◆幸せのレシピ
◆CIAの男
◆シークレット・オブ・ウーマン
◆ジェイコブス・ラダー
◆シェナンドー河
◆シカゴ
◆地獄の饗宴
◆しこふんじゃった
◆シザーハンズ
◆静かなる決闘
◆刺青
◆死体を売る男
◆仕立て屋の恋
◆七人の侍
◆シックスセンス
◆失踪
◆シッピング・ニュース
◆シティ・オブ・エンジェル
◆死ぬまでにしたい10のこと
◆死の玉座
◆忍びの者
◆シベリア超特急
◆シベリア超特急2
◆シベリア超特急3
◆シマロン
◆シミキンのオオ!市民諸君
◆清水の暴れん坊
◆シャイニング
◆シャイン
◆豹(ジャガー)は走った
◆ジャスト・マリッジ
◆社長三代記
◆ジャッカルの日
◆ジャッキー・ブラウン
◆ジャック
◆ジャック・サマースビー
◆ジャッジメント 推定有罪
◆写楽
◆ジャングル・ジョージ
◆ジャングル・フィーバー
◆上海特急
◆シャンハイ・ナイト
◆シャンハイ・ヌーン
◆十二人の怒れる男
◆12人のパパ
◆12人の優しい日本人
◆淑女超特急
◆シュリ
◆情炎
◆情熱の代償
◆勝負師
◆上流社会
◆処刑人
◆ショーシャンクの空に
◆散弾銃(ショットガン)の男
◆ジョニー・イングリッシュ
◆ジョニー・スェード
◆女優フランシス
◆ジョンQ−最後の決断−
◆地雷を踏んだらサヨウナラ
◆シラノ・ド・ベルジュラック
◆シリアナ
◆シリアル・キラー アイリーン 「モンスター」と呼ばれた女
◆シリアル・ママ
◆知りすぎていた男
◆死霊のはらわた
◆白い嵐
◆白い犬とワルツを
◆白いカラス
◆白い山脈
◆白いドレスの女
◆新学期・操行ゼロ
◆仁義
◆新・猿の惑星
◆紳士協定
◆真実の瞬間
◆真実の行方
◆人生とんぼ返り
◆人生模様
◆シンドラーのリスト
◆深夜の告白



幸せのレシピ
原題:NO RESERVATIONS
監督:スコット・ヒックス
脚本:キャロル・フックス
撮影:スチュアート・ドライバーグ
音楽:フィリップ・グラス
出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/アーロン・エッカート/アビゲイル・ブレスリン/パトリシア・クラークソン/ボブ・バラバン/ブライアン・F・オバーン/ジェニー・ウェイド/セリア・ウェストン/ジョン・マクマーティン

今年(2007年)、映画館で見た映画の4本目です。しかし、たった4日前に見たばかりだというのに、もう内容はおろか、見たことさえ忘れそうです。私の記憶力の問題もあるのかも知れませんが、それだけ記憶に残らないような映画でもあったわけでして(^_^;
ドイツ映画の「マーサの幸せレシピ」というののリメイクらしいですが、「マーサの幸せレシピ」は未見です。
ニューヨークで評判のレストランのシェフのケイトは腕は一流だけど、人付き合いが苦手。料理にケチをつけられると客と喧嘩することも・・・。ある日、ケイトの姉と姪が来るのを楽しみにしていたが、道中、交通事故で姉が亡くなり姪を引き取ることになってしまう。
1週間の休みを取って職場に戻ると、ニックという男が副シェフとして働いていた!ケイトはニックと上手くやっていけるのか?・・・と言う話。
姪との関係を作らなくてはいけない上に、同僚(ライバル?)出現で一緒に上手くやっていかなくてはいけないんです。
しかも、ライバルとは恋仲になっちゃうし、姪はすぐふて腐れちゃうしでもう大変!(笑)
姪も、そりゃ、母親を突然亡くしちゃったんだから、落ち込むのは仕方ないけど、一生懸命やってくれている叔母さんに「無理しなくて良いよ」って、あんた何様なのよ!
「あんたなんか嫌い!!!」と言って、その叔母さんの家に戻ってきてるのかよ!
ホント外人の子供は怖いよ。(^_^;
ニック(アーロン・エッカート)はCM見たときは格好いいと思ったけど、髭が濃過ぎだなぁ〜。
ところどころ、映像だけ適当に流して音楽流してで、説明しちゃっているようなところがあって、安いプロモーションビデオみたいで、何だかなぁ〜。
まぁ、キャサリンが綺麗だったからいいか〜。 テーブルクロス引きはお見事でした(^^)//""""""


