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忍びの者
原題:
監督:山本薩夫
脚本:高岩肇
撮影:竹村康和
音楽:渡辺宙明
出演:市川雷蔵/藤村志保/伊藤雄之助/城健三朗/西村晃/岸田今日子/丹羽又三郎/浦路洋子/藤原礼子/真城千都世/小林勝彦/中村豊/高見国一/千葉敏郎/水原浩一/沢村宗之助/加藤嘉
石川五右衛門って、盗賊で、釜ゆでの刑になったってこと位しか知らないんだけど、伊賀忍者だったの〜?!
そんな伊賀忍者の石川五右衛門が主人公の映画です。織田信長を殺すように御大将の百地三太夫にし向けられる・・・という話です。
結構台詞が早くて、テンポも速いので、何だ?何だ?と思っているうちにどんどん進んで行きます。
百地の他に藤村率いる忍者村もあるんですが、藤村の御大将の顔がなかなか映らないんですよ。背後からのシーンばかりで。が・・・この声は・・・伊藤雄之助にそっくりだぁ〜!
な〜んて思ったらその通りで、なんと一人二役やってます。
主人公が市川雷蔵演じる石川五右衛門なのに、彼よりインパクト大です。
五右衛門は百地の御大将の奥方に迫られちゃうんですが、その奥方がなんと、岸田今日子です!(可愛いですけどね)
そして逢瀬の際に「こうして忍んで来ているのじゃ」なんて五右衛門が言っているので、えええ?!だから「忍びの者なのかぁ?!」な〜んて思っちゃいました(笑)
御大将の奥方を殺した罰(?)で、信長暗殺を命じられた五右衛門なんですが、遊女と恋に落ちます。遊郭を出て二人で暮らすことになったものの、百地の御大将につけ回され、信長暗殺を実行します。
が、しか〜し!信長は驚異の回復力で乗り切るのです!(笑)
この暗殺は、天井に開けた穴から糸を垂らして、そこに毒薬を伝わせて信長の口に垂らすという方法なんですが、伝っていく毒薬が綺麗に映っていて見事です。
さて、五右衛門が暗殺を実行する前に、ライバルの忍者が信長を狙って失敗して捕まっているんですが、ここでの拷問シーンも凄いです。耳切り取っちゃうんですよ!しかも両耳!(^^;「レザボアドッグス」なんて目じゃないですね(笑)
その後に捕らえられた忍者が縄抜けの術をするんですが、これが関節外しなんですよ〜!これって本当なんですかね?関節外すたびにボキボキ音がするのも可笑しいんですが、ちゃんとはめるシーンもあってここでもまたボキボキ(笑)
そして、脱出したと思いきや囲まれてしまって、自分の顔の皮を剥いで投身自殺・・・(^^;
本当に忍者の教えにこんなのがあったんでしょうか?そういや冒頭では「くのいちは女であって忍者ではない」なんて台詞もあったけど、そうなんだぁ?何処までが本当なのかよくわからない部分が結構ありました。
そして信長の伊賀攻めが・・・。ここのシーンの迫力は凄いです。爆発、爆発、爆発!!!ブラッカイマー映画もビックリ!(笑)
大きな火の玉(石?)とか、大砲なんかも凄いですが、お湯掛け攻撃とかもちゃんとあります!(^.^)
それに、鋲を撒かれた上を歩く兵士たちが「痛い!痛い!」っていうのも、そりゃ当然のことだしリアルなんだろうけど、結構可笑しくて笑えます(^.^)
さて、百地御大将はと言えば、屋敷で死んでいるんですが、う〜ん、もうミイラ化しているのか・・・?!(^^;
そこに百地御大将のナレーションが入って、彼の野望が解るわけですが、う〜ん・・・何なのかな?忍者同士を争わせることで忍者の技術向上を目指していたってことだったけど・・・。信長暗殺の為に技術の向上が必要だったのか、技術を向上させるために信長暗殺という難題が必要だったのか?どっちなんだぁ〜?!
それに、五右衛門のお父さんを殺したのは何でなの???
