ダメダメ劇場.10 時 任「祝っ!10回記念ダメダメ劇場っ!」 久保田「で〜すっ」 時 任「…って、これは祝うモンなのか?! ダメダメだぞっ、ダメダメっ!」 久保田「う〜ん、ダメダメも積もれば山ってヤツ?」 時 任「なんだそりゃっ」 久保田「ほら、ちゃんとお祝いも管理人から届いてるよ?」 時 任「えっ、どこにそんなモンがあんだよ?」 久保田「ココにあるっしょ?」 時 任「ココって?」 久保田「…これ」 時 任「ま、まさかそれはっ、誕生日の時に使った、く、首輪っ!!! ということはっ!!」 久保田「そう、そのまさかで俺がプレゼントってワケ。プレゼントにはリボンが付きものだし、ついでに頭にリボン…」 時 任「うわぁぁっ、マジでつけんなっ!」 久保田「じゃあ時任がつける?」 時 任「だ、誰がつけるかっ、バカッ!!」 久保田「時ネコ変身セットもあっちにあるけど?」 時 任「時猫ってなんだっ、時ネコってっ!!!」 久保田「ちなみに俺のは、忠犬久保ちゃん変身セット」 時 任「一人でそれつけて、駅前にでも立ってろっ!」 久保田「俺って忠犬だし、ご主人様のそばを離れられないから却下っ」 時 任「か、管理人のヤツっ、もっとまともなプレゼントをよこしやがれっ!」 久保田「もしかして、俺のこともらってくれないの?」 時 任「べ、べつにそんなこと言ってねぇだろ…」 久保田「ちゃんと首輪、飼い主の名前入りだしね」 時 任「げっ、マジで俺の名前が書いてあるっ!」 久保田「俺は時任のだから…」 時 任「く、久保ちゃん…」 久保田「時任はプレゼントになってくれないの?」 時 任「けどさ…」 久保田「いや?」 時 任「…ったく、しょうがねぇなっ。今日だけだぞっ」 ごそごそ…。 時 任「こ、これでいいだろ…」 久保田「まさに猫そのものだぁねぇ」 時 任「俺は人間だっつーのっ!」 久保田「うーん、やっぱりフサフサだなぁ…」 時 任「ば、バカっ! 妙なトコさわんなっ!」 久保田「そんなに嫌がらなくても、ねぇ?」 時 任「このエロ犬っ!!」 バキィィィィッ!! 久保田「いた…」 時 任「おとなしくお座りでもしてろっ!」 久保田「うーん、お座りもいいけど…、ねぇ、時任…」 時 任「うっ…、な、なんだよっ」 久保田「実は管理人からもう一つだけプレゼントあるんだよねぇ?」 時 任「もう一つ?」 久保田「これなんだけど?」 時 任「…って、まさかこんなトコで…」 久保田「記念だし…、いいっしょ?」 時 任「い、いいワケねぇじゃん…」 久保田「どして?」 時 任「こんなトコでしたら、や、ヤバそうだし…」 久保田「ちゃんと準備してるから…」 時 任「で、でも、誰かに見られたら…」 久保田「誰も見てないよ…」 時 任「あっ、やっぱダメ…」 久保田「もしかしてコワイ?」 時 任「ちょ、ちょっとだけ…」 久保田「コワくないから、ほら…」 時 任「うっ…、あっ…」 久保田「やるよ…」 時 任「やっぱ…、止め…」 久保田「やめてあげない…」 時 任「あぁっ!!」 ガラガラドカーンッ!! 桂 木「なにやってんのよっ、あんたたちっ!!」 藤 原「二人でなにしてんですかぁぁぁっ!!!」 相 浦「・・・・あ、ドアが壊れてる」 ヒュウゥゥゥゥ〜〜〜〜〜っっ パンッ!!! 時 任「た〜まやぁっ!!」 久保田「冬の花火ってのも、いいもんだねぇ…」 時 任「一発で終わり?」 久保田「まだ一杯あるけど?」 ドタガタバタンッ…!! 時 任「あ、なんか倒れてる」 久保田「行き倒れじゃないの? 今日も寒かったしねぇ」 桂 木「…だ、誰が行き倒れよっ!!」 時 任「復活しやがったっ」 桂 木「それに窓から打ち上げ花火するなんて、危ないじゃないのっ!!」 久保田「そう?」 桂 木「残りのヤツは没収っ!!」 時 任「あーっ、勝ってに取んなよっ!!」 桂 木「猫に言われたくないわっ!」 時 任「だ、誰が猫だっ!!」 藤 原「く、久保田先輩が犬にっ!!!」 相 浦「時任が猫…」 藤 原「ああんっ、カッコいいですぅぅ〜」 相 浦「……か、かわいい」 久保田「かわいいって何が?」 相 浦「うわっっ、い、いつの間にっ!!」 久保田「なにがかわいいのかって、聞いてるんだけど?」 相 浦「時任じゃなくて、く、久保田の方が…」 久保田「ふぅん、そんなにかわいい?」 相 浦「たぶん…、か、かわいい…と思う」 時 任「・・・・相浦」 相 浦「うっ…、と、時任」 時 任「…知らなかった。お前がそんなシュミしてたなんて」 相 浦「えっ…、あっ…」 時 任「久保ちゃん…、わりぃんだけどさ…」 久保田「…うん、かわいいって言われたらしょうがないやね」 相 浦「えっ、えぇっ?!」 時 任「相浦、お前にやるよ」 久保田「もらってくれるよねぇ?」 相 浦「く、く、久保田…、待てっ、早まるなっ!!」 久保田「待てないから」 カチャンッ!! 久保田「名札は取っといたから」 時 任「なかなか似合ってるぜ、相浦」 相 浦「うあっ、俺の首に犬の首輪がっ!!!」 久保田「はい、桂木ちゃんにプレゼント」 桂 木「えっ、なによこのカギ?」 久保田「相浦の首輪のカギ」 相 浦「げぇぇぇっ!!」 久保田「それじゃあ俺らは先に帰るから」 時 任「がんばれよ〜」 相 浦「た、助けてくれぇぇぇっ!!」 桂 木「なに助け求めてんのよっ!!」 バシッ!! 相 浦「いてっ!!」 桂 木「どうせだから耳つけといてあげるわ」 相 浦「うううっ…、マジで犬気分になってきた」 藤 原「あれっ、いつの間にか久保田先輩が…!!」 桂 木「あんたがボーっとしてる間に帰ったわよっ」 藤 原「そ、そんなぁぁぁっ!!」 桂 木「家って犬飼えないから、ここにつないで帰ろうかしら?」 相 浦「だ、誰か俺を拾ってくれぇぇぇっ!!!」 久保田「うーん、そんなカンジで?」 時 任「今日の更新は休みだってさっ」 久保田「時間がなくなったらしいけど?」 時 任「どうせ、くっだらねぇことでも考えてたんだろっ」 久保田「さぁ、どうだかねぇ…」 時 任「・・・・いい加減、この猫セット脱ぎてぇんだけど?」 久保田「その猫セットは、一度着ると脱げかったりして?」 時 任「ま、ま、マジで?!」 久保田「ウソ」 時 任「・・・・くぼちゃ〜んっ」 久保田「あれ、怒った?」 時 任「時ネコパーンチッ!!!」 バキィィィッ!!! |