宇都宮・喜多方
スーパーB級グルメツアー2006年春 後編

2006年3月8日(水)


いざ喜多方へ

ガンちゃんの分を奪ってまでお酒を飲みすぎたせいか(笑)夜中トイレに2度ほど起きる。で、3時半くらいには目覚めてしまった。前日ほとんど寝てないのに何故? 真吾ちゃんも起きてきたので2人でテレビを見ながら本日の喜多方の天気をチェック。天気予報では晴れ。ヨッシャーッ! テレビでは札幌の建築士が構造計算書の偽造をしたというニュースが延々と流れていた。
この向滝はお風呂が深夜0時までで朝は5時から。0時〜5時は入れないとのことで5時になるのを待つ。5時になる10分前くらいにガンちゃんを起こし3人でお風呂へ。最悪5時45分には宿を出発したいので早め早めの行動となる。

向滝の露天風呂は目の前に川が流れ、滝が見えるというまさに絶景! …なのだが、川の向い側は普通の道路であり、民家もあるので思いっきり目隠しがしてあって、閉塞感は否めない。ただ個人的には目隠しの隙間から見える絶景が素晴らしく、金蘭荘よりはこっちの方がお好みです。また早朝の露天風呂らしくお湯の温度が低かったので、すぐのぼせる僕でも長時間入ってられる。僕的にはすごく満足行くお風呂です。
またここのお風呂は床が畳敷き! これもなかなか雰囲気があって良かったです。
お風呂をあがったら部屋に戻り急いで身支度。5時40分にはフロントに鍵を返していざ出発!

磐梯熱海駅には6時チョイ前に到着。ちなみにここは無人駅なので18切符のハンコを押してもらうことができない。まぁまぁ、電車の中で車掌さんに押してもらおう。
改札口を入って階段を上り反対側のホームで待つ。昨晩この駅に着いた時このホームだったし、同じ下り列車なので当然こっちのホームだと思い込んでいたのだが………やってきた電車は改札口側のホームへ! なんじゃそりゃーっっっ! 田舎マジックかこれは!? 全力で階段を駆け上り、駆け降り、どうにか間に合う。あぶね―あぶねー。この電車逃がすと次の電車が1時間後だっつーの!

磐梯熱海6時12分発→会津若松7時08分着
会津若松駅で24分の待ち時間があったので、自販機でお茶を買ったりホームで写真を撮ったりしてひとしきり遊ぶ。つーかさっきの電車で見事に車掌が来なかったので、乗務員のおじさんにこっちから「ハンコ押して下さい」と申し出る。しかしこれじゃ無人駅から無人駅だったら無賃乗車出来てしまうけどいいのか?

会津若松7時32分発→喜多方7時55分着
喜多方行きの電車は見事にガラガラ。平日の朝から喜多方行こうなんて人はいないのかな?
ここでプチむかつくことが。同じ車両…というか一つ隣りの席に座ってたじいさんが平気で車内でタバコ吸っていた。電車でタバコ吸えた時代って20世紀じゃねーの? 思いっきり禁煙って書いてあるんですけど。わざとらしく窓を開けて「あー臭い臭い」と言うが一向に効き目はない。朝から嫌なじいさんに出会ったもんだ。


肉そばーっっっ!

無事喜多方到着。つーか小雨降ってるんですけど!!!煤iT□T さっき見た天気予報では、今日は晴れて暖かいと言ってたはずなのだが結構寒い。マフラーかなんか持ってくれば良かった。
真吾ちゃんがコインロッカーに荷物を預け、さあ準備万端!…と、なったのが朝の8時ちょい過ぎ。早すぎると思うでしょ? 実は喜多方のラーメン屋は朝早くから営業していることでも有名なんだって! まず1軒目に僕らが選んだ
坂内食堂は朝7時から営業しているのだ。
早速地図を頼りに坂内へ向かう。徒歩15分ほどの距離とのことだったので歩くことに。タクシーを使わないのはお金がもったいないというのもあるけども、実際に歩いた方が早く土地勘を得ることが出来るのと、街の様子をよりリアルに感じることが出来る…という利点があると思っているからだ。 この時実際歩いて思ったことを正直に書くと喜多方は「さびれた街」というイメージ。つぶれたスーパーとかが、そのまんま看板がビリビリに破れたままに放置…そんなお店が多すぎる。あと「思ってた程、蔵の街でもない」ということかなぁ…。テレビの旅番組だと喜多方=蔵の街ってのがフューチャーされるけど、これなら川越の方が格段に上。しょっぱな少々マイナスイメージ。

更に! 実はちょっと心配していたこともあったのです。今回の旅行の話を電話で友達にした時「え? 喜多方までラーメン食べに行くの? 大して美味ないのに」と言われたり、真吾ちゃんの両親がツアーで喜多方に来た時にどの店が評判が良いか全然わからずとりあえず適当に入った店が美味しくなかったとか。本当にここまで来て美味しくなかったらどうしよう…。

