山の手事情社「ぴん」
2006年1月21日(土)19:00-21:00
吉祥寺シアター
今回は野外劇でお世話になった山の手事情社を野外劇メンバーと連れ立って見に行く。
自動車で東京入りし、ホテルにチェックイン。
なんで1泊2日かというと、今回短期間に3演目上演するという、「山の手事情社じゃなきゃできない」超人的スケジュール。そのうちの2演目をかんげき、ということで、このようなスケジュールでございます。
荷物を整理したらすぐに吉祥寺シアターへ直行。
ここは新しくできたばかりの武蔵野市が設立したミニシアターで、なかなかいい感じ。でも、ロビーの狭さは問題あるよぅ。
開場が少し圧したために場内は混雑しておりました。
初日は「ぴん」。山の手の役者たちが骨身を削って作り上げた「ものまね」といわれる形態模写(がスタートですよね・・・)を2時間ざっくりと。
おもしろいっす。あと、これを作る時の苦労を多少知っているので、余計におもしろいっす。
昔ワークショップで見せてもらったなつかしのものまねもありました。
それこそ、三村さんの「自己紹介」というネタは、私は自分が参加する前の長岡のWSのビデオで見ただけ?なんだけど、やっぱり生自己紹介は最高でしたね。むは。
それぞれどれも完成度が高くて楽しかったのですが、今回の注目は鴫島さん。
一つ目は「森本さん」という選挙に立候補していて自分の名前を連呼しながら町をめぐる様子を演じているのだけど、エレベーターに乗って独りになった瞬間にふと素にもどるのね。
うまい!
さらに、ラストを飾った「バスの運転手」では、当て逃げしたドライバーに憤慨し、妄想の中で飛行型バスへとトランスフォームし、自動追尾ミサイルを撃ち込む、なんていうネタを披露していて、とてもよくできていました。
もちろん、倉品さんや山本さん、まゆたりんや猫だニャーなど、ベテランの遊び芸もさえていてグッド。
「ぴん」さいこー。この後に最悪の悲劇を4畳半で演じる人たちとは思えなくてさいこー。