| ●解説 |
1970年代の変身ブームの中で誕生した『イナズマン』はヒーローをミュータント(超能力者)とし、サナギマンからイナズマンへと二段階に変身(変転)することで他作品との差別化を図ったシリーズだった。そして、その企画の変遷においても本作品はヒーローと同じく二段階に変転を遂げている。
1972年3月、東映動画では石森(石ノ森)章太郎氏の『少年同盟』や『ミュータントサブ』などの一連の超能力モノに変身ヒーローの要素を加え、『ミュータントZ』を企画。これが後の『イナズマン』を生む原点となっている。無論、アニメ作品としての企画だが、当時続々とブラウン管に現われ始めていた特撮ヒーローを多分に意識していた。
主人公は中学2年生の渡三郎。謎の男・イライザによって自分がミュータントであることを知らされた彼は超能力に目覚め、サナギマン、そしてミュータントZへのメタモルフォーゼ(変体)が可能となる。その頃、地球は宇宙からの侵略者「ブラック・ファントム」に狙われており、地球人を人工的に超能力者に仕立てて手下として使い、世界に戦争の危機をまきちらしていた。これと戦うため純潔な新人類(ミュータント)による「ぱぴよん同盟」が組織され、三郎はこの組織のメンバーとなって侵略者と戦うのだ。
この企画はアニメ作品としては見送られてしまうが、新しい特撮ヒーローの企画を模索していた当時の東映プロデューサー・平山亨氏の目にとまり、新たに特撮作品として企画修正されることになった。タイトルはヒーローの名前と共に『電光イナヅママン』に変更されたが、主人公の名前や中学2年生という設定を始め、全体的にはあまり大きな変化はない。しかし、ぱぴよん同盟が「少年同盟」に、そしてブラックファントムの首領としてバンバが新たに設定され、バンバの兄サラーが「少年同盟」の盟主であることも記述されている。後に石森章太郎氏自身によって「週刊少年サンデー」に連載された漫画版『イナズマン』は実際の映像作品よりもこの時点での企画設定がベースとなっていた。同じ内容ながらヒーローの名前が一文字削られた『電光イナヅマン』と題された企画書も作られている。
特筆すべきはこの企画が当初、実際に『イナズマン』を放送したNET(現・テレビ朝日)ではなく、TBSでの放送を念頭にしていたという点であろう。しかも検討されていた時間帯は日曜日午後7時〜7時30分。『月光仮面』『隠密剣士』『ウルトラマン』など、数々のヒーロー作品が放送されていたタケダアワー(武田薬品による提供枠)であり、平山氏も『キャプテンウルトラ』『妖術武芸帳』『柔道一直線』といった作品をこの枠に送り出している。
1973年になって本企画は更に大幅な変更がなされ、『イナヅマン』という企画書が新たにNETに提出された。表紙のタイトルこそ「イナヅマン」ではあるが、本文のヒーロー名はほとんど「イナズマン」となっており、ほぼ映像作品に近い。大学生・渡五郎に改められた主人公役には『人造人間キカイダー』に引き続き、伴大介(放映時には伴直弥に改名)氏が抜擢。そしてヒロイン・水沢玲子役には当初、デビュー前の塩見悦子(志穂美悦子)氏が予定されていたという。身が軽く、アクションが得意な少年同盟員という役柄であり、アクション派のヒロインとなるはずだった。結局、志穂美氏のデビューはこの時点で見送られ、数ヶ月後『キカイダー01』でビジンダー・マリ役でデビュー。水沢玲子役は桜井マリ氏に変わり、後に役名も大木サトコに変更された。
この企画書をもとに『イナズマン』の製作が開始され、ようやく10月からの放送が実現した。超能力の映像表現にはスタッフも苦慮したというが、とてつもなく不思議な力を秘めた、強いヒーローのイメージが印象づけられた。しかし、やがてイナズマン=渡五郎はそのドラマの中で内面的に苦悩し始める。
原作者の石森章太郎氏自身が脚本(島田昌之氏と共同執筆)と監督を務めた第12話「バラバンバラはイナズマンの母」の中で、渡五郎の母親がバンバの手先という衝撃的な形で登場し、ラストではバンバに殺されてしまう。そのシリアスなムードは前回までの勧善懲悪な正統派ヒーロー路線とは一線を画するものであった。しかもこのシリアス路線はそれ以降も引き継がれ、シリーズ自体がまさに変転。更に17話から脚本に参入した上原正三氏によってこのラインは決定的なものになる。渡五郎は孤独なヒーローとして位置づけられ、人々に裏切り続けられながら、それでも人々のために必死で戦う哀しいドラマが形成されていった。
そしてバンバに変わる新たな敵・ガイゼル総統率いる「デスパー軍団」を迎え、第26話より新シリーズ『イナズマンF(フラッシュ)』に突入。少年同盟はまったく登場しなくなり、渡五郎の新たな相棒としてインターポールの荒井誠が登場。ハード志向のドラマは頂点を極めることになる。そんな番組の流れとは裏腹に、子供たちの間ではイナズマンの愛車・ライジンゴーの玩具が大ヒット。『イナズマンF』の前半では地上や空ばかりではなく、海中や地底でも大活躍していたライジンゴーだったが、ドラマ重視の方向性とは相容れない存在であり、次第にその活躍の場を失っていった。そのためスポンサーへの配慮として、イナズマンとライジンゴーの活躍シーンを編集した「イナズマンFアクション・タイム」なるコーナーが次回予告の後に流されることになる。
子供向けのヒーロー番組とは思えない過激なドラマを次々と展開した『イナズマンF』は22本分を放送して終了。その最終回も準備稿の段階では荒井の妻や子供、そして荒井自身も殺される陰惨なラストが描かれていたが、さすがにこれにはクレームがつき、内容が改められたという。しかしながら、その方向性は決して曲げられることはなく、最後の戦いに相応しい壮絶なラストには違いなかった。シリーズ全体を見ても、スタッフが作りたいように作ることができた稀有な特撮ドラマといえよう。
なお、『イナズマン』と『イナズマンF』は別の番組として語られることが多いが、途中で改題されたという解釈が妥当のようだ。『イナズマンF』のシナリオに記された話数も『イナズマン』からの通し番号となっている。
| ●キャラクター |
■渡五郎(伴直弥)・・・・・・東南大学三年生で、同大学緑が丘寮在住。サッカーが得意なスポーツ青年。新人類との戦いに巻き込まれ、自分が超能力者であることを知って少年同盟の一員となる。心優しく正義感が強い。常に冷静沈着に行動するが、母親をバンバに殺された時ばかりは感情に走りすぎ、理性を失ってしまった。
