落フォト拾い(806)

2009年01月15日-16日

『石和温泉』

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 1月14日にakkoの父が亡くなりました。 癌でした。

 慌しく日々が過ぎて行き、いつの間にか3月も半ば、
 いつも思うのですが、時の流れのなんと速いことでしょう。

 
 1月14日午前、akkoと私は、父の入院している病院へ車で向かっていました。
 元々この日は、病院に行く予定だったのですが、
 移動中、携帯に「もう危ないかも知れない。急いで来て。」と、連絡が入り、
 間に合え、間に合え、と祈りながら、高速を飛ばしました。

 病院に着くと、母と妹夫婦が父の病室にいて、
 母が、「お父さん、akkoが来たよ。みんないるよ。よく頑張ったね。」
 と、父に伝えていました。
 私たちも間に合うことが出来たのです。

 父は、もう何日も前から、体力の低下で、言葉を話すことは出来なくなっていました。
 それでも意識は残っていて、まぶたを閉じたりすることで、Yes、No程度の
 コミュニケーションは出来ていたのですが、その時は、まぶたを開くことも
 出来なくなっていました。

 もう今にも逝ってしまいそうな状態の父だったのですが、
 家族がみんなが揃ったことで、みんなの声が届くことで、力が出たのでしょうか、
 少しだけ呼吸の間隔が戻り、脈拍も増えたようでした。

 その時の状態が、あまりにも穏やかだったので、私たち家族は、
 父との別れは、今すぐではなく、もう少し先のことではないのかと
 思ったほどでした。

 しかし、午後2時45分、呼吸が止まり、父は静かに息を引き取りました。

 
 父は、病院から一旦家に帰り、その後、追悼式を行うホールへ移動しました。
 その夜、納棺師の方が、父を身支度をしてくださりながら、こうおっしゃいました。
 「とてもいいお顔をしていらっしゃいますね。きっと、ずっと家族の方に囲まれ
 ながら過ごしていらっしゃったんでしょうね。」

 「その通りです。どうしてそれが分かるんですか?」と母が聞くと、納棺師の方は、
 「とても苦しんだり、寂しく一人で亡くなった方は、眉間に深い皺が
 できてしまうんです。(父は)体はとても苦労された体をしているのですが、
 お顔はとても安らかで、いいお顔をしていらっしゃいます。
 今日お世話させていただいた方は、みなさん深い皺があり苦しそうなお顔でした。
 最後に、(父の)こんなに安らかなお顔を拝見できて、私も嬉しいです。」
 こうおっしゃってくださいました。

 
 3年前、父の大腸癌が見つかり手術をしてから、その後、すい臓癌の手術、
 十二指腸に転移した癌の為の手術、と、今日まで何回もの入院と退院、転院を
 繰り返してきましたが、その間、父が一人だけで過ごした日は、
 何日もないでしょう。

 母は、自分も病気を持っているのに、父のお世話を頑張っていました。
 長女のakkoは、毎日、毎日、ガンセンターに通い、父のお世話を続けていました。
 次女夫婦は、外国に行っていたのに自分たちの仕事を中断し、父母のお世話を
 する為に帰って来てくれました。

 父と母の入院が重なった日もありました。手術の日までもが重なった日もありました。
 でも、こうして家族みんなが頑張ってくれたからこそ、父もいい顔をすることが
 出来たのではないかと思っています。

 私たちは、病院で父の最期を看取ることができたのですが、
 苦しんだり、痛がったりすることなく、やがて呼吸が止まり、
 静かに、穏やかに、すーっと眠るような最後でした。

  
 父は、私たち家族にとって、とても言葉数の少ない人でしたが、
 真面目で、責任感が強く、そして、とても優しい人でした。

 私たち家族とは、また違う父との時間を共有してくださった、
 親族・兄弟の方々、会社関係の方々、ゴルフ仲間の方々、ご近所の方々、
 たくさんの方たちが、追悼式に集まって来てくださいました。
 とても良い追悼式でした。

2009/3/13記         _

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 2月15日と16日
 母を慰めるために、家族全員で、山梨の石和温泉に行って来ました。

↓幸い天気にも恵まれ、

↑山梨フルーツセンターの温室

↓甲府盆地の向こうに

↑富士山を見ることもできました。

↓旅館の中庭には、1羽の白鳥と

↓2羽の黒鳥、

↓そして、たくさんの鯉がいて、

↓白鳥は人懐こくて、

↓黒鳥の1羽も人懐こいのですが、

↓もう1羽の黒鳥だけは、

↑後ろ頭と首全体の羽を膨らませて
 私たちを威嚇してくれました。(思いっきり睨んでいます。)

 そして、
↓何度も何度も足(Gパン)に噛み付く黒鳥。

↑もちろん、私たちはこの黒鳥に何もしていません。

 「この鳥はぜったいメスに違いない(コザクラなら)!(笑)」
 と、乱暴な鳥とのコミュニケーションも含め、
 泊まった温泉旅館は、突っ込みどころも多かったのですが、
 それも笑い話としながら、母も私たちも楽しむことができました。

 母がこの旅を喜んでくれたようで、本当に良かったです。