生活の設計
原題:DESIGN FOR LIVING
監督:エルンスト・ルビッチ
出演:ゲイリー・クーパー/フレデリック・マーチ/ミリアム・ホプキンス/エドワード・エヴェレット・ホートン/フランクリン・パングボーン/イザベル・ジュウェル
パリに向かう列車の中で知り合った、男二人に女一人。三人はSEXはご法度の紳士協定を結び、共同生活に入るが・・・。
男二人はジルダに惚れてるし、ジルダは男二人に惚れてるし・・・ん?!・・・えぇ?
ゲーリー・クーパー好きの私だけど、トミー(フレデリック・マーチ)もなかなか魅カ的。まぁ、「何考えてんの?この女?」と思いながらも結構納得できたりして(笑)
でも、上司との結婚からのジルダの行動は理解不可能。
しかしそれを、テンポの素晴らしさ、台詞の面白さが補って尚あまりあり!
ジルダが去った後の男二人の会話は面白過ぎる〜!
さらには、埃の出るベッド、椅子の下に隠したゴミなど、色々細かいところも凝っていて楽しい映画です。
さて、また元の生活に戻るんだけど、どうなるんでしょうね?
世紀の真剣勝負 地上最強のカラテ 結集篇
原題:
監督:後藤秀司
出演:大山倍達/ウィリー/熊
「地上最強のカラテ2」から早くも9ヶ月後の映画。どんな結集なのかと思いきや、「1」と「2」を編集しただけという映画で、新しい映像はいっさい無し(^^;
「地上最強のカラテ1」と「2」を見た人は見なくてもOK。「1」も「2」も見ていない人はこの結集篇だけ見ればOK。もちろんウィリーVS熊も見れます!
最初のシーンが大山倍達のビール瓶の空手チョップ割りなのですが、この時のナレーションが「その名は神の手、ゴッドハンドと呼ばれている。」というのがあります。
ゴッドハンドと言えば、今では遺跡ねつ造で、15年前にはサッカー選手のマラドーナですが、それより前の神の手です!(笑)でもたぶんビール瓶は本当に割っていると思いますが・・・。
今度は大山倍達の牛との闘いを見てみたいなぁ〜。
世紀は笑ふ
原題:
監督:マキノ正博
脚本:小国英雄
撮影:横田達之
音楽:
出演:杉狂児/芝田新/広沢虎造/上代勇吉/金春新葉/轟夕起子/鈴木左衛門/吉谷久雄/初代天勝/斎藤紫香/小宮一晃/吉井莞象/笠原恒彦/潮万太郎/比良田恵子
開花軒という屋台ラーメン屋を営む凡さんと大さんは兄弟以上の仲良し。しかし、凡さんが思いを寄せるフミさんから大さんへの思いを打ち明けられ、興行師からは大さんに浪曲師になるよう説得してくれるよう頼まれ、凡さんは泣く泣く喧嘩をしかけて別れるのだが・・・。
最初のうちは、下手くそな浪曲師とか(笑える!)、「水を掛けてやりたいよ!」なんて言った次のシーンが風呂場でのぼせて水を掛けられているシーンだったり、台詞も「ネズミの肉」なんて言っているし、面白いシーンの連続で、てっきりコメディなのかと思ったんですが、終わってみればほのぼの人情劇でした。
途中でミュージカルシーンがあったりして、これがまた今から見るとへんちくりんな歌なんですけどね(笑)
舞台に立つようになった大さんをこっそり見に行って、影ながら応援している凡さんの姿が泣かせます。
泣かせると言えば、無理矢理喧嘩を吹っかける酔っぱらった凡さんの姿も泣けます。
大さんを演じているのは広沢虎造で、浪花節も沢山聞けて楽しいです。
最後の「おなら」話。あれもちゃんとした浪曲なんですか?!すごい面白かった〜!(^.^)
ロシアで発掘されたフィルムらしく、状態が良くなく、全巻揃っていないのか話が飛んじゃっている様なところもあり、またマイクが一つしかないのか、後ろ向きになった人の台詞が聞き取りにくいとかあるんですが、それでも充分楽しく面白かったです。
青春の輝き
原題:SCHOOL TIES
監督:ロバート・マンデル
脚本:ディック・ウルフ/ダリル・ポニックサン
