.wakwak.com/~w22/

ききみみにーさん、ご参加ありがとうございます♪

あら、コメントはなしですね。すごい、1位と2位が姉妹だっっ。やっぱりブロンテ姉妹の作品は不朽の名作ってことですねえ。3位もキプリングで光文社古典新訳文庫だし、古典をキッチリ読んでらっしゃるんだなあ、となんだか羨ましくなります〜。それにしても、そのあとの4位が「アイアムレジェンド」ですか。これもやっぱり名作なんですねえ。
メンテ
Re: ききみみずきんの2007年ベストほんやく本 ( No.2 )
日時: 2008/01/10 21:09
名前: ききみみずきん

究極のシンプルさ、何よりもリスト自体が物語る、
という心積もりでしたが、
コメントを頂くと、それでは済まないですね。

ブロンテ姉妹の長編を読むと、十分ある長さに見合う、
否、それ以上のズッシリとした読後感があります。
そして、作品数が少なくとも、これほどの水準の作品が書かれているのに、驚かされます。
ですから、伝記を読みたい、と思うのですが、
これは、というものが余りにも長すぎて…
「嵐が丘」のヒースクリフには感情移入できないのですが、
それでいて、最後には、彼の悲哀がひしひしと感ぜられて、
どうしてこれ程の気持ちになるんだろうと我ながら不思議でした。
どちらの作品も既に映画で内容を知っていたにも拘らず、
やはり、原作はいいなぁ〜、と痛感しました。

キプリングは、とてもやわらかく暖かい雰囲気の中で、
イギリス史がありありと迫ってくる稀有な作柄です。
読まれた方、どなたも自国の歴史物として、
こういう作品を望むのではないでしょうか?

「アイアムレジェンド」は、筆致が力強く、
そして、捻りが鮮やかなのです。
この捻りで、作品の奥行きが深くなっていると見受けました。

今年の新作「復讐はお好き?」をきっかけに読んだハイアセン、
独特の味わいに惹かれて、初期の作品から続けて三、四作読んだ中で、
この作品がぴか一でした。

「大鴉の啼く冬」は、舞台となる島とそこに住む人とを描いて、
独特の世界を成り立たせていました。
「花崗岩の街」の方がドラマとして上ですが、
作品世界の仕上がりでこちらの方に軍配を上げた次第。

「チャーリーとの旅」は、その筆致で楽しませてもらったお礼に、
挙げざるを得ない。数々の名作を書き継いだ作家ならではの味わいがありました。

「すべては死にゆく」、文章の職人の相変わらずの技を堪能しました。

久々に警察に戻ったボッシュを歓迎しないコナリーファンは居ないでしょう!
ちょっとの不満でこんな位置にいますが…

オコンネル、ちょっと変わった目線の作品。
視点の構成による企みから独特の世界を立ち上げて、興味深い。
嵌れば濃いが、馴染まなければ突き放されそう。
メンテ

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