「七原君ー、電話よー?」
 
「はーい」
 
電話だと安野先生に呼ばれた。
 
 
 
『suddenly』
 
 
 
 
「七原ー」
 
「何だよ、三村」
 
「プール行こうぜ、プール」
 
「いいけど…」
 
「準備できたら外来いよ」
 
「…お前今どこ?」
 
「慈恵館の外vv」
 
 
そう言われて窓の外を眺めると、三村の姿があった。
 
 
「俺が断るとか思わないのかよ、お前は」
 
「だって七原クンが断るはずないでしょ、俺の誘いを」
 
「行くのやめよっかなー」
 
「嘘嘘、冗談だって」
 
「じゃぁ、準備するから待ってて」
 
 
 
「お待たせ」
 
「いこーぜ、後ろ乗れよ」
 
 
三村の自転車の後ろに乗せてもらうことにした。
 
たまにはいっか、こういうのも。
 
肌に触れる風の感覚が心地よかった。
 
 
「とうちゃーくっ」
 
「お疲れ、いこーぜ」
 
 
付いたところは近所の市民プール。
 
夏休みだということもあって、ものすごい人だ。
 
手早く着替えを済ませて、プールに行った。
 
 
「うわ、すごい人だな…」
 
「泳ごうぜ、七原」
 
「あんまり泳げそうもないけどな」
 
「折角だし、競争するか?」
 
 
もちろん俺が勝つけどな、などと付け足した。
 
運動で三村に負けるのは好きじゃないし、気にいらない。
 
勉強…数学と英語じゃ到底かなわないし、その他の知識でもダメだ。
 
でも運動関係なら俺にもそれなりに自身はある。
 
 
こんな事を思わなければよかったのに…
 
 
「わかった、する。もちろん勝つのは俺だぜ?」
 
「はいはい。じゃぁ、負けた方は勝った方の言うこと1つ聞くことな」
 
「…あぁ」
 
 
勝負は25メートル。
 
クロールでもちろん早く泳いだ方の勝ちだ。
 
スタートは公平にするため、その辺りにいた女の子達に頼んだ。
 
 
「用意……スタートっ」
 
 
その声を合図に只管に泳いだ。
 
波を切っていくように体を前に進めて、ゴールを目指す。
 
 
結果は悔しいけど、ほんの数秒三村の方が早かった。
 
 
「残念、俺の勝ちだぜ、ベイビー☆」
 
「で、何すりゃいんだよ俺は?」
 
 
三村のことだからいやな事を命令してくるに違いない…。
 
やめときゃよかった…。
 
後の祭りと言うものだが。
 
 
「ちょっと来い」
 
「なんだよ、ちょっと…痛いってば」
 
 
いきなり三村に手を引っ張られて連れて行かれた先は更衣室。
 
その中の個室だった。
 
 
「…どうしたんだよ?」
 
「ここでやろうぜ?」
 
「……は?」
 
 
何を言い出すのかと思えば…。
 
ここでするだって?
 