出演:ブレンダン・フレイザー/クリス・オドネル/マット・デイモン/ランドール・バティンコフ/アンドリュー・ロウリー/アンソニー・ラップ/ベン・アフレック/コール・ハウザー/ケヴィン・タイ/エイミー・ロケイン/エド・ローター
「青春の輝き」なんて爽やかなタイトルで、ブレンダン・フレイザー主演なんだから、きっと楽しい学園ものなんだろうと思ったらさにあらず! 学園ものではあるけど、これって輝いているの?なんちゅう邦題なんでしょう(^^;
ブレンダンが演じるデヴィッド・グリーンはユダヤ人なんですね。これは最初の方にも描かれていて、それが元で(?)喧嘩をしています。
私立男子校にアメフトの選手としてスカウトされて編入することになって、この町ともおさらばさ〜!と、やって来た聖マシューズ校は見た目も素晴らしい学校だし〜!と思った初日から、ユダヤ人差別の発言を聞いてしまって、ついぞ自分がユダヤ人だということを隠してしまいます。
しかし、それがばれて・・・。
ホロコーストものじゃないユダヤ人差別の映画って初めて見たような気がします。「スピルバーグの秘密」とかっていう本にも、スピルバーグがユダヤ人だということでいじめられた話が載っていたし、ユダヤ人差別があるのは知っていたけど、現代のユダヤ人差別の映画ってなかなか無いですよね?
しかし!「君は嘘をついた」って友人(?)達は言うんだけど、嘘はついてないですよね!言わなかっただけ。
第一、初対面で「私はユダヤ人です」って言うのもおかしなものじゃないのかな?ユダヤ人って言ったってアメリカ人なのにさ〜。「ユダヤ教です」って言えばいいのかな?
これが日本だと「私は真言宗です」とかって言っても「???」って感じだろうし、身近な人が亡くなるまで自分の家の宗派さえ知らない人が多いみたいだし、やっぱりユダヤ人差別って日本人には本当にわかり難いですね。
それに、あの彼女だったか友達だったか「一番大切なことを言わなかった」って・・・(^^; こんなことが一番大切だなんて、悲しい社会だ〜。
ブレンダンをいじめる(?)意地悪な奴を、マット・デイモンが演じているんですが、もう本当にむかつく位意地悪っていうか、せこいっていうか・・・お見事!悪役は観客に憎まれてこそなんぼと考えれば、マット・デイモンって本当は上手い役者なのかも?少なくとも、この映画での演技は良かったってことなんじゃないかな?しかしこれだけの演技をしても顔のせいなのか?まったく注目されなかった彼はひねくれて・・・「グッドウィル・ハンティング」を書くわけですね!
そして、マット・デイモンはこの時21歳位なので、とっくにハーバードに入学していたのですが、何か面白いですね。
結局、生徒自身の裁定はグリーン=黒だし、溝が埋まったわけでもないし、希望のない終わり方でもあるんだけど、せめてグリーンがハーバードを卒業して、奴らを見返すようになって欲しいですわ。
色々と考えさせられる映画でした。
で、クリス・オドネルってどの人だったの?ブレンダンのルームメイト???
青春の殺人者
原題:
監督:長谷川和彦
脚本:田村孟
撮影:鈴木達夫
音楽:ゴダイゴ
出演:水谷豊/内田良平/市原悦子/原田美枝子/白川和子/江藤潤/桃井かおり/地井武男/高山千草/三戸部スエ
実際にあった事件を基に書かれた小説の映画化だそうで、当時(1976年)としては衝撃的だったんでしょうか?
主人公が衝動的に父親を殺し、成り行き(?)で母親を殺し、女と逃げるんですが、主人公の気持ちがいまいちわからなかったです。
わけのわからない若者とか、子供を溺愛する母親っていうのがこの頃から出てきたってことでしょうか?世相考察としては参考になるかも。
せっかく成田抗争のことも描いているのに中途半端なので、成田抗争を知らない人は何が何だかわからないんじゃないかな?
