いつもは2月の終わりにある毎年恒例のSURF&SNOW in NAEBA。
今年は、2月の終わりから3月の初めにかけてでした。
私が参加したのは、3月3日、最終日。
ゲレンデに雪はあるものの、すっかり春の苗場でした。
今年もステージはエンドステージ。
んでもって、ぎゅうぎゅう詰め。これが普通なんだと思いました。
でも、去年と違って、少しはステージ上のユーミンを見ることができたので、一安心。(^。^;)ホッ
ステージは、天井を白い布が渡してあって、お城のようでした。
会場が真っ暗になって、いよいよ始まりです。
ライトがフラッシュのようにいくつか光ったかと思うと、曲が流れ出しました。
それに合わせて、コーラスが・・・
オープニングはそれだけだったのですが、何の曲だったのか私には分かりませんでしたが、
どうやらこの曲は、今年苗場スキー場に登場した「ドラゴンドラ」のCM曲だったようです。
だって、こっちじゃCM流れてないものね。
ステージ正面からユーミン登場。
1曲目は『魔法のくすり』
黒のコートにシルバーのフードをかぶって、見た感じはボクサーのよう。
途中シャドーボクシングのような素振りも見せてくれました。
この曲は、ユーミンの選曲だそうです。
最初、正隆さんは「ん?」って思ったらしいですが、やってみるとなかなか良かったそうです。
2曲目から4曲目は続けて
『影になって』『リアリティ』『この愛に振り向いて』
シルバーのフードをはずして、黒い帽子をかぶっています。
『リアリティ』の時にダンサー二人が登場。
『この愛に振り向いて』では、『リアリティ』のコーラスが重なっています。
この3曲が自然な流れで、うっとりです。
ここでユーミンのMC。
「22回目の最終日の苗場へようこそ!!」
「22回目ってひとことで言うけど、1回目に来たカップルに子供ができて、
その子供にまた子供ができてたら孫ですよ。(笑)」
「今年のショーは長いです。たくさん曲をします。いろんなシーンが出てきて、なんでも有りで・・・」
「最後までごゆっくり。」
バックライトに照らされて5曲目『潮風にちぎれて』
紫の花柄のスリップドレスでの登場です。
すそが斜めになってフリンジが付いててステキ!!
風に髪をなびかせながら歌うユーミン、とっても気持ちよさそう。
さわやかです。
6曲目『セイレーン』
7曲目『最後の春休み』
しっとりと歌い上げます。
「ここからはアンプラグドスタイルでお送りします。」
「今回は、最小限の構成でお送りしたいと思います。」
「すんなり聞こえるけど、するほうは一人一人が目立つから、大変なのよ。」
「千本ノックのように、練習しました。」
8曲目『ナビゲイター』
9曲目『君なき世界』
ギター:中川 雅也、市川 祥治
ベース:田中 章弘
ヴォーカル:松任谷 由実
このアンプラグドコーナー用に5曲用意してて、日替わりで(ユーミンの気分で?)2曲演奏されます。
他に用意されてた曲は、『やさしさに包まれたなら』『One more kiss』 あと1曲は何だったのでしょ? ここからは苗場名物“リクエストコーナー”
今回のリクエストコーナーはグランドピアノを使ってです。
リクエスト1曲目は『11月のエイプリルフール』
ないすばでぃな女性が。。。エピソードは11月に振られてしまったとか・・・(^_^;)
ここで、ちょっとしたハプニング。
あれあれ?歌が怪しいぞ・・・と思ってたら、なんと!!
