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社会の窓

「社会の窓が開いてるぞー!」
「え?え?あ、やべ!」
「ギャハハハハハ」


 そんな子供達の微笑ましいやりとり。
 こんな時代もあったなぁと思い浮かべる。

 そういえば私も昔は、ズボンのチャックをよく閉め忘れていたっけなぁ。

 ………………。

 ふと、思い当たり股間に手をやる。


 開いている。


 どんまい自分。
 よくあることさ。

 ………………。

 そうなんですよ。
 この美奈神秀。

 よくチャックが開いているんです。
 ハッと気が付いて確かめると5%ぐらいの確率で開いているんです。
 気が付かない時も含めると相当な頻度で開いている計算になるんです。

 いやいやいや。
 ミナまで言わんでもいいです。
 わかってます。

 アホの子ですわ。

 しかしなんでしょう。
 非日常も続けば日常になると言いましょうか。
 これだけ社会の窓が開いている頻度が多いと羞恥心すら薄くなり、「ヤバイ!」→「またかよ」→「やれやれ」と、危険な方向に自分に甘くなります。

 このままじゃイケナイとも思わなくなりつつあった今日この頃、某氏からツッコミを受け、気をつけるようにしようと心に誓いました。

 しかし、なんでしょう。
 美奈神秀はベタベタでお約束な展開が大好きなワケで。

 この戯れ言のネタを考えつつ、電車を降りて何気なく調べるとやっぱり開いてるワケですわ。

 ネタだろうって?

 HAHAHAHAHAHA!

 これがネタじゃないから美奈神ってヤツはイカした男なんですよ。
 ええ。一人ボケ一人ツッコミ。
 「自己嫌悪」という言葉に「なんでやねん」というルビがふれる男でごわす。

 えーと。オフ友の皆さん。
 これを読んでいたら、美奈神に会ったらまず股間を凝視していただきたく。
 チャックの確認をしていただきたく。
 そして、解放していたらさりげないツッコミをしていただきたく。

「ホンット、どっか抜けてるよね」とかよく言われるわけですが、それが「ホンット、チャック開いてるよね」に変わる日も近いですなぁ。

 まぁ……なんですか?
 羞恥心は思い出せそうな気はするので、あとは注意力だけです。

 それが一番ムツカシイんですけどね……。