落フォト拾い(782)

2008年10月04日

『事故』

 それは、突然のことでした。

 放鳥時間になり、いつも通りリコのカゴを扉を開けて、

 リコが出てくるのを待っていると、

 その日に限って、餌入れのゴハンをまだ食べ続けていました。

 食べ終わるまで待っていようと、ほんの少し視線を外している内に、

 下の方からバサバサと変な羽音が…

 視線を床に移すと、そこには、床の上で体を横にして

 翼をバサバサと振り続けているリコの姿が、

 一目でおかしいと判る異常な動きをしていました。

 床に落ちて、どこかをぶつけたに違いありません。

 
 リコを両手で救い上げて、保護しようとしましたが、

 手の中からまた飛び出してしまいそうで、危なかったので、

 一旦、カゴの中に戻ってもらうことにしました。

 しかし、リコは止まり木にうまく止まることができません。

 カゴの中で、更にどこかにぶつけたり引っかかったりして怪我をしないように、

 慌ててプラスチックケースに保護して、更にケースを温めました。

 
 いつもならカゴの扉の前で、手に乗ってもらい、安全なところまで

 連れて行ってから、そこで下ろしてあげるのに、

 この日は、ほんの少しのタイミングのズレで、リコは待ちきれず、

 自分で移動したくなって、飛び出してしまったようです。

 リコのカゴから、床の木の板まで、高さは約65cm。

 飛べていた頃のリコにとっては、なんてことない高さですが、

 飛べなくなったリコが落ちてぶつかるには、ものスゴイ高さです。

 
↓プラスチックケースに保護したリコ。

↑この写真だとなんともなさそうですが、

↓この写真のように、

↑首が上の方を向いたままにになってしまいました。
 

 リコが飛べなくなった原因の神経障害(?)で、

 以前から首が上向きかげんだったのですが、

 この時、床にぶつかった衝撃で、

 更に首が横上に向いたままの状態になってしまいました。

 
 プラスチックケースの中にいる内に、リコが落ち着いてきたので、

 急いでリコの水槽セットを作って、水槽を温めて、リコを移動。

 温かいところで、安静にしてもらいながら、様子を見ることに。
 

 首の曲がりは、続いていましたが、

 しばらくすると、傾き方が少し減り、

 ゴハンを食べ始めてくれました。

 「リコがゴハンを食べてくれたよ〜〜〜;;;(T○T)」

 もうダメかと思っていた私たちをほっとさせてくれました。

 食べ始めた後、徐々に、徐々に、首の傾き方も少しずつマシになり、

 今日がお別れになってしまうかも知れないと覚悟した心が、

 だんだんと希望へと変わり始めて行きました。

 
 その後もリコの容態が急変することもなく、

 首の傾きは残ったままでしたが、ゴハンを食べて、普通に動いてくれました。

 「よかった;;; ほんとうによかったよぉ;;;(T○T)」

 
 飛べないリコは、どんな時でも危険と隣り合わせなんだということを

 改めて実感した出来事でした。

 「リコちん、ゴメンヨ〜〜〜;;; 生きててくれてありがとう〜〜〜」