聖なる酔っぱらいの伝説
原題:LA LEGGENDA DEL SANTO BEVITORE
監督:エルマンノ・オルミ
脚本:エルマンノ・オルミ/トゥリオ・オツィク
撮影:ダンテ・スピノッティ
音楽:イゴール・ストラヴィンスキー
出演:ルトガー・ハウアー/アンソニー・クエイル/サンドリーヌ・デュマ/ドミニク・ピノン
セーヌ川の橋のたもとで暮らすホームレスのアンドレアスは、ある日、見知らぬ老人から200フランをあげると言われる。いや、もらうわけにはいかない、返す・・・という約束をするのだが、約束の日曜日になると必ず何かが起こりなかなか返せない。やっと返しに行った時にアンドレアスは・・・という話。
別に「聖なる」酔っぱらいでもなく(ただの酔っぱらい)、伝説になるようなことは何もしてないんですけどね。
日曜日に教会に行こうとすると、旧友にばったり会ったり、昔の彼女に会ったりするんですが、出来事が次々起こる割りには盛り上がりが無いというか、すべて幻想的で、現実の出来事なんだろうか?という雰囲気です。
昔の彼女と会ってもあっけなく分かれちゃっているし、ボクサーの旧友との再会も洋服はもらったけどあれ以来会ってないんですよね。ホテルで知り合った女性ともそうだし。
偶然会って、その後も何度も会っているのは浮浪者(?)の友人だけ。
ってことは、この浮浪者の友人以外はみんな幻想なのか?!
アンドレアスはいろいろ辛い過去があったみたいなので、それを穴埋めする神様からの贈り物だったのかなぁ〜?なんていう風にも思いました。
張りつめた雰囲気が次ぎに何か起きるのでは?!という期待を抱かせるので、淡々と物語が進む割りには最後まで退屈することなく見られました。
そう!この張りつめた雰囲気が素晴らしいんです。大雨の日のカフェの中のシーンが好きです。張りつめているのに優しい雰囲気が溢れているし。
映像も綺麗だし、こういう映画の雰囲気って好きだな〜(^.^)
ところで、あの橋のたもとって、「フランティック」のラストシーンの所と同じ?!と思ったんですが、違うかな〜?
SAFE
原題:SAFE
監督:トッド・ヘインズ
出演:ジュリアン・ムーア/ザンダー・バークレイ/ピーター・フリードマン/スーザン・ノーマン/ケイト・マクレガー=スチュワート
1987年、ロスの高級住宅街に住む主婦キャロルは医者では何ともないと言われるが体調がすぐれない。ある日、それが化学物質過敏症だということがわかり、治療(?)のため同じような人々の集まるコミューンに参加するが・・・という話。
日本でも昨今話題の化学物質アレルギー。こういう話にはとても興味があるんですが・・・。
この病気を治せなくてもどうやって戦っていくのか・・・とか、戦えないほどひどくなってしまうものなのよ・・・っていうのかと思ったら、全然違うんです。
同じような病気の人たちが集まるコミューンで生活するようになるんだけど、皆が皆化学物質アレルギーなのかな?って感じで、精神的に悩みのある人のコミューンって感じなのかなぁ?それに、コミューンに入っても症状が良くなるわけでもなく、かえって悪くなってるような・・・。まぁ医者もいないようだったけど・・・。
化学物質が文明社会って感じに置き換えられているのか、リーダーは「新聞は読まない!」みたいなこと言っていて、化学物質はもちろんのこと外界のすべてをシャットアウトしようとしているみたいで、しかも彼だけ何故かちょっと離れた豪邸に住んでて・・・なんか宗教みたいで気味悪かったです。
病気に立ち向かうとか、どうやって病気と向き合うかっていうことじゃなく、心の平和みたいなのが主みたなコミューンで、まぁ病は気からっていう言葉もあるから心は平和な方が良いんだろうけど、どう見ても後ろ向きっていうか閉鎖的っていうか・・・。心安らかに余命を過ごす所って感じがしちゃって・・・。
だいたいこのコミューンって無料なの?まぁそれはお金持ちだからいいのかもしれないけど、妻がこんな所でこんな状態でいて夫はこれでいいの?・・・とか、まぁよくわからない映画でした(^^;
西部の男
原題:THE WESTERNER
監督:ウィリアム・ワイラー
脚本:ジョー・スワーリング/ナイヴン・ブッシュ
撮影:グレッグ・トーランド
出演:ゲイリー・クーパー/ウォルター・ブレナン/フレッド・ストーン/ドリス・ダヴェンポート/フォレスト・タッカー/チル・ウィルス/ダナ・アンドリュース
1880年代のテキサス。悪徳判事ロイ・ビーンの牛耳る町に一人の男コール・ハーデンがやって来る。馬泥棒として捕まえられるが、女優リリーのことで話が合い、何とか命は助けられる。しかし、ある日農民たちの畑が焼き討ちにあってしまう。その陰にはロイ・ビーンがいた。コールはロイ・ビーンを逮捕するために保安官補佐になるのだが・・・という話。
面白い!
