宇都宮・喜多方
スーパーB級グルメツアー2006年春 前編

2006年3月7日(火)


今年もやってきました! 毎年恒例、春の青春18切符の旅!
今回は2日間で、初日は宇都宮、2日目は喜多方と言うロングラン。メンバーもいつもの僕と平山真吾くん(以下、真吾ちゃん)に加え、ガンチェさん(以下、ガンちゃん)も参加し3人にパワーアップ。
僕とガンちゃんは前日夜勤だったため…、真吾ちゃんに至っては前日ワクワクしすぎて(笑)眠れなかったため、全員寝ないで当日を迎えるというバカ3人組! このレポートは30オーバーの男たち3人がノンストップで遊び続けるという生き様の記録だーっっっ!


宇都宮焼きそばの元祖


大宮駅にて


大宮8時20分待ち合わせの予定だったのだが、全員8時すぎには到着。予定より早い電車で早速宇都宮へ向かい、9時半すぎには到着。
9時半って早すぎるんじゃない?…とみなさん思うかも知れませんが大丈夫。実は我々の1軒目の目的地は餃子ではなく焼きそばだったのです! 僕らが向かった石田屋焼きそば店は10時開店なのだ。
去年の宇都宮旅行で「焼きそば」しかメニューにないお店を2店舗も見つけた我々。しかも食べてみると安くて・量が多くて・美味い! 宇都宮には焼きそば文化がひそかに根付いているのではないかと思っておりました。んで、今回真吾ちゃんがガイドブックで調べたところ「50年以上前からある老舗」として名前が上がっていたのがこの石田屋焼きそば店なのでした。
去年の経験で土地勘がすでにあるのでサクサクと歩いて移動。10時ちょいすぎ石田屋焼きそばに到着。店内に入ると他にお客さんはまだおらず僕らが一番乗り。まぁ10時じゃ当たり前か(^^;;;


テンション上がる真吾ちゃん


とりあえず今回は後半食えなくなることを懸念して、1軒で多く食べないようにセーブしなければならない。全員この日のためにお腹を空かせて来ており空腹感はマックスだったのだが、ここは全員並で注文。ただし肉・野菜・玉子入りの一番豪華と思われるヤツ。それでも550円くらいだっけ?(忘れた)
注文してから出てくるのを待っている間、テーブルの横にあった同店を紹介した新聞の切り抜き記事を読む。元々はバスの運転手だった先代が「これなら簡単だろうと」と戦後(1953年…だったかな?)にはじめたのがこの店のはじまり。しかし最初は材料の調達にも苦労し、焼きそば自体も美味しく作れず、客に叱られながら努力して向上していったという。焼きそばの上にのっている目玉焼きも客の要望に応えた結果だとのこと。お客さんの言葉に真摯に耳を傾ける謙虚な姿勢が伺える。

ここでプチハプニング発生。真吾ちゃんのデジカメがいきなりシステムエラーと表示されて撮影が不可能に! 僕もデジカメ持って行ったけど一切使わなかったので(何故?)、今後このレポで紹介する写真は真吾ちゃんのケータイかガンちゃんのケータイで撮った写真ということになります。つーか真吾ちゃんかわいそうッス(T▽T

さてしばらくして出てきた焼きそばを食べる。美味い!!! これやっぱ美味いよ!!! 麺は蒸してありかなりの太麺。基本の味付けはかなりあっさりでソースをかけて食べる…というのも自分の好みに合わせることが出来て良い。しかも豚肉の焼きそばに合うこと合うこと(^^ めちゃめちゃ美味いんですけど! 50年前からあり、メニューが焼きそばオンリー。太麺、目玉焼き…などの特徴を考えると、もしかしたらこの店が宇都宮焼きそばの元祖なのかもしれません。ごちそうさまでした(^^


シンフー再び!