CIAの男
原題:COMPANY MAN
監督:ピーター・アスキン
脚本:ピーター・アスキン/ダグラス・マクグラス
撮影:ラッセル・ボイド 出演:シガーニー・ウィーヴァー/スティーヴン・バンクス/ダグラス・マクグラス/ジョン・タートゥーロ/アンソニー・ラパグリア/ライアン・フィリップ/アラン・カミング/デニス・リアリー/ウディ・アレン/ポール・ギルフォイル

「ブロードウェイト銃弾」のもう一人の脚本家ダグラス・マクグラスが、この作品でもまたもう一人の脚本家として参加しています。しかも今作では主演を!
この映画は日本では未公開ですが、やっぱり「正しい文法」のところが日本人には解りづらいのかなぁ?それとも、キューバについて日本人はあまり知らないってことかなぁ?ビデオでご覧になった方の反応もすこぶる悪いですね(T^T)
が、しか〜し!私には面白かった〜!
「実はCIAなんだ・・・」って言ったのがみんなに広まっちゃってるのも面白かったし、一番可笑しかったのは、「正しい文法を毎日勉強しよう!」って言ったら、同僚が「俺が二重スパイだ」って白状するところ(笑)
その他にも面白いところはいっぱ〜い(^.^)
オープニングでかかる音楽も良かったし、ラストの未公開シーンも面白かったし、バカバカしいのが好きなら気に入るかも?
そうそう、ジョン・タートゥーロには驚きました。この間見た「ジャングル・フィーバー」ではおとなしい青年だったのに、この映画ではいかれた青年(?)です。別人かと思いましたわ〜。
それから、最初に「この話は一部実話に基づく」って出てますが、実話はキューバ革命の事実だけです。って、当たり前ですね(笑)
それからもう一つ!この翻訳は良くできてます。特に文法のところ。whomなので本当は関係代名詞ですが、「ら抜き言葉」にしていて、助詞についての間違いという訳になっていますが、日本語に関係代名詞は無いし、日本人にわかりやすくするのに遠からず近からずで良いんじゃないかと思いました。まぁ、ホント、whomってあまり使われなくなってるような気がしますね。で「real sad」なんて本当に言ってる人いるんでしょうか?日本語でも「ホント悲しい」なんて言ったりするから、あるのかもねぇ〜。
皆さん!世界平和の為に正しい文法を身につけましょう〜!(^○^)


シークレット・オブ・ウーマン
原題:KVINNORS VANTAN
監督:イングマール・ベルイマン
脚本:イングマール・ベルイマン
出演:アニタ・ビョルク/カール=アーネ・ホルムステーン/ヤール・キューレ/マイ・ブリット・ニルソン/ビルイェル・マルムステーン

別荘に集まった四人の中年姉妹と一人の若い女性が、夫達が別荘に来る迄の間、それぞれの夫婦関係を語る・・・という話。
むむ?!この設定って「キルトに綴る愛」に似てますね〜。まぁ、細かいところは違うけど。
四人の姉妹と言っても、彼女たちの夫が兄弟なのであって、彼女たちは血の繋がってない姉妹なんです。だからこそ平気で浮気の話なんかもできるんですわ〜。
これが本当の姉妹だったら、微妙なんじゃないかな〜。
で、四人の姉妹ですが、一人は「別に・・・」って、普通の夫婦(?)なのか、語らないので、語るのは三人。
一人目は、倦怠期なのか浮気して、夫に告白して・・・って話なんだけど、いきなり浮気告白なんですよ!ホントいきなり・・・(^^;
で「二人で乗り越えたいの」って、そんなぁ〜(^^;
まぁ、奥さんの気持ちはわかるんだけど、とにかく突然なんで、ビックリ。
しかも浮気相手はいつまでもその場にいるし〜(笑)
「孤独は裏切りより辛い」んだそうです。
二人目は、芸術家とパリで知り合って恋に落ちるんだけど、彼はあっさりスエーデンに帰っちゃう。彼女の方は妊娠していて、一人で子供を産む決心をして産むんだけど、彼とも結婚するという話。
子供を産むときの幻覚(?)みたいな映像は面白かったけど、内容はよくわからなかったです(^^;
三人目は、やり手で女遊びをしている夫とその妻の話。
これは面白かったです!エレベーターに閉じこめられて、会話の駆け引きがニヤニヤさせられちゃう位可笑しい。夫婦ってこんな感じだよね〜と(笑)
ちなみにヒッチコックを意識して、エレベーターの15分をワンカットで撮ったらしいです。
で、若い女性は二人目の女性の妹で、恋人と駆け落ちしま〜す。
実は、ベルイマン監督初体験映画だったのですが、難解なのだとずっと敬遠してましたが、面白かったので、これから見てみようと思いま〜す(^○^)