ロイ・ビーンって実在の人で、「ロイ・ビーン」っていうポール・ニューマン主演の映画もありますね(私は未見ですが(^^;)
悪徳判事なんですが、この映画のロイ・ビーンは悪いんだけど・・・可愛い〜!
ロイ・ビーンを演じているウォルター・ブレナンがとにかく素晴らしいです!
面白いシーンも沢山あって、コールの審判中、陪審員達は別室で「証拠を吟味中」なんて言ってトランプやってるし、コールとロイはいつの間にか一緒に寝てるし、髪の毛のやり取りのところも可笑しいです。
この髪の毛をあげる時に、小さな巾着袋みたいのがなかなか開かないんですが、その時のウォルター・ブレナンの仕草が本当に可愛いんです!
それに、「髪の毛に誓えるか?」って聞くと誓えないし。悪徳ではあるんだけど、何か素直な所もあったりして、憎めないんだわぁ〜。
そしてラストでも、あの髪の毛を握りしめてリリーに会うんですよね。あぁ!髪の色がばれちゃう・・・ってドキドキしたんですが、もしかしたら、知ってたのかなぁ?なんて思ったり。(;_;)ウルウル
このラストはジーンときました〜。
そうそう、ちゃんとコールが弾込めをしていたのは良かったですね。
焼き討ちのシーンも凄い迫力だし、良くできてる映画です。
こんな普通の(?)映画でもこんなに面白いんですよ!変な映画ばかり作ってる監督に見せてあげたいわ〜。普通が一番難しいってことか?(注:鈴木清順じゃないですよ(笑))
世界中がアイ・ラブ・ユー
原題:EVERYONE SAYS I LOVE YOU
監督:ウディ・アレン
出演:アラン・アルダ/ウディ・アレン/ドリュー・バリモア/ルーカス・ハース/ゴールディ・ホーン/ギャビー・ホフマン/ナターシャ・リオン/エドワード・ノートン/ナタリー・ポートマン/ジュリア・ロバーツ/ティム・ロス/デヴィッド・オグデン・スタイアーズ
ウディ・アレンにもだいぶ慣れてきたんだけど、それとは違うところで不満の残った映画でした。
だって、一応ミュージカル映画なんでしょうけど、みんなの歌と踊りが下手過ぎる(^^;
これは下手ウマなんてもんじゃなくて、下手ヘタでしょう?何とか見れたのはゴールディ・ホーンくらいかな。せめて歌は吹き替えにして欲しかったなぁ〜。
「ミュージカル風」映画として見れば良かったのかもしれないんだけど・・・。
指輪を飲んじゃったり、出所した男に惚れてしまったり等、面白いシーンがいろいろあるんですが、歌が始まっちゃうとしらけてしまいました。悪しからず。
セックス・チェック 第二の性
原題:
監督:増村保造
脚本:池田一朗
撮影:喜多崎晃
音楽:山内正
出演:安田道代/緒形拳/小川真由美/滝田裕介/笠原玲子
戦争のためオリンピックに出場出来なかった宮路は、戦後女のヒモになり自堕落な日々を送っていたが、次のメキシコ・オリンピックの女子短距離陸上のコーチを企業から打診される。バスケットチームから南雲ひろ子を見出し、陸上選手に育て、記録も出ていたが、セックスチェックでひっかかってしまう。果たしてひろ子はオリンピックに出場できるのか?!という話。
昔はセックスチェックなんてあったんですねぇ〜。って今もあるのかな?でも、もしあっても、今はあんな方法じゃないですよね???