さて次に我々が向かったのはシンフー。この名前を聞いて思い出す人は昔からのこのHPの閲覧者だと思いますが、そうです、あのシンフーです。2年前の1月に宇都宮に行った時に僕がたまたま入ったお店で、その時たまたま日本テレビニュースプラス1の取材が入っていたあのお店です。しかも一瞬だけではありますがその番組に僕が映っていたというおまけまで付いて。
開店時間である11時チョイ前に到着したのですが既に開いていたので入る。シンフーは変わり餃子が売りの店なのですが、僕は変わり餃子をあまり好まないので焼き1枚と水1枚を注文。ガンちゃん、真吾ちゃんはタコ餃子や火の国餃子、ちたけ入り野菜餃子…などを注文。ついでに宇都宮の地ビールを3本。
出てくるのを待っている間、お店のおかみさんが出てきたので「(店内に貼ってあった彦摩呂さんとおかみさんの写真を見ながら)僕、以前あの番組の取材の日に食べに来たんですよ! 一瞬ですが映ったんですよ!」みたいな話をしたところ大いに盛り上がる。おかみさん曰く、あの番組の取材の後、数ヶ月後に彦摩呂さんから電話があって「近くまで来たから食べに行きます」と。店内の写真も取材で来た時ではなくてその時のものだそうな。な〜んだ彦摩呂さん良い人じゃ〜ん(^^
あのテレビの取材以降、大阪の餃子スタジアムにも出店したりで注目してもらえて感謝しているとのこと。おかみさん頑張ってきた甲斐があったなぁと暖かい気持ちになりました。

しばらくして餃子が出てくる。2年前のあの日、宇都宮餃子に対してほぼまっさらな状態で食べた僕は素直に美味しいと思ったが、その後みんみんを知ってしまった身としては焼き餃子は正直ちょっと物足りないかな…と思ってしまった。が! そのあと出てきた水餃子は椅子から崩れ落ちるほど美味かった! 「美味い! 美味い! 美味い!」とオレが妙な動きで感動を全身で表現していると、ガンちゃんや真吾ちゃんが「リアクションがおかしい(笑)」と笑った。 しかしその直後に水餃子を食べた真吾ちゃんも「…ここ水餃子美味しいね!」と笑顔になった。だろ!? 美味い時はもっと全身をクネクネさせて表現しなさいっつーの(笑) 迷わずオレは水餃子を即追加注文。ガンちゃんは焼き餃子の中でちたけ入り野菜餃子がお好みで結構はまっていた。肉無しの餃子なので僕的にはかなりあっさりしすぎているのだが、それが良いとのこと。変わり餃子の中ではガンちゃんの頼んだタコ餃子がまぁまぁ好きだった。


めちゃめちゃ美味い地ビール


ワイワイ食べているとまたおかみさんがやってきて僕に「彦摩呂さんみたいなコメントしてくださいよ(笑)」とネタを振ってきた! えーっ!? 彦摩呂ってどんなんだっけ?! と思ったがここはスピードが命とばかりに水餃子をパクリと食べて「美味ーい! これは餃子のIT革命やーっっっ!」と叫んだ(笑) 後で考えたら「構造改革やーっっっ」の方が良かったかなぁ(笑) おかみさんにはウケたのでどっちでも良いか(^^;;;


華ざん

次に僕らが向かったのは華ざん。場所はメチャメチャ近くて、シンフーを出てすぐ左の路地を入り、みんみんの前を通って、最初の角を右に入ると華ざんです。ところで今回なぜみんみんをスルーしているかというと、火曜日が定休日なのでした。仕方がないのでみんみんは後ほど駅ビルの中のお店に行くことになっています。

みんみんの前でorz


さてシンフーで若干食べすぎ気味の我々は華ざんでは3人で焼き1枚、水1枚、ラブリー1枚を注文してそれぞれ分け合って食べることに。ちなみにラブリー餃子とはホタテのエキスとクコの実が入った甘味の強い餃子だとのこと。
早速出てきたのを食べてみる。…う〜ん。まぁ焼きはシンフーより美味しいかな。水はちょっと落ちるなぁ。ラブリー餃子は個人的には好みじゃないや。真吾ちゃんはラブリー餃子気に入っていたようだったけど、僕はやはり餃子は基本形に限ると思ってるようだ。
華ざんでは他に「秘伝ごえもん漬け」という漬け物も注文。これはなかなか美味しかった。