ジェイコブス・ラダー
原題:JACOB'S LADDER
監督:エイドリアン・ライン
脚本:ブルース・ジョエル・ルービン
撮影:ジェフリー・L・キンボール
音楽:モーリス・ジャール
出演:ティム・ロビンス/エリザベス・ペーニャ/ダニー・アイエロ/マット・クレイヴン/マコーレー・カルキン/プルイット・テイラー・ヴィンス/ジェイソン・アレクサンダー/パトリシア・カレンバー/エリック・ラ・サール/ヴィング・レームズ

ベトナム戦争から復員しての地下鉄のシーンが不気味なんですが、このシーン結構好きです。怖い〜。
このシーンに限らず全体的に雰囲気が好きです。
だけど、内容となるとちょっと???って感じです。
主人公の名前のジェイコブは聖書のヤコブと同じ名前だし、タイトルのラダーはベトナムの例の作戦(?)でもあり最後の天国への階段でもあるしと、いろいろ引っかけてあるんだろうけど、ややこしくて良くわかりませんでした(^^;
死ぬ直前に見た夢なのかなぁ〜と思いましたが、どうなんでしょう?
とにかくこのおどろおどろした雰囲気が好きです(^.^)
そこらのホラーよりよっぽど怖いです。


シェナンドー河
原題:SHENANDOAH
監督:アンドリュー・V・マクラグレン
出演:ジェームズ・スチュアート/グレン・コーベット/パトリック・ウェイン/キャサリン・ロス/ローズマリー・フォーサイス/ジョージ・ケネディ

南北戦争3年目。チャーリー一家は中立を守っていたが、戦争はすぐそこまで来ていた。長女は軍人と結婚するも、すぐ出征。末っ子は、狩りに出かけた先で、北軍に捕まり捕虜となる。長男とその嫁、彼らの赤ん坊を残し、家族全員で、末っ子を捜しに出かけるが、次男は、誤って南軍に射殺され、残った長男家族は、盗賊に殺される・・・。 中立を守る!と言いながらも、戦争の余波を避けられない家族の物語。
後半、立て続けに悲惨なことが起こりますが、前半は、長女の結婚や、家族のやりとりなど、ほのぼのと微笑ましい感じです。前半楽しいだけに、後半の悲しさが増します。
妻を亡くし、6男1女を一生懸命育ててきた、ちょっぴり頑固者のお父さんを、ジェームズ・スチュアートが好演しています。
残酷な戦争シーンはありませんが、戦争について、家族について考えさせてくれる映画です。


シカゴ
原題:CHICAGO
監督:ロブ・マーシャル
脚本:ビル・コンドン
撮影:ディオン・ビーブ
音楽:ジョン・カンダー/ダニー・エルフマン
出演:レニー・ゼルウィガー/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ/リチャード・ギア/クイーン・ラティファ/ジョン・C・ライリー/テイ・ディグス/ルーシー・リュー/クリスティーン・バランスキー/コルム・フィオール/ドミニク・ウェスト

第75回(2002年)アカデミー賞作品賞受賞作品。
他にも、助演女優賞、美術賞、衣裳デザイン賞、音響賞、編集賞を受賞しています。
1920年代のシカゴが舞台。更に言えば殆どが刑務所内が舞台です。
とにかくキャサリン・ゼタ=ジョーンズに圧倒されっぱなしの2時間でした。
最初と最後が彼女の歌だっていうのもあって、とにかく彼女の歌に圧倒されました。
おかっぱヘアーが似合っていて本当に綺麗だし、踊りもちゃんと踊ってるし、歌なんて本当に驚くほど上手です!
こんなに歌えるなんて普通じゃないよね?と調べたら、彼女ってアメリカに来る前に母国イギリスでミュージカルやってたみたいですね。
それにしても本当に上手いので、映画俳優にしておくのはもったいないくらい。
あと、ジョン・C・ライリーが結構歌が上手だったのにもビックリ(この歌も良かった^.^)。彼の情けない夫の演技も良かったですね。
歌や踊りは(レニーの腹話術が特に面白かった!)面白かったんですが、ストーリーがあまり好みじゃなかったです(^^;
男を殺したのは理由があったからよ〜♪ってな感じの歌がありましたが、理由があれば殺していいのかよ?ってな感じだし、主人公のロキシー(レニー・ゼルウィガー)も勿論無反省だし。
自分が刑務所内で有利になるとヴェルマに高圧的になったりと、スケール小さいなぁ・・・(^^;
出会う人はみんな利用するためだけの人って感じで、誰とも心の交流はありません(T^T)
ただただ刑務所から出るためだけに色々細工するという、こじんまりした話だし・・・。レニーは役にはピッタリだったと思うけど、とにかく主人公のしたたかさが好きになれませんでした。
せめて最後に仲直りしてくれたら良かったんだけど、なんか最後の最後までしたたかな女だったなぁ〜。


