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2007年上半期・りつこのベストほんやく本
日時: 2007/07/02 00:20
名前: りつこ
参照: http://d.hatena.ne.jp/mritu47/

1.私を離さないで(カズオ・イシグロ )

 この衝撃とひんやりとした後味。この後に読んだ「日の名残り」も甲乙つけがたいほど好きなんだけど、いやほんと言うと「日の名残り」のほうが作品としては好きなんだけど。自分がカズオ・イシグロを発見できたということでおそらく忘れられない作品ということで、これを一位に。

2.ヒストリー・オブ・ラヴ(ニコールクラウス)

 何度も読み返したい。題名を裏切りそして裏切らないこの内容。こんな小説を読みたかった。すばらしい。

3.寝盗る女(マーガレットアトウッド)

 マーガレットアトウッドには一生ついて行こう。

4.未亡人の一年(ジョン・アーヴィング)

 やっぱりアーヴィングはすごい。いまさら…だけど、またアーヴィングをじっくり読んでみようと思っている。

5.大統領最後の恋(アンドレイ・クルコフ)

 独特の甘さと苦さがたまらない。

6.パラダイスモーテル(エリックマコーマック)

 読書のヨロコビを堪能させてくれた作品。

7.夜中に犬に起こった奇妙な事件( マーク・ハッドン)

 これも小説の力をしみじみ感じさせてくれた作品。

8.ある家族の会話(ナタリアギンズブルグ)

 会話だけでここまで。

9.石の天使(マーガレット・ローレンス)

 「プライドが私の荒野だった」。忘れられない一説。

10.エブリシング・イズ・イルミネイテッド(ジョナサン・サフランフォア)

 ジャンクのようでジャンクでない絶妙な味わい。
メンテ

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Re: 2007年上半期・りつこのベスト翻訳本 ( No.1 )
日時: 2007/07/02 20:44
名前: epi
参照: http://epi-w.at.webry.info/

りつこさん、こんばんは。
おお! 『ヒストリー…』が上位に来ている! というか、それ以外すべて未読なので選ぶ際に参考にさせていただきます。クルコフ面白そう。

>題名を裏切りそして裏切らない

これは、至言ですねえ。

『わたしを離さないで』は図書館で順番待ちで、そんなによいのだから早く読みたい。『日の名残り』はかなり渋そうなイメージがあるのですが、そんなことはないのでしょうか。どうもイメージばかりが先行してしまって…(^^;)

下半期も、よろしくお願いします。
メンテ
Re: 2007年上半期・りつこのベスト翻訳本 ( No.2 )
日時: 2007/07/02 21:50
名前: りつこ
参照: http://d.hatena.ne.jp/mritu47/

わー、epiさん、コメントありがとうございます。
「ヒストリー」よかったです。ほんとにここで読まなければ手に取ることはなかったと思うので、すみ&にえさんには感謝感謝でございます。

『わたしを離さないで』すごくよかったです。私も実はずっと敬遠していた作家だったので(なんか辛気臭そうなイメージがあって…←すまん…)、これを読んで「ぞぞぞぞ〜」と感動し、「日の名残り」を読んでさらに「うぉーー(笑)」となりました。

好みもあると思いますが、「日の名残り」epiさんはきっと好きなんじゃないかなと(勝手に)思ってます、実は。
メンテ
Re: 2007年上半期・りつこのベスト翻訳本 ( No.3 )
日時: 2007/07/02 23:13
名前: すみ&にえ
参照: http://park8.wakwak.com/~w22/

りつこさん、ご参加ありがとうございます♪

『ヒストリー・オブ・ラヴ』はもう頷くだけです。こういう本に出会うために読書をしているといっても過言ではないですよね。一生のうちに何冊かしか出会わないうちの1冊っ。
『わたしを離さないで』と『日の名残り』、うんうん、どっちもいいですよね〜。読みながら、あとから追いかけてくる感情が大きいって感じで。
メンテ
Re: 2007年上半期・りつこのベストほんやく本 ( No.4 )
日時: 2007/07/03 23:49
名前: りつこ
参照: http://d.hatena.ne.jp/mritu47/

すみ&にえさん、コメントありがとうございます。

『ヒストリー・オブ・ラヴ』は、こちらで見て初めて知った作品です。
そのほかにもこちらのサイトで見なければ読まなかった本が多数…。ほんとにいつもありがとう。と感謝の気持ちでいっぱいです。
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Re: 2007年上半期・りつこのベストほんやく本 ( No.5 )
日時: 2007/07/08 23:05
名前: こぶた

りつこさん、1位、2位が同じのこぶたです。
「ヒストリー・オブ・ラヴ」は私もこのサイトで見て、図書館ですぐ借りられたので読んでみたんですが、びっくりするくらいよかったですし、りつこさんの感想
>題名を裏切りそして裏切らない
は、ほんと名言です。
でもカズオ・イシグロのあの物静かなトーンはたまらなかったのでした。「日の名残り」もものすごく好きです。(でも「充たされざる者」はパスでした。)
「未亡人の一年」、アンドレイ・クルコフは、読んでみたいって思っていたんですが、やっぱりいいんですね。マーガレット・アトウッドは、絶対読んでみたいです。「くらき目の暗殺者」からいこうと思っています。(前に図書館で見つけたのですが、重そうだったので、めげたことあり)
「パラダイスモーテル」「夜中に犬に起こった奇妙な事件」もなんだかおもしろそうで、興味深々です。
こぶた
メンテ
Re: 2007年上半期・りつこのベストほんやく本 ( No.6 )
日時: 2007/07/14 15:24
名前: りつこ
参照: http://d.hatena.ne.jp/mritu47/

こぶたさん、コメントありがとうございます。

「充たされざる者」はなんか私も挫折しそうな予感が…。

マーガレットアトウッドは大好きなんですよー。「昏き目の暗殺者」は確かに持って歩くのきついです…けど、めくるめくストーリーなのではまる人ははまるのではないかと思います〜。
メンテ

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