XR−BAJAで行く林道ツーリング日誌
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林道いっぱい、お腹いっぱい  2006.08.14 会津南郷方面(2) 


8月14日
暗いうちから目が覚めていたが薄ら寒いのでタオルケットをかぶって寝転んでいた。
驚いたことにこの辺りは真夏でも朝晩は寒いのだ。
6時になってようやく起き上がる。
朝食まではまだ時間があるので散歩でもしようかと考えたが半袖短パンではあまりに寒いので諦めて、地図を眺めたり電線に並んだツバメを観察して時間をつぶす。Sugiはまだいびきをかいている。

朝食の後、ゆるゆると身支度をして9:00にようやく出発。時間はたっぷりある。
今日の計画は玉川林道、大窪林道の20km以上のダートを一気に走って舟鼻峠に向かい、国道を北上して地図でしか確認できていない30kmはありそうな未知の林道に入ってみること。

昨日と逆のルートで299号へ至り10:00に玉川林道に入る。途中、駒止湿原への遊歩道があるが案内板によると数時間の行程なのでパス。湿原の植物を楽しめるもう少し早い時期に来てみたい。

駒止湿原への分岐

玉川林道の途中に

人工池?

大窪林道は深い森の中で展望はきかない。路面は砂利混じりの土で走りやすいがカーブが多く油断すると怖い思いをする。目線をカーブの先に向けてビビらず曲がるよう心がける。怖いと思ったら曲がれない。フロントブレーキを使ったら曲がれない。リアブレーキを大胆かつ慎重に踏みながらアクセルを小刻みに開けてカーブの出口を目指し、車体が真っすぐ向いたらグイッと加速する。なかなか奥が深いのだ。

大窪林道起点

走りやすい路面

終点

11:00、舟鼻峠。国道400号を5kmほど北上し木賊平林道に入る。この道は一部荒れているとの情報があるので慎重に走る。国道401号に出る手前で道が崩落していたがかろうじてバイクを押して通れるスペースが残っていて助かった。

木賊平林道起点

土羅入林道への分岐点

崩落現場

12:00、いよいよ未知の境ノ沢林道に入る。車一台がぎりぎり通れる道幅に二本のわだちが通っているが、わだちの間や脇からせり出した夏草でほとんど先が見えない。いきなり道が消失していたらアウトだな、こりゃ。結構な登りとあってギアもローに入れ、ドコドコと慎重に進む。道自体、大きな石があるわけじゃなく差し迫った危険は感じないが精神的に疲れる。

境ノ沢林道道標

起点は舗装路

すぐにダート

目の前に小さなギャップが現れた。すぐ先に水が溜っている。脇へよける余裕もなかったのでそのまま通過しようとしたらバイクが大きく傾いた。この水溜り、思いのほか深かったのだ。
なんとか勢いで水溜りを出たところでエンストし、あえなく転倒。別段ダメージもなかったのですぐに起こし、後続のsugiに注意を促して再スタート。ところがsugiがついてこない。無線で呼びかけると「水溜りに入ったら抜け出せなくなっちゃって、今やっと越えたところ〜」だって。やれやれ、人の忠告を聞き入れないおっさんやなぁ・・・えっ?聞き取れなかったの?そりゃ失礼。

境ノ沢林道中間点

展望良し

山並みを望む

路傍の花

山百合?

大成沢付近に出た

10kmほど走って分岐点に到着。右手にはけっこうな登りが続いているが二人とももう「お腹いっぱい」だったので左手を下ることにする。結局、十数kmの道のりを小一時間かけて走ったわけだが無事に通過できたおかげでなかなか楽しい思いが出来た。別の季節に今度はもっと先まで探検するのが楽しみだ。

この先は南下して大窪林道へ戻り、数ある支線を探索する。まずは401号から一つ目の支線、大芦林道へ入るがダートが始まる手前でランチタイム。といってもカロリーメイトをかじっただけだけど。時刻は13:30。
木陰の草地に腰掛けて山や空を眺めていると眠たくなってくる。風が気持ちいい。

ランチタイム

のどかな景色

30分ほど休んで出発。すぐに大窪林道と合流し、今朝とは逆方向に進む。途中でタヌキが道を横切ったり、キジがバイクの前を並走したりと野趣あふれている。第2の枝道(名前不明、玉川林道北側?)を国道401号に向かって下る。国道に出たら3km走って第3の支線、界林道をまた登る。
界林道は林道の名にそぐわない立派な舗装路で最近出来たばかりのよう。頂上近くに鎖で閉ざされた未舗装路の脇道があったが(じつはこちらが目的方向だった)標識の界林道の文字は直進を示しているのでそちらに従った。 峠を越えても相変わらず舗装路だがこれまでとは打って変わって状態が悪い。狭いうえに草がせり出して視界不良。途中で道が違うと確信したが結局麓まで下ってしまった。今回の旅で道を間違えたのはこれ一回きり。まあ、行きそびれたダート区間もたいしたことがなかったのでさっさと諦めて次を目指す。

15:30、小塩塩ノ岐林道入り口。途中で崩落しているとの情報があったが行けるところまで行ってみよう。砂利混じりの傾斜をぐりぐり登る。すぐ脇を川が流れていて何かの拍子に落ちやしないかと心配になる。5、6km行ったところで道の様子が一変して赤土や角ばった石がむきだしになってきた。やがて道を縦に貫いて水が流れるクレバスの前で停車。無理すれば先に進めそうだがさすがにくたびれてきたのでここから引き返す。

小塩塩ノ沢林道

よく締まったダート

路面が一変

まだ進めそうだが・・・

撤収〜

16時過ぎに宿に戻ってビールで乾杯。ク〜ッ、たまらん!!
ろくに昼飯を摂っていないのでとうもろこしやお新香を平らげる。人心地ついたところで温泉入って、たらふく食べて、あとはテレビを見ながらごろごろするだけ。
そうそう、この日、東京では大規模な停電があって大変だったらしい。ビデオの録画予約は無事だったかしらん!?
(本日の走行距離170km うち未舗装路63km)              <つづく>