■サナギマン・・・・・・渡五郎が「ゴーリキショーライ!」のかけ声で変転した姿。イナズマンになるためのエネルギーを蓄える段階であるため目立った超能力は持たず、剛力だけが取り柄。敵からの攻撃を受けても、イナズマンに成長する時をただひたすら待ち続けるしかない。
■イナズマン・・・・・・渡五郎がサナギマンの姿を経て最終的に成長した姿。ベルトのゲージが頂点に達した時、「チョーリキショーライ!」のかけ声によって変転する。イナズマ拳法を始めとする数々の超能力と超兵器ライジンゴーを使って帝王バンバ率いるファントム軍団、そしてガイゼル総統率いるデスパー軍団に戦いを挑む。第26話から新兵器・ゼーバーを使用した必殺技・イナズマンフラッシュが決め技となった。
■丸目豪作(北村晃一)・・・・・・五郎の親友で、同じく東南大学三年生。学生服の下に剣道着、履物は下駄といういでたちで五郎や少年同盟員たちと行動を共にする。超能力はないが、武道に長けた怪力無双の男。かなりのオッチョコチョイでもある。学費をかせぐためアルバイトをしていることが多い。
■大木サトコ(桜井マリ)・・・・・・少年同盟員。気立てが優しい反面、鋭い直観力と強い決断力を持つ。ファントム軍団に襲われても臆することなく、果敢に立ち向かっていく。
■大木カツミ(山田芳一)・・・・・・少年同盟員にしてサトコの弟。五郎を慕う勇気ある少年。時として無謀な行動に出ることもあり、姉のサトコにとっては目が離せない存在。
■富川カオル(府川房代)・・・・・・少年同盟員。基地の連絡担当などをすることが多い。行動的なサトコに対し比較的おとなし目で、あまり目立った活躍はない。
■バンバ(声/飯塚昭三)・・・・・・新人類帝国の帝王にして冷酷無比の大超能力者。現世人類を抹殺し、新人類だけの帝国をうちたてようとファントム軍団を結成。次々に超能力者をさらい、新人類手術によってミュータンロボを仕立て上げた。イナズマンとの対決では火炎ファイターに姿を変え、最後の戦いを挑んだ。
■荒井誠(上野山功一)・・・・・・インターポール秘密捜査官。ライフルを武器にして五郎と共にデスパー軍団と戦う。実験都市デスパー・シティに捕われていた過去があり、他の市民同様サイボーグに改造された。妻子とは生き別れになり、再びデスパー・シティを訪れるまでその記憶は失われていた。普段は冷静沈着だが、時として感情を抑えきれないことがある。
■ガイゼル総統(安藤三男)・・・・・・デスパー軍団のリーダーにして冷酷な独裁者。部下はすべてサイボーグに改造し、作戦に失敗した者は即座にその首をはねてしまう。自らが大超能力者でありながらミュータントの存在を許さず、他人に裏切られることを何よりも恐れている。ひとり娘のカレンだけには愛情を注いでいたが、たとえ娘でも裏切れば容赦はしない。武器は仕込み杖。
■ウデスパー(声/岩名雅記)・・・・・・デスパー軍団の参謀として暗躍するロボット戦士。ガイゼル総統の右腕であり、目的のためには手段を選ばない。
■ウデスパーα(声/渡部猛)・・・・・・イナズマンに破壊されたウデスパーの破片から新たに誕生した兄弟ロボットの兄。あまり物事を深く考えずにまっすぐ突っ走るきらいがあり、何でも力づくでかたづけようとする。
■ウデスパーβ(声/岩名雅記)・・・・・・兄弟ロボットの弟。常に冷静沈着で、緻密な作戦を立てる策士でもある。性格の違いから兄とぶつかることもしばしばあったが、後に兄と共に合体手術を受け、合体ウデスパーとなる。
■サデスパー(声/岩名雅記)・・・・・・実験都市デスパー・シティの市長を担う、デスパー軍団参謀。
| ●全話ストーリー |
| 第1話 恐怖の新人類 バンバの挑戦!! |
ある夜、悪のミュータントばかりを集めた新人類帝国のファントム軍団が平和な大都会に現われた。そこへ通りかかった渡五郎は彼らに追われていたサトコとカツミを助け、汚れなき少年少女のミュータントの一団・少年同盟の基地へと招かれる。盟主サラーによって自分も強力な超能力を持っていることを知らされた五郎は、帝王バンバ率いる新人類帝国と断固戦うことを決意。覚醒した彼の超能力はサナギマン、そしてイナズマンへの変転を可能にした。イツツバンバラを倒した五郎は少年同盟の一員となり、サラーよりライジンゴーを贈られた。
| 第2話 危うし少年同盟!呪いの水!! |
少年同盟員・江川ミドリの乗ったバスがミズバンバラの襲撃を受けて海の底へ沈んだ。駆けつけた五郎によってミドリは救出され、一命はとりとめたもののショックのあまり気絶し病院へと運ばれる。彼女の両親にそのことを知らせに行く五郎だが、彼らはファントム兵士の変装であった。ミズバンバラは病院から彼女をさらうと、本物の両親を人質にとってミドリを脅迫する。新人類の目的は彼女から少年同盟の秘密を聞き出すことにあったのだ。だが、そこへイナズマンが登場。戦いの末にミズバンバラは倒され、少年同盟の秘密は守られた。
| 第3話 黒い死を呼ぶファントム地獄! |
コブバンバラは藤波博士をさらってバンバ細菌の研究を強要した。バンバ細菌はコブバンバラのエネルギー源であり、その恐るべき超能力で全人類の皆殺しを企んでいるのだ。博士は完成した細菌を持って新人類の基地を脱走し、娘のルミと再会。彼女の持つぬいぐるみの中に細菌を隠すが、執拗なコブバンバラに気づかれ、まんまと奪われてしまう。細菌を食べて百万倍にパワーアップしたコブバンバラにサナギマンも苦戦を強いられる。だが、イナズマンに変転した彼の超能力の前には、さすがのコブバンバラも歯が立たなかった。
| 第4話 日本列島大爆発!! |
地質学の権威・富島博士は日本の火山帯がひとつにつながっていることを発見し、さらにその中心部をつきとめた。そこを爆破すれば日本中の火山を一挙に爆発させることができる。ホネバンバラは日本爆破作戦を実行するため博士を襲撃。火山帯中心部の地図を記録したマイクロフィルムを奪うと、そこを爆破するが、噴火は起こらない。フィルムは博士が用意していたニセモノだったのだ。怒ったホネバンバラは博士を連れ出すが、そこへサナギマンが駆けつけた。サナギマンはやがてイナズマンとなり、ホネバンバラを葬って博士を救い出した。
| 第5話 大空中戦!かみつくライジンゴー!! |
