柳生武芸帳
原題:
監督:稲垣浩
脚本:稲垣浩/木村武
撮影:飯村正
出演:三船敏郎/鶴田浩二/久我美子/香川京子/岡田茉莉子/大河内伝次郎/中村扇雀/平田昭彦/戸上城太郎/清水元/西条悦郎/岩井半四郎/左卜全/桜井巨郎/久保賢/上田吉二郎/小堀明男/大友伸/小杉義男
五味康祐の小説が原作だそうで、フィクションです。
柳生の武芸帳には天下を揺るがすほどの重要なことが書かれていて、それは3つの巻物になって、各地に分散されている。それを狙う人々、そして守る人々・・・。
武芸帳に何が書かれているのかは全く解りません。
でもどうやら3つ集めないとダメらしいんですが、3つのうちの1つを奪ったものの取り合いになって破れちゃうんです。なのに!「でかしたぞ!」ってOKなんですよ!おいおい・・・それでいいのかよ・・・(^^;
しかもラストで武芸帳は流されて・・・。一体何だったんだぁ?唖然のラストです(^^;
ところで「くの一の術」って歯を抜くことなんですが、何で歯が無いと女なの???わからん〜。知っている方教えてくださ〜い!m(._.)m
柳生武芸帳 双竜秘剣
原題:
監督:稲垣浩
脚本:稲垣浩/若尾徳平
撮影:中井朝一
音楽:伊福部昭
出演:鶴田浩二/三船敏郎/乙羽信子/久我美子/岡田茉莉子/松本幸四郎/大河内伝次郎/戸上城太郎/中村扇雀/岩井半四郎/左卜全/小堀明男/東野英治郎/上田吉二郎/村上冬樹/小杉義男/西条悦朗/広瀬正一/大村千吉/佐田豊/沢村いき雄
「柳生武芸帳」の続編です。
3巻の武芸帳のうち、1巻だけが行方不明になっていて、その1巻こそ、前作のラストで川に流されたものなのです!
川に流されちゃったんだから、今頃海かなぁ〜?な〜んて思っていたら、なんと!人手に渡っているではありませんか!
川で洗濯でもしている時に拾ったのかなぁ〜?な〜んて思ったら、な、な、なんと!多三郎(三船敏郎)が持っていたというではないですか!うむぅ〜。あの後、川の中に飛び込んで拾っていたのかぁ〜(笑)
さて、この武芸帳は今や、武芸帳を元に出世を企んでいる天道法眼という男が持っているのです。
そして、武芸帳を狙っているのは霞の忍者千四郎(鶴田浩二)、柳生十兵衛、松平伊豆守です・・・たぶん。あっ、そう言えば、虚無僧集団は誰の差し金でしたっけ?
そしてそして!何と、今回は柳生武芸帳の中身が何だったのかが語られるのです!
う〜ん・・・まぁ・・・思ったほど大したことなかったな〜(^^;
だいたい、何のために書き記してあるんでしたっけ?誰が書いたんでしたっけ?
何か話が入り組んでいるというか、私の理解不足なのか、いまいちわからない所が多々ありました(^^;
武芸帳を持っていた天道法眼はあっけなく渡しちゃうし、いつの間にか家来になってるし、清姫の役割もよく解らなかったです。
が、天道法眼の妖術は感心したし、まやが千四郎の投げる手裏剣を棒で取るのなんか、大道芸で客からお金を投げられた時に取る技で、おおお〜!と感心したし、なかなか面白いところもあるんです。
ただ、内容てんこ盛り過ぎな感じですね。
そして、またもやいきなりのラスト!(笑)
この終わり方は何?続きがありそうじゃないですか〜。でも無いんですけどね。
何とも不思議な味わいのある作品でした(^.^)
やくざ絶唱
監督:増村保造
原作:黒岩重吾
脚本:池田一朗
撮影:小林節雄
美術:矢野友久
音楽:林光
出演:勝新太郎/大谷直子/田村正和/太地喜和子/川津祐介
なんじゃこのストーリーは?!(爆)
原作は未読だけど、こんなドロドログチャグチャとは思えないな〜。
まさに、増村タッチ、そして勝新の濃い演技がプラスされて、かなりすごいことになっています!(笑)
やくざの立松実(勝新太郎)は高校生のあかね(大谷直子)と二人暮らし。二人は異父兄妹である。兄を愛してはいてもやくざなのが許せないあかねは、家から出て兄から離れようとするのだが・・・という話。
増村の描く主人公は、男はストイック系、女はバカ女系という鉄則通りなのですが、ここではいっぺんに二人も出てくるのだから凄いです。
兄は妹と6つ違いと映画の中では言っていたような気がするんですが、どう見てもそれ以上離れています。この時勝新39歳、大谷直子20歳って、親子でもおかしくないじゃん!(笑)
さて、兄を愛しているとあらすじに書きましたが、「兄」としてでしょ?兄だって「妹」として愛しているんでしょ?