そんな一抹の不安を抱えながらも8時20分坂内食堂に到着。中に入ると「いらっしゃいませ!」と気持ちの良い店員の挨拶が。席に着き早速注文。坂内食堂といえば一番有名なのが「肉そば」。ラーメンの上に乗ったチャーシューで麺が見えない写真を散々ネットで見ていた僕らは3人ともそれを注文。しばらくして出てくると、確かにチャーシューが山盛りだ。
期待と不安が混じったなんとも言えない気持ちで一口目を食べる。
………。
美味いっっっ!!!
美味いよ! 美味いよこれ! チャーシューも美味しいけど、なんと言っても塩味のスープがめちゃめちゃ美味い! ダシが効いていて、それでいてさっぱりとしていて、それがまたこってりしたチャーシューによく合う。バランスが良い! 喜多方ラーメンの最大の特徴である太いちぢれ麺もスープとよぉく絡んでどんどん喉に入ってくる! 事前に感じてた不安は一瞬で消えた。正直お替りしたいくらいだ(笑)

あまりに坂内の肉そばが美味しいので、何件か頼まれていたお土産をもうここで決めちゃうことに。坂内は店内でお土産用に生ラーメンも販売しているのだ。いやー、ここのラーメンなら絶対喜ぶって!

※後日談ですが、この時送った1人の人が普段自炊をしない人で。ナベもコンロもないと!(笑) んでわざわざナベとか買ってきてくれて作ったのだが、普段慣れない料理なんで失敗の連続だったとの報告が!(^^;;; 本当にスミマセンでした〜(T▽T


まこと食堂

坂内食堂で大満足した我々は、次の目的地まこと食堂へと足を運ぶ。まこと食堂は坂内から5分程度の距離。到着したのは9時チョイまえ。
まこと食堂は入口が2つ。最初どっち入ったらよいかわからないでいると、僕らの横を一人のおじさんが通りぬけて、右側のドアを開けた。するとそこは玄関になっていてその先は廊下。その右側は障子で和室っぽい。ああっ、こっちは民家じゃん。お店の人の家でしたか…ということで僕らは左側のドアをガラリと開ける。 すると「いらっしゃいませ〜。あ、良かったら右側のドアから入ると座敷になってますよ」と案内される。え?! 右側もお店だったの?! …ということでいったんお店を出て再び右側のドアから入りなおす。


サイン色紙がいっぱいの店内


塩しかなかった坂内と対照的にまこと食堂は全部しょう油味。僕はチャーシュー麺を、あとの2人は中華そばを注文。実際出てくると中華そばにもチャーシューは2枚乗っている。チャーシュー麺は確かにチャーシューが山ほど乗っていたけど、これで値段が300円も変るんだと思うとちょっともったいない(せこい)
またこの時ラーメンを運んできたおじいさんの店員が無愛想で、なおかつ丼をテーブルに置くときに「ドンッ!」「ドンッ!」と音を立てて置く人だった。注文取りに来たおばちゃんは良いカンジだったのに、おじいの方はあかんなぁ〜。今回の旅行で接客ダメダメな人を初めて見たわ。

さて肝心の味ですが、ここもやっぱり美味い! こっちはこってり系で若干味が濃い目。トンコツではないけれど、分類するなら横浜家系に近い食後感。チャーシューもスープにあわせて脂身の少ない部分を使ってます。非常に美味い。ただ真吾ちゃんはちょっとこってりし過ぎで最後くどくなってくるとの感想。まぁ好みはそれぞれとして、味の雰囲気はそういうカンジです。

最後店を出るときに廊下にさっきのおじいさんがいたが、ボソッと「ありがとうございました」と言っていた。ああ〜、それくらいは言えるんだね(あたたか〜い目のつもり)


お菓子屋悲劇 2連発

さて、2軒ラーメンを食べたトコロで食べ歩き朝の部は終了。この後10時半くらいに駅前に戻って馬車に乗る予定。
んで、まだ1時間くらいあるので僕がぜひ行きたかったお菓子屋さんに行こうと。それは田原屋菓子店と山口佐五平の2軒。
田原屋菓子店は大正5年創業の老舗で、とにかく安さが売り。なんとまんじゅうが10円! 40年以上値上げしていないんだって! 店内には飲食スペースもあって、その場で食べることも可だと。
田原屋菓子店を最初に教えてくれたのはめだらさん。「ネットで調べるといっぱいヒットするよ」と言うので、早速検索してみると出るわ出るわ。甘さ控え目で男性でも何個も食べられる…とか、まんじゅう4個とゆべしと虎まきで185円!…とか。かなりの期待が高まります!
場所的には先ほどの坂内のすぐ近く。9時半くらいに到着!


よし早速入るべ! …と思いきや…。定休日だったッッッ!!!

まじかよーっ!

あ、一番上の写真は一番最後に撮りました(笑) え〜、え〜、楽しんでますとも(笑)
今回の旅行の計画は事前にかなり練ったはずなのに、まさか定休日に行くという初歩的なミスを犯すとは。去年の大谷資料館に続き、僕の旅行は必ずどこか詰めが甘い(^^;;;

まぁまぁ仕方ないので、次の目的地山口佐五平へ。ここは「べろせんべい」という会津産の餅米と黒砂糖、水飴を練り上げて作った甘いおせんべいがあるんだとか。火であぶって食べるときに、表面の水あめがプク〜ッと膨れるんだって! 食ってみてぇぇぇ!!!