風を操るカゼバンバラは突風を起こし、伸一青年の運転するダンプカーを宙に浮かせた。駆けつけたライジンゴーによって救出されたもののダンプは故障し、伸一は修理代が払えずに苦悩する。そんな時、ひとりの紳士が彼に近づき、事故はライジンゴーの仕業だと告げる。それはカゼバンバラの変装であったが、そうとは知らない伸一はダンプでライジンゴーに体当たり。だが、ライジンゴーを破壊することはできず、カゼバンバラは伸一の弟・伸次をさらって罠を仕掛ける。イナズマンは襲い来る戦闘機隊を粉砕してカゼバンバラを倒した。
| 第6話 怪奇ユキバンバラ!新人類手術!! |
自分の予言を信じぬ者はすべて呪い殺す! 美しい顔を持ちながら氷のような冷たい心を持つ女占い師・氷山雪絵。そんな彼女に目をつけたバンバは世界各地から集めた悪のミュータント人間の肉体に彼女の心を加え、ユキバンバラを誕生させた。ユキバンバラは雪絵の姿で忍び寄り、雪と氷の超能力で人間たちを次々に凍死させていく。その正体が雪絵であることを知った五郎は、彼女が占い師を営む占い館を訪ね、イナズマンに変転してユキバンバラに挑戦。絶対零度を作り出すその超能力をものともせず、これをうち倒した。
| 第7話 奇怪!空飛ぶ一つ目!? |
ヒャクメバンバラは各地の学校の教師を殺してこれに成り代わり、超能力者の子供たちを次々にさらっていた。やがてカツミの通う小学校へやってきた彼は教師・手塚に化け、担任の生徒で超能力者のナオキに目をつける。そして、人間を憎み人間を呪う”悪い目”をその首に植えつけて彼を操り、カツミを捕えさせると、守護神・マンモスアイに二人を乗せて百目島へと連れ去った。それを知ったイナズマンはマンモスアイを追跡し、これを破壊。ヒャクメバンバラはちまち力を失い、もはやイナズマンの敵ではなかった。
| 第8話 恐怖砂あらし!大空港沈没!! |
羽田空港で奇怪な事件が発生した。突如として滑走路が砂地と化し、旅客機が砂地獄に呑みこまれたのだ。砂を自在に操るスナバンバラの姿を目撃した少年・雷太は、やはり砂地獄に呑みこまれそうになるが、駆けつけたイナズマンの念動力によって救われた。しかし、雷太はそれを自分自身の超能力だと思いこみ、得意げになる。スナバンバラもまた雷太がミュータントだと誤解し、新人類に仕立てあげるべく彼を連れ去った。その後を追ったイナズマンは身体を砂に変えるその超能力に翻弄されながらも苦戦の末スナバンバラを倒した。
| 第9話 光るカビは夜歩く!! |
超能力を持つ少女・村山絵理はある夜、不気味なカビを操るカビバンバラに連れ去られた。新人類のファントム少年隊を結成するため超能力を持つ子供たちを集めていたのだ。五郎は絵理を救出して少年同盟の基地へ連れていくが、彼女はカビバンバラに操られるまま基地に爆弾を仕掛けて姿を消してしまう。間一髪、爆発をくい止めた五郎は超能力を使って絵理たちがとらわれている場所をつきとめ、潜入を開始。カビバンバラは巨大なカビとなって暴れまわるが、イナズマンの正義の超能力にはかなわず、超力イナズマ落としに粉砕される。
| 第10話 人喰いガスの恐怖!! |
鬼墨岳に毒ガスが発生し、勝木博士が調査に向かった。その原因はガスバラバラにあり、博士一行はその襲撃を受けるが、あらかじめ解毒剤を飲んでいた博士にはガスが効かなかった。解毒剤の威力を恐れたガスバンバラは博士を脅し、彼の息子・シンゴの持つペンダントの中にその化学式が隠されていることを聞き出す。たちまちシンゴに忍び寄るガスバンバラの魔手。それを知った五郎はニセのペンダントをつかませるが、怒ったガスバンバラはファントム列車に博士を縛りつけた。イナズマンは危機一髪の博士を救い出し、ガスバンバラを倒す。
| 第11話 バラバンバラはイナズマンの母 |
食糧危機の解決策を研究中の石川博士がバラバンバラに襲われた。五郎はイナズマンに変転し博士を守って必死に戦うが、やがて力尽き倒れてしまう。ふと気がつくと、傍らにひとりの女性が。彼女の名は渡シノブ――他ならぬ五郎の母であった。死んだと思っていた母親と十五年ぶりの再会を喜ぶ五郎。だが、その母こそバラバンバラの正体でもあった。躊躇しながらも再び挑戦するイナズマン。「俺は五郎だ!」母を想う息子の悲痛な叫びが通じ、バラバンバラは人間の心を取り戻すが、冷酷なバンバはそんな彼女を処刑してしまう。
| 第12話 母の仇バンバ対イナズマン |
五郎は地底深くにある新人類帝国への入り口を発見するが、アクマバンバラに両腕を傷つけられて変転不能に陥った。帝国の中へと逃げ込むと、そこには地上から無理やり連れてこられた人々が。母親の仇うちに燃える五郎は彼らのことも考えずにバンバのアジトへ乗りこむが、アクマバンバラの罠にかかってしまう。ひとりのシスターが人々を守るため自らの命を投げ出すのを見て、自分の行動を恥じる五郎。ようやく傷の癒えたその身体でイナズマンに変転しアクマバンバラ率いる戦闘機隊を粉砕するが、帝国の人々はすでに皆殺しにされていた。
| 第13話 傷ついたイナズマン |
石油コンビナートが大爆発を起こし、奇妙な壷を抱えたひとりの少女が放火の疑いで作業員に追われていた。サトコたちは少女の無実を信じて彼女をかくまうが、記憶喪失にかかり、自分の名前すら覚えていないという。そんな彼女になぜか冷たくあたる五郎。彼の考えていた通り、少女はアブラバンバラに操られており、放火の犯人も彼女だった。アブラバンバラに挑み、傷ついたイナズマンは少女の手当てを受け、彼女の優しさに触れる。そして、燃えさかる炎の中で少女は記憶を取り戻し、イナズマンはアブラバンバラを倒すのだった。
| 第14話 怒りのライジンゴー大空中戦!! |
秩父山中で未確認飛行物体が目撃された。調査に向かった五郎とカツミたちはその途中、キリバンバラに襲われていたアリサという女性を救うが、彼女はカツミの持つ飛行物体の写真を奪って姿を消してしまう。だが、五郎はそれでも彼女を信じるという。新人類の手先だったアリサもそんな彼にやがて心を開き、キリバンバラの計画を教えた。未確認飛行物体の正体は新人類の爆撃機であり、これから東京を襲撃するというのだ。五郎はイナズマンとなり、ライジンゴーでこれを撃破するが、彼が地上に戻った時、アリサの姿はどこにもなかった。
| 第15話 影をくわれたお母さん |
未来のことがわかる超能力を持った少年・タカシはある夜、自分が化け物に襲われることを予感した。母にそのことを話しても信じてもらえず、外へ飛び出した彼はカゲバンバラに狙われ、通りかかった五郎に救われる。タカシを新人類帝国の一員にするべく執拗に彼を狙うカゲバンバラは、タカシの母親を襲ってその影をくらい、タカシをおびき出した。影をくわれたため生死の境をさまよう母。怒りに燃えるイナズマンはカゲバンバラと対決。影の世界に閉じ込められ苦戦しながらもカゲバンバラを倒し、母子に笑顔が戻った。
