6:00に目が覚めるも今日の出発はゆっくりなので7:00まで布団にもぐっていた。昨夜の雨はすっかり上がって日が差している。
他の宿泊客が朝の散歩から戻ってくる。手には山菜の束。
朝食時間の8:00になったのでsugiの鼻先に「酢イカ」をぶらさげて起こす。
普段朝食は摂らないがこういうところだとしっかりおかわりをする。
温泉卵に納豆、川魚の甘露煮、味付け海苔にきゃらぶきとごくごく一般的ではあるが・・・。
部屋に戻ってゆっくり身支度を整え10:00チェックアウト。
昨日の林道を通って栗山温泉へ抜け、大笹牧場を目指すルートの予定だったが林道入り口でsugiのバイクの前輪が曲がっていることが発覚。昨日の転倒が原因らしい。
直進は違和感があるもののまあ問題なさそうだがカーブが曲がりづらいという。
大事を取って林道は諦め、舗装路で大笹牧場を目指す。
私のバイクはといえば昨日よりガラガラ音が大きくなってはいるが走りには特に問題がない。帰ってから整備に出すにしろこのまま走りきれるだろうと思われた・・・
11:00、大笹牧場。土産を買ってバックに詰め込んだ後コーヒーで一服。12:00出発。
前回通行券を買っておきながら道を間違えて通れなかった霧降高原道路を走る。
エンジンは始動が悪く、相変わらずガラガラとうるさいがワインディングは快適で楽しめる。途中の展望台からは川や町並みが一望できて絶景。
料金所で半年越しの通行券を渡し日光市内へ。
ここからは先頭をsugiに変わる。
市内を抜け渡良瀬川沿いの122号線に入ったところで事件は起きた。
長いストレートの登りで登坂車線を走る大型トラックをパスし、さらに加速していくsugiについて行こうとシフトダウンしスロットルを開けたとたんガツンという音とともにエンジン停止。惰性で路肩に寄せる。再スタートを試みるもセルは回るがエンジンが掛からない。すぐに戻ってきたsugiと原因を話し合いオーバーヒートではないかということで暫くエンジンを冷やしてみるがやはりダメ。とりあえずスタンドかバイク店まで押していく以外手がない。今きた道を手押しで戻る。
下り坂とはいえ押しは結構きつい。特に車重をささえる左手のポジションがうまく取れずすぐにしびれてしまう。
sugiがあちこち先回りして1kmほど先にスタンドを見つけてくれた。
なんとかスタンドへたどり着き、工具を借りてバッテリーを直結してみるが効果なし。
これはもうお手上げ。最寄のバイク店を訊ねると有料道路で一つ先の日光インターだという。電話で連絡してみるとすぐに軽トラで引き取りに来てくれるとのこと。親切そうで一安心。
20分ほどで軽トラが到着。スタンドの人に礼を言ってバイク店へ向かう。
下の道は混んでいるので有料道路に乗るという。私は構わないがついて来るsugiには面倒かけるなあ。バイクでの料金所はホント面倒だから・・・
10分ほどの車中でこれまでの経緯をバイク店の人に話す。藁にもすがる気持ちでできるだけ綿密に。20代後半だろうか、体格のよい人の良さそうな印象の店員。
店につくと60代のおやじさんが待っていた。親子二人で経営しているらしい。自転車や原付バイクがメインの店のようだが・・・
親父さんが色々指示しながら調べていくがなかなか原因がはっきりしない。思ったより重症のようだ。こうなると今日中に乗って帰る希望は捨てた方がよさそう。
メーカーの整備工場に出してもらい後日引き取りに来ることにする。
修理代の見積もりや連絡は密にとるから安心するよう言われる。親父さんも色々詳しく説明してくれて好感が持てる。まかせるしかない。
ついでにsugiのバイクの前輪の曲がりを話すと「それは簡単だよ」と言いながら蹴り一発で直してくれた。さすが・・・
すぐ近くの日光駅まで軽トラで送ってもらい、礼として千円を無理やり受け取らせる。
駅で時刻表を確認してから近くのラーメン屋でsugiと腹ごなし。
sugiの帰路を相談するが有料道路から東北自動車道に乗るのが手っ取り早いと結論する。料金所いくつか通らなくちゃならないけどね・・・(^^;
16:40に駅前でsugiと別れてすぐに電車に乗る。
半袖スポーツシャツに合羽のズボンという姿だがまあましなほうだろう。
たいくつな列車に揺られること約3時間、19:30帰宅。
sugiに電話してみると同じくらいの時間に無事帰宅したという。よかった、よかった。
<その後>
二日後にバイク屋のおやじさんから電話があった。
工場で調べた結果エンジンが焼きついていたという。原因がなかなかわからずオイルを抜いてみたところなんとオイルフィルターが逆さまに装着されていたそうだ。
去年の秋に自分でオイル交換した時にフィルターも交換したので私がやったのだろうが、やるかなぁこんなこと・・・トホホ。
概算で修理代20万円・・・トホホホホ。
今後もバイクは乗りたいし怪我がなかったのが何よりと考えて修理を依頼した。
改めて考えてみると、大型トラックを追い越した直後に壊れていたらどうなっていたか?高速道路を走行中に壊れていたらどうなっていたか?等々今回は不幸中の幸いと言えなくもない。
あれだけおかしな音がしているのに走りつづけたのはあまりに無謀だった。
普段の整備にももう少し気を使わないといけないなあ。
20万はイタイがまあ、高い授業料と思ってあきらめるか・・・トホホ。
<追記>
後にサービスマニュアルで確かめたらオイルフィルターの向きを根本的に逆向きに勘違いしていた。いままでずっと逆に装着していたかも・・・
結果ピストンに穴があき、カムシャフトが2mmも削れていたとか・・よく走ったなぁ。
修理代は15万で済みそうだ。バイク屋のおやじさんは良心的な請求しかしなかったらしい。
手土産でも持って引き取りにいってこよう。
〜おしまい〜
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