◆二キータ
◆逃げ去る恋
◆25時
◆25年目のキス
◆二重誘拐
◆24時間の情事
◆2001年宇宙の旅
◆日蓮
◆ニック・オブ・タイム
◆ニノチカ
◆日本海大海戦
◆日本人の勲章
◆日本沈没
◆日本の熱い日々 謀殺・下山事件
◆日本の黒い夏 冤罪
◆日本妖怪伝 サトリ
◆日本列島
◆ニュー・シネマ・パラダイス/完全オリジナル版
◆ニューヨーク1997
◆ニューヨークの恋人
◆ニューヨーク東8番街の奇跡
◆ニール・サイモンのサンシャイン・ボーイズ
◆ニール・サイモンのヨンカーズ物語
◆ニル・バイ・マウス
◆人間の約束



二キータ
原題:NIKITA
監督:リュック・ベッソン
出演:アンヌ・パリロー/ジャン・ユーグ・アングラード/チェッキー・カリョ/ジャンヌ・モロー/ジャン・レノ

こんなスピード感と迫力のあるフランス映画があったんだ〜。日本映画も頑張らなくっちゃね。
ニキータが、ホテルの浴室の窓から、指定された相手を銃で撃つところなんて、「ああ、もう彼氏にばれちゃう〜」ととてもドキドキ。その他、彼女が仕事をする時はいつもハラハラドキドキです。
彼氏との甘い生活と、非情な仕事の格差がとてもせつなく悲しくさせます。
今年(1998年)の一本目は大当たり!
しかし、本当に、こんな組織(犯罪者を死んだことにして、暗殺者に育てる)って存在するのかしら。インターポールのあるフランスだからあるのかも・・・。(関係ないか・・・)


逃げ去る恋
原題:L' AMOUR EN FUITE
監督:フランソワ・トリュフォー
脚本:フランソワ・トリュフォー/マリー=フランス・ピジェ/ジャン・オーレル/シュザンヌ・シフマン
撮影:ネストール・アルメンドロス
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演:ジャン=ピエール・レオ/マリー=フランス・ピジェ/クロード・ジャド/ダニエル・メズギッシュ

アントワーヌ・ドワネル・シリーズ第五作目にして完結編。
この作品を観て、大いなる勘違いをしていたことに気が付きました!というのは、「二十歳の恋」に出てきたのはクリスティーヌじゃなくてコレットだったんですね!
「二十歳の恋」はオムニバス全てのタイトルで、トリュフォーのパートのタイトルはその名もずばり「アントワーヌとコレット」です(^^;
「アントワーヌとコレット」でも、アントワーヌはコレットの両親と仲が良かったし、「夜霧の恋人達」ではクリスティーヌの両親と仲良かったので、勘違いしてしまったようです(^^;
さて、完結編となるこの作品ですが、過去の映像がかなり多用されているので、いきなりこれを観た人は戸惑うんじゃないでしょうか?
反対に今までの作品(ドワネル・シリーズ)を全て観てきた人は「あぁ、これはあのシーンね!」等と楽しいかも知れません。
最後は新しい恋に踏み出して前向きになりますが、全体的に懐古的な感じで、TVで言えば「総集編」みたいな感じで、ドワネル・シリーズとしては面白さがいまいちでした(^^;
今まで逃げていく愛を追い掛けることをしなかったアントワーヌが、やっと愛を追い掛けるというオチは良かったです。ただ、アントワーヌだけにこの後が心配です(笑)
こんな風にまとめないで、アントワーヌが爺さんになるまで、このシリーズを続けて欲しかったな〜。


25時
原題:25TH HOUR
監督:スパイク・リー
脚本:デイヴィッド・ベニオフ
撮影:ロドリゴ・プリエト
音楽:テレンス・ブランチャード
出演:エドワード・ノートン/フィリップ・シーモア・ホフマン/バリー・ペッパー/ロザリオ・ドーソン/アンナ・パキン/ブライアン・コックス/トニー・シラグサ

