5月27日 天候 晴れ 時々 曇り
今日から29日まで車での小旅行。霧島で本場のミヤマキリシマを鑑賞する為に高千穂峰登山をし、その前後をドライブ旅行する計画。昨夜のうちに家を出て、道の駅うめりあで車中泊。
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今朝はまず延岡に出てから国道10号で南下。道の駅日向に立ち寄り、ウルメイワシの押し寿司とアサリ飯のおにぎりで遅めの朝食をとる。押寿司は普通だったが、アサリ飯のおにぎりがウマー!。
さらに南下し、宮崎市中心部も通り過ぎて青島まで。ちょいと青島神社でお参り。ここ青島は亜熱帯の植生が国の特別天然記念物になっている。たしかに南国ムード満点です。
お参りした後、鬼の洗濯岩を散策。岩場では地元の人がアサリを掘ったり、牡蠣!を取ったりしてる。牡蠣は結構どこにでも張り付いてて、おばあちゃんがトンカチとマイナスドライバーで器用にこじ開けて中の身だけを取っていた。おばあちゃん曰く、「牡蠣はここで取れるから買う必要が無い」のだとか。素晴らしい。そして外した殻をポイッと水の中に捨てると・・・出てくる出てくる!殻に残った身を狙ってカニやら海老やらが寄ってきて我先にと争いを始める。よく見ると他にもハゼやヤドカリ、熱帯魚チックなお魚までウヨウヨいるじゃないの。市街地からさほど離れていない場所に、こんなに自然が残ってることにちょっと嬉しくなる。
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一旦宮崎市内に戻って高岡町を目指す。目当ては「たかおか魚苑」。昼食にここの鯉定食を食べようと思ったのだが、残念ながら準備中。持っていた情報誌には書いていなかったのだが、平日は昼時と夜しかやっていないようだ。あきらめて途中でファミレスで昼食を食べ、小林市経由で高原町へ向かう。
高原町ではまず狭野神社へ。ここは初代天皇である神武天皇を祭る神社。両脇に杉の大木が並ぶ長い参道を歩き境内へ。ここにも巨大な杉のご神木がドンと立っている。歴史ある神社だけあって社殿も立派な造りだ。
その後東霧島温泉へ行き、いかにも効きそうな色のお湯に浸かる。畳部屋がついた家族風呂もあり宿泊も可能。値段も良心的でなかなか良い。
温泉の後は酒屋の自販機で発泡酒を買い、本日の宿泊地、霧島東神社へ。
一杯やっていい気分になって、明日の登山に備えて早めに就寝。
5月28日 天候 晴れ 後 曇り
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朝5時半に起床。快晴ではないものの、朝日が差し青い空が覗くので良し。眠いのでウダウダしてて朝食取ったら既に7時前。慌てて支度して7時に霧島東神社をスタートして登山開始。
神社でお参りして、九州自然歩道の一部となっている登山道へ踏み出す。最初は杉の森の中だが、すぐに自然林との境を行く道となる。背後から朝の日差しが木漏れ日となって差してくる。鳥の鳴き声が心地よく、鹿の鳴き声も多い。キツくならないようにゆっくり歩く。地図で見た感じよりも傾斜がゆるくて意外と楽だ。登山道も過剰にならない程度で整備が行き届いていてうれしい。
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2時間も登ると、低潅木となり視野が開ける。霞んで遠くまでは見えないが、下界が一望。程なく二つ石と呼ばれるピークへ。
この辺では既にミヤマキリシマがたくさん咲いている。このピークを越えたあたりからミヤマキリシマが大群落を作っていて、斜面に所狭しと咲き乱れている。さすがは本場霧島のミヤマキリシマ。晴れているとさらに嬉しいのだが、高曇り状態で山頂はガスに覆われている。
1321mのピークを過ぎ、御池小学校からのルートと皇子原からのルートが合流すると最後の登り。登山道は砂礫に変わるが、丸太が階段状に組まれていて歩きやすい。足元にはイワカガミやマイヅルソウが咲いている。この登りでも周囲はずっとミヤマキリシマが咲いていて、つぼみもまだ多い。
程なく日の丸の旗が強風にはためいているのが目に入る。山頂はもうすぐだ。
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山頂に着いたときはガスの中。目の前にかの天の逆矛が立っている。いつの時代に誰が建てたのか、明らかにはされていないが、雨の日も風の日も、逆矛は威厳を持ってこの山頂に立ち続けている。もっと大きいものだと思っていたが、予想よりも小さい。
とりあえず食事を取り、記念撮影。晴れ間を待つがなかなかガスは晴れない。予定ではこのまま往路を戻るつもりだったが、地図を見ながらせっかく霧島まで来たのだからと、新燃岳まで足を伸ばすことにする。目の前に広がるお鉢の爆裂火口を見ながら砂礫の登山道を駆け下る。お鉢の内壁にもミヤマキリシマは咲いていて、その生命力に感心する。
