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殺人狂時代
原題:
監督:岡本喜八
出演:仲代達矢/団令子/砂塚秀夫/天本英世/滝恵一/富永美沙子/久野征四郎/小川安三/江原達怡/川口敦子
溝呂木省吾は精神病院を経営している。患者達を殺人者に育て上げ、役に立たない人間を殺す「大日本人口調節審議会」の代表でもある。その団体に命を狙われた、大学の講師、桔梗信治。果たして生き延びる事ができるのか?という話。
この精神病院の経営者兼「大日本人口調節審議会」の代表の溝呂木省吾を演じているのが、天本英世なんですが、「死神博士」の原点はここだったのか〜?というくらい、死神博士しています。しかも「死神博士」よりもっといっちゃってて怖いです。
しかも最後の決闘では「スペイン式だ!」なんて言っちゃって、これがきっかけでスペイン通になったのでしょうか?それとも既にスペインにとりつかれていた天本英世用の脚本なのでしょうか?どっちにしても、唐突で笑えます。
それに、天本君の、流暢なドイツ語!この映画の主演は、仲代達也なんでしょうけど、インパクトでは天本君の勝ちですね(^^)
仲代達矢も頑張っています。冴えない大学講師なんですが、いつの間にやら切れ者に!
また、富士で演習している(?)偽自衛隊が、トランシーバーで「こちらオバQ」とか「こちらソラン」なんて言っているのも面白いし、笑えるアクション映画って感じでしょうか。
オープニングはアニメなんですよ!こういうのも新鮮で良いですね〜。
ラストの2段3段のどんでん返しも面白いです!って、全部が面白かったんですけどね(^^)
ところであのラストですが、私はあれって本当は兄弟じゃなくって、同一人物だと思うんですけどね〜。だって、手帳読むとき、チラッと大友ビル達の方見たでしょう?あの目つきが・・・。どう思います?
ザ・デッド
原題:THE DEAD
監督:ジョン・ヒューストン
出演:アンジェリカ・ヒューストン/ドナルド・マッキャン
原作は、アイルランドが誇る偉大な作家、ジェームス・ジョイスの『死する人々〜ダブリン市民より〜』で、映画としては、ジョン・ヒューストン監督の遺作です。
なんと、綺麗な映画なんでしょう!
ジェームス・ジョイスの原作に、まさに忠実!しかし、あの短く、しかも奥の深い小説をこんな風に映画化するなんて、ジョン・フォードって、良く知らない私でさえ名前を知っているくらいなんだし、やっぱり名監督だったんだなぁ〜と思わずにはいられません。
ダブリンって、行ったことはないのに、「ダブリンの雰囲気出てるなぁ〜」と思わせてくれます。
「ダブリン市民」に納められている短編はどれも、これ!っていう大事件が起きたりするのではなく、本当に一市民のちょっとした、生活を描いたものですが、人間の悲哀っていうのかな・・・うまく言えないけど、そんな感じの小説です。
この映画も、ラストで、妻が過去の恋愛話をするのですが、これがメインっていうわけではありません。ましてや、単なる夫婦の倦怠なんていうものを描いたものでもありません。
わからない人は、小説を読んでくれ〜(^^)
里見八犬伝
原題:
監督:深作欣二
脚本:鎌田敏夫/深作欣二
撮影:仙元誠三
出演:薬師丸ひろ子/真田広之/千葉真一/寺田農/志穂美悦子/京本政樹/大葉健二/福原拓也/苅谷俊介/目黒祐樹/夏木マリ/萩原流行/浜田明/ヨネヤマママコ/汐路章/岡田奈々
里見八犬伝ってこういう話だったんだぁ?原作を読んでみたいと思いながらも読んでいないので、興味を持って見たのですが・・・。
薬師丸ひろ子はまだ高校生くらい?可愛いですね〜。真田広之もまだ清潔な感じだし。
が、しか〜し、やっぱり深作監督にラブシーンは撮れなかったか?いや、撮ってるんですけどね。とっても長く。これがまた見ているのが恥ずかしくなるようなラブシーンでして(^^;
アクションシーンなんかは面白かったんですけどね。大蛇みたいのはCGなのかな?結構良く出来てると思います。
夏木マリ達の住処が何か洋風で、セットそのもの!って感じなのが、良いような悪いような・・・。
懐かしき志穂美悦子が出ています!日本で、最初で最後の本当に体の動くアクション女優ですよね。それに美人だし。つくづく引退しちゃってもったいないなぁ〜と思わずにはいられなかったですね。
まぁ、あまり細かいところに気にせず気楽に見ましょう(^○^)
サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS
原題:
監督:本広克行
脚本:戸田山雅司
出演:安藤政信/鈴木京香/内山理名/松重豊/小野武彦/寺尾聰/八千草薫/小木茂光/深浦加奈子/半海一晃/田中要次/川端竜太/高松英郎/藤木悠/武野功雄
テレビでやっていた「サトラレ」にはまった・・・というか、オダギリジョーにはまったのか?!