ひろ子が半陰陽と診断されるまでは、コーチとひろ子の不思議な関係が面白かったんですが、診断されてからは、別の意味で面白かったです。呆れたというか何というか(笑)
今までは男並みに速く走るためにと、髭まで剃らせていた(これって効果あるの?)のが、今度は女になれ!ということで、コーチ自らセックスによって女にしていくのです!\(◎o◎)/!
これによって、月経がなかったひろ子に月経が訪れるんですが、まじっすか?!う〜ん、半陰陽ってどういうこと?ホルモンバランスなの?
宮地に犯された彰子さんが狂っちゃったのにもビックリ。う〜ん〜わからん〜。
とにかく、めでたく女になったひろ子はタイムもがた落ちで・・・ええええ〜、そうなのぉ〜?!(笑)
まぁ、お互い自分というものを、相手を得ることで取り戻したわけだから、良かった良かった〜でいいのかな?
セックスと嘘とビデオテープ
原題:SEX, LIES AND VIDEOTAPES
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:ジェームズ・スペイダー/アンディ・マクダウェル/ピーター・ギャラガー/ローラ・サン・ジャコモ
やっぱり、ジェームズ・スペイダーは格好いいわ〜。ちょっとポール・マッカートニーにも似てるけど。
映画の内容は、夫は弁護士で、妻の妹と浮気していて、妻は理由が分からないのだけど、最近夫に触られるのがイヤになっていて・・・。そこに夫の旧友が現れて・・・。
カンヌ映画祭グランプリを取った作品。なるほど、カンヌ好みだわ〜という映画です。(意味わかりますよね?)
監督26歳の時の、第一回作品だそうですが、今、この監督はどうしてるのでしょう?
この、アンディ・マクダウェルっていう女優さんも、何かの映画で見たことあるのだけど、何だったかしら・・・?最近、人の名前をすぐ忘れるなぁ〜。
後日追加:アンディ・マクダウェルを見たのは「グリーン・カード」でした。
絶対X絶命
原題:DESPERATE MEASURES
監督:バーベット・シュローダー
出演:マイケル・キートン/アンディ・ガルシア/ブライアン・コックス/マーシャ・ゲイ・ハーデン/エリック・キング/エフレイン・フィギュエアロ/ジョセフ・クロス/
子供の骨髄移植のドナーを捜しているコナー刑事は、やっとドナーを見つけたのだが、そのドナーはIQ150の凶悪殺人者で、服役中の男、マッケイヴだった。彼を説得し、骨髄移植の日がやって来たのだが、マッケイヴは脱走してしまう!子供に骨髄を移植することはできるのか?という話。
オープニングクレジットが、ちょっとばかり凝っていて、格好いいです。
脱走して、人を人質にとったり、殺してしまう、マッケイヴですが、こいつを殺してはいけないのです!なんとしても、生け捕りに!・・・って蛇じゃないんだから・・・;;。
しかし、このコナー刑事、自分の子供を救うために、ここまでやるのか〜。一体何人の人が死んだり負傷したりしたのでしょう?
