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２００３年上半期・おはなのベストほんやく本 日時： 2003/07/04 22:12 名前： おはな 参照： http://www.geocities.jp/hana3ana3 な〜んだか絶版or重複著者などいけない感じもするんですが、お許し下さい。 1．ブルース・チャトウィン『ウッツ男爵』（文芸春秋-絶版中）／翻訳ベスト賞でもあります。池内氏の訳にやられました。 2．ミロラド・パヴィチ『風の裏側』（東京創元社-絶版中）／もう一つの『ハザール事典』に比べ言い足りないところこそを愛しております。 3．マーク・ヘルプリン『兵士アレッサンドロ・ジュリアーニ』（河出書房新社-絶版中）／読書の快感ここにあり。 4．サイモン・シン『フェルマーの最終定理』（新潮社）／目からコンタクトレンズとはこのこと。 5．ユイスマンス『さかしま』（河出文庫）／変な人代表。 6．イアン・マキューアン『贖罪』（新潮社）／私にとっての新刊本のトップ。 7．ロラン・バルト『表徴の帝国』（ちくま文庫）／いや、この可笑しさは読んでみなければ分からない。 8．イタロ・カルヴィーノ『木のぼり男爵』（白水Uブックス）／男爵には弱いのです。 9．ブルース・チャトウィン『パタゴニア』(めるくまーる-絶版中）／一家に一冊、お子さまにも読ませられる良書です。 10．ウラジーミル・ソローキン『ロマン』（国書刊行会）／インパクトの強さで入れるしかなかったのです。 他に番外として ・マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』／何と言っても恐過ぎ。 ・パヴィチ『ハザール事典』／後遺症がきついのはよくない。 ・チェスタトン『木曜の男』／この名著を今さら読んだ私が悪い。 などの理由によりランクからはずしましたが、素晴らしさにおいては瞠目。 どの本も1回読んだだけで終わらせたくない作品ばかりで、また老後の楽しみ確保でございます。

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Re: ２００３年度上半期・おはなのベストほんやく本 ( No.1 ) 日時： 2003/07/04 02:22 名前： すみ＆にえ 参照： http://www.aw.wakwak.com/~w22/ にゃーっ、チャトウィンが１位、パヴィチが２位ですか、なんかそこまでですでに、きっちりおはなさんの上半期の総決算をしていただいたって感じですね。良い出会い、充実の読書、羨ましいです。 マキューアンの『贖罪』が６位に食い込んでますね。これはやっぱりよかったよな〜。なんか私たち、もう再読してみたくなってるんですけど（笑） Re: ２００３年度上半期・おはなのベストほんやく本 ( No.2 ) 日時： 2003/07/04 21:20 名前： 坤 参照： http://yonosk.tripod.co.jp 絶版なんて気にしない、世の中は今や復刊ブームでっせ〜(ほんとかっ) 『ウッツ』と『パタゴニア』は機会さえあれば復刊されてもいいでしょうね。 『アレッサンドロ』これは傑作なのに、なぜかすぐ消えてしまったなー。ヘルプリン『ウィンターズテイル』は捜索継続中です。 　おっとおはなさんは『風の裏側』派でしたね。老い先短いと後遺症など気にならないのです。悪魔がへばりついても読んだら死ぬぞと脅されても「事典」派なのさっ。 　ソロー金、光ってますねー。『ロマン』はわたくしも広告でびびって手を出してないのだった。 　新刊のNo.1は『贖罪』でかぶりんぐでございました。ではでは後半に向けて、おはなさんはカルビ一途？ Re: ２００３年上半期・おはなの ( No.3 ) 日時： 2003/07/06 21:44 名前： おはな 参照： http://www.geocities.jp/hana3ana3 すみ＆にえさん＞坤さん＞ ぬほほ〜。 変なリストで済みませーん。何だかここまで目指せ1本って感じで恥ずかしいような。 でも実は『ロマン』はアトウッドよりずっと軽量なんですよ。アトウッドを入れる勇気よりはへのかっぱなのです。 Re: ２００３年上半期・おはなのベストほんやく本 ( No.4 ) 日時： 2003/07/21 03:20 名前： もぐら 参照： http://www.valley.ne.jp/~maulwurf/ おはなさんとしては、カルヴィーノは『木のぼり男爵』なんですね。 うぅ〜ん、もぐら がイギリスに生まれていれば、おはなさんも もぐら に、ころっ、っといったかも（爆） Re: ２００３年上半期・おはなの ( No.5 ) 日時： 2003/09/10 16:05 名前： おはな 参照： http://www.geocities.jp/hana3ana3 もぐらさん＞ もー何言ってんだいっ。とっくにころっと行ってますよー（無気味笑）。

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