サラリーマンの心のオアシス めんめん

さて、焼きそば→シンフー→華ざんと来て、宇都宮お昼の部4軒目はめんめんです。ここは餃子屋というより中華料理屋。餃子以外にもいろんなメニューが。
到着したのがすでに12時10分を回っており、店内はお客さんでいっぱい。客層はサラリーマンや工事現場の人など、見事に働く男たちばかり! 僕らが帰る間際に女性2人連れのお客さんが来たけど、基本的にはサラリーマンのオアシスと言ったカンジ。
めっちゃめちゃ混んでいるお店のフロアを一人の若い女性店員が切り盛りしているのですが、この方がまた愛想がすごい良い! まさに看板娘と言ったカンジで、そういう意味でもサラリーマンの心のオアシスなのかもしれません。

とりあえず焼き餃子3枚と瓶ビールを2本注文。出てくるのを待つ。しかしこのお店、餃子以外の他のメニューもどれもこれも美味しそう。壁に手書きで貼ってあった「鳥皮のパリパリ揚げ」(←うろ覚え。名前違ったかもしれん)にちょっと興味をそそられ、思わず追加注文。
と、そこへ出てきた餃子がすごい! 皮の周りに大きな羽根が!


どーん!


どうですかこれ!? なかなかでしょ? この羽根の部分だけでも、本当に香ばしくて美味いんです! 餃子は中にからしが入ってるのか、からしの香りがするのですがこれもまた美味い! ちゅーかビールによく合う! この店は美味い! 今日一番の、いや、今まで宇都宮何度か来た中でもトップクラスの美味さだ! サラリーマンの皆さん、昼間からビール飲んでてごめんなさいー(笑)
鳥皮のパリパリ揚げもとっても美味しかったです。このカンジだと、この店他のメニューも全部美味いんだろうなぁ…。チャーハンとか食べてみたいなぁ(>< めんめんが地元にあったら毎日来て全メニュー制覇するのにっっっ! 我らが心のオアシスめんめんは、来年も来る事決定!(気が早い 笑)


巨大地下空間へようこそ! 大谷資料館

さて宇都宮お昼の部は終了。お腹を減らすために食べ歩きは少しお休みして、その間観光。ここはやはり去年行きそびれた大谷資料館でしょう!
ということでパルコの前から13時08分発のバスに乗る。本当は帰りの時間(本日、宇都宮のタイムリミット17時10分!)を考えて12時38分のバスに乗りたかったのだが仕方がない。この分だと夕方の部は2軒行く予定なのだが1軒しかまわれないかもしれない…。資料館入口までバスで約30分。片道440円。

さて1年ぶりの念願叶ってやってきました大谷資料館! 資料館と聞くとパネルがあって説明文があって…お勉強メインという印象ですが全く違います!(いや、そういうコーナーもあるんですけどね) まずはガンちゃんのケータイで撮ったこの写真をごらんあれ!

大谷石を切り出した後のぽっかり開いた地下空間をこのようにライトアップして開放しているのです。んでかなり広い。これには我々3人テンション上がりっぱなし! ここぞとばかりに写真を撮りまくる! 地下なので気温は低く、この日は3℃だったそうなんですが、テンション上がり過ぎて全く寒さを感じません。むしろひんやりしていて心地よいくらい。
この場で出た真吾ちゃん名言集「ドラクエのダンジョンを探検してるみたい〜♪」 「あなたここにいて。で、カメラこう右から左にゆっくり向けて…。今からワタシあそこに(注・かなり下です)降りるから、歩いてるところムービーで撮って」 「今度は車で来て、衣装もバッチリ決めて撮影会やらなきゃ!」

※追記 上の更新をしてから真吾ちゃんからクレームが! ワタシが格好良く写ってるこっちの写真を何故使わないのか!? とのお叱りが(笑) というワケで2枚追加します。