| 第16話 約束に向かって走れ! |
新人類が各地で建設労務者を集めているという情報をつかんだ五郎がその調査に乗り出すと、眼前の建物が突然大爆発を起こした。そこは新人類の秘密工場であり、労務者たちが働かされていたのだ。たったひとり生き残った男は妻と娘に会いたがったが、深手を負ったその身体では命が危ない。五郎は必ずふたりを捜し出すと男に約束し、彼の故郷である佐久間村へと足を運んだ。だが、その途中でトゲバンバラに襲われ、毒のトゲを受けて変転不能に陥る。それでも必死で村を目指す五郎。そんな彼を救ったのは、捜していた男の妻と娘だった。
| 第17話 謎の対決!ふたりの渡五郎!! |
五郎が身に覚えのない罪で警官に逮捕された。彼そっくりに化けたシャシンバンバラが現金輸送車を襲い、ガードマン二人を射殺したのだ。その目的は五郎を凶悪犯に仕立てて人間社会から追放し、行き場のない彼を新人類の一員として迎え入れることにあった。そのためシャシンバンバラは護送車を襲撃して五郎を逃がし、再び彼になりすましてライジンゴーでキヨシという少年をはねる。命に別状はなかったものの犯人に激しい憎悪を抱くキヨシ。だが、彼が偶然出会った五郎は意外にも優しかった。とまどうキヨシの前にもう一人の五郎が現われた。
| 第18話 友情のイナズマ落し!! |
五郎の出会った少年・ジョウジは予知能力を持つ超能力者であった。殺されたはずの女が殺人鬼と化し殺戮を開始する。新人類の恐るべき計画を予知したジョウジはドクバンバラに捕えられ窮地に陥るが、テレパシーを使ってイナズマンに助けを求めた。だが、五郎は二度とテレパシーを使わないようにとジョウジに言い聞かせた。体内のエネルギーを多く使うため、身体に負担がかかりすぎるからだ。しかし、ドクバンバラの毒ガスによって視力を失ったイナズマンが苦戦を強いられた時、ジョウジは思わずテレパシーを使うのだった。
| 第19話 謎の殺人ボクサーミラーX? |
五郎の幼なじみで元プロボクサーのリュウは自分の果たせなかった夢を弟のマサルに託し、彼を世界チャンピオンにするため自分のジムを持ちたいと考えていた。だが、それには多くの資金が必要だ。リュウは秘密クラブで開かれる賞金五百万円のデスマッチに出場するが、謎のボクサー・ミラーXの卑怯な手口に敗れ、重傷を負った。その手術代を稼ぐため、今度はマサルがミラーXに挑むが、やはり勝ち目はない。彼に代わって五郎がリングに上がると、ミラーXはその正体を現わし、カガミバンバラとなった。その狙いは五郎にあったのだ。
| 第20話 星円盤を追え!ライジンゴー!! |
昼夜問わず、謎の円盤に狙われる五郎。その陰には水晶玉を手にした少女・ユウコの姿が……。彼女は新人類に弟の太郎を人質にとられ、ホシバンバラに命ぜられるまま、水晶球を使って星円盤を誘導していたのだ。事情を知った五郎は太郎の救出に向かうが、ホシバンバラに行く手を阻まれる。だが、太郎はやがて姉のもとへ無事戻ってきた。不審に感じた五郎は彼の服に爆弾がとりつけられていることに気づき、それをとりはずす。そしてホシバンバラの星円盤に挑んだイナズマンは、ライジンゴーの捨て身の体当たりでこれを粉砕した。
| 第21話 渡五郎イナズマン死す!? |
150年に一度しか咲かぬという逆さ竹の花が咲き、村人たちが姿を消した。調査に向かった五郎はタケバンバラの毒矢にやられ、牧場の親子に救われる。だが、その親子こそ新人類の変身であり、薬を飲まされて仮死状態となった五郎は後からやって来たサトコたちの目の前で生きたまま埋葬されてしまう。それでも五郎がまだ生きていると信じたサトコは彼の身体を墓場から掘り返し、小屋にかくまった。タケバンバラは彼らを皆殺しにせんものと小屋に火を放つが、冷えきった五郎の身体はその炎の熱によってやがて息をふき返した。
| 第22話 歩く土人形 恐怖の大地割れ!! |
ある朝、新聞配達をしていた少年・カズオは土に埋まっていたハニワを発見するが、ハニワに触れた手が突然しびれだし、高熱を発して倒れてしまった。ハニワの正体は新人類のツチバンバラであり、その身体にはおそろしい病原菌が付着していたのだ。通りかかった五郎はカズオを病院へ運ぶが、彼の症状は行方不明中の野中博士でなければ治せないという。新人類の罠に乗じて敵地へ潜入した五郎はイナズマンとなってツチバンバラを倒し、そこに捕われていた野中博士を救出。博士の手によって手術は成功し、カズオは一命をとりとめた。
| 第23話 呪いのえのぐが人を溶かす |
突然えのぐが溶け出し、絵を鑑賞していた人々や写生をしていた子供たちが次々とえのぐまみれになって死んでいく。えのぐを操るえのぐバンバラの仕業だ。そして、えのぐバンバラは予知能力を持つ少年・マサルを新人類に迎え入れるべく彼の身辺に忍び寄っていた。入院中のマサルの母を人質にしようと病院にまで侵入するえのぐバンバラ。それを知った五郎はマサルを守るためサナギマンに変転するが、えのぐの沼にのみこまれ、その隙にマサルがさらわれてしまった。サナギマンはイナズマンとなって危機を脱し、えのぐバンバラと対決する。
| 第24話 謎のロボット戦士? |
ミサイルを運搬中のファントム兵士の一隊が何者かの襲撃を受けて全滅した。ファントム軍団を敵に回す謎のロボット戦士の存在を知り、とまどう五郎。一方、イシバンバラは男たちを次々とさらってミサイル基地を完成させ、新型ミサイルのテストに成功する。イナズマンはイシバンバラと戦い、これを倒したものの、東京に向けてミサイルが発射されてしまった。バンバの狙いは東京をせん滅させることにあったのだ。ミサイルに飛び乗り、その方向を変えて辛くも東京を救うイナズマン。だが、ミサイルを発射したのはバンバではなかった。
| 第25話 壮烈!帝王バンバの最期!! |
謎のロボット戦士はついにファントム軍団の征服を開始した。帝王の座を追われることを恐れたバンバは五郎と手を組もうと図るが、それに失敗すると超能力を吸収する特殊な部屋に彼を閉じ込め、おそるべき大計画を実行に移した。地殻変動装置を使って日本を海の底に沈めようというのだ。五郎はイナズマンとなって超能力を倍増させる装置・ゼーバーを作りだし、その力で脱出。火炎ファイターと化したバンバもゼーバーの前に敗れ、壮烈な最期を遂げる。地殻変動装置を破壊する五郎。だが、その眼前に新たな敵・デスパー軍団が姿を現わした。