舞台はニューヨーク。ドラッグ・ディーラーのモンティは何者かに密告され逮捕され、7年の服役を言い渡された。いまから25時間後に収監の時間がやってくる。その25時間を描いた作品。
とにかく、犬が格好いい〜!散歩している時に通りすがった人に「cool dog!」って言われていたけど、まさにその通り!だいたい、この犬の色が素敵じゃないですか〜。体が真っ黒で顔が白。でも耳が黒。そして前足の先っぽが靴下はいている見たいに白いんですから〜!(^.^)
この素敵な犬の冒頭の散歩シーンなんて、本当に人間と犬と街が一体になっていて綺麗です。
さて、話は何と言うこともないようなあるような、淡々と薄暗く進んでいきますが、なかなか考えさせられるようなところもあって面白かったです。
特に主人公モンティと、その友人フランクとジェイコブとの関係が興味深かったです。
フランクはモンティが刑務所に入ったら「もう友達じゃなくなる。たとえ出所してきても今とは違ってしまうんだ」なんて事を言っているんですが、モンティ本人には「出所したら一緒に事業を始めよう!」「お前の為ならなんでもするよ」なんて言っています。一体どっちが本当なんだ〜?と思いますが、きっとどっちも本心なんだと思います。
それと、フランクは、モンティがドラッグ・ディーラーになったのを真剣に辞めさせなかったことを悔いていますが、これも結構リアルだと思います。「本当の友達なら・・・」って良くある言葉だけど、実際本当の友達だからこそ失いたくなくてそこまできつく言えないってこともあるだろうし、言えないから本当の友達じゃないっていうのもどうかと思うし。
さて、ラストの「殴ってくれ」にはビックリしたけど、あの後どうなったのかなぁ〜?
フィリップ・シーモア・ホフマンは可愛いかったし、バリー・ペッパーは凄く良かったし、アンナ・パキンのいかれ加減も面白かったです。
地味なんだけど、私はこの映画好きです(^.^)
ところで!刑務所って自分から行くものなんですか???


25年目のキス
原題:NEVER BEEN KISSED
監督:ラジャ・ゴズネル
出演:ドリュー・バリモア/ディビッド・アークエット/ミシェル・バルタン/モリー・シャノン/ジョン・C・ライリー/ゲーリー・マーシャル/ショーン・ホアレン/クレス・ウィリアムズ/リーリ・ソビエスキー/ジェレミー・ジョーダン/ジェシカ・アルバ/マーリー・シェルトン/ジョーダン・ラッド

シカゴ・サン・タイムズのコピーエディターのジョシー(ドリュー・バリモア)は、ある日社長に「高校に潜入し、高校生の実体を取材するように」と言われる。いじめられた辛い高校生をまたやらなくてはならないのだ!しかし、弟の助けもあって、高校で人気者になっていくジョシーは、ついにプロムクィーンに選ばれるのだった!という話。
今年見た劇場映画の3本目の作品です。
高校生に戻るストーリーの映画を、高校時代の友人2人と見に行きました。
「アメリカの高校って、プロムがあって大変だよね〜」
「私たちの高校には、ヒーローなんていなかったよね〜」
「ガイは、私の好みじゃないわね」
「こいつ(ガイ)って、最初、ジョシーをいじめてた悪いヤツだよね?」
「ドリューは、やっぱり太ってるよね〜?」
などなど見終わってから話しましたが、やっぱり、私たちがなんといっても驚いたのが、ジョシーがいつの間にか先生を好きになっていたことでした。
先生が、ジョシーを好きになっていたのはわかったけど・・・。
それにしても、ひどい高校生活を送ったようで・・・あの卵を投げた男は許せないぞ!高校3年生にもなって、男子生徒が女子生徒をいじめるなんてことが、現実にあるのでしょうか?
映画は、笑えるシーンも沢山あって、全部書けないのが残念なくらい。特に、ジョシーが薬入りのケーキを食べた後の踊り(?)では大笑い。弟役のデビッド・アークエットも、なかなか格好良かったし、コミカルな演技も良かったです。
とにかく、ドリューのクルクル変わる、チャーミングな表情が素晴らしいです。
エンドクレジットでは、監督や俳優さん達の、高校時代の写真(だと思う)が出てきて、なかなか凝っていて楽しいです。