山口佐五平も歩いて10分もしないところにある。サクサク歩いて移動していると、途中スーパーの前を通った時に目を疑う光景を見てしまった。スーパーの入口を入ったトコロで、その店の店長とおぼしきおじさんが通路をふさぐようにして仁王立ちで電動ヒゲ剃りで「ジョリジョリジョリジョリ〜」とヒゲを剃っていた。 僕は笑いをこらえることが出来ず、思わず吹き出してしまった(笑) なんなんこの店?! 客入れる気ないだろお前(^^;;;
電車で平気でたばこを吸うじいさん。無愛想なラーメン屋のおじい。仁王立ちでジョリジョリジョリやっているスーパーの店長。田舎の年配の男性は、みんなちょっとアレなのか?!

そんな話題で盛り上がっていると、ほどなく山口佐五平に到着。あれ? 入口になんか張り紙がしてあるぞ?
「都合により、しばらくの間、休業致します」
…はい?!
都合により休業って、何があったんですか?! と店内をのぞくと、カウンターのガラスケースの中に日焼けして色の変った「べろせんべい」の箱がいくつか。そのカウンターの向こうはお店の人の住宅なのか、人が寝ている。普通カーテンか何かで仕切るよね? それがないので見る気もないのに見えてしまう。 思いっきり目が合い、向こうもこっちをじっと見ている。なんとなくブルーな気持ちでその場を立ち去るしかなかった(T▽T いつから休業しているんだろうか。


蔵の街観光馬車

どっか行って何かやるには中途半端な時間が余ってしまった。まだ10時にもなってないのだが、やることないので駅に戻ることにする。まぁまぁ馬車が蔵作りの街並みにつれてってくれるさ! この頃になると雨も上がっていた。
喜多方の駅でトイレタイムとしている間、再びアイスの皇帝・ガンちゃんの血が騒いだ。いつのまにか駅売店でピノを購入(笑) 僕とガンちゃんでピノをつまみながら、駅の待合室でまったりとする。ピノを食い終わった後、僕もスイッチが入ってしまい今度は僕がモナ王を購入。これもガンちゃんと2人で分け合って食べる。真吾ちゃんは何故かアイスを食べようとしない。

10時過ぎ、駅前の甲斐商店の前に馬車がやってきた! 馬車の営業時間はHPを見ると10時〜14時半となっているが、電話で問い合わせたところ「馬車が1台しかないので、10時に来てもらってもお客さんが集まるまで出発しないこともあります。10時半くらいに来てもらえれば一番確実です」という返事だった。まぁでも駅で待っていても仕方ないので、少々早いが馬車に乗って待ってることに。
駅前の甲斐商店で馬車のチケットを購入。1人1300円。馬車は2階建てで蔵の形をしているというなかなかオシャレ。僕は動物苦手さんなので、さっさと2階に上がってみんなを待つが、2人はテンション上がり切って馬の写真をバシバシ撮ったり馬に触ったりしている。


上から見ていると2人連れの女性観光客が「写真撮っていいですか〜」とか言いながら馬に触ったり写真撮ったりしている。心の中で「この2人も乗ってこないかな〜」などと思うが、しばらくしたら行ってしまった(^^;;;
この時実は事件が起きていた。後から知ったのだが、ガンちゃんが馬に噛まれていた煤iT▽T


馬と微妙な距離を置くガンちゃん(笑)


しばらくして2人が2階に上がってくる。「成田ちゃん馬恐いんでしょ〜」と言われたがその通りです(^^;;;
10時20分「他にお客さんも来なさそうなので、出発します」とのこと。馬車の運転手(?)であるおじいさんは、とても物腰が柔らかく優しそうな方だった。さっきは田舎の年配の男性に偏見をもってゴメン。

馬車が動き出す。ポクポクポクポクと音を立てて馬が歩く。スピードは僕らがさっき歩いてたよりも遅い。のんびりとしてて乗っている僕らは楽しいが、一般の車道を通るので馬車の後ろはプチ渋滞が生まれている(^^;;; そんなに交通量が激しい場所ではないので、対向車が来ない限りは後ろの車もどんどん抜かして行くのだが、内心ちょっと申し訳ない気持ち。
馬車はさっき僕らが通った道を、さっきの僕らよりも遅いスピードで進んでいく。正直この道はなんにもないので、早く蔵のある場所に連れて行って欲しい。
ここでガンちゃんがケータイカメラのムービーで僕らを撮影し出した。僕らは馬の足音に合わせて「ポクポクポクポク」と言いながら踊る。僕は心の中で「コイツより先に止めるわけにはいかない」と意味不明のプライドで頑張ったが、真吾ちゃんも同じ思い(?)で全く一歩もひかなかったので、延々と2人が「ポクポク」言って踊っているシュールなムービーが出来上がってしまった(爆笑)