そもそも、データだって盗んだわけだし・・・。世の中には、ドナーが見つからなくて困っている人も沢山いるだろうに・・・。
まぁ、死んでしまうのもイヤだけど、凶悪殺人者の骨髄を移植されるのもイヤですね〜。
背広の忍者
原題:
監督:弓削太郎
脚本:白坂依志夫/江戸川弦
撮影:石田博
出演:田宮二郎/滝瑛子/高松英郎/伊藤雄之助/杉田康
「これまで11作と信じられていた黒シリーズは本当は14作だった!」と、チャンネルNECOで全作品を放送しているのですが、1,2,3を見逃してしまいました(^^;
それで、いきなり4作目が私の黒シリーズ初体験作品となりました(^○^)
しかも「黒」という文字がタイトルに入っていないやつ。チャンネルNECOによると『タイトル上、“黒”は付かないものの、「サラリーマン・スリラー 黒シリーズ」として公開された作品が3本ある。』なのだそうで、まさにその裏の黒シリーズですな。
産業調査会社の社長が謎の死を遂げ、他殺とにらんだ部下(田宮二郎)は、犯人を捜すことを決意するが・・・という話。
映画の中の台詞で「近頃流行の産業スパイ」なんて台詞がありますが、そう言えば「暗黒街の弾丸」も産業スパイものだったし、本当にこの時代(1960年代?)って産業スパイが横行してたんでしょうか?
社長の娘が無表情っていうか、滝瑛子の演技力のせいなのか、いまいち心情がつかめなくて、もしかして彼女がスパイ?なんて思ってしまったですわ(^^;
父親が亡くなって悲しい・・・って感じが全然伝わってこなかったです。
何とか順調に調べて行くんですが、アレを発表しちゃうのには驚いたな〜。うむぅ〜、どうするんだ?田宮二郎!って感じで、ここが一番盛り上がって面白かったですね。ここで終わっても良かったですね。この後はちょっとありきたりなラストになってるのがちと残念。
田宮二郎は相変わらず格好いいし、高松英郎もいい味出しているんですけど、何て言っても伊藤雄之助でしょう!この太々しさ!素晴らしいです!
セブン
原題:SEVEN
監督:デビッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット/モーガン・フリーマン/グウィネス・パルトロウ/ジョン・C・マッギンリー/リチャード・ラウンドトゥリー/R・リー・アーメイ/
ケビン・スペイシー
あるホームページで、オカルト分野に入っていたので、興味を持って観た映画。
最初の出演者の名前が出る時、名前と名前の間に出てくるシーンが、恐ろしげな雰囲気で、期待が一気に高まり、いよいよ本編へ・・・。
ところが、これは、オカルトではなく、異常殺人者の話。「羊たちの沈黙」系かな。スプラッターは好きですが、異常殺人者モノって、弱いんですよね〜。自分の理解の範囲を越えているので、良く分りません。
殺された人の描写は、ホント怖いです、というか気持ち悪いくらいです。3番目の被害者には驚いたな〜。
高圧鉄塔に行ったとき、まだ二つの大罪「憤怒」「嫉妬」が残っていたはずで、ミルズ刑事が、二つを引きうけたっていうことになるのでしょうか??最後、犯人の乗る席に座っていましたが、逮捕されたってことなんでしょうか?なんか、最後が雑な感じ。
ラスト。スタッフの名前が出るのが、通常、上から下へなのに、この映画では、下から上へ。結構細かいところに気を使っている映画です。
しかし、大食も罪なんですね〜。気をつけなくては・・・。
セブン・イヤーズ・イン・チベット
原題:SEVEN YEARS IN TIBET
監督:ジャン・ジャック・アノー
出演:ブラッド・ピット/デビッド・シューリス/B・D・ウォン/マコ(岩松信)/ジャムヤン・ヤムツォ・ワンジュク
1939年、オーストリアの登山家H・ハラーは、登頂のためヒマラヤ山脈へ。野心的で、自己中心的な主人公が、ダライ・ラマと出会い交流を重ねていくうちに、段々と変わっていく話。
’51年に帰国したらしいので、チベットの7年間を含む12年間の話です。
チベットについて何も知らない自分を発見しました(^^;
ダライ・ラマは今はインドに居るんですね〜。ダライ・ラマって大変ですね〜。
映画は、淡々とストーリーが進んで行くのですが、大自然の景色も美しいし、ストーリーも微笑ましく切なく、楽しめました。
セレンディピティ
原題:SERENDIPITY
監督:ピーター・チェルソム
脚本:マーク・クライン
撮影:ジョン・デ・ボーマン
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:ジョン・キューザック/ケイト・ベッキンセイル/ジェレミー・ピヴェン/モリー・シャノン/ジョン・コーベット/ブリジット・モイナハン/ユージン・レヴィ/ルーシー・ゴードン
ロマンティックなのはクリスマスという設定だけかしらん?
