XR−BAJAで行く林道ツーリング日誌
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霧の天丸峠を越えて  2004.09.26 群馬県・上野村方面(2) 

翌朝、館内放送で目を覚ますと6:00だった。天気は曇り。間近にそびえる山のてっぺんは霞んでいる。
7:30に朝食を済ませ、ゆっくり身支度をして9:00に部屋を出る。
昨夜まとまった雨が降ったのでバイクはびしょ濡れと思いきや宿の方が親切にもシートをかけてくれていた。ありがたいなぁ。丁重に御礼を言って出発。

10分ほどで天丸山ダートの入口。この時点では曇っているものの空は明るかった。
ガレた登りが所々あるが総じて走りやすいダートが続き面白い。

ところが天丸トンネルを抜けたとたん濃霧で前が見えなくなった。先を行くsugiのテールランプも霞んでいる。
ゴーグルの水滴を拭きつつ走るがどうにも路面が見えなくて怖い。仕方なくゴーグルを外すと一瞬視界が良くなるもののすぐにめがねが曇って元の木阿弥。途中のトンネルは本当に怖かった。出口の明かりがぽつんと見える意外は上下左右が真っ黒で、もし道に大穴があいていたら一巻の終わりという状況。前を行くテールランプだけが頼りだが、はたしてsugiは見えているのか?後で訊いたら何も見えていなかったそうだ。。。

途中、行き止まりの枝道を2本ピストンする。かなりガレている上に視界が悪くて冷や汗モノだ。
ここから299号を経由して塩ノ沢峠を目指す。
「日航機墜落の慰霊碑」に寄ってみる。すでに事故から20年が経過していることに驚く。慰霊碑は上野村村民によってとても綺麗に手入れがされていた。

塩ノ沢峠に至る手前で脇道の林道に入ってみた。手持ちの地図では途切れているがとりあえず行ってみよう。深いわだちがあって少々走りづらいがガンガン登る。途中オフ車2台とすれ違う。手が離せないのでお互い会釈で挨拶。どうやら繋がっているらしい。

塩ノ沢峠から御荷鉾スーパー林道に入る。この辺りは昔4輪で来た事があり、おぼろげながら見覚えがある。この日本屈指のロングダートもだいぶ舗装化が進んだと聞くがこの辺りはまだ荒れたダートを楽しめる。ただし霧と雨で視界はほとんど効かないのでかなり危なっかしい。すでに完全な雨模様となりジャケットはびしょ濡れで寒い。合羽は持っているがいまさら着る気にもならない。歯をがちがちさせて、いきなり現れるわだちに車体を振られながらもハイペースで突っ走りやっと塩沢峠(塩ノ沢峠とは別、ややこしい)に辿り着く。ここからはひたすら南下して140号へ戻る。
途中、道の駅「両神温泉薬師の湯」で休憩。温泉に漬かりたいところだが湯冷めしそうなので諦めて近くの蕎麦屋で遅い昼食。時刻は15:00。
わたしはカレー南蛮と岩タケ寿司のセット、sugiはわらじのようなカツ丼をたいらげる。

腹はくちても走り出すと寒さが身にしみる。140号からは来た時と同じルートを戻るが高度が上がるに連れてまた視界が効かなくなる。大名栗林道は諦めて舗装路で名栗湖を目指す。
下界に戻れば寒くなくなるだろうと考えていたが青梅まで戻ってきてもまだ震えていた。
19:30無事帰宅。
今回はトラブルもなくダートの距離も長く楽しめてかなり満足のいく旅だったが、天気が良い時に是非もう一度行ってみたいものだ。

〜おしまい〜

走行距離437km(内ダート約85km)