地獄の饗宴
原題:
監督:岡本喜八
出演:三橋達也/団令子/池内淳子/田崎潤/佐藤慶/砂塚秀夫/中北千枝子/田口計

タイトルは凄いですけど、ホラー映画ではありません。
ある日、売春斡旋業を営む戸部(三橋達也)は駅でフィルムを拾う。家に持ち帰り現像してみると、そこには、かつて軍隊で戸部の上司だった軍曹の伊丹が若い女性と映っていた。この写真を元に金を巻き上げようとするのだが、伊丹は死んだことになっていて、伊丹の愛人もお金を狙っていた。さて、お金は誰の手に?という話。
三橋達也が若くて(当たり前)格好いいです!
テンポ良くスリルあるんだけど、笑えるところもある映画です。
で、田口計って、どの役だったのぉ〜?


しこふんじゃった
原題:
監督:周防正行
出演:竹中直人/本木雅弘/田口浩正/清水美沙/柄本明

就職が早くも決まった修平は、ある日卒論担当教授から呼び出しを受ける。授業に全然出ていないので卒業させることは出来ないが、相撲部の試合に出たら、卒業させてあげると言われ、しぶしぶ、仮部員となるが・・・という話。
「Shall we dance?」の周防監督の作品ですが、個人的には、こっちの「しこふんじゃった」の方が好きです。
竹中直人が相変わらす、おかしな人物を演じていて、これがまた面白い!言うことは立派なんだけど、実戦に弱いんです。こういうキャラをやらせたら、天下一品ですね。
修平の弟役の俳優さんは、台詞棒読みなんだけど、可愛いです。
外国人力士の人もなかなか良かったです。
学校の名前の「共立」は立教らしく、「本日医科大」とか、実在にある大学を連想させる名前で面白いです。
周防監督自身、立教大学の出身らしく、同じ立教出身の、ミスター(長嶋さんだよね?)の「てへ」の話しも面白かったです。
試合に勝つ度に拍手してしまったし、笑いながら見れる、楽しい映画です。
でも、「まわし」って本当に洗わないのかしら?このまわしは自分の、ってちゃんと決まってるんでしょうか?なんか・・・決まってないみたい様に見えたけど・・・。だったら、青木さん(竹中直人)の・・・あの後に使うのはイヤだよね〜(^^)


シザーハンズ
原題:EDWARD SCISSORHANDS
監督:ティム・バートン
出演:ジョニー・デップ/ウィノナ・ライダー/ダイアン・ウィースト/アンソニー・マイケル・ホーン/ヴィンセント・プライス

お城に住む、手が鋏のエドワードは、ある日、化粧品セールスウーマンのぺグの家に連れてこられ、そこに住むようになるが・・・という話。
偶然ですが、ティム・バートンの作品が続いてしまいました。
だから良く覚えていました。何って、この映画、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」によく似てますね〜。
町が上空から映るところ。これって、「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」で、ジャックがサンタになって空から見た景色と同じ!あのセット(?)を使い回ししてるのか?って思った程そっくりです。
それと、お城の雰囲気も似てるんですよね〜。特に、門の感じが・・・。音楽も似た感じだし・・・。「フランケンウィニー」「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「シザーハンズ」と、自分の好みの(?)ものを撮り続けているんですね。凄いです。
さて、映画ですが、ファンタジーものは苦手な筈なのですが、涙を止めることはできませんでした。ジョニー・デップの演技のおかげでしょう。エドワードが庭で氷の彫刻を作っていて、その破片(?)の中で、ウィノナが踊るところは泣けました〜。
純粋な心を持つ、鋏人間をジョニー・デップが好演。少ない台詞の中で、ちゃんとキャラクターを作っています。
ダイアン・ウィーストも良かったです。


静かなる決闘
原題:
監督:黒澤明
脚本:黒澤明/谷口千吉
撮影:相坂操一
音楽:伊福部昭
出演:三船敏郎/三條美紀/志村喬/植村謙二郎/山口勇/千石規子/中北千枝子/宮島健一/佐々木正時/泉静治/伊達正/宮島城之/宮崎準之助/飛田喜佐夫/高見貫/須藤恒子/若原初子/町田博子/松村若代/池上湧子/松本茂/工藤洋輔

