++ 2006年07月の雑記 ++
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優勝記念?

http://park8.wakwak.com/~pirlo/2006wcup/catalog.html

アズーリ優勝記念の携帯用壁紙です。自分基準で全部240*320サイズなので割とレガシーな機種の方は無理かも。あとdocomoはメールで送る時に容量10KB制限とかあったような気もします。無理な方はごめんなさい。

そして適当に作ったら人選に物凄い偏りが生じてて驚き…。そのうち増えたり減ったりするかも。

( 2006.7.16 -Sun- )

アッズーリ2006回顧その1

トップのトニとジラはセリエでは凄いが大舞台の経験が足りないコンビ。トップ下のトッティも怪我明けでほぼぶっつけ本番という状況。ピルロはミランでの今季はシーズンを通してコンディション不良で不甲斐なく、特に大舞台では久しく精彩を欠いていた印象。そして問題満載・お先真っ暗の守備陣。ザンブロッタ以外のSBは総じて微妙。そもそも希望の星のザンブロだってSB本職じゃ無いし。パレルモDFトリオは国際経験自体薄すぎてかなり不安。ネスタとカンナの控えはいきなりマテ。色んな意味で超不安。…こんな状況じゃ下手するとチェコとアメリカに足下掬われてGL突破も危ないんじゃ?
…なんて危惧していたアッズーリファンは多いはず。

それが蓋を開けてみれば…まずはピルロの獅子奮迅の活躍ぶりに驚愕。アンタまさか1年かけてワールドカップ合わせの調整してたのか?と思わせる豹変ぶり。真相は両脇でしっかりプロテクトしてくれたガッちゃんやペロッタ、目の前で囮になって踏まれたり蹴られたり殴られたりしてたトッティのお陰かと思いますが。そのトッティは本調子とはいかないまでも、それが逆に無理のないプレーに繋がったのか、いつもより安心感があったような。この舞台で奇行に走られても困るのでおとなしめ歓迎。

トニとジラは決定力の無さを競いつつも、決めるべきところでは決めたし、前線でのプレスとか、あまりカメラに映らない所でかなりの働きをしていた模様。特にトニは試合終盤にヘロヘロになりつつ走ってる姿が遙か彼方にピンぼけ気味に映ってる事がしばしばあり、涙を誘いました。ピッポとイアクインタの選出はサプライズでしたが、この2人を含めFW陣が全員がキッチリ点を取ったのは本当に素晴らしいですね。

DF陣とブッフォンもほぼパーフェクト。全試合9割9分ノーミスのカンナバーロとブッフォンは鬼神のようでした。今大会、流れの中からそのブッフォンの守るゴールのネットを唯一揺らしたザッカルドと恒例行事のネスタの負傷&マテ退場には頭を抱えましたが。オウンゴールは今となっては笑い話ですかね。…笑えて良かった本当。DFと言えばルディ・フェラーに「イタリアの穴」呼ばわりされたグロッソが当のドイツ戦を含め、最大級の活躍をしたのもインパクトがありました。フェラーは自分の見る目が無い事を世界にアピールしたようなもんだよな…。まぁあんなに活躍するとは、当人だって予想外だったでしょうが。余りの目覚ましい活躍ぶりに、あの背番号3にマルディーニの生霊が見えたのは気のせいか…(※PK戦除く。)あとは数少ない80年代生まれのCBバルザーリが(ウクライナ戦は比較的楽な試合展開だったとは言え)予想以上の出来だったので、このまま順調に育ってくれることを願います。

そして誰より何より、リッピは偉大でした。個人的には嫌いなんですが監督としての実力は認めざるを得ないのが悔しいやら嬉しいやらで妙な気分です。選手の選出に関して、イアクインタには懐疑的だったんですが要所要所で効いてたしなぁ…。戦術の選択・試合中の采配も冴えに冴え渡ってて恐ろしい程でしたね。特にドイツ戦後半以降の畳み掛けるようなFW投入は(若干ヒディンクを思わせる采配だったものの)正確な判断力と勇気ある決断力の証し。あれがトラップだったら最後の交代枠をピルロoutバローネinとか全世界の目が点になりそうなチキン采配を平気でやってくれそう。その挙げ句、違った結末を迎えている様が容易に想像できるのが恐ろしいです。最初から最後までピルロを信じてくれたリッピで良かった。これで辞めてしまうのが本当に惜しまれます。Grazie Lippi.

( 2006.7.15 -Sat- )

リクエストがあったので


決勝・PK戦での仁王立ちカンナバーロと背後霊ピルロ。

背後霊と言うか、子泣き爺というか…微妙な図ですね。

( 2006.7.14 -Fri- )

優勝最高

この1ヶ月、色々ありましてほとんどネットに繋げなかったため、サイトが更新出来ないでおりました。当然メールも読めず書けず・・・これから何とかします。

ドイツじゃなくて、日本に居たんですけども。なるべく多くの試合を見る事を最優先した結果、あんまり自宅に戻る時間が無くってですね。
会社のロッカーに宿泊セットとアルコールが常備されていた一ヶ月でした。ついでに決勝時には少々バカンスを取って台風と共に沖縄に滞在。サッカーと酒に浸り熱い夜を過ごしました。

そんなこんなで「4年に一度」を錦の御旗にこの一ヶ月、随分と酔狂な日々を送りました。本当は勿論、現地へ飛びたかったんですが、日本でも最大限楽しめたという実感はあります。それもこれもアッズーリが優勝してくれたおかげ!!気がつけば大車輪だったピルロを筆頭にアッズーリの皆様には心からおめでとう&ありがとうを言いたい。代表チームをこんなにも手放しで賞賛・感謝出来るのって我ながら珍しい事で驚き…。これから少なくともユーロまでの2年間、代表に関してはこんな浮かれポンチな気分で過ごせるって事ですよ。うは〜優勝最高!

まぁセリエのクラブの方は大変な状況で戦々恐々ですが、心配しても裁定が変わるわけでも無いですからね。これから来シーズンまではワールドカップを振り返ってはニヤニヤして過ごそうと思います。ここのページも振り返り特集気味にダラダラ書いて行けたらいいな〜と。さすがに優勝すると写真も豊富ですしね。やっぱり優勝最高!

しかしこれだけ豊富な写真達をもってしても、ワールドカップを掲げるピルロの「絵になる写真」てのが全く見あたらないのは何故だろう…。


( 2006.7.13 -Thu- )
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