録音テープによる車内アナウンスが流れる。「喜多方は周囲を山に囲まれた盆地で…」とか「喜多方では男40にして蔵の一つも持たないのは恥という気風があり…」などという基本的な情報をガイドされる。アナウンスの声は女性。 …しかしイキナリ「ハーイ!」というファンキーな男性声がここに乱入する! 「僕は○○山で木材を運んでいたんだけど、今は喜多方に引っ越してきて馬車をひいてるんだ!」 馬の声だったのか!!! 一同大爆笑! この馬はそんなファンキーなヤツというキャラ設定だったの?!
馬車はさっき僕らが歩いた道をようやく通りすぎ、さらにその先へと進んでいく。2階に乗っているからか遠くの景色がよく見える。周囲の山々はまだ雪で真っ白で見ていて美しい。のんびりしていて楽しい。
再び録音テープ。「右手に見えるのは昔の銀行で……」 スミマセン、周囲にそれらしき建物が全く見えません!(笑) 「左手に見えるのが○○で…」 スミマセン、それも全く見えません!(T▽T テープのタイミングが早かったのかと思ったがその後もそれらしき場所は見えず。通る道を間違えたのかな? コレに関しては最後まで謎のまま。

しかしいつまでたっても蔵の街と呼べるような場所はないなぁ。しかもそろそろ馬車に乗って50分がたとうとしている。まさかこのまま終わるのか?! と思ったトコロで、ようやく蔵作りの建物が多いエリアに突入する。で、最初の馬車の停車駅・
地酒蔵というところに到着。ここで20分の休憩。
馬車を降りるとニンジンが1本100円で売っていて、馬にあげることが出来るようになっている。真吾ちゃんは大ハシャギで馬にニンジンをあげる。恐がりの僕は写真係。この時ガンちゃんもニンジンをあげているが、馬とは微妙な距離を保っている(笑)

オゥノォーッ! 美しい貴方にこんなことされると照れるYO! ハ〜イ! そんなにこわがらずにもっと近寄れよベイビー!

この地酒蔵は言ってみればお土産屋。喜多方・会津の特産物が並んでいます。日本酒のテイスティングが出来たりお菓子や漬け物も試食出来るが、それも通常のお土産屋の試食にちょっとイロをつけた範疇のモノ。喜多方に来た観光客を馬車に乗せてみやげ物屋に連れてきて買わせようという趣旨が見え見えでちょっとゲンナリしてしまった。売ってるものから察するに若い人向けではなく年配の人向けなのかな。
ただ僕が唯一ひかれたのが「あごだし」のそばつゆ。飛魚でダシをとった少々珍しいダシしょう油。一口舐めさせてもらったが甘くて美味しいので1本購入。後日談になるけども、その後家で自炊する時に今まで使ってたにんべんのつゆの素を抜いてオレ的ランキング1位に今立ってます。近所のスーパーで売ってないので、もうすぐ使いきってしまうのがなんか寂しい。

このあと再び馬車に乗り、約10分後うるし美術館蔵屋敷あずまさというところに到着。
ここで馬車のおじさんとはお別れ。最後にずっと気になっていた質問を真吾ちゃんが。真吾「この馬の名前なんていうんですか?」 おじちゃん「名前? ワタシの名前?」 真吾「いや、馬の名前(笑)」 おじちゃん「ああ〜。…えっとね…太郎!」 絶対今テキトウに付けたでしょおじさん!(笑)

さてうるし美術館。本来は入場料がかかるのだが馬車の客は無料とのことでとりあえず中に入る。が、ここも美術館とは名ばかりで基本お土産屋。すべての展示物に値段がバッチリ書いてある。一応奥まで入って階段で2階に上がると、漆に関するやる気のない展示が少々。
ちなみにお隣の蔵屋敷あずまさはラーメン屋。行きたいラーメン屋がいっぱいあって、それでもお腹の都合でいくつか諦めてる中、そんな観光客向けの施設でラーメンなんか食ってる場合じゃないっつーの。馬車自体は楽しいけどそれにつきまとう商売上の魂胆が見え見えで、あんまり若い人にはお勧めとは言えないなぁ。
このうるし美術館&あずまさの前から駅までの無料送迎バスが出ているのだけど、ちょっと歩いて観光したいと僕が強引に押しきったので次の目的地とした食堂なまえまで歩くことに。


