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2003年上半期・ぎんこのベストほんやく本
日時: 2003/07/04 22:11
名前: ぎんこ   <ginko_books@yahoo.co.jp>
参照: http://www.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/9629/

 1.「抱擁」A・S・バイアット
とにかく面白かったです。「ええい、これでもか、これでもか」と襲いかかる衒学ワールドに、とにかく圧倒され、屈服するしかないというか(笑)。いろんな要素がつまってて、満足満足でした。
 
2.「停電の夜に」(J・ラヒリ)
久々に涙腺の掃除をさせて頂きました。インド系の作家ということで、感覚が違うのではないかと心配でしたが、読めば高い評価も納得の素敵な短編集。「三度目で最後の大陸」思いだしただけで泣けます(^ ^;)
 
3.「きみの血を」(T・スタージョン)
今年はなぜか復刊ブームのスタージョンですが、とにかくハマってしまいました。奇妙に歪んだ世界に迷いこんだら、もう脱出不可能です。好き嫌いは激しく分かれる作品だと思います。私は好きだけど!!(笑)
 
4.「異端の鳥」(J・コジンスキー)
とにかくすごい一冊。あまりにもキョーレツ過ぎて、無視できません(- -;)叩きのめされました。これも好き嫌いははっきりと分かれると思います。落ち込んでいる時には読まないのが賢明かと…。
 
 ホントは5つ選びたかったのですが、残り1つは同じくらいの評価の作品が多く、選べませんでした。テーマは「インパクトが強い」です。上2つは、誰でも薦めたい作品で、下2つは、こーいうのが好きと言うと人格疑われそうで抵抗あるんですが、とにかく強烈だった…ということで。
今年前半は、日本の作品を中心に読んでた時期があり、翻訳ものは多少選択肢が少なかったのも原因かと思います。すみません、こんなので。
メンテ

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Re: 2003年度上半期・ぎんこのベストほんやく本 ( No.1 )
日時: 2003/07/03 22:02
名前:

うひゃひゃ『異端の鳥』が4位に!あなたの背中のコジンスキーがそうさせるのでしょうか(笑)
もうこうなったら、『エドウィン・マルハウス』の復刊を記念して(嬉)、『異端の鳥』も復刊リクエストお願いするしかないですねっ。H2さんもよろしくどうぞ♪(笑)
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=11451
それにしても、たった4票ってのは納得できないぞ〜?
メンテ
Re: 2003年度上半期・ぎんこのベストほんやく本 ( No.2 )
日時: 2003/07/04 02:23
名前: すみ&にえ
参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/

おお〜、『抱擁』が1位ですか。やっぱり『抱擁』読んだら1位にしなきゃしょうがないジンクス健在か(笑) やっぱり同じひとつの小説を読むとして比べたときに、満足度が飛び抜けて高いですよね。『停電の夜に』これも良かったですよね〜。
メンテ
Re: 2003年度上半期・ぎんこのベストほんやく本 ( No.3 )
日時: 2003/07/04 21:25
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

早くも前半からスタージョン登場ですね〜。後半にはどうなっていることやら。まあトップは『抱擁』なのですけど、これは順当だから納得です。
『異端の鳥』は「好き嫌い」ではなくて「認めるか否か」ってところがありますね。
メンテ

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