| 第26話 恐怖のガイゼル総統と謎のデスパー軍団! |
デスパー軍団の攻撃を受けた五郎はイナズマンに変転するが、バンバとの戦いで失ったエネルギーはまだ充分に回復してはいなかった。迫りくるウデスパー、そして新手のハンマーデスパーから辛くも逃れる五郎。だが、冷酷なハンマーデスパーは執拗に彼の命を狙った。そんな時、五郎の前にライフルを持った謎の男が出現。インターポール捜査官の荒井誠と名乗った彼は、協力してデスパー軍団と戦うことを誓う。再びハンマーデスパーに襲撃されたイナズマンは幼稚園児たちを人質にとられて窮地に陥るが、荒井の助けによって逆転勝利するのだった。
| 第27話 戦慄のサファリ!海中大作戦!! |
ガイゼル総統はミュータントのせん滅をノコギリデスパーに命じた。ミュータントの中から第二のイナズマンが誕生するのを恐れたのだ。熱線誘導装置を使ってミュータントを次々と抹殺するデスパー軍団。彼らの暴虐をこれ以上許すわけにはいかない。五郎はデスパー軍団のアジトがあると思われる鬼神峠に向かい、今まさに陸上選手がサファリの的にされているのを目撃する。だが、荒井を人質にとられ、やむなく彼が選手の身代わりに。五郎はガイゼルの矢を肩に受けながらもイナズマンに変転し、ライジンゴーでノコギリデスパーをうち倒した。
| 第28話 水爆500発!!地底大戦争! |
怪しいふたりの男が五郎に追われて自爆し、彼らの残したトランクから暗号文の記された紙片が発見された。暗号を解読した荒井はその内容に驚愕する。それは500個もの水爆を使って日本列島を爆発させようとするデスパー軍団の恐るべき計画だったのだ。水爆が仕掛けられた地点をさぐりだしたイナズマンは、ただちにライジンゴーで地底へ向かう。デスパータンクと対決し、これを破壊するライジンゴー。イナズマンは作戦を遂行していたバーナーデスパーを倒すと、急いで水爆の時限装置を止めた。かくして日本は大爆発の危機から免れたのだった。
| 第29話 謎の飛行船? 宇宙へ!! |
デスパー軍団のドリルデスパーが金保管所から50億円の金塊を盗みだした。国際強盗団のカジモトは彼らがイナズマンが戦っている間に金塊を奪い、教会の中へ隠す。だが、それを知ったドリルデスパーはたちまち教会を占領し、カジモトを殺害した。デスパー軍団の目的は日本全土の壊滅であり、そのため金塊を使って強力なゴールド爆弾を作りあげてしまう。爆弾を積んだミサイルが発射されたその時、イナズマンは素早くミサイルに飛び乗ると、方向を変えて上空で爆発させた。そして再びドリルデスパーと戦ったイナズマンはこれをうち倒した。
| 第30話 DESミサイル大空中戦!! |
DESミサイルを奪うマシンガンデスパー。その後を追跡しようとしたイナズマンは、強力な念力のために透視能力を発揮することができなかった。超能力を持つ少年・ケンイチが友だちに超能力を見せびらかしていたのだ。マシンガンデスパーはケンイチを利用して五郎をおびき出すと、ふたりを捕えて基地へ連行した。五郎をデスパーの一員に仕立てようとするガイゼル総統。そのための手術が開始されようとしたその時、五郎はケンイチと協力して超能力を集中させ、サナギマンに変転。さらにイナズマンとなってマシンガンデスパーを倒した。
| 第31話 ガイゼルの大要塞 |
デスパー軍団は大前線基地を建設するべくニュータウンを占拠した。破壊の限りを尽くし、逃げまどう人々を容赦なく惨殺する戦闘員たち。駆けつけた五郎と荒井はひとりの若い娘と出会うが、彼女は地下工場で新兵器を目撃したためデスパー軍団に追われていた。荒井は娘をかばって敵の銃弾を満身に浴びるが、彼は何事もなかったかのように平然としている。荒井の身体は機械化されたサイボーグだったのだ。突如現われた円盤型の新兵器の前にイナズマンはライジンゴーで立ち向かい、これを破壊。そして襲い来るナイフデスパーを葬り去った。
| 第32話 大決戦!ウデスパー対イナズマン!! |
イナズマン抹殺の命を受けたウデスパーは女性サイボーグ・ミスワンを五郎に近づけ、その居場所をキャッチ。彼らの隠れ家めがけてミサイルを撃ちこんだ。間一髪、五郎に救われたミスワンは自分までも殺そうとした冷酷なウデスパーに不信感を抱く。命令を無視してウデスパーに抹殺されるミスワン。
イナズマンはウデスパーとの決戦に挑むが、その力に圧倒され、必殺技のイナズマンフラッシュですらとどめを刺すことはできなかった。そこでイナズマンはミスワンから託されたペンダントを使い、強力な破壊光線でついにウデスパーの身体を粉砕する。
| 第33話 ウデスパー兄弟!クロスハリケーン!! |
デスパー軍団はウデスパーの破片を拾い集め、新たなる戦士・ウデスパーαとウデスパーβを作りあげた。その力はウデスパーを凌駕し、ふたりが繰り出す必殺技・クロスハリケーンの前には、さすがのイナズマンもただ逃げ出すしかなかった。そんな時、キヨシ少年はデスパー軍団の兵器を絵に描いたことからジェットデスパーに命を狙われ、姉のタミの腕に時限爆弾が取りつけられてしまった。爆弾を解除するにはジェットデスパーの持つプラス光線が必要だ。イナズマンはジェットデスパーを追跡してプラス光線を奪い、姉弟を救うのだった。
| 第34話 少年サーカスとマルチ大作戦 |
デスパー軍団がレーダー基地へ潜入し、そこに特殊な装置を取りつけた。ウデスパー兄弟が発するクロスハリケーン電流を10万倍にも強化するという恐るべき装置だ。サーカス団の少年アキラは偶然にも彼らの行動を目撃するが、ハサミデスパーに脅されて誰にも話すことができなかった。マルチハリケーン作戦の実験に成功したデスパー軍団は、強力な竜巻で東京を全滅しようと計る。助けたアキラから話を聞き、彼らの計画を知った五郎はイナズマンに変転。襲い来るハサミデスパーを倒し、レーダー基地から特殊装置をとりはずした。
| 第35話 ウデスパー兄弟の挑戦状!! |
山登りをしていた若者たちがデスパー軍団に襲われた。若者たちのひとり・ヨウコは急いで五郎を連れてくるが、仲間たちは無惨にも殺されてしまう。ウデスパー兄弟の挑戦を受け、必殺技クロスハリケーンに苦戦するイナズマン。だが、兄弟の心がバラバラのために威力は半減していた。見かねたガイゼルはただちにウデスパー兄弟を呼び寄せると共に、五大都市空爆作戦をジシャクデスパーに命じる。それを知ったイナズマンはライジンゴーで爆撃機を破壊し、作戦を阻止。さらにジシャクデスパーを倒したものの、新たな敵・合体ウデスパーが出現した。