疑問も所々あるんですが、それでもテンポの良さで一気に見せてくれるし、アクションあり、ラブストーリーありと、楽しい映画です。
色々な忍者技術が見られて楽しいですが、一番感心したのは魚釣りかな(笑)
シベリア超特急
原題:
監督:MIKE MIZNO
脚本:水野晴郎
撮影:安藤庄平
出演: 水野晴郎/かたせ梨乃/菊池孝典/アガタ・モレシャン/シェリー・スェニー/西田和晃/占野しげる/エリック・スコット・ピリウス/フランク・オコーナー/フィリップ・シルバースティン
数年前、深夜の民放で放送していたのを録画して観たことがあるのですが、録画予約のミスだったのか、どうも最初の方が録画されていなかったようなんで、既にこの映画を見ているという人に聞いたところ、やっぱり冒頭の5分位が切れてたようでした(T^T)
これを見るために、ヒッチコックの「バルカン超特急」まで観て予習したっていうのにぃ・・・(笑)
が!「見なくても良いような冒頭だから見逃しててても大丈夫ですよ」という暖かい言葉を頂き、安心したものの、不完全なままでは感想は載せられません!・・・と、感想はアップしていませんでした。
そしてついに全てを見ることが出来たのです!WOWOWが1〜3を全て放送です!えらく出世したもんですね。そもそも3が出来るなんて水野晴郎以外の誰が想像できたでしょう?
さて、肝心の感想ですが、2回目なので驚きも少なかったです。
1回目に見た時は爆笑しながら見てました。だって、あまりにも凄過ぎるんですもの〜。
霊媒者の如く、山下大尉(水野晴郎)は「4号室だ!」とか「犯人は○○だ」とか言うんですよ(^^;
しかも台詞が棒読みです。日本一の棒読み俳優(俳優なのか?)です!
さらに、噂の大ドン返し!呆れます(^^;
そして、例の見逃していた冒頭の5分ですが、本当に見逃しても差し障りのないシーンでした。
でも、山下大尉について全く何も知らなかったので、こんな映画からも得るものはありました!いや〜、映画って本当に良いものですね(^○^)
シベリア超特急2
原題:
監督:MIKE MIZNO
脚本:北里宇一郎
撮影:鈴木耕一
出演:淡島千景/草笛光子/寺島しのぶ/二宮さよ子/加茂さくら/中村福助[9代目]/竹田高利/須藤温子/尾上松也/安井昌二/長門裕之/光本幸子/水野晴郎
原作:水野晴郎、脚本:北里宇一郎、脚色:水野一郎、と3段構えになってます。手が込んでますね(笑)
しかし、この豪華な出演陣!出演料は払ったんでしょうか?ボランティアでしょうか?
さすがに1と違って多くの有名俳優さん達が出ている分、水野晴郎の出番が減り、かなりの効果はあったものと思われます。
いくら自分の子供等が犠牲になったからって、山下大尉を殺害しようと思って実行に乗り出すなんて、そんなことあり得るんだろうか?という疑問は残りますが、まぁまぁ良く出来たんじゃないでしょうか。
この映画の後、水野晴郎の解説(?)があったのですが、なんと!冒頭のシーンは長回しだったそうです!そう言えばそうだったような・・・。しかもなんと!「デパルマの向こうを張って」みたいな事を言っていました(^^;
そして、階段から落ちるシーン!これは「戦艦ポチョムキン、アンタッチャブルでもありましたね(^.^)」なんて言っていました。うむぅ〜。デパルマをライバルだと思っているのだろうか?というより、アンタッチャブルの階段シーンは世間では失敗とも言われてますが(笑)
そんな小技を効かせた映画です。
やっぱりプロの俳優は違うな〜とつくづく思った映画でありました。
シベリア超特急3
原題:
監督:MIKE MIZNO
脚本:上代務/北里宇一郎/水野晴郎
撮影:鈴木耕一
出演:三田佳子/宇津井健/内藤武敏/真柄佳奈子/江成大輝/久永さとみ/田中丈資/安藤一平/大浦みずき/大塚ちひろ/アガタ・モレシャン/グレゴリー・ペッカー/リチャード・グロス/マシュー・カールセン/サム・アルノード/インゲ・ムラタ/サリー・越中/安藤鳩子/山口雪太郎/水野晴郎
2はなんとかまぁまぁだったのに、この3は・・・どうなっちゃってるんでしょ(^^;
もう行き詰まりか?
これじゃ1はどうなるの?1で列車内で起きた事件の後に、またこれが起きてたの?別物と考えるべき?