そう思っていたら、ラストで「おにいちゃんが好きなの!」と叫ぶ妹に唖然・・・。なんか「兄」として好きっていうんじゃないような雰囲気なんですよね・・・。
そう言えば、兄が妹の寝ている布団をめくって、後ろ姿(寝ているおしり)を眺めていたのも変だったなぁ・・・。
いや、そんな筈ない!やくざの兄を憎んでいても、やっぱり兄は兄!。子供の頃から親代わりだったんだから!という意味の好きだよね?????と何度も自分に問うてみたけど、よくわからん。
気味の悪い兄妹です(笑)
大谷尚子と田村正和の棒読みがなかなか笑えます。
勝新は見事としか言いようがないです。本当にやくざなんじゃないの?(笑)
もっとサラッと描いてくれれば、妹の幸せを願う兄の心が涙を誘うのに、笑いしか出てこなかったのが残念です(笑)
ヤクザタクシー 893TAXI
原題:
監督:黒沢清
脚本:黒沢清/釜田千秋
出演:豊原功補/森崎めぐみ/上田耕一/黒沼弘巳/大森嘉之/大貫誉/中村方隆/芦屋小雁/大杉漣
ビデオ作品ってことは、劇場公開されずいきなりビデオになったってこと?つまりはVシネマってことなのかな?
タクシー会社の友達が悪徳金融業者への借金返済に困っているのを、やくざの親分が助けることを決意!部下にタクシー運転手になって稼ぐことを命じるが、果たして借金は返済できるのか?
やくざなのに、まじめに働いて借金返済の手助けをするという発想が面白かったです。
でも、結局は返済できなくて、タクシー会社の娘が身を売るって感じになるところが・・・う〜ん。がっくり。
まぁ、何とかして完済して欲しかったんだけど、Vシネマじゃ仕方ないのかな。
でもVシネマとしては結構面白かったです。
野生の夜に
原題:LES NUIT FAUVES
監督:シリル・コラール
出演:シリル・コラール/ロマーヌ・ポーランジェ/カルロス・ロペス/コリーヌ・ブルー/クロード・ウィンター
エイズで亡くなった、シリル・コラールの作品です。
フランス映画だな〜って感じです。(良い意味です。)
彼が、本当に彼女を愛したのかは、分からなかったです。
ご冥福をお祈りします。
痩せゆく男
原題:STEPHEN KING'S THINNER
監督:トム・ホランド
出演:ロバート・ジョン・バーク/ジョー・モンテーニャ/カリ・ワーラー/マイケル・コンスタンチン
食べることばかり考えている、肥満の弁護士ビリーは、ある日、パーティの帰りにジプシーの老婆を轢いてしまう。ビリーは判事と警察署長とグルになって、事故をもみ消して、無罪となる。ところが、その帰り、3人とも、ジプシーの老女の父親のレムキに呪いをかけられてしまう。ビリーは「痩せる」という呪いだった。食べても食べても痩せていく。このままでは死んでしまうと思ったビリーは、呪いを解いてもらうべく、レムキに会いにいくが・・・という話。
大したことないという話を聞いていたので、期待していなかったから良かったのか、結構楽しめました。
話自体が面白いので、原作はもっと面白いかもしれませんね。
ビリーは「痩せる」って言われるんですが、判事は、なんと!「トカゲ」って言われるんですよ〜!ヒャー!皮膚がトカゲの様になってしまうのです!でもトカゲの皮膚ってあんなんだったかしら・・・?って思いましたが、それは別としても凄い気持ち悪いです。
最後に呪いを解いてもらうのですが、ただ単に解くんじゃなくって、その呪いをパイの中に入れるんです。
「そのパイを、良心があるなら自分で食べたらどうだ?」って言われるんですが、食べないところが良いですね〜。さっきは、もう死を覚悟していたようなことを言ったくせに〜!(^^)
予定外の、愛する自分の子供までが食べてしまい、ビリーは、ガ〜ン!とショックを受けます。うっ、ここで自分が食べて死ぬのか〜?!と思うと、食べません!(^^)
呪いを解いてもらいに行ったときに言う言葉といい、この男には、反省とか改心とかっていうものがありません。
普通、心を改めて・・・っていうのがパターンなんでしょうが、そうでないところが、この映画の面白いところでしょう。
ところで、あの痩せたビリーは、別の俳優さんですよね?
