2005年上半期・りつこのベストほんやく本 |
- 日時: 2005/10/17 00:22
- 名前: りつこ
- 参照: http://booklog.jp/tana.php?ac=mritu47
- すみ&にえさん、とってもとってもお久しぶりです。
また本を読み始めました。ありがとう、今もここにいてくれて。
1位:彼方なる歌に耳を澄ませよ (アリステア・マクラウド) アン・タイラー好きな私は、何の前知識もなく、中野恵美子翻訳に惹かれて読みました。 これこそ小説の醍醐味と思ったんだよねえ。 自分と全く違う環境で違う人生を送った人の心を知って共感すること。 すみ&にえさんのところを見たら、大絶賛してあってこれまた感動。他の作品も大事に読んでみたいです。
2位:あのころ、私たちはおとなだった(アン・タイラー) やっぱり大好きアン・タイラー。 ありがちなテーマだけど、心の深い部分にちくっと突き刺さるっていうのは、やっぱりこの人にすごい力があるからだと思うんです。
3位:ミドルセックス(ジェフリー・ユージェニデス) すみ&にえさんのサイトで絶賛されていたので読みました。 いやぁこれは本当にすごい小説ですねー。 稀有な人生を描きながらとても普遍的で共感できる。すごい作家だねえ。「ヘビトンボ」にはそれほど感銘を受けなかった私なんですけど、これには感じまくりでした。次回作が楽しみ。
4位:アルヴァとイルヴァ(エドワード・ケアリー ) いまさら?って感じかもしれませんが、古屋美登里翻訳ってところに惹かれて読んで、面白さに仰天した作品なんです、私的には。 こういう物語力って日本の小説にはないものだよね?だから翻訳本に惹かれるんだよね?ね?と無理矢理「うん」と言わせたいような作品。ブラボー。
5位:ふたりジャネット(テリー・ビッスン) 面白いねえ。奇想コレクション。ほんとにこういうのはどんどんやってほしいよねえ。 ダン・シモンズ、スタージョン、アルフレッド・ベスター、どれも面白い!はずれなし!
他は順不同で 「奇跡も語る者がいなければ」(ジョン・マグレガー ) 「愛の饗宴」(チャールズ・バクスター) 「スペシャリストの帽子」(ケリー・リンク) 「父さんが言いたかったこと」(ロナルド・アンソニー) 「昏き目の暗殺者」(マーガレット・アットウッド)
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