9月13日臨時本会議 質問
| 9月13日 臨時県議会の質問に立ちました。 質問ならびに答弁は以下の通りです。 ◆初めに、午前中提案がございました副知事の選任についてお伺いいたします。質疑ですので簡潔にお伺いします。
一つとして、どのような理由で長野県政53年ぶりとなる副知事を2人とされたのか。また、二つ目として、お二人にどのような期待をされておられるのか。村井知事にお伺いします。 次に、県立高校の統合についてお伺いいたします。 一つとして、今回の県立高校の統合事業全体にかかわる施設整備計画、教材、機器類の整備計画に必要な財政計画は明確にすべきと考えます。議会の方にもそのような声が多く寄せられております。いつ公表されるのでしょうか。また、今議会で提出されるのでしょうか。 二つとして、高等学校はそれぞれの地域と密接な関係が築かれてきています。高校の統合には多くの県民の合意形成が求められております。ここまでの議論の中で、地域合意がなされていないとの指摘もあります。教育委員長が考えられる地域合意とは何か。御認識をお伺いいたします。 3点目として、今回議論が続けられてきた19年度実施の大前提を崩され、長野南高校と松代高校、岡谷東高校と岡谷南高校の統合について、どうして19年から20年実施となったのか。その理由をお伺いしたいと思います。以上、教育委員長にお願いいたします。 ◎知事(村井仁 君)牛山議員にお答えいたします。 どのような理由で2人副知事制というのを採用したかということでございますが、田中県政のもとでも、拝見しておりますと、副知事とそれから出納長がおられましたが、出納長は、事実上、例えば治水問題について大変専門的におかかわりになるなど、現実には一種の2人副知事制というのが実現していたのではないかと私は思っております。 実際、就任をいたしまして、知事の責務の重さ、そしてまたさまざまな広範な課題に取り組まなければならないということを考えますとき、私の能力の限界というものも当然考えなければならない。そしてまた、危機管理というふうな問題もございます。そういう意味で、ある程度重複した体制を整えることが必要ではあるまいか、このように考えた次第でございまして、そういう意味で2人副知事制というのを採用することに決意をした次第でございます。 既に提案理由におきましてもある程度申し上げているところでございますが、板倉氏につきましては国との関係をどのように、端的に申しまして、もう一度修復していくか、これは実は非常に大きな課題でございまして、私も力を尽くすつもりでございますけれども、やはり板倉氏の長い経験を期待したい、また、地方自治の大変な専門家でもあるということを期待しております。それから、腰原氏につきましては、4期16年にわたる大町市長としての長い経験、そしてまた長野県市長会長、その他の役職におきまして、私が大変重視いたします市町村との連携という意味では大変なお働きがいただけるだろうと思いますし、また、市町村がそれぞれに直面している課題につきましても身をもって既に御体験であられるわけでございまして、そのような意味での問題提起も私に対してしていただけるのではなかろうか、また、県職員に対してもよき刺激を期待できるのではないか、こんなようなことを考えている次第でございます。 以上、お答え申し上げました。 ◎教育委員会委員長(松田泰俊 君)お答えいたします。 高校改革を実施するに当たって、財政的措置がなされるかとのお尋ねでございますけれども、本年度4月より該当校の校長を中心に再編の準備を進めておりますけれども、具体的な再編対象校ごとの施設、設備などの経費につきましては、それぞれの教育内容の検討とあわせて考えております。 本臨時県議会の結果に基づきまして統合実施が決まったところから、必要な施設、設備等の予算につきましては、平成18年度じゅうに必要な経費につきまして、財政当局に相談の上、9月定例県議会にもお願いをしてまいりたいと考えておるところでございます。 地域合意とはどのようなものと考えているかとのお尋ねでございますけれども、高校の通学区は4通学区に拡大されまして生徒の通学範囲も広範囲となっていることから、各高校にとってどの範囲を地域ととらえるかにつきましては難しい面がございます。 実施計画の策定に当たりましては、各通学区内の地域関係者の皆様などもお入りいただきました推進委員会の報告を考慮して策定したところでございます。地域の状況を十分考慮して策定したものと考えております。学校関係者の皆様など、さまざまな御意見をお持ちのことは承知しておりますけれども、よりよい学校づくりを進めていく中で地域の皆様にも十分御理解いただいてまいりたいと考えております。 