喜多方お散歩 みそアイス〜ラーメン館

ここで再びアイスの皇帝ガンちゃんのスイッチが入る! 先ほどの地酒蔵からうるし美術館に着くまでの間、馬車の外に見えた「みそソフトクリーム」が食いたいと。僕と真吾ちゃんは「まぁ見てるだけなら」と渋々(笑)承知して付き合うことに。早速来た道を戻ると5分もせずに地酒蔵に到着。あれ? こんなに近かったんだ?!
みそソフトクリームのお店は地酒蔵の目の前。早速入ると中は味噌屋さん。中央に椅子とテーブルがあったが、周囲は商品が並んでいる。
テーブルについてみそソフトクリームを1つだけ注文するが、あいにくこの日みそソフトは品切れ。代わりにカップに入ったみそアイスならあるということで、そっちを注文。たった1つしか注文していないにも関わらず、ありがたいことに店のお母さんは3人分のお茶を出してくれた。恐縮しつつ頂く。
みそアイスを食べたガンちゃんは「みそ味はほのかに香る程度ですね」と。僕も一口もらったが、普通のアイスといったカンジでみそ味は全然感じなかった。が、真吾ちゃんは「えーっ! みそ味そのものじゃん!」と言った。慢性鼻炎で鼻が詰まっている僕は、風味が命のものは味がわからないようだ(^^;;;
しばらくまったりさせて頂いてると、真吾ちゃんが壁に貼ってあった「味噌田楽」のメニューが気になって仕方ない様子。「食べれば良いじゃん」というと「お腹がイッパイで…」という。僕らが「半分食べてあげるよ」と言うとやっと決心しニシンの味噌田楽と里芋の味噌田楽を注文。注文を受けるとお母さんは串に刺さったニシンと里芋を持って来て、囲炉裏の炭火で焼き出した!  店内に良い香りが漂ってくる。出来上がると味噌をつけて持って来てくれた。んでこのニシンがまた脂が乗ってて美味いのなんの! ニシンって甘露煮とか煮付けにして食べることが多いけど、焼いても美味しいんだね。里芋の方も美味しかったとか(僕は里芋苦手なんで食べなかった)
こんなちょっとしか注文してないのに、15分くらいはくつろいでしまった。お茶のお替りまで出してくれて、本当にありがとうございました。

みそ屋さんを出て再び歩き出す。どうやら、やはりさっきの馬車がゆっくり過ぎて遠くに来た印象だったが、朝来た坂内やまこと食堂なんかもそんなに遠くない様子。おそらく10分強の距離かなと。天気も良く遠くの山々がよく見え、まさに歩いて正解だった。

そうこうしているウチにラーメン館の前を通る。今回数日前までこのラーメン館に来ようかどうか迷ってて結局予定から外したという経緯があった。でもどうせ目の前を通ったんならと入ることに。
実は僕のたっての希望でラーメンの工場見学がしたかったのです。んで喜多方観光協会のHPによると、このあと行く予定になっているふぶき亭か、もしくはこのラーメン館で工場見学が出来るとのこと。どっちにしようか迷いつつも、ラーメン館2号館では「手巻きラーメン」の体験が出来ると!
手巻きラーメンに関してはリンク先に詳しいですが、要するにラーメンを切り出す前の生地の状態から、実際に機械で麺にしていく体験。ぜひこれやってみたいと思っていたのだが、直前になって2号館は冬の間は火・水が休みだと気付いたのであった。う〜ん残念。手巻きラーメンやってみたかった(><

ということで本日開いているのはラーメン館の本館なのですが、工場見学ここにしなくて良かったと心から思いました。建物全体が基本的にただのお土産屋さん。その店内のはじっこの方にラーメンの製麺過程の見学が出来るスペースがあるんですが、10m?…20m?…くらいしかありません(T▽T 工場見学ってこれかよ!
ただお土産の品揃えはめちゃめちゃ豊富。この日(この後も含めて)見た中で一番の種類と量です。お菓子関係のお土産だったらここはなかなか良いんじゃないでしょうか? 見ているだけで楽しくて時間の経つのも忘れます。


超! 手打ち極太麺!

ラーメン館を出て再び食堂なまえに向かって歩き出す。朝来た田原屋菓子店の前を通り、その先の信号を南に折れ、大通りを横断。ちょっと地味な狭い道を入っていくと食堂なまえはありました。住宅地のど真ん中。周りに高い建物がないのでお店の向こうには雪山が見える絶好のロケーション。到着時刻はおよそ12時40分。
店内はテーブルが3つか4つ程度の小さい作りで、お昼時と言うこともあって僕らが入って満席状態。当然相席となる。

さて! この食堂なまえが喜多方ラーメンの中でも有名なのは、メニューに「手打ち極太麺」というのがあるからだ! 元々喜多方ラーメンといえば太麺でちぢれ麺。しかしここは極太麺。いったいどんなラーメンなのか?! ということで3人揃って手打ち極太麺を注文。
出てくるのを待っている間、真吾ちゃんがこんなことを。「喜多方の中でも特に太いわけでしょ。あれだね。体重100kgの男たちの集団があってさ、その中でも『あいつはデブだよ』と言われてるようなもんなんだろうかね」 何ですかその例え?(笑)
いよいよ手打ち極太麺登場! 早速箸でつまんでみる。………。超ふってぇぇぇぇぇ! シナチクと麺を一緒につまんだらどっちがどっちだかわかんないよ!


確かにアレだ。体重100kgの集団で「あいつはデブだ」と一目置かれるヤツだわ(笑)
肝心の味ですが、スープはあっさり目でこれまた美味しい。麺は太くてモチモチしていて、ラーメンの味でありながら新食感がなかなか良い。うん、この店もいいぞ! 本日の喜多方は当たりばっかりひいてるなぁ!



