仮想恋愛体験
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あとがき
私の処女作。
喪失感を埋めるための恋。恋愛とは少し違うのかもしれないけど、私には大差ないように思う。 ヒロさんが来ないと知ったあと、政樹の存在がなかったらどうなっていただろうと思ったりもしたけれど、ちょっとツラ過ぎで今の私には想像できない、というか想像したくなくて政樹という救いを無意識のうちに用意していたんじゃないかと思う。 読み返すと、全体的に幼い作品に思えるのはそこらへんが関係してるのかも。 こうやって書き続けていれば、少しずつ変わって行くのだろうか。成長していけるのだろうか。 もとよりそれが狙いで始めたんだからとりあえず信じて書いていこう。 WARABI 16歳 春 |