それと、この過去を思い出す形で語られていく手法は2と同じじゃないですか(^^;
しかも少年の目で見ているというところまで同じだし。
更に、現在の船上での殺人事件もバカバカし過ぎる〜(^^;
1と2を足して割ったら1,2以下になってしまったって感じですね。
2が1より良かったのでちょっと期待していただけに残念!
シマロン
原題:CIMARRON
監督:アンソニー・マン
脚本:アーノルド・シュルマン
撮影:ロバート・L・サーティース
音楽:フランツ・ワックスマン
出演:グレン・フォード/マリア・シェル/ラス・タンブリン/アン・バクスター/アーサー・オコンネル/ヴィク・モロー/マーセデス・マッケンブリッジ Mercedes McCambridge
ローヤル・ダーノ
交際3ヶ月で結婚したヤンシーとセイブラは、無料開放される土地を求めてオクラホマに旅立った。希望だった農地は獲れなかったものの、何とか土地を得ることが出来、そこに新聞社を作る。やがて子供が生まれるが、夫のヤンシーはどこぞやに旅立って音信不通。妻のセイブルは事業を拡大していたが・・・。西武開拓史の物語。
シマロンと言えばジーンズですね?(笑)
また、オクラホマと言えば、オクラホマミキサーですよね?
そんな、アメリカの一体どこにあるのか、どんな州なのか全く知らないオクラホマについての開拓史の一面を知ることが出来る映画です。
まず、始まってすぐの土地争奪戦のシーンが迫力満点で凄いです。が、あんな方法で土地を取得なんて、怖いし危な過ぎるわ〜。実際死んじゃった人もいるし・・・(^^;
西部開拓史は、この土地争奪戦くらいで、この後は夫を操縦しきれなかった女の半生になっています(笑)。
いやいや、きっと本当は、フロンティア精神に溢れる夫を(文句垂れながら)支えた女ってことなんでしょうけど、そう思えるのはアメリカ人だけか?余りにも文句が多く、自分の思い通りに動かない夫にヒステリーを起こしているこの妻に「王将」を見せたくなりました(笑)
オクラホマに旅立つ前に、母親から「夫が崖から飛び降りたらあなたも飛び降りるの?」と言われ、「ええ、妻ですから!」なんて言っていたセイブラなんですが、そんなのは口だけで、また、「きっと後悔するわ」と母親に言われると「絶対無いわよ!」と言い返していましたが、これも結婚前だから言えたことなのでしょうか?
まぁ、3ヶ月で結婚だから、相手のことをよく知らないみたいなんですが、この二人は考え方が違い過ぎですね。
自分が危険にあってでも正義を通そうとするヤンシーに、自分のことしか考えないセイブル。
確かに女性にしてみれば、インディアン擁護より、うちの飯でしょうけど、特に貧乏している訳でもないんだからねぇ・・・。それにもう何年も夫婦やっているんだから、相手のとる行動も予測できそうなもんだけど・・・。
小切手を切ったのだって、知事にならなかったのだって、そういう行動自体がヤンシーそのものなのに、それが許せないってことはヤンシーを認めてないってことなんじゃないのかな?
まぁそんな女だから息子も出ていったきり消息不明・・・と思ったら、親子だから戻って来たけど、夫はとうとう戻らずじまい。そして最後の手紙に「君を愛したことを謝る」だって・・・。
なんて悲しい手紙なんだろう・・・。
ヤンシーはフロンティア精神旺盛で、あちこち行って帰って来ないってことみたいだったけど、家が嫌だから出ていったようにしか見えなかったのは私だけ?(笑)
ところで、銃を乱射している無法者達が「白人を殺しちゃいけない。・・・・おい!そこのユダヤ人!」と、ユダヤ人に瓶を持たせて、その瓶を銃で撃つっていうのをやるんですが、ユダヤ人って白人じゃないんだぁ???
シミキンのオオ!市民諸君
原題:
監督:川島雄三
脚本:斎藤良輔/津路嘉郎
出演:清水金一/勅使河原幸子/堺駿二/朝霧鏡子/高屋朗/南進一郎/横尾泥海男
「この映画で才能を認められた」というのと「この映画でしばらく干された」というのと二つの異なる文章をネットで見ましたが、こりゃ干されたに決まってるだろう!(笑)
駄作と傑作の差が激しい川島雄三とは聞いていたけど、ホント凄いわ(^^;
タイトルになっている「シミキン」っていうのは、主人公を演じている清水金一のことで、浅草の喜劇王だったそうなんですが、うむぅ〜。
母が絶賛していた堺駿二も初めて見るとあって期待していたんだけど、うむぅ〜。
本当はこの二人も面白いのかも知れないけど、この映画がいけないのかな?