30分以上遊んだ後、表へ。帰りのバスの時間までまだ若干あるのでお土産屋を物色。ここで衝撃的な栃木の御当地キティーのストラップを発見! キティーがひょうたんのかぶりものをしているのですが、そのひょうたんの後ろ側には恐ろしい鬼(?)の絵が! まさしくひょうたんの化け物にキティーが食われているようにしか見えない!(笑)
ちなみにこれは「ふくべ」という栃木の民芸品で、ひょうたんに顔を描いて魔よけにするというもの。どんな顔かはリンク先を参照して下さい。このあと郡山で会うなぽにお土産にしようかと思ったけど、キティーちゃんって嫌いな人はとことん嫌いだよなぁ…なぽはどっちなんだろう? とちょっと悩み、とりあえずオレの分だけ1つ購入。この時2つ買っておけば良かったというのは後の話。


みんみんパセオ店のすばらしきおばちゃん

15:17発のバスに乗って宇都宮駅へ。宇都宮駅まではバスで30分かかるので、駅到着は既に16時ちょい手前。宇都宮のタイムリミット17時10分は刻々と近づいて来ている。
食べ歩き夕方の部はみんみんパセオ店と餃天堂を予定していたのだけど、とにもかくにも優先順位としてはみんみんが上だと宇都宮駅ビル・パセオに突入。
みんみんに到着すると夕方16時だってのにどえらい混みよう! 火曜日はみんみん全部閉まっている中、このパセオ店だけが営業しているからなのか、みんみんの味に飢えた宇都宮ッ子で溢れている!
う〜む…この混雑…。待ち時間も考慮して、食べ歩きはもうこの店で最後だな。思い残すことのないようにと僕は焼き1枚、水2枚と餃子ビールを注文することに。

店内に入ると中には犬がいっぱい! 介助犬を連れた団体さんが来ているようでした。犬はみんなおとなしくて良い子。カワイイ! 思わずガンちゃんが写真撮りまくってました。


しかしこのお店何が感動したって、かなり目の回るような忙しさの中、フロア担当のおばちゃんたちの接客の気持ち良いこと! 接客業やっている僕としては、この忙しさでここまで笑顔で愛想良く気持ち良い接客レベルを維持することの大変さを知っているつもりです。そういう意味でもみんみんは素晴らしいです!!!

さていよいよ餃子登場! さて気になるお味はというと………。残念ながら焼き餃子はみんみん本店には遠く及びませんでした。レシピは一緒だと思うし、言われてみればたしかにみんみんの味ではありますが…なにかが…何かが違うのだ! これは僕だけが言うなら、1年ぶりに食べた僕が過去の思い出を美化して言っているだけかと思うことでしょう。しかしこの1年、2〜3回みんみん本店に行って餃子を食べている真吾ちゃんも同じ意見だった。 来年こそみんみん本店へ行かねばならない。ていうかオレはガンちゃんにみんみんの焼き餃子を食べさせてあげたかった!(><

しかし! これはフォローで言うのでも何でもなくて! 水餃子は先ほど美味すぎると思ったシンフーのさらに上を行く美味さだった!!! まさにキングオブ水餃子!!! 言葉で言うなら「感動」です。ふぅ…。この世に生まれてきて良かった…。元々僕は水餃子派なんで、思い残すことはございません。あとは来年の楽しみとしておきましょう。ごちそうさまでした!


