ダメダメ劇場.7 時 任「なぁ…、久保ちゃん」 久保田「ん〜、なに？」 時 任「ココって、なんかいつもと違わねぇか？」 久保田「ああ、それはね。管理人が日記帳を変えたから、場所も変えようって言ったせいなんだよねぇ」 時 任「日記帳となんの関係ねぇじゃんっ！ なんで保健室でダメダメしなきゃならねぇんだよっ！！」 久保田「疲れたら休めるようにって、管理人の暖かーい心使いってヤツじゃないの？」 時 任「つ、疲れたらって何だよ？」 久保田「さぁ、なんだろうねぇ？」 時 任「とにかくっ、さっさとすませて帰ろうぜっ！」 久保田「ベッドの前でそのセリフ言われると、ねぇ？」 時 任「な、なんの話してんだよっ」 久保田「知りたい？」 時 任「遠慮しとくっ」 久保田「そう？」 時 任「そういや、聞くまでもねぇかもしんねぇけど。今回のダメダメやってる理由ってなんなんだ？」 久保田「ただ単に書いてるのが、上がらなかっただけらしいよ？」 時 任「もしかして、例のヤツか？」 久保田「だっしょ？」 三 宅「俺のこと呼んだ…」 ガゥンッ、ガゥンッ、ガゥン…っ！！！ 時 任「今、なんか誰かの声が聞こえなかったか？」 久保田「さぁ、気のせいじゃない？」 時 任「って、なんでそんなもん持ってんだよっ」 久保田「ああ、これって中華鍋なんだけど？」 時 任「中華鍋なのは見りゃわかるってのっ！」 久保田「ホント、色々使えて便利なんだよねぇ、この中華鍋」 時 任「そーいや、さっきヘンな声した気したけど、妙な音もしたよな…」 久保田「うーん、読んでないヒトにわからない話はするなって、警告音かも？」 時 任「へぇ、そんなルールあんのかぁ。ココって…」 久保田「そうそう」 時 任「ルールはわかったけどさ。まさかいつもみたいにココもでられないとかじゃねぇよなぁ？」 久保田「それはないみたいよ？」 時 任「じゃあ一応ココでしゃべったし、とっとと帰ろうぜっ」 久保田「まあ、帰ってもいいけど…。まだしないといけないことあるし…」 時 任「はぁ？ しなきゃならないコトってなんだよ？」 久保田「もうちょっと、こっちに来てくれる？」 時 任「あっ…、バ、バカっ、触んなよっ！」 久保田「ほら、まだ帰れないっしょ？」 時 任「く、久保ちゃ…、別にしなくてもいい…」 久保田「よくないから言ってるんだけど？」 時 任「けどさ…」 久保田「痛くしないから…」 時 任「ちょっと待てって…」 久保田「時任…」 時 任「あっ…」 藤 原「ほ、ほ、保健室でなにやってんですかぁぁっ！！！ 」 久保田「ん？」 時 任「ビックリするじゃねぇかっ、いきなり出てくんじゃねぇよっ！」 藤 原「く、久保田先輩とそんな不謹慎なコトするなんてっ、僕がぜっったいっ、許しませんからねっっ！」 時 任「はぁ？ 不謹慎って何かだよ？」 藤 原「べ、ベッドで二人でなんて…、そんな…」 時 任「なに考えてんだよっ、てめぇっ！！ ベッドに座ってるだけだろっ！！」 藤 原「で、でもっ！！」 久保田「ほいっ、消毒終りね」 時 任「サンキュー、久保ちゃん」 藤 原「消毒って？」 時 任「俺んちの消毒液切れてっから、保健室に来たついでに消毒しただけじゃんかっ」 久保田「ホント、良くケガするよねぇ」 時 任「公務あんだから、仕方ねぇだろっ。それに今回のはただのすり傷だから、消毒しなくても ツバつけとけば平気だっつーのっ」 久保田「ふーん…」 時 任「あっ…」 藤 原「く、久保田せんぱーい〜〜〜っ！！」 時 任「マジでつけんなっ、バカっ！！」 久保田「治りが早くなるかも？」 時 任「なるかっっ！！」 藤 原「うううっ…」 久保田「そんじゃま、消毒もすんだし帰りますか？」 時 任「さっさと帰ろうぜっ」 藤 原「ま、待ってくださいっ、僕も一緒に帰りますぅ〜〜」 時 任「てめぇは帰る方向違うだろっ」 久保田「あっ、そうだ藤原」 藤 原「はい、なんですかっ、久保田せんぱいっ」 久保田「コレあげる」 藤 原「えっ、コレを僕に…」 時 任「久保ちゃんっ、早く来いよっ」 久保田「ほーい」 藤 原「ああっ、久保田先輩からプレゼントをもらえるなんて幸せだなぁ…。でもなんで中華鍋を…」 三 宅「ソレを撃ったのはお前か？」 藤 原「えっ？」 三 宅「お前なんだな？」 藤 原「ぎゃぁぁぁっ、ゾンビが出たぁぁっ！！！」 三 宅「俺はゾンビじゃくて、王子様だ」 藤 原「助けてぇぇっ、久保田せんぱーいっ！！！」 時 任「…なんか叫び声が聞こえねぇか？」 久保田「気のせいっしょ？」 時 任「ま、べつにいっか…」 久保田「そうそう、気にしないで早く帰ろうね？」 時 任「ところで、あの中華鍋ってドコで買ったんだ？」 久保田「それはねぇ」 時 任「それは？」 久保田「ナイショ」 時 任「そーいうワケで、10月22日の更新は休みっ」 久保田「今日は上がらなかったけど明日がんばりまーす…、だって」 時 任「ダメダメっていうより、逃げになってるよな？」 久保田「ま、いいんでない？」 時 任「良くねぇつーのっ！」 |