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我輩はポニョである

 崖の上のポニョを観ました。
 以下主観の感想(あまり評価よくない)。
 好きな人は読まない方が良いです。
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 目を凝らしてしっかりと内容を頭に叩き込んで観たはず。
 にもかかわらず、何か色々と物足りずに置いてけぼりのまま終わってしまった。

 「だから何?」と思ってしまったのですよ。

 絵本のような感覚というのはヒシヒシと伝わってきました。「虎は速く回り過ぎてバターになってしまったのです」のような、ノリなのではないのでしょうか。
 お子様向けの映画なのでそれもアリでしょうが、やたらといい大人の芸能人が褒めちぎっていたのが気になります。しかもほとんどの感想が「かわいい」。
 確かにかわいいとしかいいようがないです。いい意味でもわるい意味でも。
 いい大人が「ジブリだから」という理由で子供向けアニメ映画を楽しんでいるのがなんとなく気に入らない。
 いや、なんとなくメッセージ性を孕んでいることぐらいはわかりますよ? でももう少し作りようがあったのかと思ってしまうのです。

 ちょっと調べてみると、宮崎氏が「ルールが何にも分からなくても分かる映画を作ろうと思った」というコメントをしているのを見つけました。
 そう言われると確かにそんな感じです。

 それが面白いかと言われれば、それは個人差があるとしかいいようが無いです。

 なんでしょう。
 それにしたって……投げっぱなし過ぎない? ラストもさ。あと、お母さん描写に時間を割きすぎじゃないすかね。もっと主人公のために時間を使ってあげたほうがよかったと思いますよ。もうちょっと個人的にはそんな感想です。
 ……てか、例の歌にみんな洗脳されただけじゃ(ry

 ハイ。
 とりあえず全部観るぐらいの魅力はあるようです。
 そんな感じです。