星に願いを

 2003年のクリスマスは、自衛隊の派兵(じえいたいのはへい)やテロのきな臭いのなかで
過ぎていきます。
ラストサムライという映画がもてはやされていますが、それすら何かに利用されて
しまう危険性を感じます。本当のほこりをもって日本人がやらなければならなかった
のは、アメリカの暴挙
(ぼうきょ)を止めることだったのではないでしょうか。
私は人を殺したくない、自分も殺されたくない、知っている人が殺されたくはない
知らない人が殺されるのを見たくない、家族が、知っている人が、人を殺すのを
見たくない、小さな子供たちが殺されるのを見たくない、親を亡くすのを見たくない
いままで暴力は暴力しか生まなかったではないかと、大きな声をあげなければ
いけない時ではないでしょうか。
国は国を守っても、国民を守ろうとはしないのではないでしょうか。
福祉を削って軍備を備えて、日本はどこへ行こうとしているのでしょうか。
“何もかわらない”“声をあげてもしかたない”こんなことを言い続けているうちに
取り返しがつかないところへ向かっているとしたら、それを望んでいる人間の思う
つぼなのではないか、そう感じます。
 今日もケーキを焼きながら、胸に刺さっているとげのような痛みがしくしくしました。
はるさんのへろはるでとりあげてくださった、クリスマス特集のなかの話をピックアップ
してみました。はるさん、ページを作ってくださっておおきにい。
どうぞ、はるさんのところで、他の皆さんのお話とはるさんのアニメーションをご覧
くださいね。
 私は弟を7年前に亡くしました。お神酒徳利のようにいつも一緒にいた相棒でした。
この後、日本が戦争にむかっていって、あの時、さきに亡くなってよかったよ
君が戦争で人を殺したり殺されたりせずに済んでよかったよと、思うようなことが
けして無いように私たちも足を踏ん張っていかなければならない年になる気がします。
ちょっと胡桃の苦さを利かせて、ケーキを焼き上げましょう。
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