2007年上半期・海ねこのベストほんやく本 |
- 日時: 2007/07/09 11:36
- 名前: 海ねこ
- 早くも半年経ちましたか〜 年取るとともに時の経過に加速度がついていくような......。
おっと気を取り直してベスト本選びますね。今期はちょっと色々あってあまり読書に専念できなかったんです。とほほ...
★ ニコール・クラウス 『ヒストリー・オブ・ラヴ』
すみ&にえさんの絶賛プッシュがなかったら多分タイトル見ただけで後回しにしていたであろうこの小説、読めて良かった!
★ トレイシー・シュヴァリエ 『天使が堕ちるとき』
トレイシー・シュヴァリエはずっと読んでいきたい作家です。三作目も期待を裏切らなかったですね。
★ バリー・アンズワース 『仮面の真実』
中世イングランドを舞台にお芝居の持つ魅力と魔力が生き生きと伝わってくる作品。すみ&にえさんの紹介文を読んでから気になっていたのですが今回やっと読めました。
★ グレアム・スウィフト 『ラスト・オーダー』
クレスト・ブックスに入ったのを機会に図書館本で十年ぶりに再読してやっぱり良かったこの小説、読後に本屋さんで『最後の注文』と『ウォーター・ランド』を衝動買いしました。
★ レイモンド・チャンドラー 『ロング・グッドバイ』
「かっこ良過ぎる男」と「美し過ぎる女」が印象に残る伝説のハード・ボイルド小説。村上春樹の新訳で読めるのは嬉しいですね。
★ アリス・マンロー 『林檎の木の下で』
もしも自分の身内や友人にこんな作家が居たら...と思うと少々怖い気がする.....。冷徹な目で観察されそう。
なんだか途中挫折本が多かったこの半年。後半は落ち着いて読書がしたいものです。
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