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ギャラクシィエンジェルじゃないよ

 その世界には空が無い。
 上を見上げても、視線の行き着く先は仄かに輝く緑色の天井。しかも、凹凸の無いどこまでも平らな天井が、世界を覆いつくしているのだ。

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 人々は星の核となる部分から得られる熱エネルギーを糧として文明を築く。そして、古代文書に残る「空」を求め、天井へと続く塔を建設し始めた。
 始めは順調だった建設作業は、天井に近づくに連れ困難を極める。
 設計や技術的な問題ではなく、天井に近い場所に長くい続けた作業員たちの精神が冒されていったのだ。
 彼らは「バラク」と言う言葉を何度も何度も口にしながら発狂して人を襲う。
 「バラク」とは古代文書にある「リスキーの呪文」。作業員のなかには「リスキーの呪文」の存在すら知らない者も多く、天井から来る何かが彼らの精神を汚染したと考えるのが妥当だった。
 一時は中断した作業もGA(ガーディアンアーマー)と名づけられた機械仕掛けの全身スーツを着用することで、天井からの干渉を遮ることに成功。

 その数年後、人はついに天井に触れる。その時、平和な世界は崩壊した。緑の壁に亀裂が入り、そこから溢れる異形の生物。
 生きとし生けるものすべてを喰らう、その生物は「天魔」と呼ばれ、際限なく亀裂から現れる。そしてこの世界を着実に侵食していった。

 人を遥かに凌ぐ身体能力を持つ天魔。その圧倒的な力の差を埋めるため、GAを対天魔兵器に改造、そしてGAを駆る対天魔チーム「ゲイト」を結成した。

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いきなりなんだと思われたかもしれませんが新作じゃないです。実はこれ80%以上が夢で見た内容だったりします。
 名称なんかはここに書くために考えましたが、世界背景とかはほぼそのまんまです(矛盾点などは改善しましたけど)。

 てかね。
「バラク……バラク……」言いながら襲ってくる人間から逃げるところから始まったので相当怖い夢でしたよ。
「あれは……リスキーの呪文!?」
 とか科学者風の男に言われましたしね。
 両方とも言葉の意味はさっぱりわかりません。
 そんでもってGAがまた……。イメージ的にはFF6の魔導アーマーでしょうか。
 それを乗りこなす「ゲイト」の面々は「熱血」「優しい女子」「クールガイ」などのお約束な面々で、アニメのオープニング的な登場の仕方をしてくれました(多分あれはサクラ大戦のノリ)。
 いや〜久しぶりに充実した睡眠時間を過ごしましたよ。