二重誘拐
原題:THE CLEARING
監督:ピーター・ジャン・ブルージ
脚本:ジャスティン・ヘイス
撮影:ドニ・ルノワール
音楽:クレイグ・アームストロング
出演:ロバート・レッドフォード/ヘレン・ミレン/ウィレム・デフォー/アレッサンドロ・ニヴォラ/マット・クレイヴン/メリッサ・サージミラー/ウェンディ・クルーソン/ラリー・パイン/ダイアナ・スカーウィッド/エリザベス・ラスシオ/グウェン・マッギー

ウェイン・ヘイズはある朝出勤後、家に帰ることはなかった。妻のアイリーンは捜索願を出し、ようやく身代金の要求が来るのだが・・・という話。
去年(2004年)秋、日本上陸したこの作品を、見に行きたい〜!と思っていたのですが、都内一カ所でしか上映していなく、しかも1週間で上映打ち切りになってしまったようで、一体どうなっているのぉ〜?と思っていたのですが、早くももう(2005年2月)DVD化されました。
2枚で1990円(1枚が1000円以下!)という激安だったのもあって、早速買って見てみましたが・・・。
タイトルが「二重誘拐」なんて、いかにもサスペンスっぽいですが、全然サスペンスじゃありません!しかも「二重」に誘拐されてませんし・・・。邦題をつけた人のセンスを疑います(^^;
夫が誘拐されることによって、妻は夫が別れた筈の愛人とまだ会っていることを知ります。ショックは受けますが、やはり夫を愛しているんですね。そりゃ、色々長い間の積み重ね等ありますしね・・・。
一方、夫は誘拐先で思うのは妻のことばかりです。あらら?愛人は?ってな感じですが・・・。
家で捜査官と待つ妻、娘、息子の映像と、誘拐された夫の映像とが交互に映し出されますが、この時間軸のずれが途中までずっと気になってしかたなかったです。
だって、妻の待つ家では少なくとも数日は経っているのに、誘拐された方は山の中を歩いているわけですが、何日も経っている様子が全然無いんですよ。テントも持っていないようだし、寝袋も持っていないようだし・・・。食料だって・・・。
そんなズレが途中で犯人が「今朝俺は・・・」ということで、誘拐犯の方は全然日にちが経っていないということがわかるんですが、こんなズレって何か意味があるんでしょうかぁ?(^^;
何の効果も無いと思うんですけどね・・・。
犯人の動機も最後までいまいち良くわからなかったし・・・。
家に待機している捜査官なんて、愛人のこと秘密にするって言ったのに、息子にバラしてるし、こいつは犯人の一味なのか?!なんて思ってしまいましたわ〜(笑)。何でバラしたの?意味不明です。
映像特典で、監督は「先が読めないようにした」とか「ストーリーじゃなくて俳優の演技で想像させるようにした」とか言っていましたが、だからって時間軸を変にズラす小細工をしたり、登場人物に(特に犯人)にストーリーが無いとかっていうのは、どう思っているんでしょうか?
わりと豪華キャストなのにもったいないです(T^T)
ところで、私のお目当てのレッドフォードですが、前作「ラスト・キャッスル」も凄かった皺が、更に進行しています。シャも掛けてもらってないので見るのが辛いです(T^T)


24時間の情事
原題:HIROSHIMA, MON AMOUR
監督:アラン・レネ
脚本:マルグリット・デュラス
出演:エマニュエル・リヴァ/岡田英次/ベルナール・フレッソン/アナトール・ドーマン

