| XR−BAJAで行く林道ツーリング日誌 |
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| 曇りのち晴れ、ときどき温泉 2006.10.14 会津柳津方面(1) | |||||||||||||||||||||||||
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![]() 10月14日 空はどんよりと曇っているが天気予報では雨の心配はなさそう。 バイクに荷物をくくりつけているとケイタイにメールが入った。 「これから出ます」sugiからだ。了解。時刻はam6:00。 暖機をしながら待っていると再びケイタイがなる。今度は通話の方。急いでヘルメットを脱ぐ。 私:「もしもし?」 sugi:「カマほっちゃった・・・」 私:「え!?大丈夫?怪我したの?」 sugi:「怪我は無いんだけど工具持って来てくれる?」 現場につくとRAIDのハンドルがあらぬ方向を向いている。 相手の車との話し合いは済んだところだったので丁寧に詫びて別れたが、よく聞いてみれば向こうが右側車線からいきなり左折したために追突したという。なんだ、謝って損した! 幸いハンドルの向きがおかしくなったこと以外は人馬ともに問題なかったので10分ほどで出発することが出来たが、しばらくはsugiの手の震えはおさまらず、この日一日どうも調子が悪そう・・・。 今回新たに防風防水素材の上下インナーを着てきた。その上に防寒ブルゾンとメッシュパンツだけではちょっと寒いかもしれないと心配だったが、高速走行こそ薄ら寒い感もあるが特に問題なかった。 さらに新兵器の風防シールドは予想以上に効果があり胸正面への風の負担が減少してかなり楽だ。 いままでは100kmh以上出す気になれなかったが今回最高速の120kmhをマーク。さすがにエンジンが心配なので持続はしないが110kmh程で流すことが出来た。ちなみに油温は最高140℃まで上昇。 予定通り10:00に白河ICを降りて西部林道へ向かう。雪割橋を越え、ちょこっと迷走して林道入り口到着。空は相変わらずどんよりしている。
前回てこずったガレガレの道も今日はあまり恐怖感がなく、車体を振られながらもアクセルをやや開きぎみに進むことが出来る。一方sugiは磨耗したタイヤのせいか事故の後遺症か、いまひとつ調子が出ない様子。 鎌房・甲子林道の鎖ゲートが開いていたが右手の西部林道へ進む。
西部林道を抜け続く奥西部林道を調子よく飛ばして途中の橋の上で小休止。一通り景色を眺め、視線をバイクに移したら荷物が無いのに気づく。ネットだけを残してカバンがすっぽりなくなっている。引き返そうとしていたら後続のsugiが拾ってきてくれた。スマン・・・
黒沢林道は峠近くのカーブを除けば総じて見通しの良い直線が多く、やや深砂利の部分もあるものの気分よく飛ばせる。 続く一ノ渡戸四ツ谷林道は稜線沿いの森の中を行く。 途中道が二股に分岐している場所があり地図を見てもどこなのか判然としない。道の脇にルート図の看板もあるのだが地名から察するに上下が反転して描かれているようでこれまた釈然としない。 前回はどっちへ進んだんだっけ??? 迷っているうちに左手から車が登ってきたのでそちらへ進路を取る。無事麓へ到着。
国道へ出て給油を済ませた後そろそろ食事を摂ろうということになったがなかなかそれらしい店が見つからない。23号線から401号線に出る寸前で手打ちそばの看板を発見。広い駐車場に数台の車が止まっているから美味いのかな。奥まった店先へ進むとお座敷の古風なたたずまい。泥だらけのパンツを出来る限りはらって遠慮がちに上がりこむ。 案の定そばは旨かった。つけだれは「かつお」「辛味大根」「温物」と3種を楽しめる。 てんぷらも地の物かこちらも旨い。図らずも良い店に行き当たった。
401号からは本日のメインイベント、海老山林道へ入るのだが入り口がわからない。それらしき脇道に入ったものの先には進むのに躊躇するような草ぼうぼうのあぜ道。試しにsugiが偵察に行くと畑があるだけだという。しばし右往左往してみたがやはりそれらしき道はここしかない。目を凝らしてみると民家の間に海老山林道の文字を発見!家と家の間の幅2mほどの道が山への入り口であった。 狭い急斜面をドコドコと登る。じつはこの道、夏に途中で諦めたあの道へ続いているのだ。今回は反対側から進入している。夏草に覆われていた時ほどではないものの相変わらず見づらい路面に気を使いながらしばらく進むと突然前方の道が消失!ええ〜っ、ここまで来てぇ〜と泣きが入りかけたが、手前の分岐に気づかずに直進してしまっただけだった。
じきにスーパー林道と呼ばれる広い舗装路に出る。地図を確認して右折。このまま西山温泉へ向かうはずだった・・・。 我々以外は誰も通る気配の無い広くて綺麗な道をひたすら進む。そういえば福島県知事が最近、談合事件がらみで辞任したなぁ。無駄な公共工事で山を舗装しないで貰いたい。 7kmほど走ったところで突然道がなくなり直角右方向に細い砂利道が続いている。急な斜面を少し降りかけたがどうも様子が違うので引き返す。 どこかで分岐を曲がり損ねたか???舗装路を少し戻ったところにダートの脇道があったのでそちらを進んでみるがすぐにまた分岐がある。地図と照らし合わせても現在地がどこなのか見当がつかない。 時刻は16:20。もたもたしていると日が暮れてしまうのでここは舗装路を逆方向へ進み県道まで降りてから目的地へ向かうことにする。明日もしここを通ることがあったらわかるように目印を立てておいた。
舗装路へ出るともと来た道をひたすら戻る。海老山林道の分岐点を通過。途中3台の車とすれ違ったがどこへ向かうのだろう? 地図とも一致する、県道へ降りると思われる道を右に折れる。西日が山をオレンジに染めて紅葉をさらに際立たせている。 そろそろ県道に出てもいい頃だと思っていたら西山温泉まで4kmの看板。一体どこを走っているのか全然判らなくなってしまったが目的地に向かっているのは確かなのでそのまま進む。 17:00、宿に到着。狐につままれた気分。 今回お世話になる「老沢温泉旅館」はたまたまツーリング計画に都合の良い場所にあったので予約した宿だったが、知る人ぞ知る人気の宿のようで源泉掛け流しの趣のある風呂を持っておられる。 急な階段を下りると川沿いに湯殿がある。洗い場や水道は無い簡素なつくりだが湯船が3つに区切られてそれぞれにたっぷり湯が張られている。奥には温泉の神様を祭ってあるのか祠があり厳かな雰囲気。 他に客も居ないので一人ひとつの湯船を贅沢に使わせてもらう。源泉こそ熱いものの湯温はちょうどいい。硫黄の匂いがややあり、舐めてみると塩分もあるようだ。
十分堪能したところで部屋に戻る。途中外を見るとすでに真っ暗であった。 この宿はさらに良いことに食事を部屋へ運んでくれる。ご主人が田舎料理しかなくて申し訳ないと何度も恐縮していたが、どっこい刺身あり煮魚ありとバラエティーに富んで量もたっぷりだ。 昼飯を遅くに摂ったため途中で満腹になり一部を残してしまって大変申し訳ありませんでした。 さすがに夜は冷える。浴衣のままコタツに入っていたがもう一度風呂に入ってジャージに着替えた。 他に泊り客がいないのか風呂はいつも貸しきり状態でありがたい。 <つづく> |