| 第36話 美しいサイボーグ!暁に分身す!! |
動力回路に故障が生じた合体ウデスパーはデスパー基地に回収され、もとのウデスパーαとβに分離された。絶対絶命の危機を脱した五郎はデスパー軍団に追われていたあけみという若い女性を助ける。五郎を罠にかけ、彼の抹殺を計るあけみ。その正体は分身するサイボーグ・サイレンサーデスパーであった。だが、意外にもあけみはガイゼルを殺して欲しいと願い出る。五郎はそのことばを信じ、共にガイゼルの要塞へと突入するが、それもまた彼女の仕掛けた罠だった。五郎はイナズマンとなってサイレンサーデスパーと対決。激闘の末にこれを倒した。
| 第37話 幻影都市デスパー・シティ |
ユキという女から連絡を受けた五郎と荒井は実験都市デスパーシティへ案内された。そこはサデスパー市長のもとに5万人もの人々が強制的に住まわされており、ユキは彼らを救いだすためイナズマンの手を借りようとしていたのだ。荒井はかつて自分もそこにいたことを思い出し、行方不明だった妻と娘の姿を見かけて後を追うが、それは敵の罠であった。実の弟が密告していたことを知ったユキは容赦なく弟を射殺。そしてウデスパー兄弟をさそい出すと、彼らを道連れに自爆した。イナズマンは襲い来るボイラーデスパーを倒したものの、デスパーシティから外の世界へはじきとばされてしまう。
| 第38話 白い闇!!鬼女がうたう子守歌 |
鬼ヶ原に怪しい子守歌が聴こえ、伝説の鬼女が出現するという。調査にやって来た五郎の目の前で、今まさに赤ん坊をさらっていく鬼女。その正体はニューブラッド計画を遂行するマサカリデスパーであった。子どもたちを集め、新開発した血液で新人類を飼育しようというのだ。マサカリデスパーの繰り出す幻影に翻弄されるイナズマン。だが、合体ウデスパーの完成を妨害したことでガイゼルの怒りを買ったマサカリデスパーは、幻影を映し出す映写機を止められてしまう。イナズマンはマサカリデスパーを倒し、子どもたちを救いだした。
| 第39話 大空中戦!!合体ウデスパー戦略部隊 |
荒井は上原村に住む少年コウイチからの無線を受信した。少年の弟のコウジが破傷風となり、今すぐにも血清が必要だという。だが、その無線はデスパー軍団にも傍受され、合体ウデスパーはイナズマンをさそい出すべく上原村に近づく飛行機をミサイルで狙っていた。必ず血清を届けることを少年と約束したイナズマンは自らライジンゴーで血清を運ぶが、その行く手にはデスパー軍団が待ち受けている。激しい戦いの中で敵の弱点に気づいたイナズマンはついに合体ウデスパーを倒し、村へたどりついた。そしてコウジは奇跡的に命をとりとめるのだった。
| 第40話 大洪水作戦!! |
強力に改造されて蘇えったドリルデスパー。その体内にはドリル破壊光線を発射するためのパワーマシンが取りつけられ、大洪水作戦を実行するべく奥沢ダムを襲撃した。だが、パワーマシンはドリルデスパーの体内から転げ落ちてユミとケンジの姉弟にひろわれ、やがて五郎の手に渡った。ドリルデスパーはユミを人質にとってそれを奪い返すと、ドリル破壊光線を使って奥沢ダムを破壊。恐るべき大洪水作戦を実行に移した。イナズマンはゼーバー逆転チェストでダムをもとに戻し、ドリルデスパーと対決。激闘の末にこれをうち倒した。
| 第41話 謎の女その名はデスパー秘密捜査官 |
電子工学の権威・九条博士は息子のイチロウを人質にとられ、デスパー軍団のためにやむなく超音波発生器を作らされていた。実験は成功し、サデスパーはをさらに強力にするよう博士に強要する。その頃、インターポールニューヨーク支部から女秘密捜査官ケイ・マヤが九条博士の行方を追って日本へ到着。だが、敵に捕われた彼女はサデスパーの催眠にかけられ、荒井の命を狙い始める。イナズマンは荒井と九条博士を救いだし、ノコギリデスパーに戦いを挑んだ。そして超音波発生器もろともノコギリデスパーが倒れると、マヤは正気に戻るのだった。
| 第42話 青い瞳のインベーダー |
五郎が出会った不思議な少女クリスチーヌ。彼女はイグアス星から来た宇宙人であり、地球で行方不明になった婚約者ジェットをさがしているという。やがてクリスチーヌの前にジェットが現われるが、彼は以前のジェットではなかった。自ら志願してデスパー軍団の一員となり、ジェットデスパーとして生まれ変わっていたのだ。たちまちクリスチーヌはデスパー軍団に捕われ、荒井と共に処刑台に立たされる。間一髪、駆けつけたイナズマンはふたりを救出し、ジェットデスパーを倒した。だが、戦いに巻きこまれたクリスチーヌは静かに息をひきとった。
| 第43話 レッドクイン暗殺のバラード |
すぐれた射撃の腕を持つ夕子は、かけがえない友人を殺してまでデスパー軍団の一員となった。レッドクインと名づけられた彼女の任務は渡五郎を殺すこと。しかし、家族を惨殺された夕子はデスパー軍団に深い恨みを抱いており、ひそかにガイゼルの命を狙っていた。利き腕を痛めたため引き金を引くことができず、任務に失敗して射殺されるレッドクイン。だが、息をひきとる直前、やっとの思いで放った彼女の弾丸はガイゼルの耳を撃ち落とした。イナズマンは「死のメロディ」に苦しみながらもハンマーデスパー2を倒した。
| 第44話 イナズマン デスパー軍団に入隊す!! |
善良な人たちを次々と連れ去るミキサーデスパー。そこへ駆けつけたイナズマンは、なぜか敵に手を貸した。目の奥にミクロニードルを注入され、さらに中性子を浴びせられることでデスパー軍団に操られていたのだ。子どもたちの非難の声を聞き、悩み苦しむ五郎。だが、デスパー軍団はイナズマンを完全に人間社会から追放するべく、さらった人たちを大衆の面前で彼に処刑させようと計る。そこでイナズマンはマフラーで自らの目を隠して中性子を遮断。ミキサーデスパーに立ち向かい、荒井の協力によってその苦しい戦いに勝利するのだった。
| 第45話 蝶とギロチン花地獄作戦 |
五郎は砂浜に流れついた若い女を助けた。だが、彼女はデスパー軍団の一員であり、赤い蝶を操ってケシの花の毒を撒きらす恐ろしい女であった。ギロチンデスパーに襲われた五郎はサナギマンに変転するが、女の撒いた毒を浴びて倒れる。霞む意識の中で自分の少年時代を思いだした彼は、その女が幼なじみのテレサであることに気づいた。ギロチンデスパーが必殺技を繰り出したその時、テレサはサナギマンをかばって傷つく。五郎と再会して少女の心をとり戻したのだ。怒りに燃えたイナズマンはギロチンデスパーを倒すが、テレサは帰らぬ人となった。
