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従来型映写機(リールが大きく大変)
 


平成23年(2011年)に豊橋市視聴覚センターのプラネタリウムと自然史博物館の大型映像が相次いでデジタル化方式に更新された。
自然史博物館の大型映像は、自然史博物館開館4年後の特別企画展示室開設とともにオープンした。
観覧料は、特別企画展・大型映像とも500円で出発した。
学芸員の言い分は大型映像は要らないと言い、特別企画展だけでいいと観覧料を値下げ要求をし300円に値下げ改定した。

しかしである。私が区画整理課にいた時、ある市の助役と総務部長の間の要職にある人が視察に見えた。
それは、土地区画整理事業の白紙撤回である。それを認めた同市は市長戦で現職が敗れてしまった。
続いて鳴りもの入りで進めたテーマパークまで撤退したとインターネッを通して後で知る。

顧問(後の館長)の名古屋大学糸魚川教授もこう言った。
今後数年が勝負時だ!これからは崩壊するテーマパークも出てくる。
一か所(大型映像)の手抜きは、やがては徐々に特別企画展、自然史博物館の諸行事、自然史博物館本体、動植物公園、遊園地の崩壊へと進んでいく。

自然史博物館の大型映像の呼称もダイナビジョン・シアターと変え嘱託の退職校長先生2人とアルバイト数人と交互に「チラシ配布から映写・同故障時の対処、計画学習のほか修学旅行生など団体観覧の対応」などに取り組む。職員は担当学芸員と水道局料金課の時と同じように私があたった。
結果として大型映像は継続し自然史博物館も閉鎖せず、上映開始以来20年を越えている。
現在も”学校の計画学習”や豊橋市民、近隣市町村や他の地域から観覧者もあり自然史博物館の特別企画展、大型映像も継続して運営されている。

ここで観覧料に触れておきたい。特別企画展は500円から300円(団体は20%割引)、対し大型映像は500円から600円(団体は20%有り引き)と特別企画展の300円に比べ観覧料は2倍となった。
デジタル化により操作が楽になり映写回数も1回づつ増え土日祝日は6回になり、当初と比べれば上映回数も倍になった。

恐竜ものなどを上映すれば必ず人は呼べる。
それを定着させるためには部長などを入れ紆余曲折した経緯がある。
「四季」や「限界への挑戦」などは、意外と入りが少なかった。
私が大型映像を推進しようとした理由は、内容が一流の科学者の監修により作製されていること。
自然史博物館が「地球の誕生と生命進化」をテーマとしており、その進化過程の一環に中生代に代表される恐竜の時代が有り、当時、昨今のギスギスした時代から一時(いっとき)「太古の世界」へタイムスリップし大型映像の中に入り込むのも意義があると思ったからである。

シアターを出れば、進化系統を時系列的に展示した博物館。館外に出れば現生の動植物公園や遊園地である。
そうした観点から、テーマにマッチした大型映像館にしたいと思い推進を図ってきた。
そう言えば、「REX恐竜物語」のロケが休館日などを入れ3日間当館で行われ、幼かった安達ゆみさんがロケ休憩中にロビーを走り回っていた当時が懐かしい。
そして無事バトンタッチをし懸案だったデジタル化を2011年に導入したことは感無量である。

プラネタリウム・大型映像のデジタル化     
小澤紀明/大型映像デジタル化