「私は見たわ」「いや、君は何も見てない」「いいえ、私は見たわ」「いいや、君は何も見てないよ、何も」・・・。
どっちやねん!(笑)
「これは恋愛映画ではない。記憶と忘却についての形而上的映画である。」って説明があった(by cinefil imagica)から、わからなくても良いって意味なのかな?(笑)
「ミュリエル」(同監督)も記憶と時間と戦争と・・・と、こっちは何となくわかったんだけど、同じようなテーマなのかなぁ?
もう、台詞の嵐なんだけど、難し過ぎるわ〜。ん?なんて考えてる間もなく、次の意味ありげななさげな台詞が・・・。
え〜い!もう考えるのも面倒になった〜。
で、感想は、「ラーメン屋のようなカフェ(?)が興味深かった」です。すみませんm(._.)m


2001年宇宙の旅
原題:2001: A SPACE ODYSSEY
監督:スタンリー・キューブリック
脚本:スタンリー・キューブリック/アーサー・C・クラーク
撮影:ジェフリー・アンスワース/ジョン・オルコット
音楽:
出演:ケア・デュリア/ゲイリー・ロックウッド/ウィリアム・シルヴェスター/ダニエル・リクター/レナード・ロシター/マーガレット・タイザック/ダグラス・レイン

2001年までに見るぞ〜!と言っておきながら、見ることもなく過ぎた2001年。
そして2004年の今!やっと見ましたよ〜!
しか〜し!訳わからん(笑)
最初の類人猿のところは面白かったんですけどねぇ。
類人猿が豹に襲われるシーンがありましたが、本当にこんなことがあったのかも・・・。怖いですねぇ〜。我々の先祖は大昔色々な動物に食べられていたのかぁ〜なんて感慨に耽ってしまいました(笑)
類人猿が投げた骨が宇宙船になるんですが、宇宙船のシーンになってからやや退屈になり、そして知的生物に会うまでの宇宙の旅(?)で訳のわからん映像を見せられて退屈の頂点に!(笑)
キューブリックって映画作家じゃなくて映像作家ですね。
コンピューターの支配する世界っていう設定なら「アルファヴィル」の方が遙かに面白いし。
そう言えば、宇宙船が最後に・・・どこに向かっていたんでしたっけ?木星?
その飛行風景ですが、宇宙船が精子の形っぽいんですよね。尻尾みたいのが付いていて。飛行機雲なんでしょうか?
で、到着して、謎の生物の胎児が出てくる訳ですから、受精完了ってことなんでしょうか?
しかし、到着って、家の中じゃん?!ここに宇宙船が入っているって、どんな大きさの家なんだぁ?!
まぁ、ホント、よくわからない映画でした。映像は綺麗でしたけどね。
ところで、ハルって何でおかしくなっちゃったの?


日蓮
監督:中村登
脚本:中村登
撮影:高村博
音楽:芥川也寸志
出演:萬屋錦之介/中村嘉葎雄/中村光輝/田中邦衛/松坂慶子/永島敏行/観世栄夫/田村高廣/岸田今日子/伊吹吾郎/丹波哲郎/市川染五郎/松方弘樹/伊藤洋一/江原真二郎/野際陽子/西村晃/赤木春恵/加藤武/松下砂稚子/池上季実子/大滝秀治/嵐寛寿郎/穂積隆信/梅津栄/中谷一郎/佐野浅夫/小池朝雄

承久四年、安房小湊に生まれた日蓮の一生を描いた作品です。
蒙古襲来を予言したり、霊山ヶ崎の雨乞いの後に雨が降ったり、佐渡に流されたりと、波瀾万丈の一生なんですが、そんな出来事も萬屋金之助の大げさ過ぎる演技の前には霞んでしまうくらいです(笑)
まぁ、「日蓮ってこういう生涯だったんだぁ〜」っていう映画です。


ニック・オブ・タイム
原題:NICK OF TIME
監督:ジョン・バダム
出演:ジョニー・デップ/クリストファー・ウォーケン/チャールズ・S・ダットン/ピーター・ストラウス/ローマ・マフィア/マーシャ・メイスン