| 第46話 死者部隊ルート047 |
五郎と荒井はデスパー怪人の乗った霊柩車を追いつめるが、そこに残されていたのはファントム軍団の制服を身につけた変死体であった。死体の男・倉山は2年前に蒸発したまま行方不明となっていた。だが、彼は突如として生き返り、息子のタイチを人質にとって五郎を脅す。倉山の身体はサイボーグ化されており、デスパー軍団に操られているのだ。彼らは戦争をしている国に倉山のようなサイボーグ兵士を送りこんで世界中を混乱させるルート047計画をひそかに進めていた。五郎はイナズマンとなってスプレーデスパーを倒し、倉山はもとに戻った。
| 第47話 邪魔者は殺せ ガイゼルの至上命令 |
デスパーの秘密捜査をしていたインターポール捜査官が次々と殺された。事件をさぐり始める五郎と荒井。そんな時、デスパー軍団のブラックデスパーが五郎を狙うが、ひとりの女がそれを妨害した。その女・ジュンはブラックデスパーの妹でありながらインターポール捜査官でもあったのだ。しかし、兄のためにインターポールを裏切った彼女は、今度は五郎に銃口を向けた。押し合ううちに兄の銃弾に当たり、命を落とすジュン。ブラックデスパーはイナズマンに倒され、ジュンの残したバッジにはデスパーシティの入口を示す暗号文が仕込まれていた。
| 第48話 さらばイナズマン ガイゼル最期の日 |
デスパーシティに潜入した五郎と荒井は、そこでガイゼルの娘・カレンと出会った。彼女に近づいただけで射殺されるため、ひどくおびえる市民たち。だが、けがをしたカレンを五郎は放っておくことができなかった。一方、ガイゼルは人工太陽を爆破して日本全土を海の底に沈めるという恐るべき計画を実行に移した。それを知ったカレンは爆破装置を止めるが、ガイゼルの怒りを買って殺されてしまう。サデスパーを倒したイナズマンはガイゼルと対決。激闘の末、ついにガイゼルは死んだ。荒井は妻や娘と再会を果たし、五万人の市民に自由が戻った。
| ●データ |
1973年10月2日〜1974年9月26日
NET(現・テレビ朝日)系 毎週火曜午後7:30〜8:00放映
カラー 30分 全48本 東映作品
[放映タイトル]
1話〜25話/イナズマン
26話〜48話/イナズマンF(フラッシュ)
[スタッフ]
原作/石森章太郎 プロデューサー/平山亨、荻野隆史(NET)、井上雅央、加藤貢 音楽/渡辺宙明 撮影/川崎龍治、原秀夫 照明/高橋義昭、高橋洋一 美術/三上陸男(エキスプロ)、山上豊 編集/菅野順吉 記録/佐々木亮子、紀志一子 助監督/高橋正治、長石多可男、平山公夫 仕上製作/映広音響 録音/太田克己 効果/秋山実 装置/日向勤 協力/ポピー、日本娯楽機KK 制作担当/中尾守、伊藤暉雄 進行主任/斎藤正勝 技斗/高橋一俊 製作/NET、東映
[キャスト]
渡五郎/伴直弥 丸目豪作/北村晃一 大木サトコ/桜井マリ 大木カツミ/山田芳一 富川カオル/府川房代 少年同盟員/初瀬まさし、小鷹修一、斉藤建夫 バンバの声/飯塚昭三 荒井誠/上野山功一 ガイゼル総統/安藤三男 ナレーター/村越伊知郎
[放映リスト]
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放送日
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サブタイトル
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登場ミュータンロボ、デスパー怪人
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脚本
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監督
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ゲスト
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1
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73/10/2
|
恐怖の新人類 バンバの挑戦!! | イツツバンバラ |
伊上勝
|
田口勝彦
|
室田日出男、三島 耕 |
|
2
|
10/9
|
危うし少年同盟!呪いの水!! | ミズバンバラ |
伊上勝
|
山田稔
|
高橋ゆかり、川野耕司、 小沢かおる、永谷悟一、 清水俊男、中島元、岸野一彦 |
|
3
|
10/16
|
黒い死を呼ぶファントム地獄! | コブバンバラ |
高久進
|
田口勝彦
|
加藤和夫、斉藤浩子、松沢勇 |
|
4
|
10/23
|
日本列島大爆発!! | ホネバンバラ |
島田真之
|
山田稔
|
宮田光、河合弦司、清水武、川上祐香吏 |
|
5
|
10/30
|
大空中戦!かみつくライジンゴー!! | カゼバンバラ |
高久進
|
山田稔
|
藤沢陽二郎、梅地徳彦、守屋俊志 |
|
6
|
11/6
|
怪奇ユキバンバラ!新人類手術!! | ユキパンパラ |
伊上勝
|
山田稔
|
槙摩耶、竹内 喬、佐々木一哲、高野隆志、鈴木暁子 |
|
7
|
11/13
|
奇怪!空飛ぶ一つ目!? | ヒャクメバンバラ |
伊上勝
|
塚田正煕
|
手塚茂夫、斉藤健夫、富士乃幸夫、横山次郎、川上尊志、森本義秀、富山匡、福園麻奈美、鈴木まさゆき |
|
8
|
11/20
|
恐怖砂あらし!大空港沈没!! | スナバンバラ |
高久進
|
塚田正煕
|
山下雄大、肥土尚之、森桃江 |
|
9
|
11/27
|
光るカビは夜歩く!! | カビバンバラ |
伊上勝
|
田口勝彦
|
前村麻由美、山下則夫、木挽輝香 |
|
10
|
12/4
|
人喰いガスの恐怖!! | ガスバンバラ |
島田真之
|
田口勝彦
|
石原雅之、北川陽一郎、平井一幸、高橋晴雄 |
|
11
|
12/11
|
バラバンバラはイナズマンの母 | バラバンバラ |
石森章太郎・島田真之
|
石森章太郎
|
浜田ゆう子、細川俊夫、松本うたか、石森章太郎、小野寺章 |
|
12
|
12/18
|
母の仇バンバ対イナズマン | アクマバンバラ |
島田真之
|
山田稔
|
灰地順、相原ふさ子、佐川二郎 、富士乃幸夫、前田直高 |
|
13
|
12/25
