その温度42.5度


お風呂。
ときどき、お風呂にはいる時に思い出すことがある。

それは、
使徒を捕まえにマグマの中へ潜ったときのこと。
とても熱くて汗べったりで最悪だった。

おまけに、
最後はシンジに助けられて・・。

後でなんとなく聞いたことだけど、
ノーマル装備の初号機がシンジに与えた体感温度は、そうとうなもの、だったらしい。

・・・どれくらい、熱かったのか。

面と向かって聞くような私じゃないし、
答えるようなシンジじゃない。

ただちょっと、
湯をはった日本式のお風呂を前にすると思い出すだけ。
それだけ。

「・・どわっ!!!!」

ガラッ!
ダダダダダッ!!

「バカシンジ!お風呂熱すぎるじゃない。あんた私を殺す気!?」
「・・だから、最初に湯加減をみろって言ってるだろ、アスカ。」
「大事なことを考えてたのよ。そういうこともあるんだから、アンタが気をつけなさい。」
「・・分かったから、今日はアスカが気をつけてよ。」

まったく、
これだから日本の風呂は・・・。

「それから、アスカ。」
「なによ。」
「裸のまま風呂場から飛び出てくるのはあんまり良くないと思うよ。」

まったく・・。

「いいじゃない、私達、いちおう付き合ってるんだから。」




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