次に、19年度から20年度実施になりました長野南高等学校と松代高校の統合並びに岡谷南高等学校と岡谷東高等学校の統合についてでございますけれども、これまで実施計画に沿いまして、一部の多部制単位制を除きまして、平成19年度から新高校をスタートさせるべく準備を進めてきたところでございますけれども、長野南高校と松代高校の統合、岡谷東高校と岡谷南高校の統合につきましては、地域からのさらなる御意見もお聞きしながら、よりよい統合校をつくるために準備期間を見直し、募集開始年度を平成20年度からといたしました。 長野南高校と松代高校の統合につきましては、今後の通学区全体の生徒数の推移から両校を統合して魅力づくりを進めていくことが必要であるという点につきましては、教育委員の皆さんのお考えは一致しております。しかしながら、現在、両校とも募集学級は1学年5学級でもあり、統合していく過程におきましては、例えばジョイント的な統合など、両校の校地、校舎の活用方法について今後さらに工夫していく必要があるのではないかとの委員からの意見が多くございましたことから、実施時期を1年延長し、関係者の御理解を深めていただきながら、さらに検討していく必要があると考え、開始年度を平成20年度からとしたところでございます。 岡谷東高校と岡谷南高校の統合につきましては、全日制に単位制を導入し、選択科目群として人文社会系、自然科学系、国際系など幾つかの系を設けながら、多様な進路希望に対応することができる学校づくりを目指して準備を進めているところでありますが、教育委員の皆さんからは、県内初の進学対応型単位制の導入であるため、新しいシステムや新たな学校像についてはさらに慎重に時間をかけて、関係者からの御意見もさらにお聞きしながら、よりよい統合校をつくる必要があるとの御意見をいただきました。 また、実施計画では両校を活用して統合校をつくることを提案してまいりましたが、準備を進める過程で、1校の校地、校舎を活用して新高校をつくっていくという検討が進められていることや、これまで両校とも5学級募集をしていることから、実施計画では新たな統合校の募集学級を8学級として考えてきましたが、準備を進める過程で、単位制としてスタートするに当たっては6学級程度での募集が望ましいといったことの検討が進んでいることなどから、さらに時間をかけて検討していく必要があるとの教育委員の皆さんからの意見がありましたので、準備期間を1年間延長しまして、開始年度を平成20年度からとした次第でございます。 以上です。 ◆先ほどの財政計画についてですが、本来であればきちんと議案と一緒に出されるものと考えます。教育委員長は9月定例会においてというお答えもございましたけれども、財政当局としてきちんとこれを予算化される決意はおありでしょうか。経営戦略局長にお伺いしたいと思います。 それから、統合予定の9カ所の施設整備計画については、統合対象外、大変おくれておりますけれども、それらの高校の施設整備よりも優先して行われるものなのでしょうか。これは教育委員長にお伺いいたします。 ◎経営戦略局長(浦野昭治 君)お答えをいたしたいと存じます。 これまでに、高校再編にかかわる施設整備の概要や所要経費などについては教育委員会からお伺いをいたしております。今議会での議決を踏まえまして、今後、詳細な内容を教育委員会からお伺いした上で予算措置をしていくということになろうかと存じます。 以上でございます。 ◎教育委員会委員長(松田泰俊 君)お答えいたします。 統合、再編の問題が発生した時点から、どの高等学校が統合対象に入るか、そのことについて確定しておりませんでしたので、各高等学校の施設、設備、修繕等につきましてはおくれおくれになっているのが現状でございます。よって、統合校と並行しながら、設備がおくれている高等学校につきましても考えていきたいと、そういうふうに思っております。 ◆今議会提出の高校統合の議案については、19年、20年と期限が設定されております。議案が承認されなかった場合、高校の再編、統合計画はどうなっていくのでしょうか。教育委員長にお伺いいたします。 ◎教育委員会委員長(松田泰俊 君)お答えいたします。 本議会によりまして御提案申し上げました統合校が御理解いただければありがたいところでございますけれども、万が一御理解がいただけないという高等学校が出てまいりました場合には、今までの高等学校の教育課程で進めていくことが基本になりますけれども、しかし、各学校の現場におかれましては、この間、大変真摯に新しい高等学校づくりに取り組んでまいりましたので、そうした各学校における先生方の真摯な取り組みが生かされるようなことも考えていかなければならないというふうに考えております。 |