イヌホオズキ

<画像はすべて同じ株>

花冠の裂片は幅がテリミノイヌホオズキなどに比べて広い 基部まで切れ込まない

イヌホオズキの実のつき方

若い果実は光沢が無い不透明な緑色。 実の表面には白いふけ状の斑点が出ない 。 果柄(花柄)が伸びる部分はほぼ交互に次々移る

イヌホオズキの果実に光沢が無い オオイヌホオズキ・アメリカイヌホオズキの果実はやや光沢が有る。

テリミノイヌホオズキ・カンザシイヌホオズキの果実は強い光沢が有る

熟しきった果実は萼を残して落ちる  テリミノイヌホオオズキも同じ

アメリカイヌホオズキ オオイヌホオズキの実は小果柄の基部の節から落ちる。

果実 径9o

左の果実を輪切りにした

種子の大きさ:平均2o  種子の数45個 球状顆粒は無い

果実のつき方を見ればオオイヌホオズキに見えるが光沢はない。 種子を調べてみると

  種子の大きさ約2o 種子数33 粒状顆粒は無い・・・「イヌホオズキ」である。 

イヌホオズキ(ナス科 ナス属)学名:Solanum nigrum
◆上の画像はすべて同じ株◆

神奈川県植物誌2001及び日本の野生植物を参考にし、観察した結果も含めてまとめた

 ○晩秋まで開花 結実を繰り返す 一年草。

   越年するかどうか調べて いたが越年する個体があることがわかった(下の資料参照)

 ○茎は直立又は斜上しよく分枝し草丈は通常20−60pくらいだが、この個体は80p。1mにもなることあり

     茎にはやや稜が有る。茎の下部の稜の上に刺状の突起があった。上部の茎には下向きの毛がまばらに

   あった。

  ○広卵形で葉の先は鈍いか短くやや尖る 葉の基部は円形又は広いくさび形 。柄には翼が有る。

   全縁か波状の浅いきょ歯がある。

   葉の上面 葉の縁にまばらに短毛 葉の上面 下面の主脈にまばらに毛があった。

 ○花 : 中軸がやや発達し、花柄(果柄)が伸びる部分はほぼ交互に次々移り 4−10の花(果実)を

      つけていた。花冠は白色で径8−12o 基部まで切れ込んでいない

   裂片の幅は広い(テリミノイヌホオズキ(カンザシイヌホオズキ )より広かった)

 ○果実の径は7−10oの球形。

    若い果実(緑色)の表面には白いふけ状の斑点が出 ていない。 また光沢がない不透明な緑色

    果実が熟すと黒くなり 光沢は無い。果実は5−10個ついていた

   果実の中には30−60個となっているが この株の種の数は35-51であった。(調査果実数12)

   球状顆粒は含まれていなかった

    果実がよく熟した後 萼を残して落ちていた(テリミノイヌホオズキも同じ)(画像参照)

   (オオイヌホオズキ アメリカイヌホオズキは小果柄の基部から落ちる。)

この個体は歩道の電柱の脇に生えていたが 取り除かれるまで継続して観察する予定

特徴が見つかれば随時追加する

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資料<越年した個体>

2008.1.17撮影

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