37レポート2

                              三年B組 国信 慶時


えっと。

ごめんなさい、先生。

別にやりたくなかったんわけじゃないんです。

ただちょっと提出期限を忘れてただけなんです。

あ、とにかくさっさとやってしまうことにします。

よりによって先生の前で書くハメになるなんてなぁ・・・

うらむよ、秋也ぁ


ええと、秋也と三村のことだったっけ?

別におかしくないと思いますよ?

先生はどう思ってるのか知らないけど、俺から見たら普通です。

あ・・・!!

今ひとつ思い出したことがあったんですけど・・・

ごにょごにょ

ええ!?コレ書くんですか??

・・・秋也に見せたりしないですよね?

解りました、書いてきます。


先週くらいの事なんですけど。

ハイ?タメ口でいいんですか?

先週のことなんだけど、秋也風邪引いたんだ。

学校の帰り、三村と遊んで帰ってきたと思ったら急に倒れて。

その日雨だったから、その所為だと思うんだけどね?

良子先生とかもすっごい心配してたんだ。

ホラ、秋也って施設では目立つ方だったし。

俺たちより下の女の子とか、俺と秋也の部屋に押しかけてきてたんだから。

凄かったよ。

ああ、ソレでなんだけど。

氷が切れちゃったんだ。

熱出したときには、よく見かける光景だよね。

だから良子先生、氷買いに、あ、貰いにだったかな?

ちょっとスーパーまで、遅くから出かけたんだ。

その時に、秋也の着替え頼まれちゃって。

あんまり熱が高くて、秋也意識半分くらいぶっ飛んでたんだ。

ココからが問題なんですけど・・

良いんですよね?先生??

秋也の着てたパジャマのボタン外していったら・・

その・・・赤くなってるものがあって・・

始めは、虫にでも刺されたのかな、なんて思ったんだけど。

よく見たら、ソレ・・

あの、キス・・・マーク・・・みたいで・・

一つじゃなくて、沢山あって・・・

きわどい場所にも・・・数個・・

ああ、もう俺ナニいってんだろう!!!

え!!つ、続けるんですか!!??

あ、あの、お、俺・・


はぁ、落ち着きました。

そこで、俺、ぴんと来たんです・・・

前に、一度秋也が妙な声あげてるの、聞いたことあるんです。

施設には電話、親機と子機があるんです。

秋也は子機使ってたんですね。

で、小さい子が別室にある、親機のボタン、何か押しちゃったらしくて。

秋也の電話内容、親機から・・

丸聞こえになってたんです・・・

ああ、もう俺二人のことなんて知らないふりつづけるつもりだったのに・・!!

ごめんね、秋也!!

俺、すぐにでも切るべきだったんだよ。

でも、身体思うように動かなくて・・

あ、でもその時は俺と、3歳の子しかいなかったから!!

その、電話の内容ってゆうのが・・

えええ??!!再現!!!??

無理ですよ!!

喘ぎ声ですよ!!??

あ・・つ・・

ごめんごめん!!秋也!!

ハイ、先生。

やりますよぉ・・

あ、ウチの電話、相手のも聞えるようになってるんで。

「七原くん、やーらーしー」

「三村が悪いんだろ!!信じらんねぇ・・(涙声)」

「俺が悪いの?七原が淫乱なだけでしょー?」

「!!」

「あ、今怒ってるだろ。七原って顔見なくても、どうしてるか想像つくよなぁ♪(笑)」

「うるっさい!もう切るからな!!」

「へぇ。それでこの後一人で処理するんだ?」

「なっ・・・!」

「俺、手伝ってあげよっかー♪」

「遠慮する!!」

「まぁそんな切れんなよ(笑)ホラ、そうさせたのって俺が悪いんだし?責任とってやるよ♪」

「いらないって・・!!」

「七原・・ホラ、力抜いて・・(色っぽい声)

「・・・っ・・・!」

もう無理です!!!せんせぇ!!!

と、とにかく、俺・・

その最後まで聞いてたんですけど・・

その・・三村が言ってた言葉使うと・・

テレフォンセックスっていうんですか??

それ、やっちゃったみたいで・・・

もう帰っていいですかぁ

俺、ナニが悲しくてこんな話先生にやってんだろう・・(泣)

今の話、絶対内緒ですよ!!

俺、何も知らないふりしてるんですから!!