野戦病院で働く軍医の藤崎は、手術中の不注意から梅毒に感染してしまう。復員後、藤崎は婚約者の美佐緒を避けるようになり、美佐緒は理由がわからず苦しみながらも別の男性と結婚することになる・・・という話。
最初の雨のシーンの重苦しい雰囲気が見事です!「野良犬」の暑苦しさもそうだけど、何とも言えないジメジメ感というか不安な雰囲気を出すのが上手いですね。
ストーリーは単純で、梅毒に感染したから、恋人と結婚することを諦めたという訳なんですが、恋人に打ち明けられない時代だったんでしょうねぇ・・・。と思っていたら、最後の方で巡査(?)が、藤崎のお父さんに「息子さんは偉いですね・・・」と、まるで梅毒に感染していることを知っているような話をしていましたよね。っていうか、あぁいう事件の後だから巡査が知っていても不思議では無いんですが。不思議なのは「町のみんなが褒めてますよ」ってな感じのことを言っていることです。町のみんなにバラしたんかい?!
だったら、どうせこんな大勢の人に知られちゃうんだったら、最初から美佐緒さんに言っても良かったのに〜!(笑)
真面目な藤崎医師に惚れていく千石規子さんが良かったです。
「あたし、先生のことが好きなのかも。病院って変なところですね。こんなことも事務的に言えちゃうんですから。」って面白い台詞だな〜と思いました。
この台詞を聞いた藤崎医師は急に我に帰った感じなんですが、彼女の言葉で救われたのかな〜(^.^)・・・な〜んて思ったら、ラストで藤崎医師のお父さんが「自分より不幸な人の側にいることで・・・」って、えええ?!そうなの?!
う〜ん、このお父さんが謙遜して言っているのなら良いんだけど、本当だったらちょっとガッカリです。


刺青
原題:
監督:増村保造
出演:若尾文子/長谷川明男/山本学/佐藤慶/須賀不二男/内田朝雄/藤原礼子/毛利菊枝/南部彰三/橘公子

谷崎潤一郎原作の映画化。
原作にして10ページくらい。こんな短い話の映画化とは?と思ったら、原作には無い部分が結構あります。この映画自体、リメイクの5本目なので、最初に映画化されたものが、もう既にこの内容だったのかも知れません。前の4本も是非見てみたいものです。
さてさて、何と言っても見所は若尾文子です。一体何歳の設定なんでしょう?色っぽ過ぎます。
それに背中に入れ墨するんだから当然といえば当然なのですが、脱ぎまくってます。勿論昔の映画なので、後ろからのカットのみ。でもお腹は映ってます。お腹がちょっとたるんでるんだけど、これがまたいい感じ。こんなお腹を出しちゃうなんて若尾文子は太っ腹だ〜!今の女優さんって、年取ってもスリム過ぎちゃって現実感がなくて全然色っぽくないので、少し見習って欲しいくらいです。
そして映像が美しい〜。名カメラマン宮川一夫が風景から若尾文子までとても美しく撮っています。宮川一夫カメラマンの映画って見たことあるのかな?と調べてみたら、最近見た中にありました!何と!「子連れ狼 親の心この心」です!なるほど〜と納得。刀から火が出るシーンなんて、本当に美しかったもんねぇ〜。
若尾文子の演技も良かったし、映像はきれいだし、映画としても素晴らしく、去年は川島雄三に衝撃を受けましたが、今年は増村保造だ〜!


死体を売る男
原題:THE BODY SNATCHER
監督:ロバート・ワイズ
脚本:ヴァル・リュートン/フィリップ・マクドナルド
撮影:ロバート・デ・グラス
出演:ボリス・カーロフ/ベラ・ルゴシ/ヘンリー・ダニエル/エディス・アトウォーター/ラッセル・ウェイド/リタ・コーデイ/シャリン・モフェット/ドナ・リー

学生に医学を教えているマクファーレン医師は、解剖に使う死体を、墓掘り人から買っていたのだが・・・という話。
結構真面目な映画ですよね。まぁ、墓掘りは別として、マクファーレン医師は、難病(?)の少女の脚もちゃんと治すわけだし、解剖実験は実際効果を上げているようだし。
死体は医学に貢献してるんだなぁ〜なんて思ったりして。
ただ、やっぱり墓掘りはいけませんね・・・。と、墓堀はまだ良いんです。だって、墓荒らしのため、警戒が強まって墓荒らしができなくなっちゃって、死体が足りない〜となると、死体を売る男=ボリス・カーロフがいとも簡単に、ちょちょいのちょい!って感じで調達しちゃうんですから!もう怖いって!(^^;
マクファーレン医師と死体を売る男の二人の過去に、何か重大な秘密でもあるのかと思ったんですが、そうでもないようで・・・。
まぁ、縁を切りたいと思っても、死体は必要だし、腐れ縁ってことでしょうか。
それにしても、ベラ・ルゴシが出る理由があったんでしょうか?話題作りのため?
もっとストーリーに絡んでるのかと思ったら全然絡んでないしね〜。
ボリス・カーロフはやっぱり怖い!(笑)