いきなり娘を人質にとられて、州知事を暗殺するように命令される話。
クリストファー・ウォーケン見たさに見た映画だったけど・・・。
彼を見れたのはいいのだけど、ちょっと彼の使い方が違うんじゃないの・・・?って感じ。彼は、もっとソフトな悪が似合うと思うんだけど・・・。笑顔の裏に潜む悪っていうか・・・悪と善の紙一重っていうか・・・。彼は、笑った方が、怖いんだけどな〜。
映画の進行は、実際の時間の進行と一致しているらしですが、こういう手法はヒッチコックもやってたらしいです。
だいたい、あんなに、グルになってるのに、何で他人の力を借りて暗殺しなければならないのか、良く分からなかったです。どうして自分たちでやらないのかな?
靴磨きのおっちゃんが、いい味出してます。
ところで、クリストファー・ウォーケンの相棒役(?)の女優さん、見たことあるんだけど、何の映画だったかしら・・・?


ニノチカ
原題:NINOTCHKA
監督:エルンスト・ルビッチ
出演:グレタ・ガルボ/メルヴィン・ダグラス/アイナ・クレアー/ベラ・ルゴシ/シグ・ルーマン

ロシアから亡命した元貴族の婦人の所有物だった宝石を売るためにパリにやって来たロシア人3人。しかし遊んでばかり。そこに新たにロシアからニノチカが派遣されて来た。自分の宝石だ!と取り戻そうとする元貴族婦人の愛人とニノチカは恋に落ちるが・・・。
ガルボが初めて笑った作品だそうです。笑った顔もいいけど、笑わないでトンチンカンなこと言ってるガルボも素敵でした。
離ればなれになってしまった二人の再会も感動的。
駅でニノチカを探す3人組が「あの人かな?」と思うと、何故かパリの駅だっていうのに、その人は出迎えの人に「ハイル・ヒットラー!」なんて言ってて、これもひねりが利いてて面白いです。
それと、ラストの「俺は差別されている」っていうプラカードにあの音楽!笑えます!
面白くてお洒落な映画です。
しかし、あれがモダンな帽子なのかぁ?(笑)


日本海大海戦
原題:
監督:丸山誠治
脚本:須崎勝弥/丸山誠治
撮影:山田一夫
音楽:佐藤勝
特技監督:円谷英二
出演: 三船敏郎/加山雄三/仲代達矢/平田昭彦/土屋嘉男/佐原健二/アンドリュウ・ヒューズ/ピーター・ウィリアムス/藤田進/黒沢年男/小鹿敦/東山敬司/久保明/佐藤允/船戸順/田島義文/小泉博/田崎潤/辰巳柳太郎/草笛光子/笠智衆/松本幸四郎

明治33年の中国における義和団の暴動の鎮圧から、明治38年の日本海大海戦までを描いた作品。
日露戦争は実際、明治37年に開戦ですが、開戦の理由となる義和団の鎮圧の説明から始まっています。
このきっかけを見て思うことは「満州しっかりしろよ〜!」の一言です。
日本を含む8ヶ国で義和団を鎮圧して、撤収〜!の筈が、何故かロシアだけ撤収していないんです。
「ロシアは満州に留まり征圧を目論んでいるかのようだった」ってな感じのナレーションがありますが、目論んでいるどころか、こんな内地まで入り込んじゃってるんだから「征圧してしまった」じゃないんでしょうか?(^^;
満州さん・・・自分の国なんだから、自分で守ってね(^.^)
こういうの見ると、「ラストエンペラー」でもあるように、満州が何故日本に併合されたのかも良くわかると思います。
さて、実際の日本海海戦ですが、確かにこういう一連の事柄を無視できないのはわかりますが、海戦になるまでが長すぎます(^^;
旅順攻撃(陸軍)とか、もうダラダラと描かれていて、メリハリがありません。
明石元二郎も中途半端に出てきて、いつの間にか出てこなくなっちゃってるし。
それと、広瀬少佐(加山雄三)って、有名な少佐なんでしょうか?この人の存在理由がいまいちよくわからなかったのですが・・・(^^;
主人公は東郷平八郎の三船敏郎のはずなのに、出番が少な過ぎです。
しかも東郷元帥の人柄や苦悩等、殆ど描かれていなく、東郷ターンがどんな風に編み出されたのかとか、どんなに画期的な素晴らしい作戦だったのかもろくに描かれていないし・・・。
模型の戦闘シーンは見所で相変わらず良く出来ていますが、人物が全然掘り下がっていないのが残念です。