途中で歌えなくなってしまったのですね。
歌詞は歌詞カードを見てたのですが、メロディラインが出てこない・・・
で、結局途中で止めてしまいました。
「ごめん、勘弁してください。」とユーミン。
なんと土下座をするユーミン。
でも、土下座しても、私の席からは見えません。(笑)
会場はとんだハプニングに盛り上がってましたけど。(笑) リクエスト2曲目は『月曜日のロボット』
この曲も、歌詞カードを見ながらで、メロディーラインも危なかったのですが、
なんとかワンコーラス歌いました。
リクエスト3曲目は『そのまま』
この曲は前々回のツアーでもやった曲なので、歌詞カードなしで危なげなく歌えました。
どうやら全滅は逃れたようで、ほっと一安心ですね。(笑)
「武部くんが一度だけ緊張するのを見ました。
去年の暮れに上野の森の美術館のMoMA展で、60人限定のライブをしたのですが、
大好きなマチスのダンスという絵の前でグランドピアノ2台で連弾で弾き語りをしました。
本物の絵の前っていうのもあるのですが、絵からのパワーがすごくって緊張しました。」
「MoMA展のコンサートを思い出しながら弾き語りで・・・」
13曲目『So long long ago』
14曲目『静かなまぼろし』
「ここで新人二人を紹介したいと思います。」
星野直子 『eyes in the mirror』
ダンサーの一人です。
今井正喜 『Tlove you』
コーラスの一人です。
ふたりとも、頑張って欲しいですね。 ステージが赤い照明に照らされて15曲目『Cowgirl Blues』
白いパンツスーツに白いカーボーイハットのユーミンです。
16曲目『ありのままを抱きしめて』
17曲目『消息』
帽子をとって歌うユーミン。
18曲目『青春のリグエット』
ダンサー再び登場。
おなじみの曲ですね。
ここでメンバー紹介。
ドラム 村石雅行
パーカッション 小野かほり
ギター 中川雅也
ギター 市川祥治
ベース 田中章弘
コーラス 今井正喜、松岡奈穂美、加藤いずみ
ダンサー 赤地寿美、星野直子
それぞれソロを披露。なぜかコーラスの3人は、曲芸披露でした。(笑)
19曲目『BLIZZARD』
定番中の定番ですね。
の曲は、唯一ユーミン公認の振り付けがあるのですが(笑)、
なんとバスツアーのバスの中でのメイキングのVTRで、この『BLIZZARD』の正しい振り付けが!!(爆)
コンサートで正しい振り付けをしたかどうかは、内緒。(笑)
そしてユーミン達はステージの袖へと・・・
アンコール1曲目は『ダンデライオン』
柄物のタンクトップに白いパンツ。シンプルですね。
アンコール2曲目は『サーフ天国 スキー天国』
これも、定番ですね。
サーフィンやスキーの真似するユーミンがかわいい!!
アンコール3曲目は『DESTINY』
スローな歌いだし。でも、途中からはいつもの『DESTINY』
歌い終わると、ユーミンとバンドメンバーたちがステージの前へ。
手をつないで、私達にさようならの挨拶を・・・
手を振りながら笑顔でステージの袖へと去っていきます。
が、鳴り止まないアンコールの拍手。
しばらくして、ユーミン再登場。
「ここで皆さんにお知らせがあります。
すでにご存知かもしれませんが、acacia香港公演をすることになりました。」
5月10日に香港コロシアムで、acacia香港公演をするそうです。
本当は去年の12月を予定してたらしいですが、
アメリカで起きたテロのせいで、延期になったらしいです。
行ってみたい気はするけど、さすがに行けませんね。(^_^;)
ダブルアンコール1曲目『卒業写真』
喉が苦しそうです。頑張れ、ユーミン!!
「来年も必ずここに帰ってきます。」と、言い残してユーミンは去っていきました。
「以上をもちまして、本日の公演は・・・」と、客席に灯りがついても、再びアンコールの拍手。
アンコールを求める拍手って不思議ですよね。
最初はバラバラとしてるんですけど、途中から揃ってきて、またバラバラになって・・・
そんなこと考えながら拍手してたら、再度ユーミン登場。
「ありがとう。毎年ここへ来ると、去年の苗場とガシャッて繋がるような気がします。
来年もここへ来ると、今年と繋がるんでしょうね。
苗場はずっと続けていきたいと思います。
みんなもヨボヨボになっても来てね。私はならないけど。(笑)」
私もならないけど。(笑)
トリプルアンコールは『春よ、来い』
ユーミンは泣いてたように思いました。
そして、名残惜しそうに手を振りながら、ユーミンは本当に去っていきました。
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