仕立て屋の恋
原題:MONSIEUR HIER
監督:パトリス・ルコント
出演:ミシェル・ブラン/サンドリーヌ・ボネール/リュック・テュイリエ/アンドレ・ウィルムス/フィリップ・ドルモワ

仕立て屋を営むイールの楽しみは、向かいのアパートの一室を覗くこと。そこに住むアリスは、ある日、覗かれていることを知る。彼女は、秘密を知られていないか、イールに近づくのだが・・・という話。
この映画って、「イヴォンヌの香り」に繋がってますね〜。そして、この監督って、過去に女にひどい目に会わされたことでもあるのでしょうか?
「イヴォンヌの香り」の女もひどかったけど、この女もひどい。
しかし、きっと女にも言い分はあるはずなんですよね。でも完全に男の視線で撮っているから、女が何考えているのか、全くわからないんです。
あくまでも美しく謎めいているのです。
きっと、監督自身「女はわからない」って思っているんじゃないでしょうか?
「仕立て屋の恋」も「イヴォンヌの香り」も「髪結いの亭主」も、み〜んな、男の純情と男のロマンです。
そう、はかない男のロマン・・・端から見ると、単なる勘違い男で滑稽なんですが、だからこそロマンなのかな?
しかし、アリスちゃん、カーテンくらいつければいいのにね(^^)


七人の侍
原題:
監督:黒澤明
脚本:黒澤明/橋本忍/小国英雄
撮影:中井朝一
出演:三船敏郎/志村喬/津島恵子/藤原釜足/加東大介/木村功/千秋実/宮口精二/小杉義男/左卜全/稲葉義男/土屋嘉男/高堂国典/熊谷二良/富山晴子/東野英治郎/上田吉二郎/谷晃/堺左千夫/千石規子/山形勲/仲代達矢

言わずと知れた世界の名作ですが、何と!私は初見です。ハッハッハッ!(^^;
長いのも全く気にならないくらい一気に見てしまいましたが、まず最初の感想は「久蔵さん、かっこいい〜!」です(笑)
本当に渋くて格好いいんですわ。惚れました〜。
この映画は台詞が素晴らしいですね!
勝四郎が「あの方は、まるでキノコを採りにいくかのように・・・」って言う台詞があるんですが、まさにその通り!これ以外の表現があるでしょうか?ってくらい、この台詞良いですね!
そして、蕩々と語る勝四郎の表情がまた良いんですわ〜。もう、久蔵さんに惚れました〜☆って、目が☆になってるんですよ!素晴らしいですね。
それと、志乃の台詞で「明日みんな死ぬんだべ?」っていうのがあるんですが、これがまた良いんだなぁ〜。人ごとの様なそうでないような。
あとは、走るシーンですね。志村喬なんてすごい早さで走ってるし。他の人達も素晴らしい走りです。撮り方なんだろうけど、こんな迫力ある走るシーンは初めて見ましたね。
七人の侍なんですが、勘兵衛、菊千代、勝四郎、久蔵、平八のキャラクターはよく描かれていたんですが、他の二人がよくわからなかったです。顔も体格も似てるし(^^;
でも、とにかく話が面白いですね。菊千代の名前がつけられるところとか、薪割り流とか、細かい設定が素晴らしいです。菊千代は与平(左卜全)をいじめ過ぎだし(笑)
アクションシーンは今となっては普通かもしれないですけど、決して古くはないですね。
確かに「名作」かも知れないですが、「名作」となると敷居が高い感じがしちゃって、敬遠されちゃうのももったいないです(それは私か?;;)
「名作」を越えた娯楽大作として気軽に楽しんで見てくださいませ(^○^)


シックスセンス
原題:THE SIXTH SENSE
監督:M・ナイト・シャマラン
出演:ブルース・ウィリス/ハーレイ・ジョエル・オスメント/トニ・コレット/オリビア・ウィリアムス/トレーバー・モーガン/ドニー・ウォルバーグ/ピーター・タムバキス

ある日、児童心理学者のマルコムは「あんたは、僕を治せなかった!」とかつて診療した患者ビンセントに撃たれてしまう。それから1年後、コールという少年の治療にあたるのだが、コールには母親にも言えない秘密があった。それをマルコムに打ち明けてくれるようになるのだが、マルコムにコールを治すことが出来るのか?また冷え切った妻との関係を元に戻すことはできるのか?!という話。
「泣ける〜!」と聞いていたので、いつ泣いてもいいように準備していたんですが、泣けませんでした(^^;
だってラストでジ〜ンと感動しつつも、謎解きにフムフム〜と感心していたので、感動に浸り切れなかったです。
映画が始まる前に「まだご覧になっていない方には、決してお話にならないようにお願いします」なんて、ブルース・ウィリスのサインが入ったお願いが映し出されるもんだから、余計に言いたくなっちゃうんですけど、やっぱり言わないで置こう・・・。
「子役の演技が素晴らしい!」っていう話を聞き過ぎちゃったからなのか、「ふ〜ん、こんなものか」と、何故かかえってブルース・ウィリスの演技に感心しました(単なるあまのじゃくか?;;)
この子役のハーレイ・ジョエル・オスメントって、「フォレスト・ガンプ」に出ていたらしいです!が!「フォレスト・ガンプ」で爆睡した私の記憶には当然ありません(^^;
聞いた話によると、子供がお母さんに秘密を打ち明けるシーンで、泣く人が多いらしいですが、私はその後の・・・奥さんと・・・うっ・・・これも言えないのか〜!(笑)
まぁ、とにかく見てください(^^)