帰りがけにお店の前で写真をパチリ。風が強くなってきたのでのれんがめくれるのを必死に押さえる真吾ちゃん(笑)


タクシーにて

食堂なまえを出発した我々は再び喜多方駅へ戻る。駅到着は13時10分くらい。駅でこの後の予定を話し合う。
次に向かうふぶき亭が一応計画では最後の予定。ふぶき亭は若干遠いのでタクシーで行こうと思っているのだが、帰りをどうするか。ふぶき亭は喜多方駅よりも、お隣の会津豊川駅の方が近いのだ。帰りの電車を会津豊川から乗るなら、真吾ちゃんは今のうちにコインロッカーから荷物を出しておかなくてはならない。
僕はふぶき亭から会津豊川まで歩いても20分くらいだし、タクで喜多方まで戻るのがもったいないと思ってる派(笑) そもそも喜多方駅からふぶき亭も歩けるとすら思ってるが、2人が歩き疲れてきているのでまぁ行きはタクでもいいかなと。
真吾ちゃんも、喜多方駅は到着した時を含めてもう3回も来てるし、せっかく旅行に来てるんだから別の駅の雰囲気を味わうのも面白いかもしれないとのことで、僕と意見が一致。ガンちゃんはその辺は僕らに任せるということで、帰りは会津豊川から乗ることに決定。そうと決まったら早速コインロッカーから荷物を出す真吾ちゃん。会津豊川発が15時54分なんで15時過ぎまでふぶき亭でのんびりすることになった。

早速タクシーに乗る。「ふぶき亭まで」と言うと「ああ〜、ふぶき亭さんね」と運転手のおじさん。おおっ! ふぶき亭有名なんだ!
東京からラーメン食べに来たという話をしていると、おじさんは道中にあるラーメン屋をいろいろ解説してくれる。「あそこに見える○○は喜多方ラーメンの元祖って言われてるんだよ」 見るとエライ寂れた店。「最近はあんまり人気がなくて寂れちゃってるけどね」 うおおおおっ! いきなり厳しい現実が(^^;;;
「この先にあるお店が喜多方老麺会の会長なんだよ。こないだの喜多方ラーメンフェスタってあったんだけど(注:2006年2月25〜26日 全国有名ご当地ラーメンを集め、会場で食べ歩きが出来るというイベント)、会長が今は潰れてしまった人気店の味を復活させるって頑張ったんだよ。お店の人にレシピを聞いたりして」  「人気店だったのにつぶれちゃったんですか?」 「うん。後継者がいないところはいくら人気があってもどんどん潰れてるんだよね」 またもや喜多方ラーメンの厳しい現実が!!!煤iT□T
喜多方に着いてからずっと感じていたのだが、確かにこの街は若い人がまったくいない! 平日の昼間だってのもあるのかもしれないけど、本当に若い人を全く見ないのだ。喜多方ラーメンに果たして未来はあるのか?!(T□T

ここで僕がこんな質問を。成「もし喜多方にはじめて来た人がこのタクシーに乗ってどこか美味しいラーメン屋に連れてってください≠チて言われたらどこに連れていきますか?」 おじさん「私かい? 私だったらあべ食堂だね。あそこならまぁ間違いないからね」  成「あべ食堂! 僕らも行きたかったんですけど、水曜定休日で行けなかったんですよ」 おじさん「やっぱあべ食堂だね。それか坂内食堂。まことはしょっぱいって人もいるからね。最近ははせ川とか流行ってるみたいだよね。あそこはわが道を行くって感じだから老麺会にも入ってないんじゃないかな?」

こんな話をしている間にふぶき亭到着。時刻は13時30分。タクシー料金は確か1240円くらいだったかな?


工場見学

タクシーを降りるとすごい風! 天気は良いのだがさっきから風が強いので寒くてたまりません。
さてふぶき亭に来た最大の目的。それはもちろん工場見学!!!
工場見学っても通路から中の工場をのぞくだけのもので、営業時間にさえ来れば予約とか全然いりません。しかしそれでもワタクシ、テンションめちゃめちゃあがりまくり!!!
まず目に飛び込んで来たのは小麦粉を練り上げた生地を機械で伸ばし、それをロール状に巻いている作業!(次の機械にセットするための準備) これがもう! ラーメンの素となる生地が機械からウニョ〜ッて出てくるのを見るだけで心が踊るぜーっ!(←変態かオレは!?)
製造ラインは3つ動いてて、巻き上がったロール状の生地をそれぞれの機械にセットすると、今度はそれが段々とローラーで薄く延ばされていく!!! その機械の出口では今まで板状の生地だったのが全部裁断されてラーメンとなって登場!!! この時既にちぢれも加わっているのだが、一体どういう切り方をしたらあんなになるんだ!?

はぁはぁ…


こうやっていくらビックリマークをいっぱいつけようとも、文字で説明すると退屈だ!!!(笑) だがオレは実際現場を見て興奮しっぱなしだったんだーっっっ!!!

