0265-25-2468(完全予約制) 長野県飯田市大瀬木4217-2

MENU

はり・きゅうと免疫の話(鍼灸施術は万能な予防接種!?)

投稿日:2018/04/03

一昔前に任天堂のゲームやテレビなどで話題になってご存知だと思いますが、脳細胞は年齢に関係なく発達を続けると言われています。要するに脳を使えば使うほど発達するのです。ネットでは「脳トレで遊んでいればボケないのです!」って口コミされていましたね。ゲームが爆発的な人気になったのも納得できますよね。老化と共に身体の細胞は衰えていくのに・・・人体とは本当に不思議ですね。

さて、もう一つ、人体の中で鍛えていれば、身体の老化とは無縁で、生きている限り決して衰えることのない免疫力と云われているものがあります。この免疫力を高める(訓練する)のに鍼灸施術は最適だと云われています。ちょっと想像してみてください。免疫力は自国の防衛力、免疫に関わる細胞(以下、免疫細胞)は自衛官だと。素人同然だった自衛官も訓練を重ねるうちに技術が上達して兵力の質が上がります。個々の自衛官の能力が上がれば自然と防衛力が上がりますよね。人体に戻ると、鍼や灸で身体中に小さな傷が刺激を与えて免疫細胞を働かせるという訓練を重ねると、免疫細胞の質が上がります。個々の免疫細胞の能力の質が上がれば自然と身体全体の免疫力が上がりますよね!!

インフルエンザ予防接種はインフルエンザウイルスの感染のみに対応する免疫力を高める訓練ですが、鍼灸は人体への様々な外敵から身を守る為の万能な免疫力を高める訓練ができるのだと考えられます。即ち鍼灸は“万能な予防接種ではないか!?”と、私は考えております。また、喘息やリウマチなどの自己免疫疾患が鍼灸施術で寛解するのも、自己の正常な細胞に対して内乱を起こしている免疫細胞を粛清(しゅくせい:不正者・反対者などを厳しく取り締まる事)すると考えれば、免疫細胞の訓練という概念で説明できます。(アレルギーはTh1細胞とTh2細胞のバランスがどーのこーのだから・・・と云う難しい話を知っている人は今だけ忘れてください。)

要するに鍼灸施術を定期的に受けることによって、免疫細胞が訓練され、免疫細胞の質が上がって、免疫力が高くなった状態、即ち“自己の持つ自然治癒力が最大限に高められ体質が改善された状態”を維持できると思っていただければ良いと考えています。

年齢と共に身体は衰えても、脳と免疫力を鍛えて、ボケずに、自己の持つ自然治癒力を最大限に高めた状態で生活すれば、“ぴんぴんころり”又は“ぽっくり”と最期を迎えることができると思いませんか?

私は、ICUに入院していた時に「家族に迷惑を掛けて生き続けるのは嫌だな・・・。みっともない姿を見せたくなかったな・・・。自分の足で歩いて、自分の事は自分でできる状態でぽっくり死にたかったな。」と思いながらベッドに寝ていました。今、病気をした事を忘れるくらい健康を取り戻す事ができた理由は、お医者様たち西洋医学の力と家族の助けは勿論の事ですが、脳トレと鍼灸施術を定期的にして、ボケずに、免疫力を上げ、質の良い後天の気を補う(別で書きます)事が出来たからかな!?と思っています。これからもボケないよう、高い免疫力を維持できるよう、毎日脳トレと足三里(※)のお灸、定期的な鍼施術を続けて行こうと思います。

定期的な鍼灸施術が未病治=予防鍼灸に繋がる理由を、自分の経験談を基に、患者さんに分かり易く伝えたく、はり・きゅうと免疫の話をコラムに書き起こした次第です。

このコラムを書きながら“毎月鍼灸をしていると、ボケずに、ぽっくり逝ける”と先代院長(祖父)や祖母が施術中に患者さんと笑いながら鍼をしていたのを思い出しました。

注)脳細胞が老化しないとう話はニュースで読んだ程度で、論文等で確認はしていませんが、脳細胞は老化しないという前提でコラムを書かせていただきました。又、このコラムは大学等で検証された内容は多分一切含んでないと思われます。著者の個人的見解を当院の患者さん向けに分かり易く纏めたものです。

※松尾芭蕉の「おくのほそ道」に 「ももひきの破れをつづり、傘の緒つけかへて、三里に灸すうるより、松島の月まづ心にかかりて……」 というところがあり、三里に灸のあとがない者とは旅をするなともいわれていた。 これは足の三里に関わる有名な言い伝え。

松浦鍼灸院 松浦哲也(鍼灸学士・明治鍼灸大学)

鍼灸コンパス(コラムページ)でコラムの続きが読めます。 https://www.shinq-compass.jp/salon/columnlist/29637/