とにかく、良かったので、映画版も観たい〜!ということで観たのですが・・・うむぅ〜。やっぱりオダギリジョーの方が良い〜!(個人的な好みですのでご了承下さい(笑))
でも、やっぱり内容も、長い分細かく描けていたのでテレビの方が良かったかな。原作はどうなのかわかりませんが。
テレビ版では自分がサトラレだということを知った上で生きていくんだけど、こっちの映画だと結局知らないわけで・・・。まぁ知らなくても良いんだけど、だったら、自分がサトラレと知って苦しんで無人島に居たサトラレさん(白木)のエピソードは何なんだっただぁ?
白木の苦悩を見た鈴木京香が、本人に知られないように奮闘するのかと思ったら、そうでもないし・・・。
それに、オダギリジョー演じるサトラレ君は心の声が可愛かったんだけど、安藤政信のサトラレ君は心の声(思っていること)がリアル過ぎて、イヤな奴だ〜(笑)
う〜ん、やっぱり、安藤政信よりオダギリジョーだ〜(笑)
ザ・パーソナルズ/黄昏のロマンス
原題:THE PERSONALS
監督:伊比恵子
脚本:
撮影:グレッグ・パク
出演:ハロルド・クリスキー/ハロルド・ゴードン/ローズ・スト
1998年・第71回アカデミー賞のドキュメンタリー短編賞、受賞作品です。
ニューヨークのコミュニティセンターの演劇コースに通う老人達のインタビューと練習風景です。
上演する劇の内容は、新聞の交際相手募集欄で知り合った男女が初めて電話で会う約束をとりつけたり、実際会う場面とかなんですが、これがなかなか面白くて、全部通しで見たかったです。
その演題に関連して(?)インタビュー内容は、男女について。過去の結婚生活や、現在の心境など、70,80のお爺さん、お婆さんが話すんですが、まさに歴史ですね。そして、今でもやっぱり恋を求めているんですね。
「ただ抱きしめられたいの」っていう、女性の言葉が印象的だったな〜。
だんだん年老いてひとりぼっちになって・・・でもやっぱり誰かと触れ合いたいよね〜。自分もそう思うようになるだろうなぁ〜。
72歳の老人とデートしていたらレイプされかけたとか、面白い話もあったり、可笑しくも悲しい、切ない映画です。
でも、切ないながらも、彼らの姿を見ていると、生きるって素晴らしい!って感じがしてきました。
ザ・バニシング−消失−
原題:SPOORLOOS
監督:ジョルジュ・シュルイツァー
出演:ベルナール・ピエール・ドナデュー/ジーン・ベルヴォーツ/ヨハンナ・テア・ステーゲ/グウェン・エックハウス
オランダ・フランス映画。
オランダ人のカップルがフランスに旅行に出かける。ドライブの途中ガス欠になり喧嘩するも無事フランスに入り、ドライブインで一休み。「この後は私が運転するわね」と彼女の提案で仲直りし、ドライブインを出る前に飲み物を飲んでから・・・と彼女は買いにいくが、そのまま帰ってこない。
「ブレーキ・ダウン」もドライブ中の失踪だったのですが、この映画は全くのアクション無し!だから余計に怖いんです。
犯人はすぐにわかるのですが、失踪した彼女のことが全くわからないのです。「彼女と同じ目に遭わせてあげる」って、どうせ殺しちゃったんでしょ?そうなんでしょ?と思いつつも、もしかして監禁されてるだけなのか?って感じもするし、もうこの時点で私も主人公と同じく、犯人の策にはまってました。
また、この犯人が「5分後にフランスに出発」とか「1時間以内にすべてがわかる」とか、細かく時間を限定するんですが、もうこれなんか、実に上手く人間の心理を読んでいるというか何というか見事です。
また、彼女が車の中の家族の写真を見て、気を許しちゃうところとか、細かいところもよくできています。
そして、失踪する前に彼女が夢で見たという2つの金の卵なんだけど、トンネルから出てくる車のライトや、コーヒーを飲めと言われた時の車のライト、そして前に埋めた思い出の二つのコインなんかも、これを暗示してるんでしょうかね〜?
