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2006年・こぶたの年間ベストほんやく本
日時: 2007/02/18 16:17
名前: こぶた

働く中年主婦です。
見るだけ見るだけと思っていましたが、楽しそうなので、思いきって投稿しちゃいます。

1位:カレーソーセージをめぐるレーナの物語:ウーヴェ・ティム
   カレーソーセージを発明するまでのくだりが、ちょっぴりほろ苦いような
   くすっと笑えるような感じで、丁寧に描かれていてよかったです。
   終戦時、レーナが、ユダヤ人の強制収容所の新聞記事を見てショックを
   受けるところがありましたが、一庶民にとってはナチスもそういうものだったの
   だなーと思いました。
  
2位 : 風の影 :カルロス・ルイス・サフォン
   とにかくおもしろかったです。子供の頃、三銃士などを夢中になって
   読んだノリで楽しめて、大満足。

3位 : カラマーゾフの兄弟:イワン・ツルゲーネフ
   恥ずかしながら、今更読みました。宗教論争みたいなところは
   読むのがつらかったですが、裁判から後は熱くなって読めました。
   
4位 : ブロークバック・マウンテン:アニー・プルー
   読んでいる時はそんなにおもしろいと思わなかったのですが、
   読み終わってから何かこう訴えるものが出てきて心に残りました。

5位 : あなたに不利な証拠として : ローリー・リン・ドラモンド
銃社会で、婦人警官の職務を果たす重さをがひしひしと感じられ、
   こちらがPTSDになりそうなくらいでした。

読書は好きなのですが、あまり数読めていません。カレーソーセージは
いい話ですが普通1位になるほどではない、とも思いつつ、なにぶんにも
読んでいるものが少ないので、そこから選ぶとやはりこれが一位です。

いつも図書館を利用しているのですが、去年末まで予約システムを使った
ことがなかったのでした。使ってみたら素晴しい!この予約システムと
このサイトのお陰で、今年の読書は充実できるかも...と楽しみです。
こぶた
メンテ

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Re: 2006年・こぶたの年間ベストほんやく本 ( No.1 )
日時: 2007/02/19 02:31
名前: すみ&にえ
参照: http://park8.wakwak.com/~w22/

こぶたさん、はじめまして、ご参加ありがとうございます♪
『カレーソーセージをめぐるレーナの物語』はたしかに最近出た本にしては厚くなくて、大作感がないところがありますよね。でも、内容は素晴らしかった〜! 見た目よりもずっとずっと厚い本を読んだような奥行きがありましたよね。
2位の『風の影』は、ホントになんかそんな懐かしさを感じますよね。それからそれから、4位に『ブロークバック・マウンテン』が入っているのが私たち的にはうれしいですっっ。これもまた、短いながら奥行きがタップリあって、余韻深かったですよね。ああ、人生って…と思わず呟いてしまうような。

図書館の予約システムは本当に便利ですよね。ちなみに私たちは高校を出る頃まで、図書館には表の棚だけじゃなく、奥にも本があって出してもらえるってことがわかっていませんでした(^^;)(^_^;)
メンテ

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