今度はこのラーメンに白い粉をまぶして、1食分に小分けされていきます。3本のラインではそれぞれ出口で違うパッケージに包装さて、今度はそれぞれが仕分けルームへ。仕分けルームでは1食1食の袋に入ったラーメンがセンサーの上を通る。そうすると重さが表示され、規格外のものは弾かれるという仕組みになっていた!!!(←ここ感動ね)
興味ない人は流し見してしまいそうなこのラーメンの製麺過程を、僕らはたっぷり15分くらいは見ていただろうか。ガンちゃん、真吾ちゃん。僕の個人的趣味に付き合ってもらってありがとう(;▽;


真吾ちゃんぐったり

工場見学を終え外に出るとまた強い風。ここで真吾ちゃん&ガンちゃんが共同で「この風だと会津豊川まで歩くのつらいから、タクシーにしようよ」と提案。「軟弱モノがーっ!」と思ったけど(ウソ)まぁ2人がそう言うならそうしようかと言うことに。
歩きの場合はかなり多めに見積もって駅まで30分。さらに余裕を持って出発するために15時過ぎには出発の予定だったが、タクシーとなると話は別。15時20分くらいにここを出れば良いんじゃないの?…ということでこの後かなりの空き時間が。

「先にラーメン食べる? それともお土産選ぶ?」と聞くと、真吾ちゃん「まだ全然お腹すいてないから、しばらく待って」とのこと。まず先にお土産選びとなる。
ふぶき亭のお土産コーナーは先ほどのラーメン館と比べると品揃え的には若干見劣りする。正直お土産さっき買っておけば良かったと後悔(^^;;;  とりあえず今回の旅行のためにバイトのシフト代わってくれたWくんとTくんのために「ベビースターラーメン・喜多方ラーメン味」を購入。
あとは店長にお酒でも買っておくかと「蔵粋(クラシック)」という日本酒を購入。この日本酒がこの後問題となるのだが、その話はこのレポの最後で。
この時お酒選びで最後まで迷ったのが、福島が生んだ偉人・野口英世のイラストがパッケージに描かれたお酒(名前は忘れましたが)。このお酒が美味しいかどうかはさておき、惹かれたのは瓶の形。なんとフラスコ型!(笑) 店長じゃなくて友達に買っていくなら絶対こっちだよ〜(>▽<

さてお土産も購入し、「さあラーメン食べようぜ」と言おうと思ったら! 真吾ちゃんベンチに座ったまま全然動こうとしない!!! 自分がまだまだ食べれるので気付かなかったが、本当にお腹がいっぱいだったのだ!!!
考えてみれば、真吾ちゃんこの日までにかなりのダイエットをして50kgにまで体重を落としたのだ。それがこの2日間食べっぱなし。&ほとんど寝てない。&かなりの距離歩いた。そりゃぐったりもするわな(T▽T


写真はベンチから動こうとしない真吾ちゃんと、元気な2人です(笑) ちなみに喜多方は太極拳も有名………なんだと、駅やなんかにポスターが貼ってました。本当に有名なの?(^^;;;
結局「時間も時間だし、そろそろラーメン食べようか」となったのは14時半を回ってから。

さてふぶき亭のラーメンですが、まぁ正直普通レベル…かな?(^^;;; まずいなんてことは全くないですが、1軒目が坂内じゃなくてここだったら正直ガッカリしてるかもしれません。この時真吾ちゃんが注文したのは半ラーメン。最初お子様セットが頼めるかどうか店員に聞いていた。それくらいお腹イッパイだったのだ。ちなみに僕が頼んだのはラーメン+チャーシュー丼のセット(笑)


究極の無人駅

時刻は15時ちょい過ぎ。ラーメンも食べ終わり、まぁちょっと早いけど会津豊川駅に行くべとタクシーを呼ぶことにする。お土産屋のお姉さんにタクシーの電話番号を聞いてふぶき亭前まで迎えに来てもらうことに。で、とりあえず外に出て待っていたのですが………待てど暮らせど来ない! 考えてみれば真昼間の喜多方で流しのタクシーなんかやってるわけないのだ。 恐らくタクシー会社は駅で客待ちしてるタクシーに無線で連絡とってこっちに向かわせてるに違いない。喜多方駅からわざわざ来るのだ!
風はさっきよりも一段と強くなっており、時間的にも15時過ぎなので外で待っているとかなり寒い! 寒さでちょっと喉をやられていたガンちゃんに「中で待ってて。タクシーが来たらケータイに電話するから」と言って2人でタクシー待ち。予想通りタクシーが来たのは電話してから10分後。タクシーに電話するのがちょい早めで良かった。東京の感覚でいたら時間ギリギリになる可能性もあったわけだ。

タクシーに乗り込み「会津豊川駅までお願いします」と言い出発。駅に向かう途中、運転手のおじさんが「会津豊川駅行くのかい? 電車にでも乗るの?」と不思議なことを聞いてきた。
成「はい。15時54分の電車に乗るんです」 おじさん「どれどれ…(と、電車の時刻表を出してきて) ああ〜、本当だ大丈夫だね」 おじさんが不思議がるのも無理はなかった。よくよく調べたら会津豊川駅に停まる電車は、上り・下り、それぞれ1日4本づつ! おじさん「ほとんど停まらないいからね〜。電車乗る人はみんな喜多方駅だからね」 そんな話をしてしばらくすると駅に到着。しかしその駅を見て僕らは固まった!
単線でホームは片側のみ。周囲は畑で、お店とかは何にもない。無人駅で改札すらなく、道路からスロープを上って直接ホームへ。都電荒川線の停留所みたいなカンジだ。いや、荒川線の停留所の方がもっとちゃんと作られている。 本当に乗り降りするために、電車の車輪の高さに合わせて足場だけ作りましたって感じ。写真を撮りそこなったのがつくづくもったいねぇぇぇ(>< これが本当にJR東日本の駅かと思うと、まだまだ僕らは世間が狭かった。
ただ僕らが固まったのは、駅の作りが素朴だったからではない。これはこれでむしろ旅に来たという雰囲気で良いくらいだ。僕らが本当に青ざめたのは吹きっさらしだと言うこと! 寒い地域の駅って風よけの待合室があるもんじゃないの? 文字通り何にもないじゃん!