失踪
原題:THE VANISHING
監督:ジョルジュ・シュルイツァー
脚本:トッド・グラフ
撮影:ピーター・サシツキー
音楽:ピーター・サシツキー
出演: キーファー・サザーランド/ナンシー・トラヴィス/ジェフ・ブリッジス/サンドラ・ブロック/リサ・アイクホーン

オランダ・フランス映画の「ザ・バニシング−消失−」の監督本人によるリメイクです。
日本の清水監督みたいなパターンですね。本国で好評だった映画を監督ごと買って来ちゃったって感じでしょうか。
が、さすがジョルジュ・シュルイツァー監督、ただ者ではないですね。
見事にアメリカ人用にリメイクしています!
私はオリジナルの方を見ているし、オリジナルが好きなので、どうしても比べてしまいますが、そうじゃない人は結構満足できるのではないでしょうか?
とにかくアメリカ人用ですから、趣の欠片もありません。
考えなくても良いように(?)最初から犯人がわかっちゃっているし、サスペンスかと思っていたらラストが「13日の金曜日」風なホラーになっているし、そしてそこで大活躍するのが女性っていうのもいかにもアメリカらしいじゃないですか!
ラストのアクションシーンなんてホントあり得ないというか、呆然です。
オリジナルは驚愕のラストでしたが、こっちもある意味驚愕のラストです(笑)
趣が無いのの一番の原因は、オリジナルで出てきた「二つの金の卵」が出てこないからです。
二つの金の卵にかけた二つのコインとか、ヘッドライトとかがあったから、コーヒーも飲んじゃうんだけど、それが無いから、何でコーヒー飲んじゃったのかこれじゃ全然解りません(^^;
飲む前にキーホルダー見せろと言っていましたが、そうじゃないのよ!コインを埋めた場所が〜!ヘッドライトが〜!彼女が失踪前に話していた金の卵がぁ〜!あぁ〜!ここが一番感動的で緊張が最大に達するところなのにぃ〜!
まぁ、ホント、この監督は、アメリカ人を良くわかっていらっしゃる。が、しかし、自分の作品をこんな風にしちゃってもいいんだぁ?と、監督の適応力に感心しながらも、複雑な気持ちになった作品です。


シッピング・ニュース
原題:THE SHIPPING NEWS
監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:ロバート・ネルソン・ジェイコブス
撮影:オリヴァー・ステイプルトン
出演:ケヴィン・スペイシー/ジュリアン・ムーア/ジュディ・デンチ/ケイト・ブランシェット/ピート・ポスルスウェイト/リス・アイファンズ/ゴードン・ピンセント/スコット・グレン/ジェイソン・ベア/ラリー・パイン/ロバート・ジョイ/ジャネッタ・アーネット

ピュリッツァー賞を受賞した小説の映画化なんだそうです。
新聞社でインク係のクオイルは父を亡くし、妻を亡くし、失意のまま叔母と娘と父の故郷ニューファンドランド島へ行くのだが・・・という話。
ニューファンドランド島ってどこにあるんでしょう?凄い寒いところですねぇ・・・。
クオイルは厳格な父のトラウマがあるらしんですが、海で溺れそうになって・・・ってあれは何か意味があるんでしょうか?漁師の島なんだから泳げなくてはダメだっていう教育の一環だったんだとは思うんですが、父親がどういう人なのかよくわからないんですよね・・・。厳しくされたって言ったってあれだけだし。
そして、島にやって来て、自分の祖先が海賊だったことや、別の島を追われてきたことを知り、更には叔母さんの秘密まで知ってしまって、これだけ凄い素材がありながら、何が起こるわけでもなく、一体何だったんだ?って感じが、ラッセ・ハルストレムですね〜(笑)
原作はどうなのかぁ?


