キャズ・ゼータシステムをつけよう!

 最近増え始めたH.I.D装着車が羨ましく見える今日この頃。それに追い討ちをかけるように、最近の車ってH.I.Dじゃなくてもレンズがかなり改善されていて、ヘッドライトが明るい車が多くて・・・。会社のパートナー(オルティアの商用車版)を夜乗ったら、ノーマルのバルブなのに高効率バルブを付けてるコロナより明るくてショックを受けました・・・。

 そんな中、ある日スーパーオートバックス東雲店へ行くと何やら気になるものを発見しました。「キャズ・ゼータシステム」というヘッドライトを170%明るくするというものです。宣伝広告を見ると、かなり心をそそることが書いてあります。しかし結構値段が高く、すぐには手が出ませんでした。その日はそれで終わったのですが、心に強く印象づけられた事は間違いありません。(^^;

 しばらくして、またスーパーオートバックス東雲店に行くと・・・、大々的にキャンペーンをしていました。暗幕を張ってシステムを展示してあったのです。みんな興味があるらしくかなりの人が集まっていました。私も早速展示してあるシステムのスイッチをオン!「うぉっ!スゲーッ!!」かなり明るくなるので驚きました。実際に体感するとますます欲しくなりました。が、やっぱり値段を考えてしまい、買うまでには至りませんでした・・・。
 それから少しすると、どこのカー用品店にもこのシステムが置かれるようになり、さらにシステムを体感出来るようになっていき、カー用品店に行く度にライトを点けたり消したりしては帰ってくるようになってました。

 高効率バルブでは限界がある、かといってH.I.Dにするとしても市販されてるH4用だと車検が通らない(ハイビーム無し)上にかなりの金額がかかるH.I.Dのフォグも高いし、フォグなので常時点灯するわけにも行かない(非常識人間にはなりたくない&フォグはやっぱり黄色でしょう)。そんなことを考えるとキャズ・ゼータシステムはまさに理想的に思えてなりません。

 しかし疑問がありました。「なんであんなに明るくなるの?」「あの明るさじゃバルブへの負担が大きくてすぐ切れるんじゃ・・・」これらの疑問を解決するために色々調べてみました。
すると・・・、すべての疑問は解決しました。要するに直流(12V〜14V)を交流(18V〜20V・300〜500Hz)に変換していたのです。高校物理程度の知識があれば誰にでもわかりますね。意外な盲点でした。

 もうこうなると一気に物欲が増していきました。買うしかありません。さらに追い討ちをかけるように以前タワーバーを購入したオートテックで他の店より安く売っているのを見つけました。

 キャズ・ゼータシステムには「+タイプ」と「−タイプ」があるのですが、ほとんどのトヨタ車は+タイプということでした。念のため店で専用テスターを使って調べてもらいました。さらに、トヨタ車はこのシステムを取り付けるとかなりの確率でハイビームにした時ロービームが同時点灯するとの事で、同時点灯防止ユニットを取り付ける必要があります。これも専用テスターで調べてもらうと案の定ユニットが必要とのことで、あわせて購入となりました・・・。皆さんも購入する場合は店で専用テスターで調べてもらうと安心でしょう。

 取付けですが誰でも簡単に出来ます(取付け場所が決まれば10分くらい?)。が、店でやると工賃が\4,000もするそうで・・・。当然自分でやりました。右ユニットはパワステリザーブタンクステーと共締めで簡単に付きましたが、左ユニットは適当な場所が見つからなかったので、バッテリーを固定するステーにホームセンターで買ってきたL字ステーで取り付けました。

 

 そしていざ点灯!(ちょっとドキドキ)まず片方だけユニットを付けた状態で点灯してみました。が、ユニットを付けた時はまだ昼間だったので明るくなったのがあまり体感出来ず、なんだぁこんなもんかぁとちょっとがっかりしましたが、夜になると・・・、おおぉ凄い!となりました。点灯の仕方がなんとなくH.I.Dのようで2秒くらいすると明るさが増します。
(近日中に点灯直後と170%ブーストアップした時の比較画像(補正・修正無し!多分・・・)をアップします。乞うご期待!)
 
 

取り付け費用(税抜き)

キャズ・ゼータシステム(+タイプ)H4バルブ2本付き
¥21,800
同時点灯防止ユニット×2
¥4,320(¥2,160)
自作取付けステー(ジョイントプレート・ボルト・ワッシャー・ナット)
¥366
合計
¥26,486(¥24,326)

インプレッション
 最高!これで夜間ドライブがかなり楽しみになりました。古い車でも最近の車並み(H.I.D除く)の明るさが得られます。いや、それ以上!?非常に満足です。
さらにライトオンで数秒経ってから明るくなるので、「あぁ、明るくなってる」と、はっきり分かるのが気分いいです。
 不満点は無し、と言いたいところですが、価格がもう少し安ければというところでしょうか。ただ、何種類も高効率バルブ試して無駄遣いするのなら、はじめからこのシステムを使うことをお勧めします。いや、明るさに不満のある人なら迷わず付けましょう!

もっと安くヘッドライトを明るくしたい人は、BOSCHのリレーハーネスでハイワッテージ化(30A・360Wまで対応)でしょうか。しかし樹脂製レンズの場合、発熱でレンズが溶けるかも・・・。

追記
 取付けに使用した同時点灯防止ユニットですが、1つでも正常に動作します。オートテックの店員は2ついるって言ってたのに・・・。騙された!会社でMR−2乗っててキャズゼータ付けたけど同時点灯するって人がいたので1つ売却しました。
 
 

撮影・・・OLYMPUS CAMEDIA C-900 ZOOM
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