盲目〜むしろ、見ないでください(涙)〜

 

盲目

 

 

 あなたが、私を見てくれないことなんて、最初から……

 そう、最初から知っていたの。

 あなたが、いつも、誰を見ていたかなんて。

 

 プログラム中、ずっと側にいたね。

 だけど、あなたは私を見てはくれなかった。

 私個人としてじゃない。

 何か、「守らなければならない」義務みたいなものを感じたのは、何故?

 ……本当は、知っていたわ。

 あの人の、私への想い。

 あなたが、その為に、私を守ろうとしていた事。

 女の子は、好きな人に関しては、とても敏感になるの。

 知りたくないことだってあるのに。

 

 気付きたくないことだってあるのに。

 

 彼が、亡くなったと放送があったとき。

 私の中にあったのは、ただひとつの、恐怖だった。

 お願いだから。

 お願いだから、彼を連れて行かないで。

 今まで、ずっとあなたの側にいたじゃない。

 だから、もう、解放してあげてよ。

 あなただけのものにしないで。

 彼を、奪わないで。

 

 本当は、後を追ってしまうんじゃないかと思った。

 だって、二人はとても愛し合っていたから。

 隠していたつもりかもしれないけど、私には。

 きっと、私にだけは分かったの。

 だって、ずっと見ていたから。

 だから、思ったの。

 彼の後を追って、死んでしまうんじゃないかって。

 

 それは。

 それだけは。

 どうしても嫌だった。

 

 

 今もあなたは、私を見てはくれない。

 どんなに私があなたを愛しても、思い出の人には敵わない。

 だから、言えないの。

 私の想いは、伝える事が出来ない。

 そんなことを言っている場合ではない事を知っているから。

 それは、単に、私が臆病なだけかもしれない。

 

 私には、何のとりえも無いわ。

 ただ、あなたを想うことだけしか出来ない。

 それなのに、それすらも、死んだ人に敵わないから。

 私は、生きながらに死んでいる。

 

 だって。

 

 あなた達の想いは、きっと、ずっと、変わらないから。

 私がどんなに望んでも。

 私がどんなに、願っても。

 

 いつになったら言えるの?

 いつになったら、聞いてもらえるの?

 いつになったら、私を見てくれるの?

 

 あなたは、いつまで彼の心を捕らえ続けるの?

 

 私の想いが届く日は、来ないの?

 

 どこを、見ているの――?

 

 

END.

 

 


こんなん、アリなんでしょうかね。
リクは、典七だったんですけど(エロ無しで・笑)
なんだか、無理っぽかったです。ってか、無理でした。ごめんなさい…(汗)
ものすごく、時間かけてないんですよ、これ。
分かりますか。分かりますね。
あぁ…もう、ごめんなさい、ごめんなさい。
初めてのキリリクなのに…
人のリクに応えることの難しさを痛感してます(滝汗)
せめてもの救いは、これが、知り合いだという事…(それで良いのか、私よ)
と、いうわけで、200HITのnanaさまに捧げます。
返品オーケイ。
むしろ、返品してください(涙)