ケイト・ベッキンセイルが美人なので許してもいいかも・・・と思いながらもやっぱり許せん〜!
お互い婚約者がいるのに、昔、数時間を過ごした相手のことを忘れられず、婚約破棄なんて!
そんなに忘れられないんなら、プロポーズをする前(受ける前)に決着をつけておくべき!決着できないんならそのまま胸にしまっていればいいでしょう〜。
だって、お互いの婚約者、悪い人じゃないでしょ?
特にサラの婚約者なんて、ホテルを探し回って訪ねて来て、自分が悪かったなんて言っているんですよ。そうじゃないのに・・・。
なんて健気なんだ〜(T^T)
サラはこの愛に応えなくてはいけません。婚約者なんだから。・・・と、応えたのか馬車に乗って町中を散策・・・と思いきや、また気が変わる〜!ええ加減にせ〜よ〜!
婚約者と上手く行っていないんだったらまだわかるような気もするけど、こんな設定じゃまったく共感できましぇ〜ん。
デパートの店員のユージン・レヴィが面白かったです。「女神が家にやって来た」にも出てましたね(^.^)
デパートって言えば、手袋めぐってあれこれ・・・っていうのは「青髭八人目の妻」みたいですね。
サラの女友達もなかなか良い味出してたし、ジョナサンの友達も良かったです。
007/カジノロワイヤル
原題:CASINO ROYALE
監督:ジョン・ヒューストン/ケン・ヒューズ/ロバート・パリッシュ/ヴァル・ゲスト/ジョゼフ・マッグラス
出演:ピーター・セラーズ/デビッド・ニーヴン/ウディ・アレン/ウルスラ・アンドレス/オーソン・ウェルズ/デボラ・カー/ジャクリーン・ビセット/ウィリアム・ホールデン/シャルル・ボワイエ
007のパロディらしいです。1967年の作品なので、「ドクター・ノオ」「ロシアより愛をこめて」「ゴールドフィンガー」「サンダーボール大作戦」まででしょうか?
この4つのうち、2つは見ていると思うのですが、何分にも昔のことなので、内容の記憶が無い・・・(^^;
だから、どこがパロディなのかわからないので、ちっとも笑えませんでした(^^;
単なるアホ映画にしか思えなかったです(^^;
「オースティン・パワーズ」の元ネタらしいですが、「オースティン〜」は元ネタを知らなくても笑えたんだけどなぁ・・・。
マタ・ハリとジェームズボンドの子供が、マタ・ボンドとは!w(゚o゚)w・・・アホでしょう?(^^;
ネタ元知らなくても笑える映画じゃないと思うので、上記4作品は「カジノロワイヤル」を見る前に見ておいた方が良いでしょう。
戦国自衛隊
原題:
監督:斉藤光正
脚本:鎌田敏夫
撮影:伊佐山巌
出演:千葉真一/中康治/速水亮/中田博久/夏木勲/渡瀬恒彦/江藤潤/小池朝雄/小野みゆき/岡田奈々/勝野洋/草刈正雄/薬師丸ひろ子/竜雷太/三浦洋一/かまやつひろし/大前均/岸田森/石橋雅史/成田三樹夫/真田広之/田中浩/佐藤蛾次郎/中山剣吾/きくち英一/宇崎竜童/中庸助
自衛隊がタイムスリップして戦国時代に行ってしまう話。
半村良の原作らしいんですが、これって原作に忠実なのかな?