一応コメディ映画なんですが、ナンセンスコメディですね。
なまず島を買いに行ったら先住民達(シミキン達)がいて、彼らと戦うっていう話です。
何故か交渉する時には歌合戦になってるし、まぁこれが学芸会並というか・・・(^^;
もうここまでくると呆れるを通り越して好きになっちゃう人がいるかも。
それにしても、こんな映画を作った監督も凄いけど、公開した松竹も偉大だ(^^;
清水の暴れん坊
原題:
監督:松尾昭典
脚本:山田信夫/松尾昭典
撮影:横山実
出演:石原裕次郎/北原三枝/清水将夫/芦川いづみ/赤木圭一郎/松下達夫/近藤宏/内藤武敏/金子信雄/西村晃/木浦佑三/北茂朗/横山運平/垂水悟郎/河上信夫/須藤孝/鈴木瑞穂/木下雅弘/浜村純
チャンネルNECOから録画したものを見たのですが、何と嬉しいことに(?)劇場予告編付きです!
この劇場予告編によると、「学生に!ニコヨンに!ヨタ者に!七変化!」ってあるんですけど、本職の報道記者も入れて四変化では?
更に、ニコヨンとヨタ者が区別つかないくらい似てます(^^;
だいたい「ニコヨン」って何なの?と思って調べたら、「荒川クリーンエイド」というHPに『ニコヨンとは、昭和22年11月から行われた職業安定法による日雇い労働者の日当が240円であったことからだが、その後、日当が値上がりしても、ニコヨンの名は長い間「日雇い」の代名詞となっていた。』という記述がありました。なるぅ〜。
で、ヨタ者とは『ならず者。やくざ者。不良。』なんだそうな(by大辞林)
ふむ。ちゃんと違いがあるんですね。
さてさて、ストーリーは、清水支局から東京本社にやってきた、ラジオ報道記者の石松俊雄の物語。
あんな子供の頃に別れたきりなのに、「健坊!」ってわかっちゃうところも凄いし(笑)、いつの間にやら健坊のいる場所がわかっていて警察に包囲されていて、その警官の数にも驚くんだけど、何たって一番凄いのは、腕を撃たれた裕次郎が「痛ぇじゃないか」って笑いながら歩くところですね!(笑)
やくざ稼業から足を洗いたいのに洗えない健坊を、赤木圭一郎が好演しています。赤木圭一郎は初めて観たのですが、和製ジェームズ・ディーンって言われていたのは知ってましたが、亡くなった後にそう呼ばれるようになったのかな?ジェームズ・ディーンよりもっと骨太な感じで格好いいですよ!
シャイニング
原題:THE SHINING
監督:スタンリー・キューブリック
出演:ジャック・ニコルソン/シェリー・デュヴァル/ダニー・ロイド
コロラドの山奥のホテルの冬季管理を任されたジャック。前任者は、冬の孤独のせいか、気がふれて、妻と娘を殺して自殺したという。「僕は大丈夫!」とジャックは言ったのだが・・・。
ホラーを越えたホラーと言った感じです。
「mia casa」(イタリアのインテリア雑誌)にでも出てきそうな、インテリアです!
真っ赤なトイレや、紫と緑の柄のカーペット、やけに大きな机などなど、「時計仕掛けのオレンジ」で見せた美術感覚が凄いです。
こういう、所々の鮮やかすぎる色が、何故かこのホテルの寒々しさを引き立てています。
ジャックは「大丈夫」なんて言っておいて、さっそくおかしくなっていくんですが、もう素の顔だけでも十分怖いのに、狂っていくと、それはそれは怖いです。斧をもって追いかけてくる姿は・・・怖すぎる〜。
シャイン
原題:SHINE
監督:スコット・ヒックス
出演:ジェフリー・ラッシュ/ノア・テイラー/アレックス・ラファロウィッツ/アーミン・ミューラー・スタール/リン・レッドグレーブ/ジョン・ギールグッド
実在の天才ピアニストの物語。
ちょっとおかしな人が出てくる映画はいろいろあるけれど、イマイチ不自然さがあるものも多い中、このジェフリー・ラッシュの演技はすごくって、本当におかしい人なのかも・・・?って思ってしまったほどでした。
まず、強烈なお父さんに反感を覚えて、まんまと映画に引きずり込まれてしまいました。
この家では、お母さんの権限は弱いみたいです。昔だからなのかな?ちょっともどかしかったです。
主人公のディビッドが、ラストシーンで、喝采の中、両手で顔を覆って泣くシーンは良かった〜!泣けた〜。
お父さんからの呪縛(?)もやっと解けたみたいです。
「エド・ウッド」もそうだったけど、やっぱり、愛のある理解者が支えてくれるんですね。
いろいろあったけど、良かったね〜、これからは、奥さんと幸せになってね!