シティ・オブ・エンジェル
原題:CITY OF ANGELS
監督:ブラッド・シルバーリング
出演:ニコラス・ケイジ/メグ・ライアン/アンドレ・ブラウワー/デニス・フランツ

「ベルリン・天使の詩」のハリウッド・リメイク版です。実はあまり期待していなかったのですが、なかなか良かったです。
「ベルリン・天使の詩」は、ラブストリーっていうより、ベルリンの映画って感じで、思想的な感じがしたんですが、こちらは、天使と人間のラブストーリーっていうのが中心となっていて、わかりやすく、しかも映像も美しく、私はこっちの方が好きです。
天使達が浜辺で太陽の方向をいっせいに見ているところは、何かミーアキャットみたいですね(^^)
そして、メグがニコラス・ケイジに「ARE YOU HOMELESS?」って聞くシーンでは大爆笑してしまいました(^^;
「YES!」だよね〜?(笑)
しかし、しかし暗い雰囲気になりそうなストーリーも、やっぱりメグが出ていると明るくなりますね。メグは死ぬときでさえ可愛いですから。
そうそう、風呂場にもニコラス・ケイジが現れるんですよね。私も覗かれているのかしら?(まさか!;;)


死ぬまでにしたい10のこと
原題:MY LIFE WITHOUT ME
監督:イザベル・コヘット
脚本:イザベル・コヘット
撮影:ジャン=クロード・ラリュー
音楽:
出演:サラ・ポーリー/スコット・スピードマン/デボラ・ハリー/マーク・ラファロ/レオノール・ワトリング/アマンダ・プラマー/ジュリアン・リッチングス/マリア・デ・メディロス/アルフレッド・モリナ

泣いたわ〜。
TVCMでは室井卯月って人だったっけ?がふざけたことを言っていて、そういう低レベルな映画かと思っていたんですが、全然違うじゃん〜!あのTVCM大失敗だよ〜。
余命2ヶ月と知らされた23歳の女性アンの話。
死ぬまでにしたい10のことは、些細なことからエッ?と思うことまで色々なんですが、私は「make love with other men to see what it is like」というのに大いに共感しました。
あんな優しい夫がいてけしからん!て思う人もいるとは思うけど、やっぱり夫への愛と恋は別ですからね。それに愛し愛されるって、手っ取り早く生きていることを実感できるんじゃないかなぁ〜とも思うし。
まぁ、この主人公は23歳で男は夫しか知らずに二児の母なので、色々な世界を知ってみたいという好奇心もあるんだとは思いますが。
それにしても、こんな都合良く愛人が見つかり、夫にはばれず・・・う〜ん、こんなに上手くいくものなのか?!だったら私も!な〜んて思ってしまいましたが、まずは余命宣告されないとダメかな?
それに夫も夫で気づくでしょう?浮気に気が付かなくたって、病気が普通じゃないってことぐらいわかるんじゃないの?
と、よくよく考えるとあり得ないことがいろいろあるんですが、つまりこれは彼女の夢なだけなのかも知れないですよね。


後日追加:「この映画感動した〜!」と知り合いに話したら、「そう?ところで、あの隣人のアンって人は夫を奪い取ってやろうとしてたのかな?本当に良い人だったのかな?」なんて妙なことを言うではありませんか!「何?どういうこと?良い人なんじゃないの?」と言うと、「一卵性双生児って男女ってあり得ないんだよ」とのこと!ええええ〜っ!!そうなんですかぁ?!じゃ嘘付いてたってこと?〜と、感動が薄れてしまいました。一体どういうことなのぉ?解る方いたら是非教えてくださいませ〜m(._.)m

死の玉座
原題:THORNE OF DEATH
監督:ムラリ・ナイール
脚本:
撮影:
音楽:
出演:ラクシュミ・ラマン/ヴィスワス・ナラッカル/スハス・タヤット

1999年カンヌ国際映画祭でカメラ・ドールを受賞したインド映画です。
ある男が生活に困り、ココナツを盗んで捕まるのですが、別の殺人事件の罪を着せられ、死刑を宣告されます。アメリカから電気椅子第一号がこの村に来ることになり、一躍男は有名人に!・・・という話。
台詞が少ないせいもあって、やや退屈気味なんですが、死刑が決まってからは、男は刑務所でも優遇されて、良い食事を家族と共に食べられたり、まんざらでもなさそうなのが面白いです。この食事のシーンは父親の家族を思う気持ちがよく表れていてジーンとしました〜。
そんなお父さんを子供も尊敬しているみたいな所も面白いです。
でも、奥さんはいつも悲しそうにしていて、思い詰めたような表情が良かったです。
でも、最後に出てくるこの電気椅子・・・(^^;
いくら予算がないからって銀紙張っているだけなんて・・・(^^;
最初からコメディだったのかぁ〜?だったら、奥さんの悲しみは何だったの〜?!と、何かラストで拍子抜けしてしまいました。
結局、よくわからない映画でした(^^;





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