日本人の勲章
原題:BAD DAY AT BLACK ROCK
監督:ジョン・スタージェス
脚本:ミラード・カウフマン/ドン・マクガイア
撮影:ウィリアム・C・メラー
出演:スペンサー・トレイシー/ロバート・ライアン/リー・マーヴィン/ディーン・ジャガー/アン・フランシス/ラッセル・コリンズ/アーネスト・ボーグナイン/ウォルター・ブレナン/ジョン・エリクソン

マクリーン(スペンサー・トレイシー)は、イタリア戦線で自分を助けて死んでいった日系兵士の勲章を彼の父親に届ける為に、西部の町ブラックロックに降り立ったが、町に着くなり町の人々に警戒され、監視され、いやがらせを受ける。この町に何があったのか?コマコはどうしているのか?という話です。
駒子はこの町にはいないんです。駒子は雪国(越後湯沢でしたっけ?)にいるからです。いや、そうじゃなくて、駒子は男なんです。だからコマコは苗字だと思うんですが、一体どんな字を書くんでしょう?「独楽戸」「小馬古」「狛虎」・・・もういいって?!(笑)
コマーコはパールハーバーの仕返しなのか、単なる日本人差別の為なのか殺されちゃってます。
それを町中の人達が隠しているんですが、それはこの町の人達の態度を見ていればすぐにわかります。
それにしても、このいやがらせはホントむかつきますね。マクリーンもよくあそこまで我慢したな〜。あれだけの腕を持っていたらさっさとやっつけても良かったのに。温厚なんでしょうか〜。なかなかの空手チョップの腕前でした(^.^)
それにしても、第二次世界大戦でひどい目にあった日系人がいたことを考えると、全くのフィクションとして見れず、ちょっと辛かったです。


日本沈没
原題:
監督:森谷司郎
脚本:橋本忍
出演:藤岡弘/いしだあゆみ/小林桂樹/滝田裕介/二谷英明/中丸忠雄/村井国夫/夏八木勲/丹波哲郎/伊東光一/松下達雄/河村弘二/神山繁/中條静夫/名古屋章/小松左京

流行りましたね〜!TVドラマもあったそうですが、見たような見てないような・・・。
でも、大人になって原作は読んだぞ〜!!と思って見ていたら、なんか様子が違うんですよね・・・。あれ?こういう内容だっけ?と見終わって調べたら、私が読んだのは「首都消失」ってやつでした(^^;
ちなみに本の「首都消失(by小松左京)」は面白かったです。
この頃(1973年)はまだ映画界も潤っていたのか、結構お金かかってそうな映画ですね。
日本中どんどん地震が起きて火災も起きているっていうのに、首相は一体どこにいたんでしょう?最後の最後まで日本にいるんですよね。
で、日本は結局沈没しちゃうので、日本国民は外国に移民として移ることになるんですが、受け入れ人数に制限があって、全員が行けるわけじゃないのです。最終的に10%くらいだったかな?
でも、この沈没を予言した地震学者の田所教授は、日本に残るんです。「日本人が海千山千の外国人の中でやっていけるだろうか?」みたいなこと言うんですが、本当にそうですよね〜。
そして「日本を愛している」ってなようなことを言うんですが、ここが唯一感動したところです。
国があるってことは普段は当然のこととして何とも思わないけど、本当に有り難いことですよね。
流浪の民族となった「続・日本沈没」の企画があったそうなんだけど(ボツになった)、見てみたかったな〜。
近い将来災害が起きるので、首相があれこれ策を練って、市民がある場所に避難する・・・っていうのは「ディープインパクト」みたいなんだけど、この映画は災害によって引き裂かれる男女(藤岡弘、いしだあゆみ)の悲しみも無いし、パニック映画って感じでもないし・・・。
最近地震が多いけど沈没しないことを祈る!