豹(ジャガー)は走った
原題:
監督:西村潔
出演:加山雄三/田宮二郎/加賀まり子/高橋長英/神山繁/中村伸介
南ネシアでは内戦が勃発。ジャカール大統領は国を脱出して日本に向かっている。日本のアメリカ大使館に亡命を申請するためだ。大統領が来日して亡命の許可が降りるまでの3日間、日本警察は何としても、革命軍から大統領を守らなければならない。そこで射撃の腕を買われた多田警部が、特別任務につくのだが、大統領を狙っているのは、革命軍だけではなかった。日本の武器商人、大東亜商事は、国際的な殺し屋、ジャガーを雇った。さて、シェパードとジャガーとの戦いは?!という話。
まぁ、何と言ったって、田宮二郎が格好良すぎ!こんな二枚目でクールな殺し屋なんて、彼以外に似合う人はいないかも!・・・と思うと、亡くなってしまったのが残念ですね。それと、田宮二郎が演じる殺し屋は長銃・・・散弾銃っていうのかな?を使うんですが、確か彼の自殺もこういう銃だったような・・・。「危ないよ〜」っていうか、何とも複雑な気持ちになってしまいました。
そして、田宮二郎だけが、棒読みじゃない英語の台詞を喋っているのです!格好いい〜!
その格好いい殺し屋ジャガーを追うのが、シェパード!警察犬ですね。それが加山雄三です。しかし、田宮二郎がカッコ良すぎるからなのか、加山雄三って・・・ダサい(^^;しかも、台詞回しも下手?!
だから(?)当然、殺し屋ジャガーを応援してしまいます。
まぁ、加山雄三が主役らしくって、最初に名前が出ましたから、あのラストは仕方ないんでしょうけど、どう見たってジャガーの方が強いですよねぇ???(田宮二郎を贔屓しすぎでしょうか?^^)
ジャスト・マリッジ
原題:JUST MARRIED
監督:ショーン・レヴィ
脚本:サム・ハーパー
撮影:ジョナサン・ブラウン
音楽:クリストフ・ベック/ミシェル・ブランチ
出演:アシュトン・カッチャー/ブリタニー・マーフィ/クリスチャン・ケイン/ヴァレリア/デヴィッド・モスコー/モネット・メイザー/デヴィッド・ラッシュ
ラジオの交通情報のリポーターのトムと、大富豪の娘のサラは、付き合うようになって9ヶ月目に結婚した。アツアツの二人はヨーロッパに新婚旅行に出掛けるがトラブルばかり。ついには喧嘩して帰ってくるのだが・・・という話。
ブリタニー・マーフィって初めて見たんですが、コメディ女優なんでしょうか?最初の空港でのコケシーンとかなかなかさまになっていましたし、そこまでやるか!ってくらいはじけていて、更には表情が凄くて(たまに可愛いけど)、なかなか面白い女優さんですね!
