センシティブクレイマー crime2




「よ、七原。国語の課題やってきたか?ノート貸してくんねぇ?」

いつもの朝だった。

まるで何も無かったような、そんな教室。

席につくなり、三村に話し掛けられ、驚いた。

いつもと同じように。

いつもと変わらずに。

自分にノートを借りに来る、三村。

「三村・・?」

「ん?」

「あ、いや、ノートだよな。ハイ。」

「サンキュ。授業までには返す。」

そう言って、自分の机に戻る三村の背中を眺めた。

昨日のことは夢だったんじゃないのかと、思う。

あの後、三村は何も言わずにその場を去って。

急いで後を追おうとしたけれど、脚のおかげで上手くいかなくて。

帰ってから、電話をした。

それさえ繋がらなく、諦めた。

きっと、あれは夢。

新井田に好きなようにされたのも、全部。

ほっと胸をなでおろした自分の目の前が急に陰る。

顔を上げれば、新井田が。

「昨日、どうなった?あれから。」

夢じゃない、夢じゃないんだ。


顔面蒼白。

きっと、杉村あたりが口にするんだろう。


「捨てられるかと思ってたんだけどなァ。さっきの三村、すっげぇ普通だったよな?」

つまんねぇの。

はき捨てるように呟かれたその言葉。

・・・つまらない?

何?

新井田。

新井田。

新井田!

頭の中がぐるぐるする。

三村の姿が。

昨日の三村の後姿がフラッシュバックされる。




いやだ、

いやだいやだいやだ。


―――――――-――――――――!!


















「あ、気がついたかよ。」 

うっすらと目を開けたら、沼井、が。

いた。


白い空間。

カーテン。

風。

・・・・・保健室?


「ぬ、まい・・?」

「ンだよ、俺がここにいんの、可笑しいとか言うんじゃねぇぞ。」


何があったんだろう。

確か、新井田に声を掛けられて・・・

それから・・・

それから・・・・?


口元、に痛みを感じた。

触れれば、バンドエイド。


「お前、新井田に殴りかかって返り討ちにあったんだぜ。覚えてねェ・・ワケねェよな。」

「なんで、沼井がここに?」

「ココでサボろうと思ってたんだよ。ったく、寝るつもりだったのによー、お前が運ばれてきたから・・・」


なんだか、沼井の言葉が矛盾しているように思えた。

もしかしたら、ここまで運んでくれたのは彼なのかもしれない。

どういういきさつで、彼になったのかはわからないけれど。


「・・・・・サンキュ・・」











どれくらい経ったのだろうか。

突然、沼井がベッドから立ち上がった。

スプリングの軋む。

「そろそろお前、戻れ。いつまでここにいンだよ。邪魔。」

折角今日保険医いねぇから、あいつらと騒ごうと思ってンだからよ。

沼井はまだぼうと横になっている自分に背を向け、

学生服の内ポケットに入れてあった、タバコを取り出す。

それに手早く火をつけると、ふぅと一息ついた。

「早く戻れってんだよ。もう2時間もここにいんだろうが。」


嬉しかった。

言葉や態度は冷たいけれど、どこか自分の背中を押してくれてる。

そんな気がする。

特別沼井と仲が良い訳でもない。

関りがあるわけでもない。

でも、前に沼井と話した時から、少しは近くなったような気がする。

何か共通点、が見つかったような。


「ありがとう。」


もう一度、小さく呟いた。




ああ、でもどうすればいい?

どんな顔して教室に戻れば?

三村は、新井田は?

一体、自分をどんな風に見る?











それでも、どうしても。

三村を大事に思っている間は

前に進まなくちゃならない




















コンティニュウ→




すんません(平謝り)
この話は・・・ラストとか何も考えてなくて。
もうある意味即興?
だって今回は充を出したかっただけだもの。
アハハ・・・(がっくり)
ちょっとこの話だけだとね、7と326の親しさが・・・出てないんですけど・・
これはまた、そのウチ。
【クレイジー・刃・−ツ】ってお話できちんと書きたいと。
37・沼桐(リバ)・沼7・桐7 の話なんですけど。
それまでは、何かあったのね、程度で!
つか沼井はボスのモノよって思われてる方、すんません!!
沼7好きなんですってば!笑
ボスに構ってもらえなくて淋しい(笑)沼井と、三村と喧嘩して、ちょっと沼井と意気投合する七原とか!!(爆
このネタ上の話で使うんだってバ・・・
じゃなくて、この話・・・どうよ・・・どうなのよ・・・もうごめんです。
すまんです。
呆れてください。
自分でもちょっと解ってません。
とりあえず、昨日あの後どうなったか、を書き語ったのですよ・・・
まぁよろしければ、次回にもお付き合いを。






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