このコインが出てくるあたりも上手いですよね〜。飲まない!と拒否したけどコインが出て来ちゃったら・・・もう飲むしかないでしょう・・・?
そしてそして、ラストは!!!
こんなラストだったとは・・・。驚いた〜。まさか・・・とはねぇ・・・。
地味ですが、なかなかの秀作ですので、是非見てください(^^)
ザ・ビッグワン
原題:THE BIG ONE
監督:マイケル・ムーア
脚本:マイケル・ムーア
撮影:ブライアン・ダニッツ/クリス・スミス
音楽:
出演:マイケル・ムーア/ナイキの社長
「ボーリング・フォー・コロンバイン」より面白かったです。
一番笑ったのがこのタイトルの「ビッグワン」の件です。
「イギリスなんてグレートブリテンだよ?!ちっともグレートじゃないのに!」(笑)
「アメリカなんて説明的過ぎるよね。地区の集まりです・・・って感じでさ〜」(笑)
「だから、一言でインパクトのある国名にしないと!「ザ・ビッグ・ワン」とかさ!」(爆)
ナイキの会長に会って色々質問するのはまぁまぁいいけど、言っている内容が相変わらずちょっとめちゃくちゃです。
インドネシアが東ティモールで虐殺をしたから、インドネシアに工場出すのを反対なの?虐殺してない国なら良いわけ?
インドネシアの不当格安賃金って言ってるけど、インドネシアの物価に対して格安な賃金ってことなの?
インドネシアの従業員にもアメリカドルで5ドル相当分払えば満足なの?
安い投資で大きく儲けるようとするのは、企業なら当然だろうし、こういうのは追求してもどうにもならないんじゃないのかな〜?
アメリカ人に職を!なんでしょう?それなのに回りくどいって!(^^;
いっそのこと儲かっている監督自身が故郷で事業を興して、町民を救ったらどうでしょうか???
まぁ、本気で考えているんなら、どうしたら良いか真剣に考えて、もっと多角的に活動した方が良いんじゃないかな?職が無い→ナイキに直訴って、短絡的過ぎるって(^^;
「儲かっている企業に国が補助金を出すのは許せん!」っていうのを追求するのは良いとは思うけどね。でもこの追求は甘かったな〜。
映画全体的にもピリッとしなく甘かったな〜。
ザ・ペーパー
原題:THE PAPER
監督:ロン・ハワード
出演:マイケル・キートン/マリサ・トメイ/グレン・クローズ/ランディ・クエイド/ロバート・デュヴァル/ジェイソン・ロバーズ
新聞社を舞台にした話の映画。キャステイングは豪華なのに、映画としてはバランスが悪いというか、中途半端な感じ。
マリサ・トメイのあのお腹は、本物なのかしら?昔、デミ・ムーアが「第七の予言」と言うのに出ていて本物のお腹(妊婦だった)を披露していたけど・・・。
準主役?のマリサ・トメイが、なぜか一番インパクトがあったです。
サボテンの花
原題:CACTUS FLOWER
監督:ジーン・サックス
脚本:I・A・L・ダイアモンド
撮影:チャールズ・ラング・Jr
音楽:クインシー・ジョーンズ
出演:ウォルター・マッソー/イングリッド・バーグマン/ゴールディ・ホーン/ジャック・ウェストン/リック・レンツ/ヴィトー・スコッティ
歯科医のジュリアンは恋人のトニーに「妻と三人の子供がいる」と嘘をついて付き合っていた。しかしトニーの自殺未遂で、トニーと結婚する気になりプロポーズするが、トニーに「奥さんと子供はどうするの?会わせて!」と言われてしまう。看護婦のステファニーに妻役を演じてくれるように頼み、上手くいったかに思えたのだが・・・という話。
何でトニー(ゴールディ・ホーン)が死ぬほど思い詰めている彼氏がウォルター・マッソーなんじゃい?!不釣り合い過ぎるだろう!って感じですね。(笑)
このゴールディは確かに可愛いけどちょっと中性的な感じですね。私はもうちょっと年取った彼女の方が女ぽくって好きです。
ゴールディはこの作品で助演女優賞をとっていますが、私はバーグマンに目が釘付け。
相変わらず美しく、54歳とはとても思えないですね!