郡山へ

みんみんの後、若干時間があったので餃天堂行こうと思えば行けるけどどうする?…と話し合ったが、みんなもう食えないと言うことで中止。電車までの時間どうするという話になった時、ガンちゃんが「ソフトクリームが食いたい」と。ガンちゃんは仲間内ではアイスの皇帝と呼ばれるほどのアイス好き。甘いものは別腹とのことで早速ソフトクリームを探すがイマイチ見つからない。駅周辺をウロウロして、結局ミスタードーナッツに入ることに。 ミスドでは僕だけドーナッツを2つ食い、皆に驚かれた(笑) っていうか、甘いものって別腹じゃないの?! 食事の入る胃と、甘いものの入る胃って別じゃないの?!(笑)

その後駅でカール餃子味を購入。この後会う予定のなぽへのお土産だ。ここでは買わなかったが、他に気になったお土産はベビースターラーメンの餃子味。

宇都宮17時10分発→黒磯18時01分着
黒磯18時12分発→郡山19時20分着

このあと郡山を出る電車は19時40分発。郡山滞在はたった20分。なぽに会える時間は実質10分強ってところか。そういった時間設定だったので、最初は会う予定じゃなかったのだ。10分だけ来てくれってのも悪いなぁって思ってて。しかし石田焼きそばにいるときになぽからメールが。郡山の近くにいるから駅まで来てくれるって! 超嬉しいじゃないか!
待ち合わせ場所である正面改札口へ行くと、すでに待っていた。なぽに会うのは1年ぶり。すごい懐かしい(^^ 真吾ちゃん・ガンちゃんに至ってはネットでは交流はあるものの会うのは初めて!
こちらからお土産を渡すと、なぽからもお土産が。会津名物黒糖まんじゅう。聞いたことはないがなんだか美味そう。あとで宿でみんなで食べることに(^^
このあとみんなで写真を撮ったり、宇都宮の感想を話したりしてワイワイやっていると、なぽが僕のキャリーバックに目をつけた。「なりたりさん、バック怪しい(笑)」 この日僕がひいていたのはファミマのキティーくじで当たったキティーちゃんの真っ赤なキャリーバック(笑) ここからなぽも何個かキティーのストラップを持っているという話になったので、先ほどのふくべキティーもお土産にプレゼントすることに。 餃子カールなんかより、こういうキワモノの方がよっぽど僕らしいお土産だ(笑) 僕の分はまた帰りに宇都宮で購入すれば良いしね。
あっという間にお別れの時間になり、僕らは駅へ。僕らの姿が見えなくなるまでなぽはその場で見送ってくれていた。ありがとう! 今度は東京で! もしくは来年宇都宮で!(笑)

郡山19時40分発→磐梯熱海19時54分着
今まで電車の移動は1時間単位だったので14分なんて全く苦に感じない(笑) ということで本日の宿泊地とした磐梯熱海温泉へ到着〜。


磐梯熱海温泉

今回せっかく温泉地に泊まるのだから、真吾ちゃんのたっての希望もあり、宿の温泉とは別に何件かよそのホテルの日帰り温泉も入ろうと計画。しかし時間もすでに20時オーバー。明日も始発で出なくちゃだし、第一全員昨晩ほとんど寝ないで来ている(^^;;; よそ行けても1軒くらいだろうということで、磐梯熱海温泉のHPをベースにさまざまなホテルのHPを比較。 こういう時、プランを練る能力は真吾ちゃんがずば抜けている。最終的に彼が選んだのは、金蘭荘花山。HPの写真を見ると屋形船の形をした露天風呂が売りなのだ!
本日の宿としたのは向滝。向滝は駅から若干遠く歩いて15分くらい。金蘭荘花山はその通り道にあり駅から5分くらい。真吾ちゃん案では先に向滝行って、荷物置いて、向滝のタオルを持って(笑)から金蘭荘に行こうと言うのだが、僕とガンちゃんは「先にホテル行ったら、そのまま気持ちが折れて寝てしまう」と主張。結局金蘭荘を先にすることに。