そのブリタニーの相手を演じるアシュトン・カッチャーが、「12人のパパ」同様、犬と相性が悪くて、ここでも犬に絡まれています!・・・って、こっちの映画の方が先ですが。
この犬、フレンチブルドッグ(ですよね?)が、また可愛いんだわ〜。ワンワン吠える姿がラブリーなんです。が、しか〜し!この犬の出番が早々と無くなって残念。あの展開にもビックリだけど(笑)
色々トラブルはあったけど、どれもこれも体験しようと思っても出来ないものばかりなんだから、有り難いくらいです!(笑)
まぁ、でもやっぱり、ヨーロッパに来てまで自国のスポーツTVが見たいっていう男は嫌ですね。っていうか、この二人、趣味も違い過ぎるし、ホント上手くやっていくには色々大変ですよねぇ。まぁ頑張って乗り越えてくださいね(^.^)
大笑いは無かったけど、なかなか楽しいラブコメでした。
そういや、「若過ぎたから・・・」なんて言ってたけど、上手くいかないのは若過ぎるからじゃありませんよ。バカ過ぎるからです(笑)
社長三代記
監督:松林宗恵
脚本:笠原良三
撮影:小原譲治
出演:森繁久彌/久慈あさみ/小林桂樹/三好栄子/雪村いづみ/加東大介/杉葉子/団令子/英百合子/司葉子/太刀川洋一/三木のり平/有島一郎/中田康子/扇千景/笹るみ子/トニー谷
社長シリーズの第五作目ですが、なんと!第四作「おしゃべり社長 」を見逃してしまった〜(^^;
福富電機の浅川社長が海外出張に行くことになり、臨時の社長代理に大場営業部長(加藤大介)が抜擢されます。この社長代理は浅川社長と違って真面目で締まり屋で、ついには正式な社長に抜擢か?!という話。
社長代理の話ということで、森繁久彌の出番は少ないですが、この社長代理が面白い!
結婚式など、秘書が代わりに出ていたのに、社長代理はちゃんと自分で出席するんです。仕事も真面目だから定時に終わっちゃうし、秘書の長谷川(小林桂樹)は何もやることが無くなっちゃう(笑)
なかなか軽妙なテンポで笑わせてくれます。
それと、何より驚いたのが、扇千景です!いやいや、可愛い〜。喋り方もキュートだし、ぽっちゃりして(今も?)、こんな時代があったんですねぇ〜。昔の邦画を見ていると、大御所の女優さんの若かりし日を見ることがあり、「こんな綺麗だったんだぁ〜」とか「あまり変わらないなぁ〜」とか多かれ少なかれの驚きがあるんですが、今のところ扇千景は驚き度ナンバーワンです!
そうそう、この映画の助監督は岡本喜八です。
ジャッカルの日
原題:THE DAY OF THE JACKAL
監督:フレッド・ジンネマン
出演:エドワード・フォックス/ミシェル・ロンスダール/デルフィーヌ・セイリグ
フレデリック・フォーサイスの有名な小説「ジャッカルの日」を映画化した作品です。
国際的な殺し屋、コードネーム「ジャッカル」は、フランスのドゴール大統領暗殺に雇われる。作戦も全部ジャッカル一人で立て実行に及ぶ。それまでの日々を描いた作品。
フランスが舞台なのに、英語が飛び交ってます・・・。まぁ、ジャッカルはイギリス人だから良いとしても、フランス警察やイタリアの銃職人まで(^^;
さてさて、カッコ良いんだか、そうでもないのか良くわからないジャッカルです。実際、カッコ良すぎたりしたら、目立っちゃうからこんな程度で良いのかもしれませんね。
そして、頭良いのか悪いのかもわからないジャッカルでもあります(笑)
着々と準備を進めていたのに、警察に察知されたと知るとうろたえて事故ってしまったりしています。
ジャッカルの準備もさることながら、警察の推理もなかなか鋭くって、「ジャッカルはつかまってしまうのか?!」とドキドキさせてくれました。
そして、やっぱり見物は、ジャッカルの特注した銃です!これが格好良いし、組み立てるとアレになるとは!