後日追加:なんと!別の俳優さんじゃなくって、特殊メイクなんだそうです!バレバレ・・・なんて書いている人もいたけど、私には全然わからなかったなぁ・・・。洞察力不足か?(^^;
破れ太鼓
原題:
監督:木下恵介
脚本:木下恵介/小林正樹
撮影:楠田浩之
出演:阪東妻三郎/村瀬幸子/森雅之/木下忠司/大泉滉/小林トシ子/桂木洋子/大塚正義/宇野重吉/滝沢修/滝沢修/東山千栄子/小沢栄/永田光男/青山宏/山崎敏男/村上紀代/桑原澄江/賀原夏子/中田耕二/大川温子/向井弘子/玉島愛造
昔「おやじ太鼓」っていうTVドラマがあって、おぼろげな記憶があるような無いような・・・。確かこのTVドラマでもこの映画で使われた音楽か、似たような音楽が使われていたような・・・。まぁ、曖昧な記憶だし、どうでもいいですか?(^^;
今となってはこんなおやじは絶滅しちゃってるかも知れませんね?
おやじが帰宅すると隣の犬が吠えるのが笑えます。
でもそんな頑固なおやじですが、裸一貫から叩き上げてきたんですから、まぁわからなくもないです。なので、ちょっとラストはしんみりと・・・。
この亭主関白な夫婦と対照的に描かれている東山千恵子のところの夫婦ですが、こんな夫婦ってあるのかぁ?(笑)
私にとっての阪妻初体験作品でしたが、ちょっと期待はずれでした(^^;
山の郵便配達
原題:那山 那人 那狗
監督:フォ・ジェンチイ
脚本:ス・ウ
撮影:ジャオ・レイ
出演:トン・ルーチュン/リィウ・イエ/ジャオ・シィウリ/ゴォン・イエハン/チェン・ハオ
美しい自然ですね〜。こんな美しい景色の中を歩いて郵便配達するなんて、いいなぁ〜なんて一瞬思っちゃいますね。
でも、孤独だし、天気がいつも晴れって訳じゃないし、厳しい道もあったし、第一荷物重そうだし、大変な仕事ですね。
そんな仕事を父から引き継ぐ息子の初仕事の日、父親は仕事の引継か、道案内か、心配だからか、ついてきます。
父と息子だから、あまり喋らないですけど、優しく見守る父が良かったです。
息子もこの仕事をしてみて初めて父の思いに気づきます。
この親子の愛情も良かったですが、村祭り(結婚式だったっけ?)で、父親が息子と村娘が仲良くしているのを見て、自分の昔を思い出すところは印象的でした。
この寡黙なお父さんにも、若い頃があり(当たり前!)、大恋愛もあったんです。しかし、それも過ぎていまや息子が恋愛する歳になって・・・。お父さんの家族のために地道に一生懸命生きてきた人生が描かれているようで、ジーンときました。
息子は何故かお父さんに好かれていないと思っているんですが、お父さんが「一度だけ自分宛の手紙を貰ったことがあるんだよ」って話すシーンもジーンときました。
こんな風に素敵に理解し合える親子なんてなかなか現実にはないかも知れませんが、こんな風にお互いを思い合って理解し合えたら幸せですね。心温まる良い映画です。
静かな映画ですが、一カ所だけドキドキしました。風で手紙が飛んじゃうシーン!次男坊のキャッチもすごかったけど、お父さんのキャッチもすごかった〜!本当に足悪いのか?!(笑)
ヤング・フランケンシュタイン
原題:YOUNG FRANKENSTEIN
監督:メル・ブルックス
出演:ジーン・ワイルダー/ピーター・ボイル/マーティ・フェルドマン/マデリーン・カーン/クロリス・リーチマン/ジーン・ハックマン/テリー・ガー
フランケンシュタインの孫のフレデリックは、お爺さんの実験(怪物を作ったこと)は頭のいかれた人のすることだ!と、自分が孫であることを否定するかのごとくフレドリック・フロンカンシュティンと名乗ってます。
この最初の教室でのやり取りもかなり面白いです。
しかし、お爺さんと同じ運命をたどって、またもや怪物作りに。
墓から死体を掘り起こしてくるところとか、実験の感じとか、「フランケンシュタイン」にそっくりです。
でもそこはメル・ブルックス。笑わせてもらいました(^^)
一番笑ったのは、盲人の家を訪ねたところ。
ここは「フランケンシュタインの花嫁」の中で一番感動したところなんですよ〜。この名場面をこんな風に・・・!素晴らしい!
更に、この盲人を何と!ジーン・ハックマンが演じているんです!ジーン・ハックマン万歳!\(^-^)/
また、何と怪物とエリザベスが出来ちゃいます!その時「キャ〜」ってエリザベスが悲鳴を!と思ったら突然歌い出す歌がまた笑えます(^^)
エリザベス役のマデリーン・カーンは歌が上手で、それもその筈オペラを勉強していたことがあるそうです。
マーティ・フェルドマンの怪しい助手も、ブルッハー婦人もよかったです。
映画「フランケンシュタイン」「フランケンシュタインの花嫁」に対する敬意が感じられるパロディです(^^)
ところで、ブルッハーさんは「ビクトール!」って言うんですが、ビクターはフランケンシュタイン博士じゃなくて、その友人ですよね?フランケンシュタイン博士は「ヘンリー」の筈なんですが・・・。
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