歯医者の奥さんを演じた時の変わり様!あの上品さはやっぱりバーグマンならではじゃないでしょうか。
また、勤務後飲みに行ったバーで身の上話をした後、「妻になって欲しい」と言われたときの嬉しそうな表情や、影ながら思っていることがぽろりと出てしまうゴールディとの対面シーンでの表情が、本当に可愛らしいというか素晴らしいです。
それと、嫌なハーディとのデートシーンでの作り笑顔も素晴らしい!(笑)
更に踊るシーンには大爆笑!こんなに踊っちゃって良いんですかぁ?(笑)
作品全体として、会話(台詞)も楽しく、全く噛み合っていないスペイン人との掛け合いも面白かったです。それと「俺は本当はCIAなんだ。女といるときは話しかけるな。俺が殺される」とか、「サージェント!」っていう台詞にも笑ったし、本当に楽しく、可愛いコメディです。
ラストで、トニーは真実を知っているのに、そのことには触れず責めず、新しい彼氏がいるからって感じにしたのも良かったです。
サボテンブラザース
原題:THREE AMIGOS!
監督:ジョン・ランディス
出演:スティーブ・マーチン/チェビー・チェイス/マーチン・ショート/トニー・プラナ
この映画の製作総指揮は、なんとスティーブ・マーチンで、脚本にも参加しています。自ずと期待が高まりますね(^^)
賊に苦しめられている村のある女性が、スリー・アミーゴスの映画を見て、彼らならきっと村を救ってくれる!と思い、手紙を書くところから始まります。
スリー・アミーゴスの3人は、映画会社をクビになったばかりなので、新しい仕事(映画)が来たと大喜びで出かけるのですが・・・。
バカバカしいのですが、ギャグあり、歌あり、ダンスあり、ドラマありの、楽しい映画です。
3人のおかしな決めポーズも笑えます。
最初から最後まで笑えます。
さまよう魂たち
原題:THE FRIGHTENERS
監督:ピーター・ジャクソン
脚本:ピーター・ジャクソン/フラン・ウォルシュ
撮影:アラン・ボリンジャー/ジョン・ブリック
音楽:ダニー・エルフマン
出演:マイケル・J・フォックス/トリニ・アルヴァラード/ピーター・ドブソン/ジョン・アスティン/ジェフリー・コムズ/ディー・ウォーレス=ストーン/ジェイク・ビューシイ/チー・マクブライド/R・リー・アーメイ
今や巨匠の仲間入りをしてしまったピーター・ジャクソンのアメリカ進出第一弾。
フェアウォーターでは過去4年間に30人以上の人々が謎の死を遂げていた。今日もまた一人・・・。葬儀に必ず現れる謎の心霊調査員のフランクは、その謎を解いていくのだが・・・という話。
霊が出てくるんですが、これはコメディですね?!楽しくて沢山笑わせていただきました(^.^)
最初の方でフランク(マイケル・J・フォックス)が柵を壊してしまうのは、「ドク・ハリウッド」みたいですが、意識してやっているのかな?
