10年後の帯広の福祉は?〜高齢者は安心して暮らしているか〜
波多野和位
「10年後の帯広の福祉は?」はということで高齢者の方々に“現在の生活について如何ですか?”“10年後安心して暮らせていますか?”と「シニア生き生きサロン」「市民活動交流センター」に来られた方々に聞き取り調査をしました。元気で健康な高齢者の方は楽しく現在を過ごしているようです。楽しさの内容は友達がいること、趣味があること、健康であること、ボランティア活動などがあげられています。10年後については60代、70代の方は現在のようにしているだろうとという返答に対し80代の方はたちは「生きていられますかね?」という返答が多かったです。また年金について心配されている方も多くいました。
調査をして感じたことは、帯広の人口170,985人に対して独居老人が8,647人(男2,139人/女6,508人)いるとういことを知り今回の調査はほんのわずかな方たちであり又こうして自分で出かけられる方たちは良いが、なんらかの理由で出かけられない高齢者もたくさん居られると思います。そのような方々にもお話が聞け、コミュニケーションが取れたらもっと良い調査になったのではと思います。
アンケート結果
場所:シニアいきいきサロン
年代性別:60代女3人/80代女3人
Q1:現在の生活について如何ですか?
1.行き来しあるお友達がておしゃべりできる
2.健康であること→外に出る→たくさんの人に出会える
3.趣味を楽しんでいる(映画、音楽、着物)
4.生きがいづくり→絵手紙18年→ボランティア→絵手紙で役立てことがあればと活動
5.今自分ができることをしている。
6.楽しいことはあまりないが感謝している→家にいると笑うことがないが、こういう場に来ると笑える。
Q2:10年後安心して暮らせていると思いますか?
1.生きていられますかね〜
2.あの世に行っています
3.この世にいないと思う
4.どうなるかわからない
5.健康には気を使っているので大丈夫!
6.元気で好きなことをして食べれているといい
7.年金生活でやっていけるか不安→年金が減らないことを祈る
8.足腰が不安→バスの本数が少ない(1時間に1本)
場所:帯広市民活動交流センター
年代性別:60代女4人男2人/70代男1人女1人/80代女1人
Q1:現在の生活について如何ですか?
1.夏はパークゴルフ、冬は交流センターで。
2.市老連に所属し仲間と活動している。
3.パソコン教室に通ったり、サークル活動
4.健康づくりとして歩くことが趣味(=レクダンス)
5.サークル10個に所属しているので充実
6.健康でも気力がないとダメ!仲間がいると気が沸く
7.スポーツクラブをつくり(ゴルフ、野球、スキー)楽しんでいる
8.健康と人との出会いを大切に10周年記念に向けて活動中
Q2:10年後安心して暮らせていると思いますか?
1.居ないと思う
2.健康で居られたら現在のように楽しみたい
3.年金がね〜
4.元気で仲間と活動しているだろう(していたい)
5.病弱だった体がダンスによって健康に→10年後も元気でいたい
6.さらに高齢化が進むだろう
7.仲間に恵まれているの自分は大丈夫