何ふざけたこと言ってるんだ、こいつは…。
 
 
「何でこんなとこでやんなきゃなんねーんだよ!!」
 
「たまには違うところでするのもまたいいじゃん」
 
「よくないー!!」
 
「ちょっと黙れよ」
 
 
いきなりキスされた。
 
すぐに体が熱を持つようなキスを。
 
 
「みむ、…っふ」
 
 
長い間唇を拘束される。
 
息が出来なくなるほどに激しいキス。
 
体の力が抜けて、三村にもたれかかる体勢になってしまう。
 
そして漸く唇を開放された。
 
 
「んっ…ぁっは…」
 
 
息をつく暇もなくまた新たな刺激を身体に感じる。
 
もともと上半身は裸なので、胸元に唇を寄せられた。
 
 
「三村っ…こんなとこですんのヤダ」
 
「今やめたら七原辛いでしょ?」
 
「うーっ…なんでお前は俺が嫌がることばっかりすんだよ…」
 
「七原の困る顔好きだし♪」
 
「バカ」
 
 
三村の手と唇からは絶えず刺激を与えられて。
 
それは次第に下方へと移っていく。
 
 
「ぁっ…三村、だめ…」
 
 
しなやかな指が熱い塊に触れる。
 
薄い布1枚隔てて伝わる感触。
 
頭の芯がぼーっとしてきて何も考えられなくなってくる。
 
 
「七原クンたらやらしいんだ、こんなに濡らしちゃって」
 
「るさいっ…っふ…」
 
 
容赦なく与えられる快楽。
 
ここがプールの更衣室だということも忘れそうになる。
 
 
「そろそろ限界?」
 
「っふ…三村っ…あ、は…ぁ」
 
 
ぎりぎりまで自身を高められる。
 
こっちはもう理性の欠片もないくらいに乱れきっているのに、アイツは平然としているのがムカつく。
 
 
「こっちももうぐしょぐしょ」
 
 
後ろに違和感を感じた。
 
何度となく行ってきた行為のお陰で1本くらいだとすんなり受け入れる。
 
 
「足りない?」
 
「ばか…んなことなっ…ぁ」
 
「もうちょい素直になってくれてもいいのに…」
 
 
中で出し入れされる指の数が次第に増やされていく。
 
妙な違和感は増やされる指に比例して快楽へと姿を変えた。
 
 
「み、むらぁ…お願っ…ちょーだい」
 
 
自分だけ喘がされるのも癪なので、自分から誘ってみる。
 
三村のヤツは鳩が豆鉄砲をくらったような顔をしていた。
 
 
「珍しいな、七原がそんなこと言うなんて…」
 
「いや?」
 
 
こうなったらやけだ。
 
多分アイツが弱いであろうと思われる顔をしてみる。
 
ちょっと上目づかいで、目にうっすらと涙を溜めて。
 
滅多なことじゃ動揺しないアイツの珍しい顔が見れた。
 
 
「挿れるぞ?」
 
「…うん」
 
「力抜いてろよ?」
 
「初めてじゃないんだから身をもってわかってるって」
 
 
三村のものを宛がわれる。
 
そしてそのまま一気に貫かれた。
 
 
「ーっ…はっ」
 
 
何度しても挿入時の痛みには慣れない。
 
どうしても激痛に顔が歪んだ。
 
最奥まで到達すると、はぁと息をつくのが聞こえた。
 
 
めちゃくちゃに貫かれて、めちゃくちゃ喘いで。
 
最中はここがどこなのかということすら頭になかった。
 
ただ賓欲に互いを感じ合って。
 
そのまま果てた。
 
 
 
 
 
「馬鹿三村」
 
 
だんだん意識が戻ってくると恥ずかしくて悪態をついた。
 
 
「何だよ自分だってのってたくせに…」
 
「何でこんなとこでするんだよ、信じらんねぇ」
 
「たまには違うことしないと飽きるだろ?」
 
「俺は普通でいいから…」
 
 
この馬鹿は何を考えてるんだ、ホントに。
 
どうしてそうも発想が飛ぶのか理解できない。
 
 
「結局あんまり泳げなかったし…」
 
「悪かったって。な、今度また行こうぜ?」
 
「また変なことしたら絶交だからな」
 
「わかってますって」
 
 
ホントに分かってるのか?
 
万年発情男の言うことはいまいち信じられないけど。
 
 
まぁ、結局俺も許すんだろうケド…
 
 
 

 
言い訳。
 
 
なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
 
もう駄文としか言いようのないブツですが…;
 
煮るなり焼くなりお好きにどうぞ…。
 
返品、消去可能ですのでいつでも…
 
それでは。
 



『Canis ☆ Latrans』の日生由岐さまに頂いてしまいました☆
37エロ話…素敵…vv
エロなので、裏に置こうかとも思ったんですが、考えてみたらうちの裏はURL申請式。
日生さんの小説を読むためにうちの裏を申請しなければ!と考える人もいるかもしれない。それは駄目だろう!って事で、堂々と表に置いてしまいました(汗)
私の思うままにとのお言葉を頂いたので、だ、大丈夫ですよねっ!?
プール…良いなぁ…変態三村(笑)
日生さん、どうもありがとうございました〜っ!!