さて早速最初の目的地に到着。フロントでお金を払い、貴重品を預け、いざ温泉へ! さすがに平日の温泉地。風呂には他の客はなく、我々の貸し切り状態。僕は軽く体を流してから、普通の風呂には目もくれず露天風呂へGO!
おおっ! 本当に屋形船の形で、なかなか雰囲気がある。HPの写真ではもっと大きいかと思ったけど(^^;;; あと、この金蘭荘は五百川と言う川沿いに建っているので、てっきりこの露天風呂から川が一望できるのかと思っていたら、川は全く見えないのね。せっかく屋形船なんだからその辺惜しかったなぁ。でも静かで落ちついた雰囲気はまぁまぁ悪くない。
が、ワタクシ元々長風呂は苦手な性質なんで早々に上がり、いったん洗い場へ。ゆっくり体を洗って再び露天風呂へ。あ、お2人さん。僕のち○こを見よう見ようとするのは止めてください(笑) 恥かしいんだってーの!(><
元々熱がりの僕は充分に体が温まったので、先に上がって2人を待つことに。ロビーに置いてあった冷たいお水が美味しかった。その間温泉の中では、屋形船の舳先に立ち上がって真吾ちゃんが1人タイタニックをしたりして遊んでいたそうだ(爆笑) つーかその場所は目隠しがないのでオレのいたロビーから丸見えなんですけど!(笑) あー、もう見損ねた(^^;;;

金蘭荘の日帰り温泉は21時まで。時間が来たので僕が2人を呼びに行く。ここに着いて実際に入りはじめたのが20時15分くらいだから、45分、目イッパイ入っていた計算に。
フロントで貴重品を受け取り、ふとホテルのロビーで記念写真を撮ろうと言うことになる。この時僕を襲った悲劇が!!! 写真を見ていただければわかると思いますが、和風なカンジのロビーになっておりまして、傘が一つ設置されているのです。が、この傘によりかかって写真を撮ろうとしたら「メキメキメキ!」と音を立て傘が倒れてしまいました!!!煤iT□T

若干ピンぼけなのは、何故か接写モードになっていたため(^^;;;

慌てに慌て、急いで傘を立てなおす。なんかグラグラしているんですけど…(T□T 金蘭荘のみなさんごめんなさい〜(>□<

金蘭荘を出た我々はいよいよ宿泊地となった向滝へ。途中セブンイレブンでお酒とおつまみを購入しホテルへ。
事前にネットで磐梯熱海温泉に実際泊まった人のレポートを何件か読んだカンジでは、ここは本当に静かで、悪く言えばさびれたところだと。確かに道中潰れたホテルの跡地があったり、お店もあまりなく活気があるとは言えないですが、思っていたよりも町全体がキレイに整備されていてオレ的には良い印象です。
さて向滝。本日の我々のコースは素泊まり+朝食付き(朝食はサービス)で1人5400円(税込み) 事前に調べた中では磐梯熱海温泉で一番安い料金設定。しかしその実はいわゆる旅館! オレがここ数年自力で旅行して泊まった中で、こんなちゃんとしたレベルの宿はなかったよ!(普段どんなとこ泊まってるんだ 笑) 21時半にチェックインして明日サービスの朝食も取らず5時半に出なきゃいけないのがつくづくもったいない(><
ロビーからは下に流れる五百川が見えるのですが、ちょうど真ん前が滝! そうか! それで向滝って言うのか!


絶景!


部屋まで女将さんが案内してくれるのもちゃんとした旅館だ!(本当にオレ普段どんなとこ泊まってるんだ 笑) エレベーターで2階に上がり僕らの部屋へ。案内された部屋はきれいな和室で、ちゃんとウエルカム和菓子まで置いてある。(だから普段オレ…以下略 笑) 部屋の窓をガラッと開けるとちょうど滝が見える。すんばらしい!!!

セブンで買ったチーズとドリトスが
メッチャ美味かった

全員浴衣に着替え、さっきなぽにもらった黒糖まんじゅうを食べる。これがしっとりしていて、黒糖が程よい甘さで、本当に美味しかった。ありがとうなぽ!
このあとはセブンで買ってきたビールやらおつまみやらを食べながらだらだらとおしゃべりタイム。ガンちゃんが先にスイッチが切れて寝てしまう。23時を回った所で真吾ちゃんがお風呂へ。僕は風呂は明日入ることにして、先に寝てしまったガンちゃんの分のお酒を奪って(笑)一人飲み続ける。寝たのは0時をまわったくらいだろうか?


2日目のレポへ

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