でも面白いだけじゃなくて、怖い雰囲気もバッチリです。
特に死に神がタコみたいで怖かったな〜。
それとある意味FBI捜査官が怖かったです(笑)気持ち悪いって!(笑)
なかなか死なない霊とともにあの世に行くところは、「あぁ!なるほど!こうすれば良かったのか!」と感心したんですが、帰って来ちゃっていいのか〜?(笑)
ヒロインのルーシーも魅力的だったし、コメディであり、ホラーであり、ラブロマンスであり、と上手くバランスが取れていて楽しめる作品でした。
サムライ
原題:LE SAMOURAI
監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
脚本:ジャン=ピエール・メルヴィル
撮影:アンリ・ドカエ/ジャン・シャルヴァン
音楽:フランソワ・ド・ルーベ
出演:アラン・ドロン/ナタリー・ドロン/フランソワ・ペリエ/カティ・ロジェ/カトリーヌ・ジュールダン/ミシェル・ボワロン/マルセル・ボズフィ
監督がジャン=ピエール・メルヴィルで、撮影がアンリ・ドカエと聞いただけでもうワクワクしますね!(^.^)
最初に「サムライは孤独だ」という但し書き(?)があるように、孤独なサムライの雰囲気の映画です。
但し、侍というより浪人かな?
無口で、孤独で、シンプルで、仁義を守るって感じですかね。
主人公は殺し屋なんですが、まず最初に車を盗む時の鍵がすごいです。鍵束なんですが、100個以上はあるんじゃないかしらん?
それをひとつひとつ合わせていくんだけど、合わなかったのはシートに一つづつ置くんですよ!で、鍵が合ってエンジンかかったら急発進!おいおい!シートに並べた鍵が車内に散乱するぞ!ちゃんと鍵束の輪に戻さないと〜!・・・な〜んて心配したのは私だけでしょうか?(笑)
この鍵束がまた中盤で出てくるんです。使っているのは謎の二人。殺し屋(アラン・ドロン)を狙っている組織の人なのか?と思ったら、何と!警察だったみたいです!警察もあんな効率の悪いことやってるんだぁ〜?!っていうか、警察も殺し屋も使うこの方法は当時最高の鍵開け技術だったのでしょうか?
と、鍵の事ばかり書いていますが、鍵のシーンはかなりハラハラするんです。
盗聴器を警察が仕掛けたのを殺し屋は見破るんですが、どうしてなのかいまいちわからかったです。鳥が篭の中でいつも以上に暴れて羽が落ちてたから(羽が映ってたし)・・・ってことなのかな?それとも第六感?
でもね・・・。盗聴器仕掛けに来たとき、部屋の中真っ暗だったでしょ?その暗闇の中、懐中電灯をつけながら盗聴器を仕掛けたんだけど、鳥って暗いと眠るんじゃなかったかな?真っ暗なのにピーピー鳴いている鳥っているのかしらん?ちなみに実家の白文鳥は暗くするとグーグー寝てます(笑)
さて、その殺し屋が地下鉄をグルグル回るシーンがこれまたドキドキものです。
尾行を見抜いちゃうのも凄い!
そして、またもや唖然のラストが待ち受けていました〜!さすがメルヴィル!(笑)
ピアニストを殺すのは、誰の指示で何の目的なのぉ?!
訳わから〜ん!なのに、銃に弾は入っていないし、うむ〜、死を覚悟していたのか〜。おぬし、なかなかやるなぁ〜って感じですかね。
フランソワ・ペリエもなかなか良い味出していました。
そして、やっぱり素晴らしいのがアンリ・ドカエのカメラです。室内撮影でどういう照明を使っているのかわかりませんし、照明のせいなのか露出のせいなのかもわからないですが、とにかく暗くてもつぶれない映像が本当に素晴らしいです。昨今の暗くて見えない〜!って映画を作っている人はこの映画を見て勉強するべきです!(^.^)
ザ・メキシカン
原題:THE MEXICAN
監督:ゴア・ヴァービンスキー
脚本:J・H・ワイマン
撮影:ダリウス・ウォルスキー
出演:ブラッド・ピット/ジュリア・ロバーツ/ジェームズ・ガンドルフィーニ/デヴィッド・クラムホルツ/ジーン・ハックマン/J・K・シモンズ/ボブ・バラバン/シャーマン・オーガスタス/マイケル・セルベリス
「メキシカン」っていうのは、伝説の銃の名前なんですね。その銃をめぐる話です。
音楽が良かったです。
エピソードの一つ一つも結構面白いと思うんですが、全てが噛み合っていないような?
