リアスタビ&スプリング交換!

 なんちゃってGT−R化計画第3弾!GT−R用リアスタビ(直径15mm、EXSALOON Gは13mm)とリアコイルスプリング(ばね定数2.1、これはGT-RとEXSALOON Gは同じ。TEMS装着車は2.0)を交換しました。

 交換作業をしたのは前にショックを交換した所と同じ場所で4人(5人?)でやりました。ストラットを外す手順はもう勝手知ったるものだったのですが、スタビを外すのは初めて。前に一度外そうとしました時はストラットに引っかかって外れなかったので、諦めていました。しかし、リアスタビは是非とも交換したい。さらにへたっているコイルスプリングも交換したい!ならば一緒にやってしまえぇっ!ということで例によって部品共販で部品を注文しました。この時、スタビリンクもブーツが破けて中のグリスが飛び出していたのでそれも注文(あんなのが¥3,000・・・)。当然スタビブッシュもスタビ径が変るのでこれも注文しました。スタビ以外は1週間で手に入りました。スタビはどこかの倉庫から一所懸命出してきたらしいものが約1ヶ月かかって到着しました。(^^;その他スタビブッシュとスタビの間に塗るグリスはホームセンターで調達しました。

 では順を追って解説してみます。

 ジャッキアップして次々と部品を外していきます。ウマだけではなんとなく不安定(サイドシルが曲がりそう)だったのでフロアジャッキも軽くかましてあります。

シートは腰掛け部分を取っ払ってあります。背もたれをめいっぱい倒せて作業性が向上します。ホントは背もたれも取っ払った方がやりやすいのですがボルトを外したり面倒なのでやりませんでした。

 
リアストラットのアッパー部分

 ここまでは簡単に外せました。但し工具は借り物。足回り交換はトルクのかけれらる工具を持っていると作業しやすいです。1/2のフレックスハンドルは非常に重宝しました。
ショックのアッパー側のシャフトボルト(3つのボルトに囲まれた真ん中のやつ)はストラットを外す前に緩めておきましょう。外してからではうまくトルクをかけられず、回せません。
 

 

 当初ストラットを外せば取れるだろうと考えていたスタビがどうやっても燃料タンクのステーに引っかかって取れないので外すことにしました。下に潜っているのは大学の後輩
 


スタビリンクのゴム部分が切れて中身が・・・


径の違いをノギスで測る

 

 新旧部品を並べてみると・・・。やっぱり一番目立ったのはスタビの径の違い。2mmでもこんなに違うの?って感じでした。スタビリンクは樹脂製でなんとなく剛性に不安ありです。交換後に判明しましたが、現行カリーナGT(AT210)ではスタビリンクは金属製で、外したスタビと比べてみると何とサイズピッタリ!これは流用できます。もっと早く判明していれば・・・。(T_T)
コイルスプリングは見た目の違いはないものの上から体重をかけて押してみると、反発力が違いました。新品の方が柔らかい感じでしたが圧をかけていくほどしっかり感がありました。今まで装着されていた方は圧のかけ始めは固くて「おっ、いいじゃん」と思いましたが、圧を増していくとドンドンそのまま沈んでいく感じで「これじゃあ・・・」となりました。
 


完成!

 外したのと逆の手順で組み付けて完成!しっかりと組み付けないと、特に足回りはボルトが緩んで異音が発生します。前にショックを交換した後はフロント、リアともにコトコトという音が発生して、タイヤを外して点検するとボルトが緩んでました。あぶねぇーっ!(゚o゚)

ストラットのブレーキホースステーを無理矢理曲げてストラットを外すので、次に曲げたらステーは折れるでしょう・・・。2回が限度?
 


取り付け費用(税抜き)

スタビライザーバー
¥5,500
スタビライザーブッシュ×2
¥680
スタビライザーリンク×2
¥6,800
リアコイルスプリング×2
¥13,400
シリコングリス20g
¥780
合計
¥27,160

インプレッション
スタビライザー
 当然といえば当然なんですが、リアのロール量が減ってコーナリングが安定します。以前より粘ってくれるという感じです。スタビライザー径2mmの違いは予想より見た目も効果大もです。

リアコイルスプリング
 もう少し車高が上がってくれると思いましたが、1cmくらい上がった程度でした。まぁ、トランクに結構荷物を搭載しているのでしょうがないですね。ショックよりはへたり感は出にくいですが、さすがに11年ものと新品ではその差歴然、違いが分かります。
 
 

撮影・・・OLYMPUS CAMEDIA C-900 ZOOM
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