日本の熱い日々 謀殺・下山事件
監督:熊井啓
脚本:菊島隆三
撮影:中尾駿一郎
美術:木村威夫
音楽:佐藤勝
出演:仲代達矢/山本圭/隆大介/井川比佐志/平幹二朗/浅茅陽子/中谷一郎/岩崎加根子/橋本功

去年だか一昨年だかに見た「日本列島」で初めて下山事件を知ったのですが、あちらでは下山事件は一連の事件のひとつという扱いであったのに対して、こちらは下山事件そのものを描いた作品です。
下山総裁(国鉄)は自殺なのか他殺なのか?他殺だとすれば犯人は?
う〜ん。この映画を見る限りは他殺なんだろうし、犯人にもかなり近づけたように思えるんだけど、どこまでが本当なんでしょうかね?
結局は謎のままだというのもあって、見終わってもスッキリしません。
それに、時代的にも、もう国鉄すら存在しないし、当時の労働運動なんてもっと遠い存在だし(私だって知らないし)、今(現代)見て面白いかといえば・・・疑問です。
まぁ、そういう事件があったのよね・・・という近代日本史的資料でしょうか?
アメリカが絡んでいるんであれば、もしかしたら秘密文書が期限切れで開示される日がくるのかもしれないし、そうしたら改めて面白さが増すかもしれませんね。


日本の黒い夏 冤罪
原題:
監督:熊井啓
脚本:熊井啓
出演:中井貴一/細川直美/遠野凪子/北村有起哉/加藤隆之/藤村俊二/梅野泰靖/平田満/岩崎加根子/二木てるみ/根岸季衣/石橋蓮司/北村和夫/寺尾聰

松本サリン事件の話。
裁判で有罪と出てなくても冤罪というのかな?
それはともかく、犯人扱いされて有名なあの方の映画なのですが、TVドキュメンタリーも見たことあるし、それ以上のものがあるのかと思ったのが間違いでした(^^;
息子さんの取り調べ(?)のシーンもなかったし・・・。確かに直後で体の具合が悪くて医師の診断書もあるっていうのに、取り調べ時間の大幅な延長とか、ひどい!ってこともあるんだけど、TVドキュメンタリーで見た方が、犯人扱いされてどんなに辛かったかっていうのがよく描かれていたしなぁ・・・。
犯人でもない人を犯人扱いしてしまったのは何故なのか?ってことなんだけど、報道側も色々あるんだよ・・・警察も色々ね・・・っていう言い訳にもとれるような・・・。
高校生がこの事件を取材する動機と目的って何だったんだろう?
それに、この高校生の男子は台詞あったっけ???
そしてこの女子高校生にからむ(?)浅川を演じた北村有起哉がわざとらしいっていうか・・・(^^;
そうそう、「バケツで作れる」だったかどうかは忘れたけど、最初は誰でも作れるって私もTVで見たな〜。あれって大学の教授でしたっけ?誰なのぉ?(笑)
まぁ、今更だけど、アメリカの去年のテロ事件の後の報道に見られるように、報道を全て信じちゃいけないってことですね。


日本妖怪伝 サトリ
原題:
監督:東陽一
脚本:東陽一/前田勝弘
出演:緑魔子/河原崎次郎/山谷初男/佐藤慶/吉行和子/渡辺文雄

「この映画はフィクションである」って当たり前だぁ〜!(笑)
人間の考えていることがすべてわかり、人間が考えることが無くなるととって食ってしまう妖怪「サトリ」。
恋人が行方不明になったのは「サトリ」に食われたからなんです!と言う女・・・。本当なのか?・・・という話。
最初は面白かったんですよぉ・・・。
佐藤慶の病院も面白くて、もしかして佐藤慶は医者じゃなくて患者なのか?って思ったりもしたし。
でも、だんだん訳わからなくなってしまいました(^^;
サトリはいるのか?!だったのに、いるんですから(笑)しかも半同居してるんですよ!
更には仕事までするんですよ・・・って、もう人間じゃん(笑)
う〜ん、ほんと怖くもないし・・・不思議な映画でした(^^;