だいたいブラッド・ピットとジュリア・ロバーツの共演って言うのに、二人が一緒にいるシーンって最初の方と最後の方だけで、途中は全く別行動なんだもんねぇ。
ブラッド・ピットのメキシコシーンは、上手くいったと思ったら駄目で・・・の繰り返しで、コメディチックなんだけど笑えない〜(^^;
一番笑ったのはレンタカーのカウンターのおっさんの「ラウール!」だったわ〜。
ブラピってTVドラマ「フレンズ」でも思ったんだけど、コメディの演技下手だよねぇ・・・。
で、パスポートは取れたのかな?
ザ・ヤクザ
原題:THE YAKUZA
監督:シドニー・ポラック
脚本:ポール・シュレイダー/ロバート・タウン
撮影:岡崎宏三/デューク・キャラハン
音楽:デイヴ・グルーシン
出演:ロバート・ミッチャム/高倉健/ブライアン・キース/岸恵子/ハーブ・エデルマン/リチャード・ジョーダン/ジェームズ繁田
健さんが出ているからなのか、一瞬「ブラック・レイン」を思い出しました。撮影も殆ど日本だし。
最後のクレジットに日本人の名前がずら〜っと並んでいるように、かなり日本について丁寧に描かれています。
変なのは、オリバーの家くらいです。玄関のたたきもないので土足OK!なのはまだしも、家の真ん中に一般家庭には無いでしょう?と
思われるでかい階段があったり、家の中に赤提灯が下がってたりしてます(^^;
ちょっぴり洋風なテイストの家なのに、古い日本家屋の土間なんてあるのもちょっと違和感ありですが。
あっ、変なのがもう一つありました。スパみたいな所です。銭湯なんでしょうか?男はパンツ履いて湯船に浸かっているんですが、磨りガラス越しに全裸の女性が体を洗っているシルエットが!何で磨りガラスなんだぁ〜?!それに何で男はパンツ有りで女は全裸なんだぁ〜?!(笑)
ストーリーはちょっと飛び飛びで、健が京都に戻っていないから恐怖を感じているようだ・・・ということだけで、いきなり兄に会うんですが、ちょっと強引な設定ですね。
まぁ、何と言っても見所は主演の二人(高倉健とロバート・ミッチャム)の指詰めシーンです!
いきなり料亭みたいなところで指詰めるかぁ〜?!(笑)
しかし、これを見ているミッチャムの表情が素晴らしいんです。ミッチャムの指詰めのシーンも、脂汗タラタラ流して素晴らしいです。
映像も素晴らしく、賭場のさらし?の上を歩く健さんを上から撮っていますが綺麗です。
健さんも格好いいし、ミッチャムも格好いいし、二人の友情にもジーンと来るんだけど、いかんせん、暗過ぎる〜。
私はこの映画好きだけど、こんなのアメリカじゃ受けないでしょうね〜。
さよなら、クロ
原題:
監督:松岡錠司
脚本:松岡錠司/平松恵美子/石川勝己
撮影:笠松則通
音楽:岩代太郎
出演:妻夫木聡/伊藤歩/新井浩文/金井勇太/佐藤隆太/近藤公園/三輪明日美/田辺誠一/塩見三省/余貴美子/柄本明/りりィ/渡辺美佐子/井川比佐志
1961年、長野県の秋津高校に野良犬が住み着いた。クロと名付けられ職員や生徒達に可愛がられたが・・・という話。
タイトルからして、主人公がクロだと思っていたら、全然違います!
主人公は妻夫木君です(T^T)
しかも妻夫木君演じる亮介は勿論、他の生徒達も、クロとろくにふれ合っていません!