|
傷ついたイナズマン | アブラバンバラ |
高久進
|
塚田正煕
|
遠藤薫、岸野一彦、滝川早苗、大家弘、湯川泰男 |
|
14
|
74/1/1
|
怒りのライジンゴー大空中戦!! | キリバンバラ |
高久進
|
山田稔
|
右京千晶、松坂峰男 |
|
15
|
74/1/8
|
影をくわれたお母さん | カゲバンバラ |
島田真之
|
塚田正煕
|
梶正昭、東龍明、佐野哲也、生田一夫、北川めぐみ |
|
16
|
1/15
|
約束に向かって走れ! | トゲバンバラ |
高久進
|
塚田正煕
|
大神信、直木晶子、吉野比弓 |
|
17
|
1/22
|
謎の対決!ふたりの渡五郎!! | シャシンバンバラ |
上原正三
|
塚田正煕
|
大塚崇、川上尊志、平松慎吾、多田幸雄、木挽輝香、鈴木まさゆき |
|
18
|
1/29
|
友情のイナズマ落し!! | ドクバンバラ |
高久進
|
山田稔
|
梅地徳彦、坂本長利、名倉美里、河合弦司、高野恵子、吉沢信子 |
|
19
|
2/5
|
謎の殺人ボクサーミラーX? | カガミバンバラ |
上原正三
|
山田稔
|
所雅樹、鈴木恒、大田黒武生、松尾文人、千代田恵介、橋本美佳、板橋恵美子 |
|
20
|
2/19
|
星円盤を追え!ライジンゴー!! | ホシバンバラ |
曽田博久
|
塚田正煕
|
丘野かおり、佐藤康宏 |
|
21
|
2/26
|
渡五郎イナズマン死す!? | タケバンバラ |
上原正三
|
塚田正煕
|
中山昭二、大原福美、上野綾子、三鈴栄子、前沢廸雄、神田正夫 |
|
22
|
3/5
|
歩く土人形 恐怖の大地割れ!! | ツチバンバラ |
島田真之
|
山田稔
|
武田昌之、黒田英彦、三上剛、青山恵美、打田康比古、高橋みどり |
|
23
|
3/12
|
呪いのえのぐが人を溶かす | えのぐバンバラ |
平山公夫
|
山田稔
|
神谷信弘、安藤純子、相馬剛三、関純子、石原清美、白石みのる、森谷正 |
|
24
|
3/19
|
謎のロボット戦士? | イシバンバラ |
上原正三
|
塚田正煕
|
|
|
25
|
3/26
|
壮烈!帝王バンバの最期!! | 火炎ファイター |
上原正三
|
塚田正煕
|
|
|
26
|
4/9
|
恐怖のガイゼル総統と謎のデスパー軍団! | ハンマーデスパー |
上原正三
|
塚田正煕
|
八代順子、藤竹修、國昌子 |
|
27
|
4/16
|
戦慄のサファリ!海中大作戦!! | ノコギリデスパー |
上原正三
|
塚田正煕
|
津森正夫、野村光絵 |
|
28
|
4/23
|
水爆500発!!地底大戦争! | バーナーデスパー |
上原正三
|
田口勝彦
|
山本康、神ひろし |
|
29
|
4/30
|
謎の飛行船? 宇宙へ!! | ドリルデスパー |
平山公夫
|
田口勝彦
|
奧野匡、武田一彦、中真千子、石原清美、木挽輝香、村松美枝子 |
|
30
|
5/7
|
DESミサイル大空中戦!! | マシンガンデスパー |
高久進
|
山田稔
|
牧れい、小松陽太郎、守屋俊志、川野耕司、広田正光 |
|
31
|
5/14
|
ガイゼルの大要塞 | ナイフデスパー |
曽田博久
|
山田稔
|
今井美佐子 |
|
32
|
5/21
|
大決戦!ウデスパー対イナズマン!! |
上原正三
|
塚田正煕
|
鹿沼エリ、津野哲郎 | |
|
33
|
5/28
|
ウデスパー兄弟!クロスハリケーン!! | ジェットデスパー |
上原正三
|
塚田正煕
|
池永和美、長谷川誉、津野哲郎、中本恒夫、中本竜夫 |
|
34
|
6/4
|
少年サーカスとマルチ大作戦 | ハサミデスパー |
上原正三
|
田口勝彦
|
宮田真、松尾文人、井上正広、白石実、小野富士子 |
|
35
|
6/11
|
ウデスパー兄弟の挑戦状!! | ジシャクデスパー |
上原正三
|
田口勝彦
|
林靖子、諏訪和文、邦創典、加藤健、古泉ただし |
|
36
|
6/25
|
美しいサイボーグ!暁に分身す!! | サイレンサーデスパー |
島田真之・峰沢修
|
塚田正煕
|
隅田和世、生田一夫、小滝直子、永島伴子、伊藤美保子 |
|
37
|
7/2
|
幻影都市デスパー・シティ | ボイラーデスパー |
上原正三
|
塚田正煕
|
久万里由香、神ひろし、鮎川浩、小高まさる、田波正則 |
|
38
|
7/9
|
白い闇!!鬼女がうたう子守歌 | マサカリデスパー |
上原正三
|
前川洋之
|
栗原啓子、山口譲、国塚かおり、小林善晴、茂木 繁 |
|
39
|
7/16
|
大空中戦!!合体ウデスパー戦略部隊 |
上原正三
|
前川洋之
|
戸島一実、佐瀬陽一、西川和孝 | |
|
40
|
7/23
|
大洪水作戦!! | ドリルデスパー |
山崎久
|
山田稔
|
岩上瑛、神田正夫、米田美枝子、染谷利貴、中村文弥 |
|
41
|
7/30
|
謎の女その名はデスパー秘密捜査官 | ノコギリデスパー |
平山公夫
|
山田稔
|
山科ゆり、田中力、鈴木まさゆき、中村文弥 |
|
42
|
8/6
|
青い瞳のインベーダー | ジェットデスパー |
山田哲久・樽岡八郎
|
前川洋之
|
郷田ジュン、下塚誠、中屋敷鉄也、池田力也 |
|
43
|
8/13
|
レッドクイン暗殺のバラード | ハンマーデスパー、ハンマーデスパー2 |
長石多可男
|
前川洋之
|
八代順子、佐藤仁哉、上野綾子 |
|
44
|
8/20
|
イナズマン デスパー軍団に入隊す!! | ミキサーデスパー |
上原正三
|
塚田正煕
|
岩名雅記、高橋直太、高松政雄、小倉雄三、高土新太郎 |
|
45
|
8/27
|
蝶とギロチン花地獄作戦 | ギロチンデスパー |
さとうかずゆき・樽岡八郎
|
塚田正煕
|
奈良富士子、町田有弘、天野美保子、バート・ヨハンセン |
|
46
|
9/3
|
死者部隊ルート047 | スプレーデスパー |
上原正三
|
山田稔
|
福岡正剛、梅津昭典、山根久幸、長沢良治、今村 均 |
|
47
|
9/10
|
邪魔者は殺せ ガイゼルの至上命令 | ブラックデスパー |
塚田正煕
|
塚田正煕
|
牧れい、渡辺 修 |
|
48
|
9/17
|
さらばイナズマン ガイゼル最期の日 |
上原正三
|
塚田正煕
|
鳥居恵子、大田黒武生、桜井正良、水木一郎、中村文弥 |