激ダメ劇場.2






ざわざわざわ…………。


時 任「ビューティー時任と…」

久保田「ラブリー久保田の…」

時 任「激ダメっ!」

久保田「愛の劇場〜」

時 任「…って、すっげ久しぶりだからって、激しくタイトル間違えてんじゃねぇっつーのっ!! 見てるヤツが

    カンチガイすんだろっ!」

久保田「ん〜、カンチガイってどんな?」

時 任「そ、それは…、昼ドラとかみたいなカンジじゃねぇの?」

久保田「なら、あるイミ間違ってないと思うんだけど? ねぇ、時任…」

時 任「なにが、ねぇっだっ! 激ダメ劇場ってのは、管理人がダメになった時に日記でやってたダメダメ劇場の

     パワーダウン版だってのっ!」

久保田「うーん、説明臭いセリフだなぁ」

時 任「カッコ良くて美少年な俺様が説明してやらなきゃ、誰もなんのかことかわかんねぇだろっ」

久保田「パワーダウンってトコが絶妙だぁねぇ」

時 任「だろっ? けど、なんで激ダメ劇場ってなくなっちまったてたんだ?」

久保田「あー、それは更新が毎日じゃなくなったのもあったし、もともとはダメダメ劇場10で完結ってコトだったらしいよ?」

時 任「あっそっ」



ざわざわ………、ざわざわざわ………。



久保田「そういえば、ココに来るのは久しぶりかもね?」

時 任「だよなぁ…、なんかなつかしいかも…」

久保田「あれから、ちょっとだけお前の背も伸びたし? ま、その同じくらい俺も伸びたから身長差はかわらないけどね?」

時 任「げっ、同じじゃなくて5mm身長差が開いてんじゃねぇかっ!」

久保田「こう見えても、まだ成長期だもんで」

時 任「そ、それ以上でかく育ってどーすんだよっ!」

久保田「どうするって言われてもねぇ? けど、時任だって育ってるトコあるでしょ?」

時 任「えっ?」

久保田「ちょっと、ソコに座ってくれる?」

時 任「い、嫌だ…」 

久保田「ほら、ちゃんと測ってあげるから…」

時 任「あっ…、やめ…そんなトコ…」

久保田「時任…」

時 任「・・・・・・・あっ」







桂 木「・・・って、ドコ測ってんのよっ!!!!!!!」


バシイィィィンッッ!!!!!!








時 任「い、いってぇぇぇっ!!! なにすんだよっ!!」

桂 木「保健室でアヤシイことしてる、あんた達が悪いんでしょっ!!」

時 任「あやしいコトって何だよ? そんなコトしてねぇっつーのっ!」

桂 木「どこがよ? さっきから妙な声が廊下まで聞えて…」




久保田「うーん、去年より2cm伸びてるねぇ?」

時 任「う、うそだぁぁぁっ!!!」

久保田「ホント」




桂 木「…って、なに測ってんの?」

久保田「時任クンの座高。今日って身体測定の日だし?」

時 任「伸びたのが身長が2cmで、座高が3cmってどういうことだよっ!!!」

久保田「1cm、胴が伸びたってコトじゃないの?」

時 任「ぜっったいウソだっ、あり得ねぇっ!!!もっかいっ、ちゃんと測りなおせっ!!」

桂 木「何回やっても同じなんじゃないの?」

時 任「うっせぇっ!!」

久保田「ん〜、まあ測り直すのは別にいいんだけどね…」

桂 木「って…、人のカオ見てソコで言葉切るのやめてくれる? なんか気になるじゃないっ」

久保田「けど、それ以上に桂木ちゃんのコト気にしてるヒトは、ココにたくさんいるみたいよ?」

桂 木「えっ?」





ざわざわ・・・・・・・・・。


男子生徒「女ののぞき魔だ…」

男子生徒「いや、のぞきっていうのは、影からのぞいてるヤツのことだろう? 堂々と見てるのはのぞきじゃないん
      
       じゃないか?」

男子生徒「じゃあ…、チカンとか?」





桂 木「だ、誰がチカンよっ!!!!」


バシィィィンッ!!!!!


男子生徒「ぎゃぁぁっ!!」





時 任「なんで身体測定の時に劇場なんかしてんだよっ! いつもは放課後とか夜じゃんっ!」

久保田「あー…、それはねぇ。書いてる時間にそって、リアルタイムだからじゃないの?」

時 任「そういや、今は午前11時…」

久保田「もうじき、お昼だぁね」

時 任「早くすませて、購買にパン買いに行こうぜっ」

久保田「じゃ、次は胸囲ね?」

時 任「おうっ」




ざわざわ……、ざわ…。




男子生徒「・・・・・・と、時任の首筋になんか付いてないか?」

男子生徒「虫刺されだろっ、虫刺されっ!! 気にするなっ!」

男子生徒「今の季節に蚊はいないよな…、たぶん…」

男子生徒「うわっ、よせっ! 時任をじーっと見つめたりするとっ!」

男子生徒「えっ、なに?」




ピシッ………、バタン・・・・・・。




男子生徒「く、久保田の目から冷凍ビームがっ!!!!」

男子生徒「う、ウワサによると、冷凍ビームで凍ったヤツは時任にチューされたら解凍されるらしいぜっ?」




久保田「へぇ…、そうなんだ?」




男子生徒「・・・・・・っ!!!!!」

男子生徒「ギャアァァァッ!!!」

時 任「なに? どうかしたのか?」

久保田「べつになんでも? それより昼間でまだ少し時間あるから、ここのベッドで休んでこっか?」

時 任「休むって、俺はべつに気分とか悪くねぇけど?」

久保田「まあまあ…、ちょっとだけだから…」

時 任「うわっっ、ちょ、ちょっと待てっ!!」

久保田「待ってあげない」

時 任「・・・・って、ちょっとも少しも誰がやるかぁっっっ!!!!」



ガツッ!!!








桂 木「・・・・ったくっ、やってらんないわっ」










久保田「…っというカンジで続くかどうかは未定らしいよ?」

時 任「どういうカンジだっ、どういうっ!」

久保田「愛なカンジ?」

時 任「そんなもんはねぇっーつのっ!」

久保田「・・・・・じゃ、ないなら今から作ろっか?」

時 任「つ、作るってなにを?」

久保田「俺らの愛の結晶」

時 任 「俺は男だぁぁぁっ!!!」

久保田「知ってるよ。でも、世の中にはまだまだわからないコトや不思議なコトがたくさんあるし…」

時 任 「そんなモンなくていいっ!!!」

久保田「一緒に、できるまでがんばろうね?」






時 任「ぎゃあぁぁぁっ!!!!!」





                            

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