だいたい、この隊員達、歴史知らな過ぎじゃないですか?長尾景虎が現れても、誰それ?って感じなんだもの〜。上杉謙信ですよぉ〜。
それに、「京都に行って天下を取ろう!」って、何で京都に行くのかわかってますか?朝廷への手回しもしないで・・・うむぅ〜。
それと、私の中での景虎のイメージとかけ離れ過ぎ。津本陽の本だったと思うんですが、そのイメージが私の中にあって、それによると、景虎はそんなに好戦的な人物じゃないんですよね〜。
と、不満もあるんだけど、恋人との待ち合わせに行く男、その男の警護のために一緒に行く男、土地の子供達と仲良くなる男等々、自衛隊員の一人一人のキャラクターが良く描けていて、そういう部分は面白かったです。
戦場のピアニスト
原題:THE PIANIST
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ロナルド・ハーウッド/ロマン・ポランスキー
撮影:パヴェル・エデルマン
出演:エイドリアン・ブロディ/エミリア・フォックス/ミハウ・ジェブロフスキー/エド・ストッパード/モーリン・リップマン/フランク・フィンレイ/ジェシカ・ケイト・マイヤー/ジュリア・レイナー/ワーニャ・ミュエス/トーマス・クレッチマン/トーマス・ラヴィンスキー/ヨアヒム・パウル・アスベック/ポペック/ルース・プラット/ロナン・ヴィバート/ヴァレンタイン・ペルカ
私が今年(2003年)見た映画第一弾!
ええ、観ましたよ!映画館で!しかも全席100位のちっこい映画館で(T^T)
しかも、一番前の席で!(笑)満席だったんです。
スクリーンを見上げる首の痛さも、2時間半という長さも感じないくらい一気に観ました。
ラストでエンドクレジットが流れても誰一人席を立つ人はいません。うむぅ〜、みんな打ちのめされているのか?と思ったら、エンドクレジットと一緒にまだ映像が流れているではありませんか!しかも本物のシュピルマンの演奏風景が。こりゃ席立てないわな。上手いエンドですよね。エンドクレジットを全部見せたいと思うならこの手だ!
ポランスキー監督が自信の経験と遠いから映画化を引き受けたと言ってるそうですが、本当は結構近いんじゃないかと思うんです。
ゲットーを脱出してからの息をひそめて隠れる生活が半分を占めている感じでしたが、本当に息が詰まるというか・・・。
隠れているから、外の情勢とかは殆どわからないんです。窓から見えることだけ。
助けてくれた人達は捕まり、助けてくれていると思ってた人には利用され、でも何もできません。
ただただ隠れて生き延びるだけ・・・。
この隠れ家を出てからが凄くて、浮浪者から犬のようにまで成り下がります。
ドイツ将校に「おい、ユダヤ人」と呼ばれてパンを投げてもらい、それを受け取るシュピルマンは今にも「ワン!」と言いそうな感じです。
まぁ、とにかく、この時代を生き抜いたユダヤ人って、強運の持ち主なんてもんじゃないですね。宝くじとか買ったら簡単に当たるんじゃないかな?
生き延びるのに知恵とか勇気とかそんなものは関係ないんです。だって道で「並べ!」と言われ「お前!」「お前!」「お前!」とナチス将校に選ばれたら前に進み出て「伏せろ」と言われて伏せたら、バーン!と殺されちゃうんですよ。
ここで「お前!」と選ばれないってことだけでも、すごい強運じゃないですか。
で、感動したのか?と聞かれると困ってしまいますね。
ホロコーストものは色々観て泣いてきましたが、これは泣けなかった。シュピルマン個人の視点から描かれていて、原作は読んでませんが、原作に近いんじゃないか?と思わせるほど、シュピルマンだけの視点です。
普通、映画だと、個人だけじゃ体験できないシーンなども盛り込まれたりするんだけど、この映画には無いですから。残酷なシーンはあるけど、シュピルマンが見た残酷シーンだけ。もっと凄いシーンを他の映画で見てるので、そういう意味では物足りないんだけど、個人の視点だとこんな感じなんだろうなぁ〜と。
それと、主人公のシュピルマンが泣かないんです(一カ所泣いてたか?)
何とかしよう!という反骨心とかもなくて、ただ流されるまま。そりゃそうですよね。こんな状況だったら生きるだけで精一杯のはずだから。そんな映画的な盛り上がりの無さがかえってリアルで、ドキュメンタリーのようでありました。
重〜い気分で帰りの電車に乗りました。
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