n.e.c.にはわたしも多少なり
ともかかわったことがあり、また、去年の12月に予定された公演が中止に至る経緯もよく知っている。結論から言えば、わたしは「やりたい」と言ってみた
り、「仕事が忙しくてとても無理」と言ってみたり、二転三転とn.e.c.を振り回し、結果、中止に至らせた一因だった。本当に申し訳なく思う。なので、
自分の行いは棚に上げて、とにかく。今回の公演の成功がとにかくうれしいです。
純粋に観客として見たn.e.c.の印象をひとこと、ふたこと。
まず、客層が違うなあと思いました。いつも新潟の
アマチュア演劇を見に来る客とは一線を画している気がしました。まあ、小さな会場なのでそう感じたのでしょうが、「劇団関係者」はとりあえず、ソワレにはいらっしゃらないようだったです。
客席は狭いつくり。30人ほどで満席でした。もう少しお客が入るといいのにね。
舞台は、シンプルながらも装置・衣装・小道具など、ある一定の造形ルールでまとめ上げられており、ていねいな芝居作りの姿勢を感じました。
演技にもそうした面が感じられました。が、一つ一つをていねいに作り上げてしまったために、全体がぼやけている印象。ドラマのメリハリがはっきりしない面があったように思います。
また、物語自体もSFのため、独特の世界観がそこにあり、やや難しい印象。
キャラクターは、女の子役の梅沢さんがまるで「ピノコ」みたいでかわいらしい喋りで印象に残っています。どうぜならもっとオーバーに演じてもおもしろそう。
ドイツ語の歌がとてもかわいかったです。
以上!レイミさん、スタッフの皆さん、いい酒飲んでください。