おじさん「あと30分ここで待つの? 今日は寒いよ〜」 成・真・ガン「スミマセン! やっぱり喜多方駅までお願いします!」 3人全員の声が揃った(笑)

結局喜多方駅まで乗せてってもらう。駅までの料金は行きと同じで1240円だった。


最後のお土産探し

喜多方駅に戻ってきて一安心。待合室で電車を待っている間、僕は(僕だけが)売店でビールを買って来て飲む。しかし電車の時間が来る前に飲み終わってしまったのでもう1本購入。これは電車で飲もう。2人からは「よくそんなお腹に入るね」と言われる。変かな?(^^;;;

喜多方15時51分発→会津若松16時13分着
会津若松16時18分発→郡山17時38分着
帰りの電車でやることなかったので、お絵描きして遊ぶ。僕と真吾ちゃんでそれぞれガンちゃんの似顔絵を描いたら喜んでくれた。


さっき買ったビールは会津若松までに飲み終わってしまい、その後はほろ酔い気分で郡山まで熟睡。
しかし! 郡山駅到着直前! 猛烈な尿意が!(T▽T ビール飲みすぎた!(@▽@;;;
駅到着と同時に2人に「トイレ行くからゴメン」とだけ告げてダッシュで駆け降りる。が、トイレの場所がわからない!!!煤iT▽T 全力疾走でトイレを探すが見つからないまま改札へ。仕方ないので改札を出てさらに200mくらい猛然とダッシュしてようやくトイレへ。用を足しているとガンちゃんから電話。「どこまで行ったんですか?(^^;;;」と。心配かけて申し訳ない。

郡山18時15分→黒磯19時17分
黒磯19時29分→宇都宮20時19分
さてここでワタクシ重大なことを思い出しました。以前旅行行った時も店長にお土産で日本酒を買っていったことがあるのです。思い出したのはその時言われた言葉。「ありがとう。でもオレ日本酒飲まないんだよね(^^;;;」煤i@□@ 煤i@□@ 煤i@□@ さっきふぶき亭で日本酒買っちゃったよ! 一度ならず二度までも同じ間違いをしたら嫌がらせでしかないじゃないか!!!(笑)
そんなワケで急遽宇都宮で途中下車することに。目的は昨日飲んだ例の地ビール! あれならビール派の店長も喜ぶでしょう。ついでに昨日なぽにあげたふくべキティーもゲットしておこうかな。

宇都宮駅到着。20時を過ぎていたが駅のお土産屋さんはまだ営業中だった。ラッキー♪
…と、思いきや、地ビールもふくべキティーもどっちも売ってねぇぇぇぇぇぇ!!! ご当地キティーのあるお店を何ヶ所か見たけど、ふくべキティーだけ見事に置いてない。あれか、あんまり気持ち悪くてすでに生産中止か!?(笑) 大谷資料館では恐らく売れ残りが置いてあったのかな。そうかあれはレアキティーだったのか!!!
地ビールはすでにシャッターの降りたお店にはあったのですが、営業中のお店には残念ながら置いてなかった。仕方ないので店長へのお土産は「餃子柿の種」にすることに。これでビール飲んでください。

宇都宮20時49分→大宮22時14分
大宮でガンちゃんとお別れ。ぐっすり寝てたガンちゃんを起こす。



このあと僕と真吾ちゃんは新宿まで行ってお別れ。自宅に戻って来た時はすでに日付が変わっていた。


ということで今回の旅行の総まとめ。(3人分覚えてないので僕の分だけ)
宇都宮…餃子8皿、焼きそば1人前、ビール3杯、ドーナッツ2つ
磐梯熱海…ビール3本、氷結果汁1本、つまみ若干、黒糖まんじゅう
喜多方…ラーメン4杯(+真吾ちゃんの残したネギとスープも全部飲む) チャーシュー丼1杯、ビール2本

万歩計 約3万8000歩

交通費 青春18切符2回分 4600円 バス880円 タクシー840円 馬車1300円
宿泊費 素泊まり 5400円 日帰り温泉1000円
飲食費 1万円弱
お土産代除いて2万5千円未満でこの充実っぷり! ナイスオレ!(自画自賛 笑)

バイトを代わってくれたファミマのWくんとTくん。わずか10分のためにわざわざ来てくれたなぽ。今回の旅行を一緒に楽しんだ真吾ちゃんとガンちゃん。
この旅行でお世話になった全ての人たちにこの場を借りて感謝の意を表します。ありがとう。


(スーパーB級グルメツアー2006 完)


企画へ戻る
HPへ戻る