そして西瓜で試し撃ちをするシーンは結構怖かったです。
しかし、「仲間の一人でもつかまったら、降りるかもしれない」って言っていたんだから、降りちゃえば良かったのにねぇ。それじゃ話にならないって?(笑)
ジャッキー・ブラウン
原題:JACKIE BROWN
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:バム・グリアー/サミュエル・L・ジャクソン/ブリジット・フォンダ/ロバート・デ・ニーロ/マイケル・キートン/クリス・タッカー/ロバート・フォスター/マイケル・ボーウェン
拳銃密売人オデールの金を、メキシコに運んでいるスチュワーデスのジャッキー・ブラウンは、オデールを挙げようとしている警察に捕まってしまう。オデールが保釈金を出したので、とりあえず釈放されるものの、警察から生活の保証と引き替えにオデールを挙げる手助けをするように迫られる。さてジャッキーは、オデールを裏切るのか?!という話。
「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」が強烈な印象を残しただけに、それらと比べたら、ちょっとパワー・ダウンって感じです。
タランティーノが昔からファンだったという、バム・グリアーの為に脚本を書いたらしいので、バム・グリアーが格好良く、美しく描かれてはいるのだけれど、映画としてはちょっと物足りないかも。
「レザボア・ドッグス」も「パルプ・フィクション」もそうなんだけど、登場人物が、たとえ主役であっても、どこか抜けているところがあるっていうのが、意外で面白くもあったんですが・・・。
2時間35分はちと長いですが、ワンカット、ワンカットは面白いです。
それとしょぼしょぼしたデ・ニーロが良かったです。熱血説教男って感じの役が多いので、とても新鮮だったし(^^)
ジャッキーと保釈請負人との、どっちかが裏切るのか?っていう、あやふやそうな関係も、良かったです。ラストで二人が別れるのも、なんか意外だけど、良かった。
ジャッキーが、銃を向ける練習(?)をしているところなんかは、格好いいし・・・と、良いところがいっぱいあるのに、全体的にちょっとパンチ不足なんですよね・・・。
でも、相変わらず、選曲センスは良いです!サントラ買いました!サントラは「パルプ・フィクション」より「ジャッキー・ブラウン」の方が私は好き!(^^)
ジャック
原題:JACK
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:ロビン・ウィリアムス/ダイアン・レイン/ブライアン・カーウィン/ジェニファー・ロペス/ビル・コスビー
通常の4倍の速度で成長するジャックの話。ロビン・ウィリアムスの良さが100%出てないんでは・・・?って気がしました。
ジャックは、ものすごい豪邸に住んでいます。庭にプールもあります。あのカメラマンのお父さん、よほど稼ぎが良いのでしょうか?お母さん、掃除するの大変だろうな〜、と家が映る度に思ってしまいました。余計なお世話ですね。
ダイアン・レインは、「ストリート・オブ・ファイヤー」以来見ました。前からキレイでしたが、いい女になったな〜って感じでした。私が知らなかっただけで、彼女、結構色々な映画に出てたんですね。
ジャック・サマースビー
原題:SOMMERSBY
監督:ジョン・アミエル
出演:リチャード・ギア/ジョディ・フォスター/ビル・プルマン/ジェームズ・アール・ジョーンズ
なかなか良い映画でした。私は、リチャード・ギアの映画の中では、これが一番良いのではないかと思います。リチャード・ギアが初めてカッコ良く見えました。
ジョディ・フォスターはうまいですね〜。ジャックに惹かれていく感じをうまく表現しています。
最後にきっと「どんでん返し」があるに違いない!と思って、というより期待しちゃいましたが、なかったです。なかったから良かったのですが。
最後まで謎めいた感じで、楽しめます。
でもジャックはジャックを殺したのではないんですかね?(まだ分かってない・・・)。
ジャッジメント 推定有罪
原題:PRESUMED GUILTY
監督:ポール・ウェンドゴス
出演:マーチン・シーン/ブレンダン・フレイザー/キャロライン・カバ/レネー・エステベス
いや〜。涙がボロボロこぼれてしまいました。
「推定有罪」なんて副題がついているし、ブレンダン・フレイザーが出演しているし、「これは、推定無罪のパロディなのか?」なんて思って見たら、全く別物の真面目な話でした。
この映画の原題が「PRESUMED GUILTY」で、「推定無罪」の原題が「PRESUMED INNOCENT」ですので、「推定有罪」というのは間違いではないですね。混同を避けるために「ジャッジメント」っていう邦題をつけたのだと思いますが・・・副題で使ったら、やっぱり混乱しますよね〜?
「推定有罪」という言葉どおり、「たぶん、やったんだろう」という陪審員の判決により、有罪判決を受けてしまった青年とその養父の「無罪」を勝ち取るまでの心の交流が描かれています。
映画の中で、何度も「1980年5月」とか、詳しく日付が出るので「もしかして?」と思ったのですが、やはりその通りで、実話が元になっているようです。
ボビーは、殺人事件の共犯者として逮捕されてしまうのですが、なんと、警官が名前を見間違えてたということから始まっていたのです!
マーチン・シーン演じる養父は、素行の悪い息子を最初は信じません。嘘発見器の結果で信じるようになってからは、息子の無実を証明するために、色々なことをします。
しかし、やっぱり、家を抵当に入れなかったのは、養子だからなんでしょうか・・・。実の息子だったら、家を売ってたんじゃないのかな・・・。
とにかく、お父さんが、一生懸命やってくれたおかげで、15年の刑期を言い渡されていましたが、5年で出れました。冤罪の慰謝料も出たようです。
なかなか裁判は進まないし、当然刑務所から出れないし、あれやってもダメ、これやってもダメってな感じで、ず〜っと絶望的な重い雰囲気が漂っています。
それだけに、ラストの「I'm free!!」が効いています。
頑固者で優しいお父さんを、マーチン・シーンが熱演!!実の息子を思いながら演じたのではないでしょうが(^^;
また、ブレンダン・フレイザーも、ダメな息子役を好演しています!
