２月１８日（金）２０：４５　会場である苗場プリンスホテルのイベントホール「ブリザーディウム」前へ。
（今思ったのですが、この名前、「ブリザード」からきてるのかな？）
整理番号順の入場のため、番号順に並ぶ。
並ぶったって、スタッフの人がいて、「ハイ何番はこっち、何番はあっち。」なんてことはなく、
各々が、「何番ですか？」聞きながら、あるいは人のチケットをチラッと横目で見ながら、並んでいく。
私の番号は、「１５６番」。ちょうどデリカショップの前当たりでした。

２１：００　開場のはずなのに、遅れてる。喉が乾いたよぉ〜。。。

遅れること何分かな、やっと入場が始まる。
席は入るまで、わからない。スタッフの人の誘導に従うしかない。
私達の前の３人組の女性に続いて、会場へ。
センターステージで、ステージからのびるお立ち台が４ヵ所。
それとは別に、入退場用の花道がひとつ。
そのステージは、まるでメリーゴーランドのようでした。

会場の中を進んでいて、もしかしてと、あることが私の頭の中をよぎりました。
そして、そのもしかしては、現実のものに。。。
そう、な、なんと、一番前！！
左斜め前には、キーボードの武部さん、右斜め前は、コーラスの方たち。
初めての苗場を、一番前で楽しめるとは。。。
「早く始まらないかな・・・」私の心は、o(^-^)oワクワクｏ（＾ｏ＾）ｏドキドキでした。

開演時間の２１：３０を少し過ぎた頃、場内が暗くなって、バンドメンバーが、それぞれの位置につきました。
ユーミンは、どこから登場？
もちろん、花道の先のカーテンの向こうから？
なんて思っていると。。。

お立ち台のひとつに、いきなりユーミンが！！
１曲目は、「Ｍａｎ　Ｉｎ　ｔｈｅ　Ｍｏｏｎ」
白いコートを着て、かなり短いショートパンツに、白いブーツといういでたちで登場！！
「♪明日からもハイなまま、明日からも波に乗って♪」
「♪明日からも調子良く、明日からも風を切って♪」
いきなり、総立ちです！！

『ようこそ苗場へ！！』と、ユーミンのＭＣ。

２曲目は、「ダイアモンドダストが消えぬまに」
ダイアモンドダストを見たような気がしました。

３曲目は、「あなただけのもの」
そして４曲目は、「彼から手をひいて」
もう、ノリノリで、会場内はひとつになっています。
そして私は、目の前のユーミンに釘付け。

５曲目、「サーフ天国、スキー天国」
スキーには定番の曲ですね。
この曲の時、信じられないことが！！
歌いながらこちらに近づいてくるユーミン。
思いきり手を振る私達。
ステージの端まで来たユーミンに、『ユーミン〜！！』と叫びながら、なおも手を振っていると…
なんと、バンドメンバーの所、つまり武部さんの所まで、下りてきてくれたんです。
それだけではなく、ググッと伸ばした私の手を、ギュッて握ってくれたのです！！
そう、私は、握手してしまいました！！o(^^o) (o^^o) (o^^)o キャアキャア♪
私の興奮は、最高点に！！
でも、すぐにスタッフに引き離されてしまいましたが…。
下ろした手の肘が、スタッフの頭を直撃。結果的にひじてつをくらわせてしまいました。ごめんなさい。（笑）

６曲目、「夢の中へ〜Ｗｅ　ａｒｅ　ｎｏｔ　ａｌｏｎｅ，ｆｏｒｅｖｅｒ」
「♪夢の中で　あなたに会いましょう♪」
私達は、夢の中にいるのでしょうか？

７曲目、「冷たい雨」
メンバー全員によるアカペラ。
ツアーも一緒に回っているメンバーだけあって、息はぴったり。
仲の良さを見せつけられた感じです。

ここで、ユーミンを残して、他のメンバーはみんな退場。
〜〜苗場名物、リクエストコーナー〜〜
衣装を着替えた（白いシャツから、赤いシャツ）武部さん、登場。

リクエスト１曲目は、私の左斜め後ろのほうの女性の人で、「ずっとそばに」
リクエストした人は、なんと偶然にも、陸上の４００ｍ日本代表の高野選手の奥様。
バルセロナオリンピックの時、応援に行く飛行機の中で、ずっと口ずさんでいた歌だそうです。
奥様も、結構テレビに出てらしたようで、
『あなた、見たことあるぅ〜〜』なんて、ユーミンはしゃいでました。

リクエスト２曲目は、「経る時」
これも女性でしたが、なんと、このリクエストコーナー、３回目とか…。
実は、２曲目は、別の人に当たっていたのですが、リクエスト曲が、「砂の惑星」
会場内のブーイングと、『この曲をキーボードだけで歌ったら、あなた以上に怪しくなるわ。』のユーミンの一言で却下。
私もそう思いました。