実話ベースですが、ただ黒い野良犬が高校に住み着いただけの話であって、何も無いんですよ。生徒なんて、一日何時間か高校に来るだけだし、学校に来たからって犬と毎日ふれ合ったりしませんよね。自分の家で飼う犬とは違うんです。
ということで、クロと一番ふれ合っていたのは用務員のおじさんだった筈なので、おじさんとクロの視点から見た学校や生徒達の移り変わりとか、おじさんとクロの交流を描いた方が良かったと思うんですが、描かれているのは亮介(妻夫木)と雪子(伊藤歩)と孝二(新井浩文)の三角関係なんです。クロと全然関係ないじゃ〜ん!(T^T)
どうせなら、二人の男がクロに惚れるの方が良かったんじゃない?クロはメスだったんだし(笑)
まぁ、三角関係と言っても所詮高校生だから、大したことなく、二人の男が一人の女を好きだというだけのことなんですが、何とも暗い高校生達なんですよね・・・。高校生とは思えません(^^;
で、いきなり10何年経った映像になっているんですが、亮介が獣医になってます!獣医になったきっかけがクロと出合ったからなんだそうですよ!ええ〜?!クロとそんなに親密だったんだぁ?!とビックリです。
歌を聴いているだけで感動できる財津和夫の名曲「青春の影」がエンデイングにも流れているので、なんとなく良かった〜って雰囲気にもっていかれそうですが、私はだまされません!
ホント、クロのことが全然わからなかかったよ〜。可愛いのにさ〜。出番も少な過ぎだ〜。クロだけを映してBGMで「青春の影」を流して2時間。これだけの方が感動できたかも?(笑)
映画を見てみれば「動物もの」とはとても言えない映画ですが、あえて「動物もの」とするならば、動物が死んだのに泣けなかった初めての動物もの映画でした。
さらば夏の光
原題:
監督:吉田喜重
出演:岡田茉莉子/横内正/ポール・ボーベ/エレーヌ・ヴィエル
外国人と結婚している人妻と、夢の(?)カテドラルを探し欧州を旅している男の、ひと夏の恋の物語です。
1968年(昭和42年)の映画ですが・・・う〜ん・・・当時、こういう映画が流行ったのでしょうか?それとも、時代を先駆けしようとした前衛的な作品なのでしょうか?
私には、ハッキリ言って、退屈な映画でした。
台詞は殆ど2人の男と女のモノローグみたいな感じでしか出てきません。
二人が歩いているところとか、女が下着で街を歩いていたり、とか、情景ばっかりで、役者の演技なんて必要無いんかい?って感じです。
何となく言おうとしていることは、わかるような気もするけど、わからなくってもいいや(^^;
ザ・リング
原題:THE RING
監督:ゴア・ヴァービンスキー
原作:鈴木光司
脚本:アーレン・クルーガー
撮影:ボジャン・バゼリ
音楽:ハンス・ジマー
出演:ナオミ・ワッツ/マーティン・ヘンダーソン/ブライアン・コックス/デヴィッド・ドーフマン/リンゼイ・フロスト/アンバー・タンブリン/レイチェル・ベラ/デイヴィー・チェイス/シャノン・コクラン/リチャード・ラインバック/ジェーン・アレクサンダー
原作(本)はあまり怖さは感じなかったけど面白かった。日本版映画は、原作の面白かった部分がごっそり抜け落ちていてまったく面白くなかった。勿論怖さもゼロ。そして、そんな面白くも怖くも無い映画「リング」がアメリカでリメイクされると聞いた時には、本当にハリウッドは脚本が無いんだなぁ〜と感心したものです(笑)
が、しか〜し、日本版「リング」に割りと忠実ではありながら、ちゃんとアメリカ用にリメイクしていて、日本版より面白かったです。
原作にある、貞子の出生や、半陰陽だとか、天然痘ウィルスだとか、怨念のウィルスリングだとか、一番面白く、なるほどな〜!と感心した所が、日本版映画で描かれていないので、勿論この米版でも描かれていなく、そういう意味でのつまらなさは同じなんですが、米版の寒々しい映像とか、雰囲気が良かったです。
ただ、やっぱり、サマラが何故殺されたのかとか、良くわからないんですよね。元が元だけに仕方ないですが・・・。
ところで、私はWOWOWで見たのですが、某所で有名な「66回の流産」の字幕が無かったような気がします。訂正されたのかな?それともうっかり見逃したのかな?
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