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お鉢の淵を廻ると、西側の斜面も一面ミヤマキリシマ。さらに砂礫の斜面を下り樹林が近づくとセミの大合唱で妙に夏気分になる。石畳の遊歩道が現れ、先に進めば霧島神宮の古宮址。大きな鳥居の向こうにはちょうどお鉢が見える。1234年(分暦元年)の霧島大噴火まではここに霧島神宮が建っていたらしい。しばし遠い昔に思いをはせる。
高千穂河原は観光客、登山客の車でいっぱい。ビジターセンターをちょっと覗き、トイレ休憩してから中岳へ続く遊歩道へ進む。こちらも石畳でしっかり整備されている。上からはミヤマキリシマ鑑賞してきた登山者が続々降りてくる。遊歩道が3つに分かれるところは九州自然歩道のルートを選択。この辺からまたミヤマキリシマが大群落になっている。道は緩やかな遊歩道からちょっとした岩登りに変化し、ひと登りでなだらかな中岳山頂へ。振り返れば先ほど登ってきた高千穂峰が綺麗な姿でそびえる。目指す新燃岳のほうは緩やかな斜面が続き、ミヤマキリシマが満遍なく咲いている。
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木段を下ると湯之野への分岐。新燃岳へつづく木段を登ると、15分もかからずに新燃岳の火口淵へ到着。火口を覗き込めば、鮮やかなエメラルドグリーンの水を湛えた火口湖。山頂標識の前で記念撮影をしようと思ったが、どうにも見当たらない。他の登山者にも聞いてみたがなさそうである。曇って風も強いことだしあきらめて下りにかかる。
高千穂河原へ戻った方が交通の便も良いので楽なのだが、同じルートを引き返すのも味気ないので湯之野を目指す。この辺になるとちょっと疲れてきたので少し休んでゆっくり下る。程なく苔むした美しい森となる。人が少なくて静かなルートだ。登山口も近づいてきたあたりで、二人の方がビニール袋にいっぱいキイチゴの実を摘んでいた。もって帰ってジャムにするのだとか。たしかに周囲にはキイチゴがいっぱい。こちらも一つつまんでみる。ほのかに甘酸っぱい。
湯之野の登山口に到着。ここから車道歩きで高千穂河原を目指す。30分ほどで着くと思ったが、流石にキツイ。足の裏が痛くなってきた。30分以上歩いていい加減疲れたときにちょうどタクシーが通りかかったので、思わず呼び止めてしまった。タクシーに乗って霧島東神社まで。料金はかなり高くついた。しまったなぁ、高千穂河原に降りて入ればバスで霧島神宮まで降りてそこからタクシーなら少しは安く帰れたのに。まぁいいか。
その後は予約していた宿へ。昨年霧島に来たときにも泊まったところで、料理と露天風呂がお気に入り。さっと内湯で汗を洗い流したら、ウマい夕食をたらふく食べてのんびりして、露天風呂でゆったり。あぁ最高ですな。部屋に戻ってテレビを見ていたらそのまま眠ってしまった。
5月29日 天候 晴れ 時々 曇り
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今日で小旅行も最終日。朝は宿で美味い朝食を食べてチェックアウトまでゆったり過ごす。宿を出てからえびの方面へ向かい、白鳥神社へ。ここは日本武尊を奉る神社だが、江戸時代、東大寺大仏殿の再建時に梁としてここの赤松の大木2本が切り出されたのだとか。お参りして境内を見て廻るが、本殿の柱に立派な龍の彫り物を発見。これはかなりの業物だ。これほどの物は初めて見た。
えびの、人吉郊外を経て、湯山へ向かい市房山の登山口を偵察。麓の湯山温泉では元湯を偵察。元湯の前に公園のような施設が出来ていて、駐車場、トイレはもちろん、足湯や焚き火場のようなものまであって、車中泊するには最高の場所だ。いいところ発見。いつか市房山登山するときに利用しよう。
ここから国道338号〜265号で椎葉村、五ヶ瀬町を抜けて大分へ戻る。クネクネ国道を進み、国道265号に入ろうとしたところで、後続の車からクラクションをならされる。止まって話を聞くと、この先は台風被害で通行止めになっているとのこと。たしかに良く見ると通行止めの看板があった。地元の方らしく、「五ヶ瀬に抜けるなら後についてきて」と道案内してくれた。国道388号の途中から林道に入り、クネクネと山道を行く。急勾配とカーブの連続で流石に疲れるが、無事迂回できた。おいちゃんありがとう!
五ケ瀬に抜けるルートは以前一部通ったことがあるが、かなり良くなっていた。とはいえ、台風被害で崩れている場所の多いこと。狭い山道を無理やり広げた結果だろう。工事方法にも問題があるのかな。五ヶ瀬ハイランドを過ぎて国道218号に合流、高千穂方面へ。道の駅高千穂で休憩し、高千穂牛カレーを食べる。ジャガイモ、にんじんがゴロゴロと入っていて俺好み。ウマ〜♪
その後県道8号を通って竹田に抜け大分に戻る。帰りは約10時間のドライブだった。ちょっとルート的に辛かったな。まぁドライブ好きだからOK。5月の小旅行も無事終了。良い旅行でした。