しかし・・・陪審員制度も問題ありますね・・・。そして、冤罪って怖いですね〜。
写楽
監督:篠田正浩
脚本:皆川博子/堺正俊/片倉美登/篠田正浩
撮影:鈴木達夫
音楽:武満徹
出演:真田広之/フランキー堺/岩下志麻/葉月里緒菜/佐野史郎/坂東八十助/中村富士郎/加藤治子/新橋耐子/中村芝雀/市川團蔵/宮崎ますみ/竹中直人/河原崎長一郎/津村鷹志/篠井英介/有川博/土屋久美子/富沢亜古/大川浩樹/千葉哲也/浜村純/余貴美子/六平直政/高場隆義
寛政6年から7年にかけて突如現れた謎の浮世絵師、写楽の物語。
すごいお金かかってますよね〜?美術が素晴らしいです。
が、しかし、内容は・・・。う〜ん・・・。川島雄三とフランキー堺で写楽を撮ろうと言っていたから、フランキー堺の企画総指揮で撮られた作品ですが、どうせなら監督もやっちゃえばよかったのに・・・。
とにかく主役である筈の写楽がちっとも魅力的に描かれていないのが残念です。
自分の意志とは関係なく浮世絵師になっていく過程がちっとも面白くないです(^^;
また、遊女とのエピソードもいまいちよく解らなかったし・・・。この二人ってそんなに惚れ合っていたんだぁ?
それと、映画全体を通して、役者達の演技のトーン(?)が一定じゃないので、異様な感じがしました。ごくごく普通に自然に演じている役者さんがいると思えば、鶴太郎のようにわざとらしい(演出のせい?)役者もいるし、写楽(真田広之)の演技だって、なかなか絵が描けなくてイライラしている時だったか、急に立ち上がったり座り込んだりとか、動作がまるで舞台演劇のようだし、なんともちぐはぐな印象を受けました。
フランキー堺は長年温めてきた企画のこの作品をどう思っていたのでしょう?今頃、あの世で川島監督と酒飲みながら愚痴っているんじゃないでしょうかねぇ?(笑)
ジャングル・ジョージ
原題:GEORGE OF THE JUNGLE
監督:サム・ワイズマン
出演:ブレンダン・フレイザー /レスリー・マン /トーマス・ヘイドン・チャーチ /リチャード・ラウンドトゥリー /グレッグ・クラットウェル /エイブラハム・ベンルービ /ジョン・ベネット・ペリー
おバカ映画と聞いていましたが、これが結構笑えました!
飛行機事故でアフリカに取り残された赤ん坊は、ジャングルで育ちます。ジャングルの王となったジョージですが、25年経ったある日、ジャングルに侵入者が!初めて自分と同じ種族を見るジョージ。そして彼女に恋するものの、いくつもの障害が!という話。
ストーリーはどうってこと無いのですが、真面目に作ったB級映画って感じです。
最初の方で、ライオンが現れ、いきなりゴングが鳴り、パイルドライバーなどプロレス技炸裂!これでいきなり笑わせてもらいました。
動物たちの演技も素晴らしく、特にあのサルは可愛いし、まるで人間みたい!
まぁ、アフリカで、動物とともに育ったジョージが何故英語を喋っているのか不思議ではあったのですが、まぁ気にしないで見ましょう!
アースラ役の女優さんも、なかなか良かったし、何て言ったって、ブレンダンの素晴らしい体には見とれてしまいました(^^)
「ユージュアル・サスペクツ」もどきのおかしな面通しや、「ロマンシング・ストーン」もどきの滝落ちとか、ラストシーンは「ライオンキング」そのものだし、他にも、映画から取ったのでは?と思われるようなシーンがあって面白かったです。
ところで、ラストで、ゴリがショーに出ていましたが、はジョージに助けられたはずですよね?
ショービジネスを、自らの意思で選んだのかな?歌っている歌は「MY WAY」だしね(笑)
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