リクエスト曲は２曲とも、アルバム「ＲＥＩＮＣＡＲＮＡＩＴＩＯＮ」から。
大好きなアルバムです。
曲の後、ユーミンとポラロイド写真で、はいチーズ！！
うらやましいです。。。

ここで、ユーミンと武部さんとでＭＣ。
苗場の思い出を語ってくれました。
その思い出とは、コンサートを始めた頃、バンドメンバーとか家族とかみんなで、スキーをしたことだそうです。

仮面をつけたバンドメンバー登場！！
１０曲目は、「ＳＡＴＵＲＤＡＹ　ＮＩＧＨＴ　ＺＯＭＢＩＥＳ」
曲の途中、同じく仮面をつけてマントをまとったＺＯＭＢＩＥ登場。
ユーミンと一緒に、ダンスです。
さて、誰かと思いきや、なんと、ダンスコーディネーターのパパイヤ鈴木でした。
知ってます？パパイヤ鈴木。あのおやじダンサーズの。
なんでも、ユーミンとは５年くらいの付き合いになるとか。
「ＩＮＴＯ　ＴＨＥ　ＤＡＮＣＩＮＧ　ＳＵＮ」ツアーからでしたね、ダンサーが登場したのは。

１１曲目は、パパイヤ鈴木とのデュエットで、「Ｃｏｒｖｅｔｔ１９５４」
聴かせてもらいました。

１２曲目は、「輪舞曲」
この曲の時に、ちょっとしたハプニング。
ユーミン、歌詞を忘れちゃいました。
くるくると回るユーミン。歌詞を忘れて、思いっきり回っていたように見えました。

１３曲目は、「別れのビギン」
観客の中からひとり選ばれた男性との、ダンス付き。
すごく緊張してたようでした、その男性。あたりまえね。

１４曲目は、「満月のフォーチュン」
大好きなこの曲が聴けて、うれしい！！
この曲の“フォーチュン”って、運命って意味かな？

ここでＭＣ。
毎年ツアーの途中にあるこの苗場のコンサートは、ユーミンにとって、春休みのようなものだそうです。

そこで１５曲目は、「最後の春休み」
最後じゃないですよね。来年も、再来年も、春休みはやって来ますよね。

１６曲目は、「青春のリグレット」
「♪私をゆっるさないでぇ〜　憎んでも　覚えててぇ〜♪」
なんて女心、わかります？

１７曲目は、「真珠のピアス」
ここで、メンバー紹介。
やっぱり、この曲も好きですね。

そして、花道から去っていくメンバー、ユーミン…
夢から覚めるには、ちょっと早い。
アンコールです！！

アンコール１曲目は、「ＢＬＩＺＺＡＲＤ」
再びパパイヤ鈴木登場。華麗なタップダンスを披露！！
「♪ブリザァ〜ド　ブリザァ〜ド♪」のところでは、みんなで一緒に、手を上げて左右に。
苗場での定番だそうです。

アンコール２曲目は、「ＤＥＳＴＩＮＹ」
シャングリラに続き、ここでもこの曲が聞けるとは！！
“ＤＥＳＴＩＮＹ”も、運命とか、定めって意味ですよね。

ここからは、ダブルアンコール。
１曲目は、「告白」
みんなで、『Ｗｅ　ｗａｎｔ　ＦＲＥＥＤＯＭ！！』

２曲目は、「ＷＡＮＤＥＲＥＲＳ」
かっこいい曲です。
「♪だけっど　Ｗｅ’ｒｅ　ＷＡＮＤＥＲＥＲＳ　はかない夢　　　　　　
　　　　　　　　　だけっど　Ｗｅ’ｒｅ　ＷＡＮＤＥＲＥＲＳ　もういな〜い〜♪」
はかない夢なのでしょうか、苗場は？

いよいよ最後の曲、トリプルアンコールは、「雪だより」
武部さんのキーボードだけでの熱唱です。
「♪冬ごとにとどく　やさしいラブレター　　　　
　　　　　　　冬ごとにとどく　せつないラブレター♪」
来年の冬にも、ラブレターは届くでしょうか・・・

これで、私の初めての苗場は終わり。
素直に行って良かった、そう思います。
これまでは、一度でいいから行きたいと思ってましたが、これからは、来年も行きたい。
再来年も、その次も。。。　毎年ユーミンに会いに行きたくなってしまいました。
いつものコンサートとは違う、熱気、何よりも、ユーミンが近くに感じられる。
不思議な魔力を持つ苗場でした。

最後になりましたが、私を苗場に連れて行ってくれたｈｉｒｏさん、ありがとうございました。