日本列島
原題:
監督:熊井啓
脚本:熊井啓
撮影:姫田真佐久
出演:宇野重吉/芦川いづみ/二谷英明/鈴木瑞穂/武藤章生/平田守/庄司永健/下元勉/伊藤寿章/長尾敏之助/雪丘恵介/長弘/紅沢葉子/佐々木すみ江/木村不時子/日野道夫/大滝秀治/加藤嘉/佐野浅夫/内藤武敏/北林谷栄

GHQが影の黒幕じゃないか?っていう感じで、昔読んだ松本清張(だったと思う)の「帝銀事件」に似てるなぁ〜と思ったら、この監督は前年に「帝銀事件 死刑囚」というのを撮っているんですね。それがどういう映画なのか見てないからわかりませんが、やっぱりGHQ陰謀説なんでしょうか?
印刷機の謎は結構面白かったのに、結局何も解らずじまいだしねぇ・・・。
宇野重吉は良かったんですけどねぇ・・・。


ニュー・シネマ・パラダイス/完全オリジナル版
原題:NUOVO CINEMA PARADISO
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
撮影:ブラスコ・ジュラート
出演:フィリップ・ノワレ/ジャック・ペラン/サルヴァトーレ・カシオ/マルコ・レオナルディ/アニェーゼ・ナーノ/プペラ・マッジオ

51分60カットを追加した完全版です。
昔見たあれは不完全版だったのかぁ〜(笑)
これは昔の恋人エレナとの再会が描かれています。
ず〜っと思い続けたのはわかるんだけど・・・。会いたくなって、会ってしまうのもわかるんだけど・・・。でも、30年も前のことなのに、エレナはあんなに鼻水たらして泣くほど想っていたのか?!と思うとちょっと引いちゃいました(^^;
だってサルヴァトーレは独身だからまぁいいとしても、エレナは二人の子持ちですよ。それなりの彼女の作ってきた家族の歴史があるじゃないですか?夫との愛の歴史とか。
夫への愛とは別に昔の恋人を忘れられないっていうのもわかるけど、それでもやっぱり30年も経っていたら、あんなには泣き叫べないんじゃないの?
涙を流しながらポツポツ語るんならわかるけど・・・。
あれじゃ夫が可哀想じゃないの??というか、女ってもっと現実的だと思うんですけどね・・・。
それであそこでキスしちゃってさぁ・・・。その後どうなったの?なんて聞くのは野暮ですか?(笑)
彼女とは再会しないで、映画館で偶然にもメモを発見して真実を知る方が良かったような・・・。
ってな訳で私は不完全版の方がやっぱり好きだな〜(^.^)


ニューヨーク1997
原題:ESCAPE FROM NEW YORK
監督:ジョン・カーペンター
出演:カート・ラッセル/ドナルド・プレゼンス/リー・ヴァン・クリーフ/アーネスト・ボーグナイン

1988年、ニューヨークの犯罪発生率は400%。そして1997年マンハッタン島は島ごと刑務所となっていた。そこにエアフォースワンが墜落する。大統領を救出したら無罪放免にすると言われスネークは、マンハッタン島に乗り込むが、果たして無事に大統領を救出できるのか?!という話。
1981年の作品ですから、SFになるんでしょうね。
昔から島を凶悪犯罪者の刑務所にするっていうのはありますが、マンハッタンですよ!(^^)
改めて、そうそう!マンハッタンは島なんだ〜と思いました。
監督の遊び心なのか、車のミラーのところにはシャンデリアみたいのがついているし、小道具も凝っています。そしてこれらが、なんとも言えなくB級チックなのが良い!(^^)
また、大統領を助け出すのに、何故かコロッセオで戦わなければならないのです!(笑)
まぁとにかく発想がぶっとんでいて面白かったです。
グチャグチャ映画ですが、私は楽しめました(^^)





インデックスに戻る